デイリーアーカイブ Jul 5, 2025

デイトナ、電動アシスト自転車「DE01/DE01X」に新5色を追加──定番モデルのカラーラインナップを大幅刷新

イク用品やカスタムパーツを手がける株式会社デイトナは、折りたたみ式電動アシスト自転車「DE01」および「DE01X」シリーズの新色モデルを8月より全国で順次発売する。従来の人気カラーをブラッシュアップしつつ、新たなカラーバリエーションを加えることで、より多くのユーザーに愛される商品展開を目指す。 デイトナは「バイク文化を創造する」を企業理念に掲げ、オートバイのアフターパーツや用品を中心に事業を展開してきたが、近年では電動アシスト自転車や電動モビリティ分野にも注力。中でも、スタイリッシュなデザインと高い走行性能で人気を集めているのが「DE01」「DE01X」シリーズだ。 今回発表された新色は、DE01が3色、DE01Xが2色の計5色。いずれも過去の限定色や販売終了モデルの中でもとくに人気の高かったカラーを見直し、定番化することで再登場するものだ。 DE01には、かつて販売終了となった「DE01S」の人気色「ブルーブラックメタリック」が、シルバーパーツ仕様として復活する。黒系の落ち着いた印象を持ちながら、光の角度によって藍色が美しく映える上品なカラーリングだ。 また、完全新色となる「パステルターコイズ」もラインナップ。これまで一部販路限定色として採用されていたパステル系カラーを、満を持して通常ラインナップに追加。クラシカルでポップな印象が、街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで映える。 さらに、マット仕上げの「マットフォレスト」も登場。アウトドア志向のユーザーに好評だったフォレスト系カラーに、限定色よりも明るめのトーンを加え、キャンプや4WDライフスタイルとの親和性も高めた。 上位モデルのDE01Xには、シリーズ初となるフレームとフォークのツートーン仕様「ルミナスブロンズ」が加わる。これまでのシンプルな単色構成から一転、先進的かつシックな印象を演出するデザインが特徴だ。 また、電動キックボード「DK01」で好評を博した「アイボリー」カラーを流用し、DE01Xにも投入。シンプルでどんな服装にもマッチするアイボリーのフレームに、ビビッドなピンクのステッカーがアクセントを添え、通勤からレジャーまで幅広いシーンで活躍する。 なお、今回の新色投入にあわせて、DE01Xモデルではブレーキレバーやリム、ブレーキディスクが同等品へと変更される。ただし、性能や仕様面での大きな変更はなく、従来通りの約70kmの航続距離や24km/hの補助最高速など、実用性と快適性は維持されている。 DE01、DE01Xともに適応身長は145〜185cm、最大許容重量は100kgと、幅広いユーザーに対応。折りたたみ機構を備え、通勤や街乗りはもちろん、車載してアウトドアや旅行にも最適な仕様だ。 新色モデルは8月頃の発売が予定されているが、デイトナモビリティの取扱店舗では店頭での先行受注が可能。公式サイトにて全国の取扱店舗を確認できる。 また、現在販売中のDE01「イエロー」「ネイビーブルー」「レッド」「ダークグリーンメタリック」や、DE01X「マットブラック」は、在庫がなくなり次第販売終了となる。既存カラーを検討しているユーザーは、早めの購入が推奨される。 Daytona Mobility

