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How To
電動アシスト自転車・E-Bikeの雨対策は? 雨に濡れても大丈夫?やっていけない事も解説
電動アシスト自転車やE-Bikeで気になるのが雨対策。通常の自転車なら、雨に濡れても特に問題は無いが電動アシスト自転車やE-Bikeは、電子基板やバッテリーがあるため、雨に濡れても走行できるか気になるだろう。 一般的な電動アシスト自転車は、日常防水性能を備えている。そのため、雨の中を走行しても問題無い。また、一般的な電動アシスト自転車はバッテリーを外すと、端子部分が見えてしまうが、雨等がバッテリーボックスの端子部分にかかっても問題なく、雨で濡れたり汚れたりしたら乾いた布で拭くだけで問題ないようだ。(URL①、②) ただし、電動アシスト自転車やE-Bikeはのモーターは完全密閉になっていないため、高圧洗浄には対応していない。これは、モーターを適切に密閉すると、摩擦を増やすため航続距離が短くなり、バッテリーの寿命を縮めることにつながるのを恐れているのではという有識者の見解がある。 電動アシスト自転車やE-Bikeのモーターには、電子基板やベアリングなどが入っている。万が一水が侵入すると、基板の不調やベアリングにサビが発生し、クランクが固まる可能性があるとのこと。日常防水の機能があっても、保管時は、できるだけ雨に濡れないようにしたほうが良いようだ。 どうすれば、モーターを水の浸入から守ることができるのか。いちばん簡単なのが、自転車を洗う際や大雨で濡れる場合は車体を縦向きにすること。 電動アシスト自転車やE-Bikeの電気パーツやバッテリー、モーターなどは真上から掛かる水を想定しているが、自転車が倒れた状態で大量の雨を受けるのは想定しておらず、電気系統に異常をきたす場合がある(URL)。また、ベアリングにも水が入るため、機関部にもダメージがかかるだろう。 また、電動アシスト自転車やE-Bikeを洗う際に、高圧洗浄機を使用すると強力な圧力で水が入るため厳禁だ。 もちろん、モーターを水没させて走行するのも危ない。もし、台風や集中豪雨の影響で道路が冠水し、モーターの一部や全部が水に浸かってしまった場合、感電する危険性があるため、電源を入れずに販売店や取扱店で相談するのが良いだろう。 電動アシスト自転車・E-Bikeの雨対策 電動アシスト自転車やE-Bikeの雨対策でいちばん簡単なのが、屋内やガレージなど雨が当たらない場所に保管すること。しかし、屋内保管が難しい人も少なくないので、一般的にはサイクルカバーを使うのが一番だろう。 サイクルカバーは多種多様なのがあるが、100円ショップなどのサイクルカバーはすぐに壊れてしまう。サイクルカバーを使用する場合、車体サイズよりもやや大きめでゆったりと車体が入るのが良い。 https://youtu.be/AjcYtIJX0Os 自転車カバーには台風などの強風で自転車が倒れてしまうのを防ぐカバーもある。川住製作所雨ニモマケズ風ニモマケズ サイクルカバ―は、気流を受け流す三ヶ所のメッシュに、車体の下で固定をする為のベルト、車体の下全域を絞れる事で強風へ対する安心感を持たせているとのこと。高価な電動アシスト自転車やE-Bikeを所有しているのなら、少々高価でも購入して損はないだろう。 https://youtu.be/Ln6na7FVc-w 通常の自転車カバーを使っているが、風で飛んでいって濡れてしまう場合は、風飛び防止ベルトを使うのも良いだろう。 また、国産電動アシスト自転車のスイッチには、雨を保護するためのカバーがある。このようなスイッチは防滴構造の場合が多いため、カバーで守るのも1つ。価格も比較的安価なのも嬉しいところだ。 高価な電動アシスト自転車やE-Bikeが雨で壊れてしまう不安はあるかもしれないが、普通に使う分には雨にぬれても問題なく、自転車カバーを使用し倒れにくくする工夫を行えば安心だ。 関連リンク 雨の日に濡れても大丈夫?(パナソニック 電動アシスト自転車サポート) https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/100473/~/%E9%9B%A8%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%AB%E6%BF%A1%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%82%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB%EF%BC%9F 川住製作所 https://www.kawasumi-net.com/
プロダクト
Wimo 電動アシスト自転車「COOZY」限定カラーと雑貨を新発売
wimoは6月16日、電動アシスト自転車「COOZY」の限定カラーとライフスタイルアイテムを新発売すると発表した。 COOZYは20インチのミニベロタイプの電動アシスト自転車。名前は、「COZY/居心地のよい」に自転車両輪を表す「〇〇」を掛け合わせた造語。 今回は、新色追加のたび完売する、限定色の宝石シリーズに「シャンパンガーネット」「グレーダイヤモンド」を2022年モデル発売に合わせて追加。7月1日に「アンバーブラウン」が発売予定となる。新色は、コーディネートに合わせやすいブラウンを、wimo独自の華やかな発色で仕上げたと謳っている。 また、2021年のトートバックとドリンクバックに続いて、ユニセックスで使えるライフスタイルアイテムを発売する。第一弾は、ワークエプロンとギャザートートとなる。 関連リンク WIMO https://www.wimo.co.jp/ https://www.cyclorider.com/archives/55124
