デイリーアーカイブ Nov 4, 2025

スペシャライズドの軽量E-Bike「Vado SL」を写真でチェック

7月にスペシャライズド銀座はE-Bike専門ストアにリニューアルオープンした。今回、スペシャライズド銀座に展示されていたE-Bike「Turbo Vado SL」を写真を交えて紹介しよう。 Turbo Vado SLはクロスバイクタイプのE-Bike(E-クロスバイク)。E-ロードバイク「Turbo Creo SL」や、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)と、E5アルミニウムフレームと組み合わせることで、E-クロスバイクとしては軽量な重量14.9キロを実現した。写真のモデルはVado SL5.0で価格は46万2000円(税込)。 Vado SLには全モデルにフロントライトが装備されている。メーカーはCNC加工で有名なアメリカのブランド「Lezyne」。Vado SL5.0には、Lezyne Ebike Power STVZO E115, 310Lumens, 12Vが、Vado SL4.0にはLezyne Ebike Hecto STVZO E65, 210Lumens, 12Vが装備されている。 ボタンはE-MTB「Turbo Levo SL」で使われているコンパクトなタイプ。小さいながらボタンが離れていて押しやすく、特に不満はない作りだ。 Vado SL 5.0シリーズには、液晶モノクロディスプレイ「SPECIALIZED TURBO CONNECT DISPLAY (TCD)」が標準装備されている。速度(現在、最高、平均)、走行距離、走行時間、ケイデンス、バッテリー残量、ライダー出力、サポートモード、心拍数、平均速度、時計が表示可能。Vado SL 4.0には装備されておらず、オプション品となる。 タイヤは700×38Cを採用。フロントハブは12x110ミリでリアハブは12×148ミリ。最大タイヤサイズは700Cホイールの場合は最大で42ミリまで、フェンダーを使う場合は38ミリまで対応している。650Bホイールにも対応できる設計を採用しており、その場合タイヤ幅は47ミリまで対応している。 バッテリーは完全内蔵式で、バッテリーを外しての充電はできない。反ドライブトレイン側にバッテリーが充電できる充電口が用意されている。 ドライブユニットはSpecialized SL1.1。最大出力240W、最大トルク35Nmと一般的なE-Bike用ドライブユニットより低出力にすることで、コンパクトで軽量(重量1.95キロ)なドライブユニットを実現した。 サドル下にはテールライトを装備した。こちらもフロントライトと同じくLezyne製のEbike Rear Fender STVZO, 11Lumens, 12Vを搭載している。 Vado SLシリーズには、フロント・リアフェンダー、リアキャリアを装着した実用仕様のEQシリーズも用意している。 今回、スペシャライズド銀座周辺でVado SLを試乗することができた。アシストの感覚はシマノ・STEP(E6180・E8080)シリーズに近い、人力自転車感を重視したフィールで、アシスト時のノイズ感はBosch Performance Line CXに近いが、より静かだ。力強い追い風のようなアシスト感とアシストOFFでも走行感が変わらないアシストは、E-Bikeというより夢のペダルバイク(人力自転車)に近い感覚だ。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/38153   関連リンク Specilalized スペシャライズド銀座

スペシャライズド銀座がE-Bike専門ストアにリニューアルオープン

スポーツ自転車ブランド「スペシャライズド」の直営店「スペシャライズド銀座」は、7月からスペシャライズドのE-Bikeのみを取り扱うE-Bike専門ストアにリニューアルした。 東京にあるスペシャライズド直営店は新宿にある「スペシャライズド新宿」と、銀座にある「スペシャライズド銀座」の2店舗があり、従来のペダルバイク(人力自転車)の販売に関しては、スペシャライズド新宿で行う。スペシャライズド銀座がスペシャライズド製E-Bike「Turboシリーズ」に集約し、E-Bike専門店に舵を切ったのは、既存店は趣味性が高く、これから自転車を初める人が入りづらいが問題があり、新規ユーザーにも入りやすくするために集約を行ったとのこと。 スペシャライズド・ジャパン代表「小松亮氏」は、E-Bikeの市場規模予測は、2023年に世界販売台数4000万台と大きくなる予測がある一方、日本はE-Bikeの市場規模がまだまだ小さいが、大きくなることが期待できると語るだけでなく、また、E-Bikeを知らない人や、サイクリストではない人にE-Bikeの良さを発信するのが役目だと今後の目標を述べていた。 店内には、現在日本で発売されているスペシャライズド製E-Bike「Turbo Creo SL」「Turbo Levo SL」「Turbo Vado SL」が展示されている。 その他にも、日本国外でラインナップされていたE-MTB「Levo」や、E-クロスバイク「Vado」も展示されている(2車種に関しては日本国外未発売)。 店舗情報 場所:東京都中央区京橋3-7-5近鉄京橋スクエア 1F 営業時間 月火木金:12:00〜19:00 土日祝:11:00〜19:00 定休日:水 関連リンク スペシャライズド銀座  

10万円の自転車選びシリーズまとめ ロードバイクから電動アシスト自転車まで手頃なモデルを紹介

自転車はクルマやオートバイと同じように、非常に高価な物から低価格な物まで様々な自転車が存在する。自転車を選ぶ際、予算はできるだけあったほうが良いのは言うまでもないが、手軽に選べるのは10万円以下のスポーツ自転車だろう。10万円以下のスポーツ自転車と言っても、街乗り自転車から、サイクリング趣味を初めるのにピッタリなクロスバイク、電動アシスト自転車まで様々な自転車が用意されている。今回は、今までの10万円の自転車記事シリーズを紹介しよう。 ロードバイク・グラベルロード 今でも根強い人気があるロードバイク。一般的に、ロードバイクを購入する場合、15万円が一つの目安になっているが、10万円を切るモデルも少ないながら用意されている。トラッドなロードバイクだけでなく、数は少ないながらディスクブレーキのロードバイクや、グラベルロードバイクも用意されている。 https://www.cyclorider.com/archives/16130 通勤・通学クロスバイク サイクリング用のスポーツタイプのクロスバイクちは違うのが「通勤・通学向けクロスバイク」。スポーツ自転車風のデザインに、鍵や泥除け、前カゴ、ライトを装着することで買い物等の日常利用にぴったりな仕様となっている。街乗りや軽いポタリング向けと割り切る人にとってはピッタリの自転車だろう。 https://www.cyclorider.com/archives/34387 クロスバイク 10万円以下のクロスバイクは様々な会社から用意されている定番と言えるモデル。10万円あればよりどりみどりで選ぶのに迷うほど。一方で5万円以下になるとラインナップは極端に絞られるが、自転車専門店で購入できるモデルも用意されている。 https://www.cyclorider.com/archives/35763 電動アシスト自転車 もはや50CC原付きの代わりとなった電動アシスト自転車。高価な電子部品やバッテリーを採用しているため、価格は安くないが、10万円以下の手頃な価格で購入できる車種もある。10万円以下でも、大手有名ブランドの電動アシスト自転車を選ぶことが可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/25127 (参考)10万円台で購入できるE-Bike(電動アシストスポーツ自転車) 2018年から、日本でも流行しつつあるE-Bike。10万円以下で購入できるのは殆どないが、10万円台なら様々なE-Bikeが用意されており、本格的なE-Bikeも選ぶことが可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/31472