堂々デビュー!特定小型原付規格「Bronx Buggy Throttle」登場 ファットタイヤとバイクスタイルで個性を出す

レインボープロダクツジャパンは6月30日、電動アシスト自転車で人気を博す「Bronx Buggy」シリーズから、待望の特定小型原付規格の新型車「Bronx Buggy Throttle(バギー・スロットル)」を正式に発表した。 これまで国内で主流となってきた特定小型原付――いわゆる「電動キックボード」や「小径電動スクーター」は、軽量・小型を前提としたモデルが中心だった。しかし、今回レインボープロダクツジャパンが世に送り出した「バギー・スロットル」は、その常識を覆す大きな車格とフルサイズ設計が最大の特長だ。 Bronxシリーズは自転車や電動アシスト自転車のみの展開だったが、今回登場したバギー・スロットルは、シリーズ初となる特定小型原付規格への挑戦でありながら、従来のブロンクス バギーらしい存在感とタフさを備え、規格ギリギリまで迫る堂々たる車体は、街中でも一際目を引く。 新型バギー・スロットルは、500Wモーターと14Ahの大容量バッテリーを搭載。これにより、最大航続距離はおよそ50kmに達した。 カラーバリエーションは全4色。定番のマットブラック(ブラックホイール)、近年トレンドのコヨーテ、そしてブリティッシュクラシックを感じさせるフォレストグリーン(ポリッシュホイール)、さらには禁酒法時代のアメリカを思わせるグロスブラック(ポリッシュホイール)と、ユーザーのセンスやライフスタイルに寄り添ったラインナップを実現している。スーツ姿にも映える“英国調”から、無骨な“アメリカンクラシック”まで幅広くカバーする。 Bronxブランドの伝統を受け継ぎ、バギー・スロットルにも様々なオプションパーツが続々登場予定だ。クラシック志向のバンブーサイドボード、ミリタリー風カスタムにぴったりのパンチングサイドボードなど、ユーザーの好みやライフスタイルに合わせて自分だけの一台へと仕上げる楽しみも大きな魅力となっている。 価格はマットブラック、コヨーテが19万5,800円(税込み、以下同)、フォレストグリーンおよびグロスブラック(いずれもポリッシュホイール装備)は20万6,800円と、手の届きやすいレンジに設定。電動アシスト自転車バージョンのブロンクス バギーが27万5000円のため、お買い得な価格を実現。特定小型原動機付自転車市場で売れる可能性が高いだろう。 BRONX BUGGY | 全てが新しいBRONXの電動自転車ブロンクスバギー

話題のeバイクメーカー「MOVE」 変速できない問題が深刻な理由を解説

最近、SNSで話題になっているEバイクブランドといえば「MOVE」だろう。日本発のEバイクブランドを売りにしているMOVEは、主にファットタイヤのeバイクや折りたたみタイプのEバイク、AspadzのオートバイスタイルのEバイク「CAVAT」の販売を行っていることで知られている。 登場初期に展開していたのはMOVE株式会社だったが、2025年現在は株式会社WinCが展開。MOVE株式会社は株式会社WinCに吸収合併されている。 コレすごくない? 新車の電チャリで「ギアが下がらない」ってトラブル。 そらチェーンがタイヤに当たるから入らないわ。 販売元に問い合わせたら「ウチも困ってるんだけどお金払うから対策できない?」 じゃねーわ。 そもそもマトモなもん作れ pic.twitter.com/77McCIE1Nu — 塩鯖苺タルト (@ezweb_docomo02) June 21, 2025 SNSでは折りたたみタイプのeバイク「MOVE XS」で、一番軽いギアに変速できないという問題が注目されている。変速できない問題というのは様々あるが、MOVE XSの場合は一番軽いギアに入れようとしてもチェーンがタイヤに接触してしまう状況だ。この問題を解決するには、スプロケットにスペーサーを入れて位置をずらす、BBトルクセンサーの軸長を変える、リアハブモーターなどの部品選択を変更してチェーンを当たらないようにするしかないだろう。 https://youtu.be/G799DG7T9Gw MOVEはお洒落なEバイクとして販売しているが、電動アシスト自転車業界を知る人なら、あの手の車体は中国の卸売サイトで沢山販売されている物を黒くしてお洒落なロゴを入れて、値段だけを高くして高級そうに見せているというシロモノ扱い。物を知っている人なら、同じ金を出すのなら、もっとクオリティが高い大手自転車ブランドのEバイクを買うのが普通だ。 また、気になるのが型式認定。MOVEはファットタイヤの折りたたみEバイクであるMOVE XSと、折りたたみEバイクのMOVE Sで型式認定を取得しているが、今回問題になっているMOVE XSは型式認定を取得している。 電動アシスト自転車の型式認定はアシスト比率だけを測っていると思われているが、電動アシスト自転車の型式認定はアシスト比率測定だけでなく、車体自体も検査している。実際、企業によってはアシスト比率は問題無かったが、審査中に別の部品に気になる所があるので認定しなかったという事例がある。 MOVE XSは型式認定を取得しているとのことだが、変速機が1段使えない状態で型式認定が取れたのかという疑問が残る。変速機が1段使えないそのままの車両で型式認定を取得していたのであれば、型式認定は設計不良の電動アシスト自転車でも通ることができるので、型式認定の威光は消える。逆に型式認定審査時に変速機が正常に動いているのであれば、検査を受けた車両は実際の市販車とは違うということなので、それも問題だろう。 MOVEはシリーズ全車種で型式認定の取得を目指し、卸店舗への展開を加速するとプレスリリースで書いてあったが、変速機が1段使えない設計不良の車両をそのまま販売するということは見る目が無いということ。小売店からすれば、このような設計不良のEバイクを製造する企業の商品を販売したいとは思わないだろう。