モビリティ
カワサキ「noslisu 電動アシスト自転車カーゴ仕様」発表 120Lの積載スペースを実現し商用からレジャーまで対応
カワサキモータースは6月13日、電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」シリーズの新モデル「noslisu電動アシスト自転車カーゴ仕様」(以下、noslisuカーゴ仕様)を発表した。 「noslisu」は、豊富な積載性と安定感のある走行を両立した電動3輪ビークル。今回、発表された「noslisu カーゴ仕様」は、「より大容量の荷物を積載したい」という多くの要望に応えるために開発された。車体中央に積載スペースを確保することで、「noslisu 電動アシスト自転車仕様」、「noslisu EV仕様」を大幅に上回る大容量の積載性を実現。宅配業や小売での配送業務や工場内の搬送など、さまざまな物流シーンでの活用が可能と謳っている。 「noslisu カーゴ仕様」は新形状フレームと、これまでの「noslisu」をベースにリンクを追加した独自の前2輪操舵機構を採用し、大容量の積載スペースを確保しながら、2輪自転車に近いハンドリング特性を両立。また、モーターサイクルの設計技術を活かし、荷物の積載に最適化したレイアウトを実現し、120Lの積載スペースを装備した。他にも、荷物を積載した状態でも安定感のある走行を可能にするために、ステアリング およびシートの位置を見直し、車体中央付近の低い位置に積載スペースを設定している。 ベース車両は「noslisu 電動アシスト自転車仕様」を採用しているため、物流業界におけるカーボンニュートラルの実現、運転免許を持たない方など多様な人材の活用、用途に応じて自動車に代わる代替輸送手段として貢献すると謳っている。 2022年7月より「noslisuカーゴ仕様」を日本郵便株式会社に貸与し、郵便業務での活用の可能性について実証実験を行う予定。今後は、事業用途だけでなく、一般消費者に向けた販売も予定している。 関連リンク noslisu https://noslisu.jp/
プロダクト
旅する自転車「ランドナー」も電動アシスト自転車の時代!? グランボア ランドナーE-Bike仕様をチェック
現代の電動アシスト自転車やE-Bikeにはクロスバイクタイプ、マウンテンバイクタイプを中心に折りたたみ自転車タイプ、ロードバイクタイプなど、様々なモデルが用意されている。しかし、ランドナータイプのE-Bikeに関しては、世界的にマイナーなジャンルなため、ほとんど存在しない。 そんな中、ランドナー向けフレーム、パーツ、完成者の製造を行う「グランボア」が、ランドナータイプのE-BikeをWebサイトで公開している。 関連リンク Japan Bike Technique 2022(grandbois.jp) https://grandbois.jp/blog/20220605/31387/ モーターは後付E-BikeキットのCYC MOTOR X1日本仕様を搭載。出力は250W (Street Mode) , 600W (Race Mode)で、BSA 68,73,83mmのBBに取り付け可能。 電動アシスト自転車・E-Bikeの自作に関しては、日本国内に関しては、後付けE-Bikeキットで電動アシスト自転車やE-Bikeを自作するのは法律的には問題ないが、何かしらのトラブルが発生した場合、自作した電動アシスト自転車やE-Bikeが日本国内法に適合しているか証明する必要があると思われる。 この投稿をInstagramで見る OLDSCHOOLMTB.JP(@oldschoolmtb)がシェアした投稿 ランドナーに後付E-Bikeキットを装着する例は非常に珍しいが、ボトルタイプのバッテリーを装着しているのもあり違和感が比較的少ない。 気になるのは、E-Bike化を行うにあたり、車体強度を保っているかどうか。 E-Bike所有者なら理解できると思うが、E-Bikeのフレームは人力自転車とは違い全くしならない。これは、E-Bikeのパワーとトルクに負けないために、頑丈に作られているためだろう。ホイールなど、その他パーツも人力自転車よりも頑丈だ。 グランボアのランドナーなど、クラシックな自転車は、現代のスポーツ自転車と比較して細めのフレームやパーツを採用しており、しなりを活用した乗り心地となっており、E-Bike用とは真逆の設計だろう。古典的なランドナーがE-Bike化によって、どれだけ乗り心地が変化するのか気になるところだ。 関連リンク グランボア https://grandbois.jp/ Old school mtb.co.jp https://oldschoolmtb.jp/ 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/55059
プロダクト
アクテック 4輪電動アシスト自転車「いーちゃりかー」 メイド・イン・ジャパンの多目的電動アシスト自転車をチェック
