キャンピングカーのレンタル・カーシェア「Carstay」 2022年の動向をまとめたレポートを発表

キャンピングカーのレンタル・カーシェアリング・民泊スポット予約プラットフォームを運営する株式会社Carstayは、2022年1月から12月までの全国・地域別動向をまとめたレポートを発表しました。

Carstayは、レンタルキャンピングカーやシェアキャンピングカーを集約したプラットフォームで、ユーザーは車両の検索・予約・決済ができ、車中泊スポットも提供しています。多くのキャンピングカーオーナーがCarstayに車両を登録し、遊休車両の有効活用や車両ローン・維持費の削減、キャンピングカー旅行のメリットをより多くの人に伝えています。

2020年のCOVID-19の大流行により、旅行者が人混みを避けながら自由に移動でき、安心・安全に宿泊できる代替交通・宿泊手段としてキャンピングカーの利用が注目されるようになりました。これに日本の豊かな文化や自然などの観光資源や円安が加わり、キャンピングカーを利用する旅行者が国内外ともに増えています。

上位にランクインした車種の人気の理由として、ホテルのような内装や家族向けのキャンピングカー、ペット用の車、運転のしやすさ、高年式のキャンピングカーなどを取り上げています。トヨタのハイエースやカムロード、フィアットのデュカトをベースに、冷暖房や冷蔵、ソーラーパネルなどの家庭的な設備を備えたキャンピングカーは、旅行者に人気があります。また、日本ではペットを飼っている人が多いため、車内が広くてくつろげるペット対応車の需要も高いです。

Carstayでは、運転スキルの異なるユーザーにも対応できるよう、軽自動車、バン、バスタイプなど、幅広い車種を用意しています。コンパクトで運転しやすい軽自動車や、ハイエースのような中型車も人気です。また、フォルクスワーゲンのバンやトヨタのグランドハイエースなど、古いタイプのキャンピングカーもユーザーから求められています。

カーステは、全国に広がる車両登録ネットワークにより、ユーザーがキャンピングカーを予約・利用し、現地の観光を楽しむことができるようになっています。国内ランキング上位の2台は、自然豊かな観光地として知られる北海道で登録されています。キャンピングカーを旅行や宿泊の “移動拠点 “として利用する動きが活発化しています。

過疎化や後継者不足で地方のホテルや宿泊施設が減少する中、キャンピングカーや宿泊スポットなどの「移動型ホテル」の需要は今後ますます高まると予想されます。カーステのレポートでは、日本におけるキャンピングカーのレンタル市場について、進化する日本の旅行トレンドを垣間見ることができる貴重な情報を提供しています。

Carstayのレポートによると、日本におけるキャンピングカーレンタル市場は拡大しており、旅行にキャンピングカーを選択する旅行者が増えているとのことです。このレポートでは、家庭用エアコン、FFヒーター、大容量バッテリー、寝袋、バーベキュー、椅子、テーブルなどのキャンプ用品を装備したキャンピングカーの人気など、同国の進化する旅行トレンドについて貴重な洞察を示しています。

また、キャンピングカーの人気に伴い、「Carstay」の登録台数も増加しており、フルコン、セミフルコン、キャブコン、キャビンコン、バンコン、KキャンパーやKトラハウスなど様々なタイプの車両が登録されています。Carstayにおけるキャンピングカーの平均レンタル料金は1日約17,000円、価格は3,000円から50,000円で、登録台数は毎月増え続けています。

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