マンスリーアーカイブ 7月, 2019

梅雨時期や突然の雨でも走るには?自転車の雨対策まとめ

サイクリストにとって大敵とも言えるのは雨だろう。雨が降ると体が濡れるだけでなく、ブレーキの効きや前方の視界が悪くなる等、様々な問題が発生する。サイクリングを行うのなら、できるだけ晴れた日を探すのが理想だが、通勤通学等の場面や、突発的な雨に遭遇することもある。今回は自転車の雨対策をまとめてみた。 屋外保管を行うのなら絶対欲しい自転車カバー 自転車を保管するのなら、屋内や屋根付き駐輪場が理想だろう。しかし、現実はそれらの駐輪場が無い場合もあり、屋外で駐輪しないといけない事も多々ある。屋外駐輪を行うのなら自転車カバーは必要だ。自転車カバーには様々なモノがあるが、自転車全体を覆うことができるタイプが理想だ。また、自転車カバーは雨だけでなく紫外線をカバーするため、使い捨てと考えて使おう。 自転車カバーを使う上で問題になるのが、強風で飛ばされる可能性があること。ゴム紐でくくりつける方法があるが、筆者がお薦めするのは布団ばさみ。一般的な洗濯ハサミよりも大きいので、自転車カバーを簡単に抑えることができ、万が一の強風でもはさみが消えていく心配が無いからだ。 雨だけでなく水たまりでも効果がある泥除け 走行中の雨対策で重要なのが泥除け。現在のスポーツ自転車には泥除けは装着されていないモノが多いが、水はねで顔や服が汚れる恐れが抑えられるので、必要なアクセサリーだ。特に通勤・通学など日常利用で自転車を使う場合は必ず装着したほうが良い。雨が降っていない時でも、水たまりで服が汚れる恐れがなくなるからだ。 泥除けには大きく分けて簡易タイプとフル泥除けタイプの2種類に分かれる。ロードバイクやクロスバイク等のスポーツ自転車に装着できる簡易タイプは、幅広い車種に簡単に装着できるが、タイヤを覆う面積が少ないため、全ての泥はねを抑えてくれるわけではない。 一方で、ママチャリ等の一般車に使われているフル泥除けタイプは、ほぼタイヤを覆うため服が汚れる心配は無いが、装着にコツが必要な場合がある。趣味でたまに乗る、雨天では乗らない自転車には簡易タイプ、日常的に自転車を使う場合はフル泥除けタイプを選ぼう。 自転車以外でも使用可能な雨具 雨の日に体が濡れないようにするための雨具。コンビニの格安雨合羽やアウトドアや自転車専用ブランドの雨具まで様々なモノがある。普段は持ち歩かず、雨が降ったらコンビニで格安のカッパを購入して走ろうと考えている人もいるかもしれない。しかし、依然としてコンビニが無い所もある場所は少なくなく、仮にあったとしても売り切れている事もある。また、安物の雨合羽は自転車で走行すると不快になる事が多い。雨具は自転車以外でも使用できるため、安易な低価格品は購入しないほうが良いだろう。 自転車で使う雨具には、主にトップスとボトムスが分けられたレインウェアタイプと頭にかぶって着用するポンチョタイプの2種類が用意されている。レインウェアタイプは風のバタつきが少なくひっかかりにくいため、自転車だけでなく登山などのアウトドアシーンでも使用可能だ。その一方で装着するには時間がかかるため、買い物で使うには不便な事もある。 ポンチョは、すぐに広げてできる、体を緩やかに覆うので、リュックなど荷物ごと着込む事ができ、荷物を濡らさなくてすむ利点がある。その一方で、風などでバタつきやすい欠点もある。 購入する時の参考としては、雨具にどのような性能を求めているかだ。ハードな自転車旅やアウトドアで長時間使用する、防風効果も期待したい場合はレインウェア。街乗りを重視するのならポンチョを選んだほうが良い。両立したい場合はレインウェアとポンチョの両方を購入して、時と場所に合わせて使おう。 雨が目に入りにくいバイザー付きヘルメット 近年目にする自転車ヘルメットの1つが、バイザー付きの自転車ヘルメットだ。かつてはタイムトライアルレース用など、一部の競技用ヘルメットでしか見なかった物だが、近年は一般的なスポーツサイクル用ヘルメット用でも装着している物がある。このようなヘルメットは、雨が降った場合でも目に雨が入りにくいため、雨が降っても安心して運転できるだろう。 自転車の雨対策は様々な対策があるが、上手に活用して雨対策を行おう。特に雨具に関しては、幅広く使用できるのでお金をかけるのをお薦めする。