2022年5月18日(水)・19日(木)に開催された「BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2022〜自転車・電動モビリティまちづくり博〜in東京ドームシティ・プリズムホール」。数ある出展社の中でも、今回はアクテック 4輪電動アシスト自転車「いーちゃりかー」を紹介する。 いーちゃりかーは4輪タイプの電動アシスト自転車。コンセプトモデルは、運転手1人、乗員2人の3人乗りで、同乗者を乗せる部分に専用の板をはめることでフラットな状態にすることができ、1800ミリまでの長尺の資材を運ぶことができる、多目的電動アシスト自転車だ。 屋根付きタイプは、運転手1人と乗員2人が乗ることが可能な3人乗りタイプ。運転席にはタブレットPCのモックがあり、恐らくナビ等に使うのを想定していると思われる。 もう一台は屋根が無い一人乗り仕様。車体に装備されたデッキは可変式で、多種多様な使い方が可能だ。 形状を見ると恐らくプロトタイプだと思われるいーちゃりかーだが、通常の自転車よりも面白い。フロントサスペンションは、SR SUNTOUR XCTのジュニアMTB用フロントフォークを搭載。このような4輪自転車は、自動車のサスペンションのデザインをイメージするが、自転車のフロントサスペンションを活用しているのは面白い。 ドライブユニットはインホイールモーターを後輪1輪に装着。恐らく、もう片輪に変速機を装着するため、後輪にもサスペンションを装備するため、ディファレンシャルギアを無くすためだと思われる。 興味深いのが4輪自転車ながら4輪独立懸架を実現したこと。一般的な後2輪自転車は、サスペンションがないリジッド構造となっているが、ちょっとした路面のギャップやうねりを伝えてしまうため、あらぬ方向に行ってしまうことが多いが、4輪独立懸架のいーちゃりかーなら安心感が高いだろう。 今回、実車を走行することはできなかったが開発者曰く、”見た目からはイメージできないほどよく走るように設計した。商用車で言うプロボックスに近い”とのこと。MotoGP等のレーシングモデルを手掛けた設計者が手掛けているとのことなので期待できるだろう。 想定予想価格は50万円から60万円以上。量産開発、製造は日本の電動アシスト自転車・電動オートバイ製造会社「JOeb」が実施する。 関連リンク JOeB https://joeb.jp アクテック https://www.actec1972.co.jp
モビリティ
相模原市 電動アシスト自転車を使用したシェアサイクルの実証実験を開始
相模原市は5月31日、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を展開するOpenStreetと共同で、市内におけるシェアサイクルの有効性等を検証するため、令和4年6月1日より「HELLO CYCLING」を活用した実証実験を行う。 今回、相模原市にシェアサイクルを導入することで、移動手段の選択肢を増やし多様なニーズに対応するとともに、環境に優しい移動手段として脱炭素社会の推進を目指う。 期間は2022年年6月1日(水)から2024年5月31日(金)までの2年間で、「HELLO CYCLING」のアプリをダウンロードの上、会員登録をすればどなたでも利用可能。アプリ上で、自転車の利用や返却の予約、利用料金の支払いが完結する。自転車は、JR横浜線や小田急線の駅周辺、市役所等の公共施設など、市内23箇所(令和4年6月1日時点 順次増設予定)に設置されているステーションで貸出・返却を行う。 料金は30分130円。延長は15分100円から12時間1800円となっている。 関連リンク HELLO CYCLING https://www.hellocycling.jp/
ニュース
パナソニック 電アシキャッシュバックキャンペーン開催 6月6日を“電動アシスト自転車「ViVi(ビビ)」の日”として記念日認定されたのに合わせて実施
パナソニック サイクルテックは5月18日、一般社団法人 日本記念日協会から、6月6日を“電動アシスト自転車「ViVi(ビビ)」の日”として記念日登録が正式に承認を受けたと発表。それに合わせて、ViViの日キャッシュバックキャンペーンを開催すると発表した。 パナソニック サイクルテックは2022年4月27日に創業70周年を迎えた。またパナソニック サイクルテックの電動アシスト自転車は1996年に発売し、で2021年度には累計出荷台数が400万台を突破した。 VIVIの日は、パナソニック サイクルテック製電動アシスト自転車の人気シリーズ「ViVi(ビビ)」の名称が、ローマ数字のVI VI(6 6)を想起させることにパナソニック サイクルテック社員が気付いたことから、登録の申請を実施。 「ViVi」の日を発案したパナソニック サイクルテック社員 石川裕子さんは「休日の買い物途中でふと見つけたアンティークな掛け時計の文字盤に刻まれたローマ数字の “Ⅵ”が何故か目に焼きつき、それがパナソニック サイクルテック製電動アシスト自転車「ViVi」と重なりました。そして、2018年当時のパナソニック サイクルテック創業66周年のタイミングで、愛車と向き合う「ViViの日」を発案し、ご販売店様に定期点検やメンテナンスを啓発する企画を提案・実施してきました。約4年の時を経てこの度記念日登録が実現したことを嬉しく思います。今後、6月6日が自転車業界のバレンタインデーのような記念日になり、もっともっと電動アシスト自転車が世界中で愛される存在になったら幸せです」と語っている。 同社は、6月6日を愛車と向き合う日として、より積極的に愛車の点検、メンテナンスを啓発するとともに、一人ひとりにとってベストな電動アシスト自転車と出会う機会を提案する。また、「ViViの日」登録記念として、2022年6月1日より、ビビシリーズの対象車種を購入した人を対象にキャッシュバックキャンペーンを実施する。 2022年6月1日(水)から2022年6月30日(木)までに、ビビシリーズの対象車種をご購入の上、応募した人全員に、5000円のキャッシュバックを実施する。キャッシュバックは郵便為替を使用し、事務局から送る振替払出証明書を、近くの郵便局へ持込、換金する方法となっている。 購入期間は2022年6月1日(水)から2022年6月30日(木)。応募期間は2022年6月1日(水)から2022年7月25日(月)まで。 応募方法は、販売店で配布、もしくはキャンペーンサイトからダウンロードした応募用紙に必要事項を明記し、「品番・車体番号が記載された保証書のコピー」と「購入レシートまたは領収書のコピー」を同封の上、応募する必要がある。 対象車種はビビシリーズ8車種(ビビ・EX[BE-ELE437(24型)/BE-ELE637(26型)]ビビ・PX[BE-ELP437(24型)/BE-ELP637(26型)]ビビ・DX[BE-ELD437(24型)/BE-ELD637(26型)]ビビ・SL[BE-FSL431(24型)]ビビ・L[BE-FL431(24型)/BE-FL631(26型)]ビビ・L・20[BE-FL031(20型)]ビビ・L・押し歩き[BE-ELLW63(26型)]ビビライフ[BE-ELR834(前18型/後16型)]) 関連リンク パナソニック(自転車) https://cycle.panasonic.com/
