デイリーアーカイブ Jul 3, 2025

キャンピングカーシェア「Carstay」がキャンピングカー製造販売事業に参入

Carstay(カーステイ)株式会社は5月22日、新たにキャンピングカーの製造販売事業に参入すると発表した。 同社の代表取締役宮下晃樹氏は、これまでキャンピングカーのレンタルや車中泊スポットの提供など、ITプラットフォーム事業を通じたバンライフサポートを中心に事業展開してきた。 新たな製造・販売事業の開始は、同社のサービスが一層進化し、バンライフ/キャンピングカーの全体的な課題解決に対応できるようになるという。これにより、キャンピングカーの生産から利用まで、総合的なサービスを一気通貫で提供することが可能となる。 新ブランド「SAny(サニー).」を通じて、新・中古車両の仕入れ、顧客が持ち込んだ車両をキャンピングカーに改造する「フルカスタム」、中古や旧式キャンピングカーのデザインを改修する「フルリノベーション」など、様々なサービスを提供する予定である。 新たにキャンピングカーの製造事業への参入は、未来のライフスタイルとしての本格的な「バンライフ」の普及を見据えたもの。キャンピングカーは動くことが可能な「可動産」であり、その製造は欠かせない要素と考えられる。 また、Carstayは2019年1月より車中泊が可能なスペースを提供するサービス、2020年6月よりキャンピングカー特化型のカーシェアプラットフォームサービスを開始。2022年10月には、キャンピングカーの自作や維持管理が可能な「Mobi Lab.」を開設してきた。これらのサービスにより蓄積された知識と経験を生かし、新たなキャンピングカーの製造に取り組む。 新たに製造されるキャンピングカーのデザインや製造拠点は、神奈川県横浜市の「Mobi Lab.」となるが、全国各地からの注文も可能となる。 関連リンク Carstay

「ツール・ド・東北 2023」、4年ぶりに開催する「奥松島グループライド&ハイキング」の出走エントリー受付

ヤフー株式会社と株式会社河北新報社は、2023年9月16日(土)、17日(日)の2日間開催予定の自転車イベント「ツール・ド・東北 2023」の第10回大会記念特別デザインのオフィシャルサイクルジャージの予約販売を始めました。このイベントは、東日本大震災の復興と震災の記憶を未来に残すために2013年から開催されているこのイベントは、順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走るファンライド形式の自転車イベントです。 記念すべき10回目の開催を迎える今大会では、昨年の2コース、参加ライダー約1,500名から大会規模を拡大し、2日間で合計5コース、参加ライダー約2,100名を募集します。一般ライダー向け計5コースのうち4コースのエントリー受付は終了していますが、「奥松島グループライド&ハイキング」は、6月5日(月)までエントリーを受け付けています。 イベントのオフィシャルサイクルジャージは、イタリアの「PISSEI(ピセイ)」が制作。10回目の開催を記念した特別なデザインを採用し、ボディのグリーンは、東北の復興と東北の方々の明るい未来への希望を象徴しています。また、両袖のピンクは「ツール・ド・東北」のキャッチコピーである「応援してたら、応援されてた」に象徴される、東北の人々と「ツール・ド・東北」参加者の心や愛をイメージしています。 一般価格は15,950円(税込)で、特別価格で「ツール・ド・東北 応“縁”ライダー」は12,650円(税込)。販売期間は2023年5月23日(火)~ 7月7日(金)で、限定300着が販売されます。 また、「奥松島グループライド&ハイキング」では、奥松島エリアの風光明媚なコースを走り、震災遺構となった旧野蒜(のびる)駅に立ち寄り、震災復興伝承館も見学できるプログラムが組まれています。さらに、ライドの途中で松島湾の島々を一望できる大高森へのハイキングも体験できます。 イベントの石巻会場では、参加者はもちろん、地元の方々にも楽しんでいただける企画が豊富に揃っています。9月16日(土)には、「応“縁”フェス」が開催され、石巻消防音楽隊の演奏や道端カレンさん、パンサー尾形貴弘さんの登壇、地域の名産品などが当たる抽選会などが予定されています。また、地元の飲食店がキッチンカーやテントで出店し、人気の地元グルメを「応“縁”飯」として楽しむことができます。 関連リンク ツール・ド・東北 2023

BYD Auto JapanとDeNA SOMPO Mobilityが協力、BYD ATTO 3をカーシェアサービス「エニカ」で提供開始

中国の自動車大手、BYDの日本法人、BYD Auto Japan株式会社と株式会社DeNA SOMPO Mobilityが協働し、2023年5月19日(金)より、カーシェアサービス「エニカ」を通じて、「BYD ATTO 3」の利用が可能となりました。 BYD Auto Japanは、2023年1月末に販売を開始したe-SUV「BYD ATTO 3」を皮切りに、今後追加2車種のEVの販売を計画しています。しかし、購入意向調査では「EVを購入したいと思う」と回答した購入意向層は全国で約3割に上る一方で、「EVを自家用車とする生活がイメージできない」と回答した人は4割を超える結果となりました。それは、「実際に経験したことがないから」「身近に接する機会がないから」という理由からだと分析されています。 BYD Auto Japanはより手軽に、長時間にわたってEVを体験できる機会をつくるため、「eモビリティパートナープログラム」を開始しています。一方で、DeNA SOMPO Mobilityはカーシェアサービス「エニカ」を通じて、新型車両の体験機会を提供してきました。 この協力関係から、「エニカ」がBYDのEV、特に「BYD ATTO 3」を取り扱うことが決まり、BYDのEVを、もっと多くの人々に体験してもらうという共通の目標を実現する一歩を踏み出しました。 「BYD ATTO 3」は、スポーティーな外観、470kmの航続距離(WLTC値)を実現したSUVタイプの電気自動車。バッテリーはBYDが独自開発した「ブレードバッテリー」を搭載し、高い安全性、広い車内空間、そして440Lの荷室容量を実現したと謳っています。さらに、予測緊急ブレーキシステムやBYDアラウンドビューシステム、ブラインドスポットインフォメーションなどの安全・運転支援機能も装備。また、V2L(Vehicle to Load)とV2H(Vehicle to Home)にも対応し、停電時の電源供給やキャンプなどの野外活用といったライフスタイルの多様化にも対応しています。 これまでに中国で販売を開始し、アジア太平洋地域や欧州でも展開を進めるなど、グローバルでの累計販売台数は約30万台に上り、Euro NCAPの安全性評価でも最高評価の5つ星を獲得。今後の日本での販売拡大に向けて、カーシェアリングサービス「エニカ」への導入は、多くのユーザーにとって初めてのEV体験となるかもしれません。 BYD ATTO 3の共同使用料(24時間)は、1万円から1万2,999円(税込)。公式WebサイトでBYD ATTO 3の受け取り可能ディーラーを探すことができます。 関連リンク BYD