デイリーアーカイブ Jul 3, 2025

日産、キャラバンの車中泊コンセプトカー「キャラバン MYROOM」の市販化を発表

日産自動車は5月29日、2022年の東京オートサロンで初展示され、以降の各種展示会で市販化の要望が多く寄せられた車中泊のコンセプトカー「キャラバン MYROOM CONCEPT」を、「キャラバン MYROOM」として市販化することを発表しました。29日には一部を先行公開し、本モデルの発表と発売は今年度内を予定しています。 「キャラバン MYROOM コンセプト」は、今年で誕生50周年を迎える「キャラバン」の車中泊を提案するコンセプトカーです。自分のお気に入りの部屋を自然の中に持ち込んでリラックスできるというコンセプトのもと、さまざまな憩いのスタイルを楽しむことができる車として開発されました。 市販化される「キャラバン MYROOM」の内装は、コンセプトカーに非常に近い形を保持しています。日常の延長線上で居心地の良さを求める顧客に対応するため、木目を多用し「クルマの内装感」を徹底的に消し去ったのが特徴で、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような洗練された趣を実現しています。また、機能面では、顧客からのフィードバックを取り入れて使いやすさを向上させているとのことです。 関連リンク 日産・キャラバン

西日本鉄道のサイクルトレインが自転車活用推進功績者表彰を受賞

西日本鉄道㈱の取り組み「サイクルトレイン」が、自転車活用推進本部(本部長:国土交通省大臣)による令和5年度自転車活用推進功績者表彰を受賞したと発表しました。 サイクルトレインは、アウトドアレクリエーションの一環として自転車利用の増加を受け、沿線地域の活性化を目指して2022年3月にスタートしたサービスです。その手軽さ、自転車を折りたたまずにそのまま車内に持ち込めるという特性が評価され、延べ1,500台以上の利用が確認されています。 この取り組みは、民間鉄道としては初めて都市部本線で実施されたもので、スマホアプリを活用した予約・自転車台数管理・決済システムの導入、シェアサイクル・鉄道・バスのMaaS連携など、モデル的・先駆的な内容が評価されたものです。 西日本鉄道では、公共交通と自転車を組み合わせた観光施策(2023年4月に導入した貸切バスCYCLE CARGOなど)を今後も推進し、沿線地域の活性化や利便性向上に貢献していくとしています。 自転車活用推進功績者表彰とは、自転車活用推進法第15条に基づき、特に顕著な功績を挙げた個人や団体を表彰し、自転車の活用推進に寄与することを目的としたもので、平成30年度(2018年度)より毎年度表彰が行われています。 鉄道事業本部の担当者は、「自転車活用推進功績者表彰を受賞できたことは大変光栄です。当社鉄道の本線を使って取り組むことで、沿線全域に渡るサイクルツーリズムを推進し、観光需要を喚起させ、地域の新たな賑わい創出に貢献できるよう取り組んでまいります」とコメントしています。 関連リンク にしてつグループ

ポルシェ、Rotwildとコラボした最新Eバイク発表 アスファルトとトレイルで魅力を発揮する2つの新型が登場

ポルシェは5月28日、新たにEバイクラインナップを2つの新モデルを発表しました。これらの新型モデルは、Eバイク専門メーカー「Rotwild」と共同で開発されたモデルです。 新型モデルは、シャーシパフォーマンスとブレーキ性能に最高の要求を満たすポルシェeBike Cross Performance、もう1つはオリジナルのポルシェ車の色6色で展開するポルシェeBike Cross Performance EXCです。 新型のポルシェeBike Cross Performanceでは、新しい強力なShimano EP-801モーターと630 WHバッテリーを組み合わせたFox Factoryサスペンションにより、トレイルでの最高のパフォーマンスが得られると謳っています。上り坂でも下り坂でも、電動の12速Shimanoリアディレイラーが常に適切なギアを提供。シマノ EP801モーターは2つのライディングプロファイルを提供します。プロファイル1ではEco、Trail、Boostの3つのサポートモードが提供され、プロファイル2のFine Tuneモードでは最大15のサポートパラメーターを個別に設定できます。 Auto Shift機能はシステムを自動でシフトし、Free Shift機能はクランク動作なしでシフトを可能にし、鍛造アルミ製の強力な4ピストンキャリパーを備えたMaguraのMT7ブレーキシステムは最適な減速を確保すると謳っています。サスペンションはFox 34 Float Factoryサスペンションフォークと、リアのFox Float DPS Factoryエアショックの組み合わせ。Crankbrothers Synthesis Enduro Carbonホイールセットは、前後のホイールに異なるスポークテンションを提供。Rotwild製のB220 Flatriser 35ハンドルバーはカーボン製で、幅は780mmです。 ポルシェeBike Cross Performance EXCは、スタールビー・ネオ、アイスグレー・メタリック、マンバ・グリーン・メタリック、カーマイン・レッド、シェードグリーン・メタリック、シャーク・ブルーという、ポルシェファンの間でカルト的人気を誇る鮮やかで一部歴史のあるバリエーションから選択することができます。 新型モデルの発売に並行して、既存のSportモデルとCrossモデルもアップデートと新色で強化されました。これらのモデルもシマノ EP801モーターを搭載。eBike SportはShimano XT DI2 12速リアディレイラーとFree Shift機能でアップグレードされます。 新型ポルシェEバイクモデルは現在、3つのフレームサイズ、S(約1.56–1.70mの身長対応)、M(約1.68–1.82mの身長対応)、そしてL(約1.80–1.94mの身長対応)を用意。重量(サイズM)は21キログラム(ペダル含む)で、許容総重量は120キログラム(ライダーと荷物含む)です。ポルシェeBike Cross Performanceの希望小売価格は€12,900、ポルシェeBike Cross Performance EXCの希望小売価格は€13,900。日本での発売は不明です。 関連リンク Porsche Design-Porsche E-Bike