ニュース
電動アシスト自転車(E-Bike)電動モーターサイクル専門OEM/ODM会社「JOeB」が令和5年度入社の採用活動を開始
E-Bikeや電動オートバイ開発・製造会社を行うJOeBは5月17日、令和5年度入社に向けた採用活動を行うと発表した。 JOeBは、日本国内で電動アシスト自転車、電動モーターサイクル専門の製造を行う会社。2021年10月に、電動アシスト自転車及び電動モーターサイクルのOEM/ODM専門工場建設のため、鹿児島銀行、沖縄振興開発金融公庫より資金調達を実施し、ファイナンシャルアドバイザーで、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社を起用。同年11月には、静岡県藤枝市に技術開発本部を先行設置。2022年2月21日には鹿児島ディベロップメントの第三者割当増資を実施した。 今回、同社は令和5年度入社に向けた採用活動を行うと発表。「東京並みの給料体系」「自動化、安全性を高めた先進設備」など、男女共に安心して働ける労働環境を整備し、同じ夢を共有できる仲間を募っているとリリースで述べている。 仕事内容は電動アシスト自転車、電動モーターサイクル等の製造(技術系)と、上記製造に係る管理及び事務職(総合職)。 募集人員は、新規卒業者は、令和5年3月 高校・高専・専門学校・短期大学・大学 卒業または卒業見込者。キャリア採用やパートも募集を行う。 募集職種は、技術系に関しては、アルミ加工技術者、溶接加工技術者、塗装加工技術者、組立加工技術者、品質管理技術者、CADエンジニア、各種技術指導者 他。総合職は、生産管理、購買、輸出入・物流管理、経理、総務、IT 他。 保険は雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金。勤務地は沖縄県うるま市勝連南風原5194。問い合わせ先は採用担当まで。 関連リンク Joeb https://joeb.jp/ 株式会社JOeB採用活動のご報告(JOeB) https://joeb.jp/%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e4%bc%9a%e7%a4%bejoeb%e6%8e%a1%e7%94%a8%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%81%ae%e3%81%94%e5%a0%b1%e5%91%8a/
モビリティ
ドイツ E-Bike(電動アシスト自転車)の年間販売台数200万台を達成 オートバイの10倍ほどの販売台数を記録
ドイツ二輪産業協会(ZIV)は2022年3月16日、2021年の自転車及び電動アシスト自転車の市場情報を発表した。 ドイツでの電動アシスト自転車の市場シェアは2021年で43パーセントに達しており、ZIVは今後も数年間は増加し続けるという認識を持っている。参考として市場シェアに関しては、トレッキングバイクが23パーセント、シティバイクが12パーセント、マウンテンバイクが3パーセント、レース用自転車・フィットネスバイクが5パーセントとなっている。 E-Bikeのジャンル別販売台数は電動アシストMTB(E-MTB)が34パーセント、トレッキングタイプが32パーセント、シティタイプが26パーセントとなる。 電動アシスト自転車(E-Bike)の販売台数に関しては200万台を達成。2017年度の販売台数が72万台と比較すると、約2.7倍と増加した。参考に欧州二輪車工業会(ACEM)の統計データでは、ドイツ市場でのオートバイ(排気量125CC以上のL3eカテゴリと、サイドカーのL4eカテゴリ)販売台数が約19万9900台。いわゆる日本で言う第一種原動機付き自転車扱いの”モペット”(2輪車はL1eカテゴリ、3輪車はL2eカテゴリ)の販売台数は10万台。さらに欧州主要市場(ベルギー・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ・スペイン)全体の販売台数の場合、オートバイが94万9000台で、モペットが26万4800台となる。 ヨーロッパの電動アシスト自転車は、大手ブランドの場合最低価格40万円からスタートするのが一般的で、フルサスペンションE-MTBだと最低価格55万円からで、100万円を超えるモデルもある。仮に平均単価を40万円として200万台販売したとするとE-Bikeの販売だけで8000億円市場となる。参考として、日本の場合スマートフォン等のモバイルゲーム市場が約1兆2000億円(2020年)、宝飾品小売が約9850億円(2018年)、語学ビジネスが8800億円(2018年)、文具・事務用品市場が約4500億円(2018年)、家庭用ゲーム市場が3600億円(2021年)、自転車販売の市場規模が2100億円(2020年)となる。 関連リンク ドイツ二輪産業協会(ZIV) 欧州二輪車工業会(ACEM)
モビリティ
ヨーロッパでチェーンレス電動アシスト自転車(Eバイク)が認可 電アシのシリーズハイブリッドシステムとは?