【E-ROAD】日本の電動アシストロードバイク/グラベルロードまとめ【E-Bike】

オフロードでも軽快に走行できるE-MTBや一般の人でも快適なサイクリングが楽しめるE-クロスバイクがメインのE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)。そんなE-Bike界の中でもマイナーなのがE-ロードバイクだ。法律の関係で低速でアシストが効く特性は、高速走行を楽しむロードバイクには合わない等の問題があり、世界的に見てE-ロードバイクはマイナーな存在だ。そんな中でも日本や海外で販売されているE-ロードバイク/グラベルロードを紹介する。 https://www.cyclorider.com/archives/41610 日本で購入できる電動アシストロードバイク/グラベルロード 2019年7月現在、日本で発売されている、若しくは発売予定のE-ロードバイク一覧。E-Bikeはドライブユニットによって、走行感が違うため購入前は試乗をお薦めする。 XROSS B1h:¥189,000 E-Bikeブーム前に登場したE-ロードバイクがXROSS B1h。軽量な車体と小型バッテリーを装備することで、車体重量13㎏を達成したE-ロードバイク。日本国内で販売されているE-Bikeの中では驚異的とも言える軽さだ。ドライブユニットはSUNSTER S03。2019年現在、日本国内での情報が少ないのが欠点だろう。 フレーム:Aluminum Alloy #6061 フロントフォーク:カーボンフォーク(700×28C対応) 重量:約13.0kg ドライブユニット/搭載方式:SUNSTER S03 235w/ミッドドライブ バッテリー: DC25.2V, 63.9Wh, 890g 航続距離:- 充電時間:- メインコンポーネント:シマノ・CLARIS 1×8速 ブレーキ:Shimano CLARIS ホイール/タイヤ:700X23C Kenda Kaliente Pro, Yamaha YPJ-R:¥230,000 https://www.youtube.com/watch?v=MSnJza4YaR0 日本のE-Bikeブームの先駆けで登場したのがYPJ-R。ヤマハのE-Bikeブランド「YPJ」シリーズ初めての市販モデルとして知られている。YPJ-RとE-フラットバーロードバイクのYPJ-Cは、軽量な車体とコンパクトなバッテリーを搭載したライトウェイトE-Bikeだ。 YPJ-Rの利点は車体とバッテリーが軽量なため、一般的なスポーツ自転車と同じ感覚でコーナリングができる事。欠点は、アシストは人間の脚力の補助という扱いのため、アシストの味付けを薄口にしている所だ。大容量バッテリーを搭載したヘビーウェイトE-Bikeは、モーターのアシスト力で上り坂をパワフルに登ってくれるが、YPJ-Rはあくまでもアシストに徹して登る特性を採用している。また、E-Bikeは上り坂を長時間走行するとバッテリーの消耗が激しくなる。YPJ-Rは他のE-Bikeでは見られない超小型バッテリーを搭載しているため、長時間上り坂を走行した場合、すぐに電池切れになるだろう。 スタートダッシュと上り坂よりも、平地とコーナリングの軽快さを求める人に向いている。登場時は、大手自転車ブランド唯一のE-bikeだったため、試乗車やレンタサイクルが全国各地にあり、E-ロードバイクの中では気軽に乗れる。 フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ 重量:約15.4kg(Mサイズ) ドライブユニット/搭載方式:ヤマハ・PW 240w/ミッドドライブ バッテリー: 25.2V/2.4Ah 航続距離: 「HIGH」モード:14km 「STD」モード:22km 「ECO」モード:48km 充電時間:1時間 メインコンポーネント:シマノ105 2×11速 ブレーキ:Shimano 105 キャリパーブレーキ ホイール/タイヤ:700X23C https://www.cyclorider.com/archives/23188 Yamaha YPJ-ER:¥320,000 欧州的E-Bikeの方程式を積み込んだE-グラベルロードがYPJ-ER。大容量バッテリーを搭載し、パワフルなアシストにすることで楽に走行できることができ、YPJ-Rとはコンセプトから違う。 ドライブユニットはヤマハ・PW-SE。YPJ-Rに装備されているPWよりも上位ユニットのモデルで、脚を高回転で回しても追従する仕様となっている。バッテリーも大容量タイプを採用することで、航続距離は最短で93km(ハイモード)、最長で242km(プラスエコモード)と、長い上り坂や長距離サイクリングにも対応。ブレーキは、油圧ディスクブレーキを採用し、短い距離で止まる事が可能だ。タイヤはロードバイクよりも太いタイヤが装備されており、グラベルライドや街中の段差も安心して走行できる。海外ではYPJ-ERをベースにしたE-グラベルロード「 WABASH」がある。 https://vimeo.com/321629802   YPJ-ERは、癖がなく扱いやすいE-グラベルロードが欲しい人に向いている。車体価格は高価だが、E-ロードバイク/E-グラベルロードを購入するときは候補の1つに入れる1台だろう。 フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ 重量:約19.6kg(Mサイズ) ドライブユニット/搭載方式:ヤマハ・PW-SE 240w/ミッドドライブ バッテリー: 36.0V/13.3Ah ...

