デイリーアーカイブ May 16, 2025

YADEAのオートバイ風電動アシスト自転車「TRP-01」に新色ベージュが登場

ハセガワモビリティ株式会社は、YADEAの電動アシスト自転車「TRP-01」の新色モデル「ベージュ」を2024年3月11日より先行発売すると発表した。 YADEAは世界100カ国以上に電動モビリティを販売する業界最大手の一角。電動バイクや電動キックボードなども手がけており、2017年から2022年まで6年連続で販売台数世界一を誇っている。「TRP-01」にも同社の高い技術力が注ぎ込まれている。 「TRP-01」は2023年9月に発売されたブラックモデルが話題となり、オートバイ風デザインで人気を集めている電動アシスト自転車。太めのタイヤで、オートバイ風の外観が特徴となっている。 新色の「ベージュ」は、クラシックな雰囲気をより強調したカラーリング。レトロでありながら洗練された印象を与える、大人の趣味性を感じさせるモデルに仕上がっている。 「TRP-01」の主な特徴としては、大容量バッテリーとモーターの搭載により最大航続距離90kmを実現していること、ヘッドライトやテールランプ、ブレーキランプにLEDを採用し高い視認性を確保していることなどが挙げられる。また、普通自転車と駆動補助機付き自転車の2種類の型式認定を取得しており、安心して利用できるのもポイントだ。 新色ベージュの「TRP-01」は、3月11日よりYADEA JAPANのホームページにて先行販売される。価格は297,000円(税込)。 関連リンク TRP-01 | YADEA

スペシャライズド、アルミ合金版e-MTB「Turbo Levo SL Comp Alloy」発売 Levo SL Gen2の性能をより多くのライダーに

自転車メーカーのスペシャライズドは3月15日、新型e-MTB(電動マウンテンバイク)「Turbo Levo SL Comp Alloy」(ターボ・リーヴォ・エスエル・コンプ・アロイ)を発売すると発表した。同社の人気モデル「Turbo Levo SL Gen2」のカーボンフレーム版と同等の性能を、アルミ合金フレームで実現した新モデルとなる。 新型「Levo SL Alloy」には、スペシャライズド独自開発のSL 1.2モーターシステムを搭載。最大出力320W、最大トルク50Nmと、初代SL 1.1システム(最大出力240W、最大トルク35Nm)から、トルクが43%、パワーが33%向上。320Whの内蔵バッテリーは最長5時間のトレイルライドに対応し、160Whのレンジエクステンダーバッテリーを追加することでさらに長距離の走行が可能だと謳っている。 フレーム素材にアルミ合金を採用したことで、カーボン版と比べてより多くのライダーに手の届く価格設定を実現。調節機能を各部に備え、ヘッドアングルを63度から65.5度まで調整できるほか、リアショックに組み込まれたフリップチップでBB(ボトムブラケット)の高さを変更可能。初代Levo SL Gen1では前後ホイールが29インチだったが、Gen2ではフロントに29インチ、リアに27.5インチのホイールを標準装備。また、リアも29インチホイールに対応する。 サスペンションは中小のバンプを拾いつつ、ジャンプやドロップの大きな衝撃にも耐えられるよう最適化。ライダーの好みに合わせて細かくセッティング可能なのも特徴だ。 デジタル機能も充実しており、専用アプリではバッテリー管理だけでなく、ペダリング出力や心拍数、ケイデンスのデータを確認できる。さらに、ジャンプの滞空時間や飛距離を記録する「Jump Stats」機能まで搭載している。 「Turbo Levo SL Comp Alloy」の価格は79万2000円(税込)。カラーはグロスチャコール/シルバーダスト/ブラックとサテンパイングリーン/フォレストグリーンの2色を用意し、サイズはS1からS5までの5サイズ展開となる。 関連リンク Made for riders, by riders. | Specialized.com

電動モビリティでアフリカに革新を Dodai、約4.5億円の資金調達完了

アフリカでの電動モビリティ普及を目指すDodai Group, Inc.は3月13日、武蔵精密工業、ニッセイ・キャピタル、インクルージョン・ジャパン(ICJ)から総額300万米ドル(約4.5億円)の資金調達を完了したと発表した。 Dodaiは2023年8月、エチオピアで電動二輪バイクのサービスを開始。同国で唯一リチウムバッテリーを搭載し、1回の充電で120~150kmの走行が可能な高性能モデルを提供している。販売後のメンテナンスサポートも手厚く、現地の金融機関と提携したローン購入プランも用意するなど、利用者目線でのサービス展開が特徴だ。 同社は2027年以降、アフリカ各国でのサービス拡大を視野に入れている。電動モビリティの普及により、交通問題の解決や新たな雇用創出、気候変動対策にも貢献したい考えだ。平均年齢19歳という若いエチオピアの力を活かし、まるで明治維新のような新時代の土台を築く──そんな壮大なビジョンを掲げる。 今回の資金調達について、Dodaiの佐々木CEO(最高経営責任者)は「私たちのビジョンと可能性を直接確かめてくださった3社からの出資を嬉しく思う」とコメント。調達資金は主に電動バイクの仕入れ等に充て、今年中に5000台の販売を目指すという。 出資企業からも期待の声が寄せられた。武蔵精密工業の大塚社長は「ムサシはDodaiとのオープンイノベーションを通じ、エチオピアでのeモビリティ普及を推進していく」と意欲を示す。ニッセイ・キャピタルの三野氏は「エチオピア経済が『時代の夜明け』を迎える中、Eバイクの爆発的普及を佐々木社長なら成し遂げられる」と太鼓判を押す。 ICJの吉沢氏は前回ラウンドから同社を支援。「Dodaiの発展がエチオピアのスタートアップエコシステムを牽引している」と手応えをつかんでおり、「新たな投資家を迎え、非連続な成長が始まることにワクワクが止まらない」と期待感を隠さない。 関連リンク Dodai:エチオピアで電動二輪事業を展開中 (dodaijapan.com)