LEVA-EUは2022年2月23日、欧州委員会が、チェーンやベルト、シャフトなどを介さないアシストシステム「シリーズハイブリッド」タイプの電動アシスト自転車(E-Bike)を、正式に認可すると発表した。 自動車のシリーズハイブリッドシステムは、エンジンは発電機を駆動することのみに使用し、その電気でモーターを駆動し走行する方式となる。 電動アシスト自転車の場合、チェーンやベルトドライブ、トライブシャフトなど、クランクと後輪を機械的に接続しなくても機能する機構となっている。ボトムブラケットにはジェネレーターが装備しており、ケーブルでリアハブモーターに接続され、ライダーが生成した電力は、ボトムブラケットで電力に変換されてモーターに電力を供給し、推進力を生成するとのこと。 https://youtu.be/FxFGaRHX0Xc LEVA-EUは、欧州で唯一、小型電気自動車(LEV)のみを対象とした業界団体。同団体は、持続可能なモビリティにおけるLEVの重要性を深く確信しており、LEVの市場導入と普及を促進するために、LEV を管理する迷路のような規則と規制の案内などを行い、市場参入と発展を促進させると謳っている。 欧州では電動アシスト自転車は、アシスト可能距離が最大で時速25キロ、定格出力250Wのペダルアシストを行い、第2.2条(h)に従って規則168/2013から除外される。 https://youtu.be/w00a2eHwk-w 一方、ペダルジェネレーターからモーターに直接流れる機械的なチェーン等の駆動方法がないシリーズハイブリッド駆動システムを搭載した車両は、Lカテゴリの型式承認が必要だった。しかし、オランダの認可機関であるRDWは、シリーズハイブリッドシステムを搭載した自転車をEPAC(Electric Pedal Assist Cycle。いわゆる電動アシスト自転車)と見なし、規則168/2013から除外することを確認する公式声明を発表した。 これにより、多くの企業がシリーズハイブリッドシステムを開発し始め、特にE-カーゴバイクメーカーは、このシステムが車両にもたらす多くの利点を発見した。このシステムは機械部品が少ないため、摩耗やメンテナンスコストが少ない利点があり、車両のメンテナンスとサービス間隔を短縮することができる。また、設計の自由度も高いだけでなく,リバース機能も備えることで、2輪以上のE-カーゴバイクで装備で役に立つと謳っている。 https://youtu.be/82xz4-ywJEw LEVA-EUは設立当初から、技術開発を著しく阻害する技術法上のボトルネックの撤廃を主張し、活動しており、シリーズハイブリッドシステム問題に関係する加盟国を支援、欧州委員会と協議を実施していた。欧州委員会は2022年2月17日、EU加盟国との会合で欧州委員会は、「規則168/2013の第2条2項(h)の要件を満たすためにペダルサイクルが満たすべき要件について」以下のことを明らかにした。 内容は、最大連続定格電力250Wの補助電気モーターを装備していること。サイクリストがペダルを漕ぐのを止めるとモーターは停止すること。それ以外の場合は徐々に減速し、最終的に時速25kmに達する前にモーターが切れること。モーターの補助機能は、ペダルを漕がずにモーターのみで推進できること(時速6kmまでの歩行補助は除く)。モーターは、サイクリストがペダルを踏み続けている間だけ補助力を発揮すること。チェーンがあるかないかは、技術的中立性の観点から、この適用除外に該当するかどうかには考慮されないこと。 これにより、欧州委員会は、シリーズハイブリッドシステムを搭載した電動アシスト自転車はEPAC(Electric Pedal Assist Cycle)であり、規制168/2013の第2.2条(h)から除外されることを正式に確認した。 電動アシスト自転車のシリーズハイブリッドシステムは、ドイツの自動車部品、産業部品のサプライヤーで有名な「シェフラー」の「フリードライブ」システムなどが存在する。シリーズハイブリッドシステム仕様の電動アシスト自転車は、電動アシスト自転車の定義を変えるほどのセンセーショナルな話だろう。 関連リンク EU Commission finally confirms: Series Hybrid Cycles are EPACs excluded from L-category https://leva-eu.com/eu-commission-finally-confirms-series-hybrid-cycles-are-epacs-excluded-from-l-category/
プロダクト
サイクルベースあさひ 鮮やかに彩る電動アシスト自転車「ENERSYS every」4月下旬に販売開始
あさひは、同社オリジナル電動アシスト自転車ブランド ENERSYS(エナシス)シリーズから、普段のお買い物から通勤・通学まで幅広いライフスタイルに対応した「ENERSYS every(エナシスエブリ)」を2022年4月下旬より販売開始すると発表した。 「エナシスエブリ」は、デザイン性と跨ぎやすさにこだわったフレームとカラーリングで、毎日の生活をお洒落に演出するのを謳うシティタイプの電動アシスト自転車。 モーターは、他のエナシスシリーズにも採用されている電動アシストユニット「PLUS-D」。ペダルを漕いだ瞬間から、なめらかに立ち上がるパワフル且つ上質な乗り心地を実現し、電動アシスト自転車特有のアシストフィーリングの不自然さを感じさせない心地良い乗り味を実現したと歌っている。また、後同乗器取り付けにも対応している。 適応身長は150センチから。重量は26キロ。内装3段変速。カラーは、パールレッド、ディープブラウン、ナチュラルグリーン、ダークネイビー、アイボリー。充電時間は約5~6時間。バッテリー容量は36V×10.3Ah 374Wh(25.2V換算で14.7Ah相当)。走行距離は約90キロ(エコモード、一充電当たりの走行距離、業界統一基準に基づき測定)。価格は10万4800円(税込)。 関連リンク サイクルベースあさひ エナシス https://www.cb-asahi.co.jp/lp/products/ownbrand/enersys/
プロダクト
オートバイ風電動アシスト自転車「BRONX BUGGY」 ベストセラーで人気の理由とは?【レビュー】
