ドロップハンドルよりも公道向けのブルホーンハンドルの利点

ロードバイクと言えば特徴的なドロップハンドルが装備されていて、ドロップハンドルは理想のハンドルのように言われている感じにもなっているが、勿論欠点もある。

ドロップハンドルの欠点の1つに、構造的にブレーキが効きにくいことがある。てこの原理の1つに支点から大きな作用点を生み出すには、支点から力点までの距離をできるだけ長くすればいいと言われている。

実際にフラットハンドル用のブレーキレバーは、支点から力点までの距離が長いため、比較的軽い力でブレーキをかけることができる。しかしドロップハンドルのブレーキレバーは、フラットハンドルブレーキレバーみたいに支点から力点までの距離が長い所は、下のハンドルを握るしか無い。この部分は一般公道では殆ど使わず、この部分を握ると前方視界が極端に悪くなり、公道では一気に危険になる。通常の公道を走る場合はブレーキレバーの上を握るブラケット部分を握ることになるが、この部分は支点から力点までの距離が短いので、ブレーキをかける時、通常のフラットハンドル用ブレーキレバーよりも握力が強くないとブレーキをかけることができない。

Sketch194912

公道を封鎖するレースならこれでもいいが、危険が多い公道では、ブレーキの効きが悪いのは問題だし、ヨーロッパ圏のツーリング自転車で、ドロップハンドルのツーリング自転車が殆ど絶滅しているのを見ると、ドロップハンドルは汎用性が低く乗る人を選ぶのは間違いないと思う。

ドロップハンドルの自転車を購入して、使いづらいと感じ失敗したと思った人もいるかもしれないけど、実はドロップハンドルの部品を使って簡単に扱いやすくするなるハンドルがある。

2014-06-01 07.57.57

それは、ブルホーンハンドル。ブルホーンハンドルだと支点から力点までの距離が、通常のフラットハンドル用のブレーキレバーみたいに、ある程度長いため、ブレーキの効きはドロップハンドルのブラケット部分でのブレーキよりも効きが良い。またステム長が同条件なら、ドロップハンドルよりもハンドル位置が手前に来るので、アップライトな姿勢にもなる。

ブルホーンバーはネット等で売られているが、もしお金を書けないでブルホーンバーを試したいのなら、ドロップハンドルの下ハンドルを切って、ブルホーンバーにする方法がある。写真の自転車もドロップハンドルの下ハンドルを切ってブルホーンバーにしている。

スポンサーリンク

コメント

  1. 細川 洋 より:

    面白く読ませていただきました。
    私は上司のお下がりの10年落ちロードバイクを使っています。先日ほぼ3年ぶりに峠道を走ってきて、かなり苦労しました。苦労を軽減するために情報を集めていたところ、このサイトにたどり着きました。
    質問はブルホーンハンドルです。私のロードバイクは高級通勤車と化しています。この記事の趣旨に賛同し、さっそくブルホーンハンドルにしてもらおうと、2件の自転車店を回りました。しかし2件とも断られました。仕方なく自分でやってみようと思いましたが、STIレバー近くでブレーキワイヤーが90度屈曲するため取り付けに工夫が必要という記事が多いようです。自作はかなり時間と道具が必要でしょうか?またブレーキワイヤーの屈曲に関して、使用感や耐久性に問題を感じることはありますか?

  2. 細川 洋 より:

    先ほどに続けて質問です。
    ショップでは、ブルホーンハンドルにするとブレーキは楽になるがシフトチェンジは難しくなると言われました。STIレバーを握りながら走行した時、手首の角度がシフトチェンジに適さないそうです。その点に関してもどうお考えでしょうか?

    • matuken より:

      ・ブレーキワイヤーに関して

      ブルホーンハンドル化している某Y氏(Progressive RRX-110のユーザー)に尋ねた所、ブレーキワイヤーの取り回しに関しては、できるだけ90度にさせないようにしているようです。
      ブルホーンハンドル
      写真のオレンジ色の線のようなワイヤーの取り回しをしています。特に特殊な工具は使用していません。使用感や耐久性に関しても、問題は特になく、某Y氏はこの構成で5年以上このハンドルで走り回っています。

      ・STIレバーを握りながら走行した時、手首の角度がシフトチェンジに適さないか?

      自分も、ブルホーンハンドルを試した時(レバーはシマノTIAGRA9速)は特にそのような問題はありませんでした。自分の場合はトライアスロンの自転車のように、ハンドルの横に握る部分が水平にせず、フラットバーのバーエンドバーみたいに、少し前上がりにして手首を自然な位置にしていたのもあるのかもしれません。

      • 細川 洋 より:

        お返事ありがとうございました。
        「公道向けのロードバイク」というコンセプトにとても共感が持てました。ショップ店員にはこの概念がなかなか伝わらず、「だったら他の自転車に乗り替えたら?」という雰囲気で歯がゆい思いをしました。この記事を参考に、研究してみたいと思います。