スペシャライズド、あらゆる地形に対応するフルサスペンションEバイク「Tero X」を海外で発表

スペシャライズドは海外市場でフルサスペンションEバイク「Tero X」を発表しました。

Turbo Tero Xは、ダート、泥、砂、雪、アスファルトなど、あらゆる地形に対応できるように設計されたフルサスペンションEバイク。類似モデルと言えばフルサスE-MTBのTurbo Levo(日本未発売)がありますが、Tero Xは、実用性も重視したSUVと言えるモデルです。

Tero Xは快適性を最優先しており、フロント、リアサスペンション、シングルインフルチサスペンション方式、アップライトなライディングポジション、スペシャライズドの27.5インチグラウンドコントロール・タイヤ、伸縮式ドロッパーシートポストにより、ライダーはコントロールと快適性を維持しながら荒れた地形に挑むことが可能です。

Tero Xにはターボシステムロックで、ライダーはMission Controlアプリを介してモーションセンサー警報が作動したときにバイクのモーターを無効にすることができます。また、アプリは、アシストのの最適化、高度なカスタマイズ、モーターの診断、アップデートのためのツールに直接アクセスすることができ、迅速に更新することができます。

そして、Tero Xは、フロントライトとリアライト、リアラック(容量20kgまで)付きの一体型ドライテックフェンダー、容量10kgのフロントラックを装備しており、オフロードライドとツーリングの両立を実現しました。

Tero Xのアルミフレームに内蔵されたモーターは複数用意。ハイエンドモデルにはLevoにも搭載されている「スペシャライズド ターボフルパワー2.2モーター」を搭載。定格出力250W、最大トルク90Nmを発揮し、急な登り坂に挑み、ハイキングギアやその他の必需品を運ぶのに必要なパワーを生み出します。サドルポジションは快適性とアップライトな乗り心地を追求し、テレスコピックシートポストは下山時やそれ以降の安全性を確保します。

Tero Xの価格は廉価版のTero X 4.0が4350ユーロ(日本円で約62万8000円)で、ハイエンドモデルのTero X 6.0が6200ユーロ(日本円で約89万5000円)。日本での発売は不明です。

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