電動アシスト自転車・E-Bikeブームで、様々なモデルが登場しているが、興味深いのがオートバイ風デザインのモデルだろう。オートバイ風デザインの電動アシスト自転車には様々なモデルがあるが、現在、人気のモデルと言えば「BRONX BUGGY」だろう。 BRONXは2012年に発足したオリジナルのファットバイク・ブランド。低価格の街乗り向けクルーザーとして、インパクトあるルックスで有名となった。 BRONX BUGGYは、70年代のミニバイク風のデザインを採用したBRONXブランド初の電動アシスト自転車。ホイールは20インチで、タイヤ幅は4インチのファットタイヤで迫力あるデザインを実現した。このタイプの電動アシスト自転車は様々な企業が展開しているが、BRONX BUGGYは比較的低価格で自転車店で購入できるモデルとして知られている。 今回、BRONX BUGGYを借用する機会があったので解説する。写真の車種に搭載されているオートバイ風ヘッドライトはオプション。写真のロングシートは購入時に付属するシートで、標準ではショートシートが装備されている。 電動アシスト自転車ながらスクーターよりも迫力がある車体 BRONX BUGGYを最初に見た感想は「迫力があって大きい」。これは全長1.8メートルとスーパーカブ110より少し短い全長に(スーパーカブは全長1.86メートル)加え、ハイライザーハンドルを標準装備しているのが大きいだろう。シート幅も自転車として見ると広く、車体カラーのブラックにより非常に迫力がある車体だ。BRONX BUGGYは全国的な自転車チェーン店である「サイクルベースあさひ」で購入することができるが、本当にサイクルベースあさひで購入できる自転車なのか?と思うほどの迫力がある。 フレームデザインは、できるだけ曲線をなくした直線的なフレームワークを採用している。パイプの本数もできるだけ少なくしてシンプルなデザインにしようとこだわっている。すでにスカチューンされているデザインのおかげで、一部ではカスタムベースで人気となっている。 BRONX BUGGYがデザインに完全に振っているのがわかる部分がシートだろう。1970年代のホンダ・CB750FOURやカワサキ・750RS(Z2)等のクラシックオートバイを連想させる形状の絞りが無いシートで、座り心地は良いが、窄ませている所が無いので長時間漕ぐのは想定されていない。(ライバルのROCKA FLAME FUMA・MAKAMIのシートは窄ませているので比較的漕ぎやすい) フレームにはセンタースタンドが装着可能な台座を装備。オートバイを連想させるステムはハンドルを外すことができるため、ハンドル交換が可能だ。(ライバルのROCKA FLAME FUMA・MAKAMIはハンドルとフロントフォークが一体のため交換不可) 個人的にやりすぎなパーツが電磁ホーンだろう。ベルの代わりに使用すると間違いなく喧嘩になると思うほどオートバイ並みにうるさい。また、ホーンボタンがアシストスイッチよりも外側にあるため、アシストを変えようと思ったらうっかりホーンボタンを押してしまいそうになることもあった。 ”カッコいいビーチクルーザー”と理解すれば問題ない走り BRONX BUGGYは実際に試乗するまでは全く期待していなかった。その理由は、重量30キロと重く、タイヤが20×4インチと太く、サドルの高さ調整はできず、大股に近い感覚で漕ぐためだ。 しかし、実際に走らせるとカタチの割に意外と走った。BRONX BUGGYに搭載されているモーターはBAFANG製リアインホイールモーターで、定格出力350W。型式認定を取得し、日本国内の法律に適合しているのを証明している。 モーターサイズが大きいため、モーター出力やトルクが強いのかもしれないが、それだけでなく発進時にアシストパワーをできるだけ出すアシストのセッティングや、ペダルをちょっと踏んだだけでアシストがかかるようにしているためか、見た目だけというイメージに反して進むと感じた。 ただし、筆者の場合、平地は時速19キロ程度で走るのがちょうどいいと感じた。これは、デザイン上の関係でサドル高の調整ができず、身長180センチちょっとの筆者が乗ると膝が曲がり気味で走行するため、力が入りにくいのが1つ。そして、日本国内の電動アシスト自転車の法律ではアシスト比が制限されており、時速10キロまでは最大2で、時速24キロでアシストが切れるまで減退するので、人力である程度パワーをかける必要があるためだ。ただ、BRONX BUGGYは、このカタチが好きな人が買う電動アシスト自転車で、このようなユーザーなら問題ないだろう。また、せわしなくペダルを漕いで時速24キロ出そうとは思わない。スポーツタイプの電動アシスト自転車やE-Bikeを欲しいのなら、一般的なクロスバイクタイプなどのE-Bikeを選ぶのをオススメする。 恐らく、Ruff Cycles LIL'BUDDYのオプション「シートベンチライザー(日本国内ではオプションなし)」のようにシートの高さを調節できれば、もう少し速く走れるだろう。ただ、BRONX BUGGYは”カッコ命”の電動アシスト自転車なので、このようなパーツの需要はないかもしれない。 そして。デザイン重視でQファクター(左右のクランクのペダル取付け部の距離)が非常に広い。どのくらい幅が広いのかというと、電動アシスト自転車なのに、シートを股で挟んでオートバイのようにニーグリップすることができるほどだ。もちろん、電動アシスト自転車であるBRONX BUGGYでニーグリップを行う意味は全くない。 バッテリー容量は36V 8.7Ah 300Wh。一般的なクロスバイクタイプのE-Bikeなら、300Whあれば条件にもよるが航続距離は60キロから90キロ程度だが、BRONX BUGGYの航続距離は30キロから55キロ。これは、アシストのチューニングをBRONX BUGGYに合わせて、できるだけ楽に走れるように航続距離よりもアシストパワーを重視しているのだと思われる。街乗りやポタリング用と考えよう。 ”カッコ命の電動アシストビーチクルーザー”というキャラクターを理解している人にお勧め BRONX BUGGYは”カッコ命の電動アシストビーチクルーザー”というキャラクターを理解している人にお勧めだ。BRONX BUGGYを一般的な電動アシスト自転車やE-Bikeとして見ると、カタチに振っているので、漕ぎにくいなど不満が出ると思う。しかし、BRONX BUGGYを買う人はこのカタチが重要なので特に問題ないだろう。実際、BRONX BUGGYで平地を時速19キロ程度で走ると、こういうのがあっても悪くないと感じるようになり、人気の理由もわかった。 筆者がBRONX BUGGYを褒めたいのは、気合を入れてカッコに振りつつ、型式認定を取得しコンプライアンス(法令遵守)を守って作っている事。このようなオートバイ風デザインのE-Bikeは、海外仕様なのに日本仕様と謳う法令違反の疑いがあるブランドがある。このようなオートバイ風デザインのE-Bikeで筆者が信用しているのは、2022年4月19日時点、型式認定を取得しているBRONX BUGGYとROCKA FLAME(記事)、FANTIC ISSIMO 日本仕様(記事)、型式認定は取得していないが、ユニットメーカーに日本仕様との確認を取ったRuff Cycles(記事)だ。 BRONX BUGGYの価格は21万7800円(税込、以下同)からで、現実的な価格で購入できるのも良い。ブロンクスバギー専用ロングシートは付属品。特大LEDフロントライトはオプションで7480円。 因みに、BRONX BUGGYが走りにくいと思うなら、MTBスタイルのファットバイクE-Bike「TRX EVO」と、ビーチクルーザースタイルのファットバイクE-Bike「EL LOCO」も展開を予定しているので、そちらを選ぶのも1つだ。こちらは、通常の自転車タイプのサドルを装備し、サドル高さを調節することができるので漕ぎやすいだろう。 BRONX BUGGYのスペック ...
