マンスリーアーカイブ 7月, 2019

しまなみ海道でE-BIKEによるサイクリングライフを提案する「E-BIKEアクションしまなみ」プロジェクトが始動

愛媛県では、サイクリストの聖地「しまなみ海道」において、主要自転車メーカーや、広島県、地元自治体、レンタサイクル事業者と連携し、 E-BIKEの普及による新たなサイクリング人口の拡大を図り、利用者の「健康づくり」や「豊かな暮らし」へと繋げるプロジェクト「E-BIKEアクションしまなみ」を始動する。 「E-BIKE」とは電動アシスト機能が付いたスポーツタイプの自転車。海外では人気が高まっており、日本では2018年から「E-BIKE元年」と、ニュースやテレビ番組で取り上げられ、トレンドのひとつになっている。また、E-BIKEマーケット拡大に向けた業界の動きも活発化しており、今後、国内においても、シニア層や女性層など、年齢、性別、体力に関係なく、幅広い層が楽しめるE-BIKEの需要が高まってくると予想されている。 E-BIKEアクションは、自治体と民間企業が一体となって、サイクリングの人気スポットであるしまなみ海道からE-BIKEの魅力を発信し、E-BIKEでの新しいサイクリングライフを提案を行う。E-BIKEアクションしまなみ参画者に関しては、自治体は愛媛県、広島県、今治市、尾道市。メーカーはグローブライド㈱、㈱ジャイアント、パナソニックサイクルテック㈱、㈱プロト、㈱BESV JAPAN、ボッシュ㈱、㈱ミヤタサイクル、ヤマハ発動機㈱。レンタサイクル事業者は今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山、一般社団法人 しまなみジャパンとのこと。 2019年度のE-BIKEレンタサイクル社会実験事業では、7月14日(日)から、自転車メーカー8社の協賛により、しまなみ海道でのレンタサイクル(38台)や充電スポットの配備(2か所)、利用者実態の把握のためのアンケートを実施(協力者へは記念品を進呈)する。また、幅広い層の方へE-BIKEの良さを知っていただくための試乗体験会や、安全な利用方法やマナー啓発、E-BIKEだからこそ楽しめるスポットを掲載したガイドブックを作成・配布を行い、E-BIKEの普及促進に向けた施策を行う。

スポーツバイクを省スペースに保管できる縦・横置きスタンド「A01V Special」が登場

丸八工機株式会社(は、縦・横両置き出来るディスプレイスタンド『A01V Special』を令和元年7月8日より発売する。 「A01V Special」は、従来型ディスプレイスタンド「A01V」の、タイヤが壁にも床にも当たらず、部屋を汚さないと言いう基本コンセプトは踏襲し、保持力・利便性・使用可能バイクの全てをアップグレード。 「A01V Special」は、調節可能な樹脂パーツ(特許出願中)によりバイクを縦にも横にも保管可能、ロードバイクからマウンテンバイク(セミファットバイク、Eバイク可)まで幅広い車種に対応、リムストッパーを左右どちらにでも付け替え可能で設置場所を選ばないという3つの特徴を採用した。 https://www.youtube.com/watch?v=AK4JVfOdGl4 表面処理は、ニッケルクロームメッキ×マット塗装(黒)。希望小売価格は13,500円(税別)。 http://iwa.nagoya/

首筋を冷やして快適に真夏のサイクリングを行う「ネッククーラー」まとめ

エアコンが無い自転車にとって猛暑は大敵だ。昔のサイクルツーリストは昼間は喫茶店で涼んで、涼しい夜に走る人もいる人もいたほどだ。しかし、この方法はいつでもどこでもできるわけではない。 真夏の中で自転車で走るのなら、何かしらの対策をしないと熱中症で倒れる危険がある。有名なのが気化熱を使用した物だ。これは液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する熱のこと。ホームセンターやスポーツ用品店に行けば、気化熱で涼しくするグッズがよく売られており、最近は100円ショップでも見かける。 有名なの物と言えばネックバンダナだ。首筋にある動脈を冷やして冷たい血液を体内に循環させ、体温を下げる方法を採用している。 一般的なネックバンダナは、高分子ポリマーを採用した物と特殊繊維を採用した物がある。 高分子ポリマータイプは、水につける時間が長い一方、涼しくなる時間が長い物が多い。特殊繊維の採用したタイプは高分子ポリマーよりも早く水を吸って使用可能だが、持続時間が短い物が多いようだ。ただし、高分子ポリマータイプや特殊繊維タイプにかぎらず様々な物があり、物によっては性能が違うため注意が必要だろう。 シンプルな吸水型よりも、もっと快適に過ごしたい人に注目なのが電動タイプのネッククーラーだ。 有名なのがサンコーの「ネッククーラーmini」。小型冷蔵庫にも使用されるペルチェ素子を採用し、外気温よりも-10℃以上冷やすことが可能とのことだ。氷や保冷剤のようにぬるくならないため、冷たさが持続できる。使用する場合はモバイルバッテリーが必要で、「ネッククーラーmini」の場合は、8000mAhのバッテリーで最大8時間使用可能だ。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/38128