トーキョーバイクの2店舗の周年を記念したイベント 「Thank You! ~Tokyobike Shop Anniversary ~」を 7月6日(土)から開催

株式会社トーキョーバイクは、国内2店舗、谷中店と中目黒店の周年を記念したイベント「Thank You! ~Tokyobike Shop Anniversary ~」を、7月6日(土)~7月28日(日)にわたり開催する。 今年で10周年となる谷中店と5周年の中目黒店で、約3週間にわたり様々なイベントを開催する。10周年を迎える谷中店では、立川志の彦さんの落語会や在日ファンクのギタリストである仰木亮彦さんのソロライブのほか、谷中周辺の東東京エリアを巡るライドツアーを行う。また、東京・谷根千エリアを独自の目線で紹介するユニット「rojiroji(ロジロジ)」監修により、別冊マガジン『tokyobike x rojiroji magazine トーキョーバイクがある谷中』を発行、数量限定で無料配布する。 5周年を迎える中目黒店では、縁のあるお店を招いてのマルシェや、“食”をテーマとしたライブパフォーマンスイベント、EATBEAT!(イートビート!)を開催する。その他に、CHALKBOY率いる手描き集団 WHW!プレゼンツの「トーキョーバイクで巡るレコードDIGライド」などを行う。 また、トーキョーバイクの自転車をお持ちのお客様限定の企画も実施。期間中、基本メンテナンスをご利用の方にCHALKBOYが手がけた周年記念ロゴ入りのリフィルノート(非売品)をプレゼント。また谷中店では、レンタルバイクを、ユーザーの方と同伴で利用してくれた方への特別料金プランを設け、通常1日利用2,500円をワンコイン500円で提供する。 そして、中目黒で旅をテーマにしたオリジナルのステーショナリーや雑貨を扱うTRAVELER’S FACTORYを展開するTRAVELER'S COMPANYと、2013年以来2回目となるコラボレーションをし、限定モデルやグッズを発売する。TOKYOBIKE 26をベースにした限定モデル「TRAVELER’S BIKE」を発売する。“日常を旅するトーキョーバイク”としたテーマで、オリジナルのフレームカラーやヘッドバッヂのデザインのほか、TRAVELER'S COMPANYの代表的な製品、「トラベラーズノート」のレザーを使用したグリップとフレームパッド、細かなパーツのセレクトした。販売は10台限定で受注生産。また、TRAVELER’S COMPANYが作るtokyobikeロゴが入ったオリジナルデザインのリフィルノートや、トーキョーバイクが刻印されたブラスタグも発売する。 TRAVELER’S COMPANY:https://www.travelers-company.com TRAVELER’S FACTORY:https://www.travelers-factory.com ◎限定モデル「TRAVELER’S BIKE」商品情報 価格     :¥120,000(税別) カラー    :トラベラーズオリーブ(マット仕上げ) フレームサイズ:S(47cm) M(53cm) L(57cm)(C-T) 目安の適応身長:S(150~165cm) M(165~175cm) L(175~185cm) TRAVELER’S COMPANY オリジナルレザーのグリップ・フレームパッド、BROOKS本革サドル、WALDリアキャリア、ボトルケージ、ベル、センタースタンド付き 販売は、Tokyobike Shop & Rentals 谷中、Tokyobike Shop 中目黒、tokyobike オンラインストアのみ 受注生産のため、ご注文から2~3ヶ月で納品となります。 ◎イベント日程(予定) 7月13日(土) (谷中店)トーキョーバイク落語 立川志の彦 落語立川流 立川志の輔一門の二ツ目、立川志の彦さんの落語会。入場料:2,000円(大人)、500円(小人) +ワンドリンク500円(要予約) (中目黒店)トーキョーバイクで巡るレコードDIGライド CHALKBOY率いる手描き集団WHW!プレゼンツ、初心者大歓迎のレコードの世界へ優しく誘うライドツアー。JAZZY SPORT下北沢店でのレクチャーを皮切りに、レコード店を巡りながらジャンルレスのレコードの世界を味わえます。ツアー後には選んだレコードの試聴会も。 7月14日(日) (中目黒店)マルシェ at Tokyobike Shop 中目黒 中目黒店が一日限定のマルシェに! 参加予定店舗:青果ミコト屋(かき氷)、MILK TEA SERVICE(ミルクティー)、東京台湾(豆花)、WHW!(ビール)、カルデサック(オリジナルグッズ)、ex. flower shop &...