ライフスタイル
電動アシスト自転車サブスク「NORUDE」 修理無料・解約自由のデリバリー配達員用コースを追加
サイクループは4月15日、同社が運営する電動アシスト自転車のサブスクリプション事業「NORUDE」で、修理無料、解約フリー、初期費用無料で、誰でも気軽に安心してデリバリー配達を始められる「デリバリーフリーパス」を開始した。 NORUDEは傷害保険や自転車防犯登録など、電動アシスト自転車利用にかかる諸経費がセットになった月額定額の電動自転車のサブスクリプションサービス。Panasonic、YAMAHAの最新国産ブランドの電動アシスト自転車を20車種以上ラインナップし、ウェブサイトから簡単に申込みから契約までできる。 デリバリーフリーパスコースでは、契約から1ヶ月経過後は自由に解約が可能。解約金は不要で、継続してご利用の場合は1ヶ月単位の自動更新契約となっており、フレキシブルに電動アシスト自転車を使用することができる。 また、部品や消耗品の修理費用は基本無料で、賠償責任保険や傷害保険付帯、車体損壊時の賠責なし(免責ゼロ)の補償内容で、電動アシスト自転車でのデリバリー業務に使用することができるとのこと。 デリバリーフリープラスプランの価格は月額6272円(税込)から。 関連リンク サイクループ https://cycloop.jp/
プロダクト
通勤・通学クロスバイク系電アシ「evol C277」 TB1eがライバルの街乗り系電動アシスト自転車
サイクルモード東京2022BAFANGブースでは、BAFANG製ユニットを搭載した電動アシスト自転車やE-Bikeを展示、試乗することができた。今回は、アサヒサイクルのEvolエリアに展示されていたC277を紹介する。 C277は通勤・通学向けのクロスバイクタイプの電動アシスト自転車。バッテリーは脱着が行いやすいシートポスト周辺に装着した縦置きタイプ。盗難防止のリング錠&バッテリー錠や泥除け、フロントライト、前キャリアを装備しており、普段遣いを重視しているのが特徴だ。 ドライブユニットはBAFANG H400 フロントインホイールモーター。バッテリーは36V 12.0Ah 432Wh。3年間盗難補償付きで価格は13万7500円(税込、以下同)。 evol C277に試乗した感想としては、フロントインホイールモーターはこの価格帯ではパワー重視で、インホイールモーターの中ではぐいっと進む。ただ、比較的パワフルなモーターを搭載しているのか、前輪が重く、ヘアピンコーナーやカーブの切り返しが重い。これは、evol C277のライバルであるブリヂストンサイクル TB1eも似た感覚だ。本格的なスポーツサイクリングが楽しめるE-Bikeというよりは、通勤・通学などの街乗りに向いている電動アシスト自転車だ。 ブリヂストンサイクル TB1eとの違いは、TB1eの利点は回生充電機能を売りにしており(C277には無い)、最大航続距離は200キロを売りにしている事(C277は最大航続距離112キロ)。一方で、evol C277の利点は36V 12.0Ah 432Whの大容量バッテリーを搭載しており(TB1eは36.5V 9.9Ah 361Wh)、長い上り坂を走行する際は電池容量に余裕があり、フロントキャリアが標準装備(TB1eはオプション)されているので簡単にカゴが装着でき、価格が13万7500円(TB1eは15万2000円)と安いという事だろう。 13万7500円で400Wh超えの大容量バッテリー、3年間盗難補償を付いており、通勤・通学・街乗り向け電動アシスト自転車と見れば悪くない選択肢だろう。 evol C277のスペック フレーム:アルミ フロントフォーク:スチール、ストレートフォーク 重量:21.5キロ ブレーキ:前Vブレーキ、後ろフィン付きローラブレーキ ギア(前):38T / アルミクランク ギア(後):7S フロントホイール:27インチ リアホイール:27インチ タイヤ:27×1-3/8 ドライブユニット:BAFANG H400(定格出力250W、最大トルク不明) アシスト方式:フロントインホイールモーター バッテリー:36V 12.0Ah 432Wh 充電時間:不明 アシストモード:3段階(エコ/標準/パワー) 航続距離:(112/73/61km) 文:松本健多朗 関連リンク evol C277 https://evol-bikes.com/bikes/evol-c277/
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ルイガノ 一部電動アシスト自転車のバッテリーリコールを発表
あさひは2022年4月5日、ルイガノブランド一部の電動アシスト自転車のバッテリーが使用中に、バッテリー内部の劣化等により、バッテリー内部より発火する可能性があることが判明したため、事故防止を目的にバッテリーの無償交換を実施すると発表した。 ルイガノブランドの当該製品は、無償交換に関してはブリヂストンサイクルのバッテリーを使用しているため、ブリヂストンサイクル窓口で実施する。 また、あさひオリジナル電動アシスト自転車である「ENERSYSシリーズ」「OFFICE PRESS-e」は、対象外となる。 無償交換対象品に該当するのかの確認及び交換の申込みについては、ブリヂストンサイクルWEBサイトで確認する必要がある。 関連リンク LOUIS GARNEAU電動アシスト自転車用バッテリー無償交換のお知らせ | お知らせ | サイクルベースあさひ (cb-asahi.co.jp)
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CYCOO JAPAN 新型電動アシスト自転車に一軸用ドライブユニットを搭載か
