レインボープロダクツジャパンは6月30日、電動アシスト自転車で人気を博す「Bronx Buggy」シリーズから、待望の特定小型原付規格の新型車「Bronx Buggy Throttle(バギー・スロットル)」を正式に発表した。
これまで国内で主流となってきた特定小型原付――いわゆる「電動キックボード」や「小径電動スクーター」は、軽量・小型を前提としたモデルが中心だった。しかし、今回レインボープロダクツジャパンが世に送り出した「バギー・スロットル」は、その常識を覆す大きな車格とフルサイズ設計が最大の特長だ。
Bronxシリーズは自転車や電動アシスト自転車のみの展開だったが、今回登場したバギー・スロットルは、シリーズ初となる特定小型原付規格への挑戦でありながら、従来のブロンクス バギーらしい存在感とタフさを備え、規格ギリギリまで迫る堂々たる車体は、街中でも一際目を引く。
新型バギー・スロットルは、500Wモーターと14Ahの大容量バッテリーを搭載。これにより、最大航続距離はおよそ50kmに達した。
カラーバリエーションは全4色。定番のマットブラック(ブラックホイール)、近年トレンドのコヨーテ、そしてブリティッシュクラシックを感じさせるフォレストグリーン(ポリッシュホイール)、さらには禁酒法時代のアメリカを思わせるグロスブラック(ポリッシュホイール)と、ユーザーのセンスやライフスタイルに寄り添ったラインナップを実現している。スーツ姿にも映える“英国調”から、無骨な“アメリカンクラシック”まで幅広くカバーする。
Bronxブランドの伝統を受け継ぎ、バギー・スロットルにも様々なオプションパーツが続々登場予定だ。クラシック志向のバンブーサイドボード、ミリタリー風カスタムにぴったりのパンチングサイドボードなど、ユーザーの好みやライフスタイルに合わせて自分だけの一台へと仕上げる楽しみも大きな魅力となっている。
価格はマットブラック、コヨーテが19万5,800円(税込み、以下同)、フォレストグリーンおよびグロスブラック(いずれもポリッシュホイール装備)は20万6,800円と、手の届きやすいレンジに設定。電動アシスト自転車バージョンのブロンクス バギーが27万5000円のため、お買い得な価格を実現。特定小型原動機付自転車市場で売れる可能性が高いだろう。