サイクルモード東京2022の中でも、今回はCYCOO JAPANを注目しよう。CYCOO JAPANは、日本市場へODM生産を中心として電動アシスト自転車を10年間で約15万台以上供給して。2021年11月に登場した電動アシスト自転車メーカー。 現在は、主に日本電産製のインホイールモーターを搭載したママチャリ系電動アシスト自転車を製造している。今回、紹介するのは日本電産製のインホイールモーター搭載車ではなく、発売予定のミッドドライブ車だ。 展示されていた発売予定の電動アシスト自転車のモーターを見ると、一般的な電動アシスト自転車に使われている車体中央部に装着するミッドドライブが搭載されていた。よく見てみると、E-Bikeなどで使われている1軸用ドライブユニットのようだ。 低価格の電動アシスト自転車にはインホイールモーターを採用する事例が多い。これは某自転車製造会社によると、コスト削減、車体重量の削減、パテント関連の問題回避があるためインホイールモーターを採用している事例が多いとのこと。 また、車体中央部に装着するミッドドライブには、ヤマハ発動機などが使用している2軸式と、E-Bikeで使われている1軸式がある。2軸式はドライブユニットにギアが装着されており、そのギアが駆動してアシストを行う方法だ。ちなみにE-Bikeの主流である1軸式はクランク軸が回転しアシストを行う方法だ。 2軸式の利点は、コストを抑えながら最大トルクを上げることができる事。欠点は軽快に早くペダリングを行うとアシストがついていけなくなるため、パワーを出しにくい。1軸式の場合、軽快に早くペダリングを行ってもアシストがかかりやすいためパワーが出しやすい。欠点は、機構が複雑になるため高価になるという問題がある。 CYCOO JAPANの1軸ユニット搭載の電動アシスト自転車は、一般的に考えると大手の同クラスの電動アシスト自転車よりも高価になるのでは?と思い、価格に関して質問すると、大手の同クラスの電動アシスト自転車より価格を抑えると語っていた。 実際の乗り味が気になるため試乗を要望したが、残念ながら調整不足のため試乗はできなかった。CYCOO JAPANの新型電動アシスト自転車は2023年春発売予定で価格は未定。 関連リンク CYCOO JAPAN https://www.cycoo-japan.com/
ニュース
ブリヂストンサイクル 電動アシスト自転車用バッテリーのリコールを発表
ブリヂストンサイクルは2022年4月5日、一部の電動アシスト自転車のバッテリーが使用中に、バッテリー内部の劣化等により、バッテリー内部より発火する可能性があることが判明したため、事故防止を目的にバッテリーの無償交換を実施すると発表した。 今回のリコールは、2016年8月~2018年12月に製造され、2016年~2021年に販売した電動アシスト自転車の一部モデルに搭載しているC301及びC400バッテリー(補修用含む)に、バッテリー内部の劣化等により、バッテリー内部より発火する恐れがあることが判明したため。 対策内容と無償交換方法に関しては、ブリヂストンサイクル社問い合わせ窓口「電動アシスト自転車バッテリー(C301/C400)無償交換お客様コールセンター:0120-220-566」へ連絡するか、ブリヂストンサイクルHPの「無償交換お申込みフォーム」より登録すると、同社より交換用バッテリーと放電器をユーザーに届ける。対象製品は、充電は行わず、使用を中止し、周辺に可燃物が無い場所に保管することを要望している。 交換方法などの具体的な内容はブリヂストンサイクル公式サイト、もしくは経済産業省リコール情報で公開されている。 関連リンク ブリヂストンサイクル電動アシスト自転車及び LOUIS GARNEAU(ルイガノ)電動アシスト自転車をご愛用のお客様へ 2016年~2018年に製造された一部の電動アシスト自転車バッテリー(C301及びC400<sup>※</sup>) 無償交換実施のお知らせ|重要なお知らせ 2022|ブリヂストンサイクル株式会社 (bscycle.co.jp)
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豊田トライク、電動アシスト自転車「シンクロオメガ」搭載のバッテリーリコールを発表
豊田トライクは2022年4月5日、 電動アシスト自転車「シンクロオメガ」のバッテリーのリコールを発表した。 豊田TRIKEは前2輪・後ろ1輪の電動アシストセミリカンベントとなっている。トレッドが狭い前2輪と珍しい構造を採用しているが、前2輪機構以外も従来の自転車では無い設計を採用している電動アシスト自転車だ。 同社は「メーカーの報告を受け、バッテリー内部の電池パックの劣化等により、バッテリー内部より発火する可能性があることが判明した為、無償交換を実施する流れとなりました」と報じている。 リコールの対象になっているかの確認に関しては、ヤマハ発動機の【無償修理】2016~2018年に製造された一部のPASバッテリー(X0T型及びX0U型)無償交換のお知らせで確認することができる。 関連リンク 【無償修理】2016~2018年に製造された一部のPASバッテリー(X0T型及びX0U型)無償交換のお知らせ(ヤマハ発動機) https://www.yamaha-motor.co.jp/recall/pas/2022-04-05/ 経済産業省リコール情報 https://www.meti.go.jp/product_safety/recall/file/220405-1.html
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