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淡路島にレンタサイクル&総合サイクリングショップ Cyclism AWAJIが誕生

兵庫県南部にある瀬戸内海で最大の島「淡路島」に、レンタサイクル&総合サイクリングショップ「Cyclism AWAJI(シクリズム アワジ)」が2020年2月22日(土)にオープンする。 シクリズムアワジは淡路市東浦バスターミナル内にあるレンタサイクルショップ。レンタルできる自転車はTREKブランドのクロスバイク、ロードバイク、E-Bike、キッズバイク。ロードバイクのレンタサイクルに関しては、タイヤが太くて初心者でも運転しやすいグラベルロードバイクや、カーボンフレームのレーシングタイプのロードバイクがレンタルできる。レンタルプランは、4時間、1日、1泊2日、2泊3日を用意。レンタルサイクルには、ヘルメット、鍵、パンク修理セット、ドリンクホルダー、ライト、スタンド(一部車種のみ)が付属し、希望者にはズボン裾バンド、簡易マッドガード(ドロよけ)も無料でレンタルできる。 また、事前予約を行えば有料で淡路市、洲本市、南あわじ市の配送も可能。上記以外の場所や、宿泊施設でのレンタルや乗り捨ても、できる限り対応するとのことだ。公式サイトではシクリズムアワジからスタート&ゴールのおすすめサイクリングルートの紹介や、サイクリングイベントスケジュール、おすすめグルメ&宿情報も公開している。 Cyclism AWAJI シクリズムアワジ TEL 090-6662-3196 LINE ID cyclism-awaji Mail info@cyclism-awaji.com address 〒656-2305 兵庫県淡路市浦648 東浦バスターミナル内 営業時間 平日  8:00〜18:00 土日祝 7:30〜18:00 定休日 水曜日(事前にレンタル予約があれば営業します) *定休日以外に臨時でお休みする場合があります シクリズムアワジ公式サイト:https://www.cyclism-awaji.com

リーディングカンパニーが作るE-Bike「ヤマハ・YPJシリーズ」【E-Bikeブランド辞典】

世界初の量産電動アシスト自転車を作ったヤマハ発動機。E-Bike(電動アシストスポーツ自転車)に関しては、欧州ではE-Bike用ドライブユニット「PWシリーズ」の提供を行っている。日本では、2020年2月20日現在、自社ブランドでE-ロードバイク、E-グラベルロードバイク、E-クロスバイク、E-MTB等をラインナップする「YPJシリーズ」を製造している。PWユニットを搭載した、YPJ-RとYPJ-Cは、小型バッテリーを採用し、航続距離よりも取り回しと軽さを重視したE-Bike。PW-SEユニットと大容量バッテリーを搭載し、長距離ライドが楽しめるYPJ-EC、YPJ-TC、YPJ-ERに、ハイパワーなPW-Xユニットを搭載したE-MTBのYPJ-XCをラインナップしている。 ヤマハ YPJシリーズのラインナップ一覧 YPJ-R YPJシリーズ第1段がロードバイクタイプの「YPJ-R」。2015年のE-Bikeブーム前に登場し、注目された事で知られている。メインコンポーネントはシマノ・105を採用し、フロントギアもE-Bikeでは珍しい2段仕様となっている。ドライブユニットはヤマハ・PW。小型バッテリーにより必要十分のアシストを行い、現代の大容量バッテリーを搭載したE-Bikeとは走りの味付けが違う。バッテリーは25.2V 2.4Ahと小さいため航続距離は短いが、コーナリングや取り回しが良い。価格は230,000円(税抜)。 フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ 重量:15.4kg(Mサイズ) ブレーキ:SHIMANO 105 キャリパーブレーキ ギア(前):50/34T ギア(後):11-25T 11段変速 フロントホイール:700C クイックリリースレバー リアホイール:700C クイックリリースレバー タイヤ:700×25c ドライブユニット:ヤマハ PW(定格出力240W、最大トルク-Nm) アシスト方式:ミッドドライブ バッテリー:25.2V 2.4Ah 60.48Wh 充電時間:約1時間 アシストモード:3段階(ECO/STD/HIGH) 航続距離:(48km/22km/14km) 電動アシストロードバイク「ヤマハ・YPJ-R」を解説【E-Bike】 https://t.co/i1wEmd5lcj #自転車 @CycloriderJapanさんから — CycloRider (@CycloriderJapan) January 16, 2020 YPJ-C E-ロードバイクタイプの「YPJ-R」をフラットハンドルバージョンがYPJ-C。メインコンポーネントはシマノ・SORAを採用し、YPJ-Rと同じくフロントギアもE-Bikeでは珍しい2段仕様となっている。フレームデザインはフラットハンドル化により、トップチューブ長が長くなり、YPJ-Rよりも少しだけ太いタイヤが装着できるようになっている。ドライブユニットはYPJ-Rと同じくヤマハ・PW。小型バッテリーにより必要十分のアシストを行い、現代の大容量バッテリーを搭載したE-Bikeとは走りの味付けが違う。バッテリーは25.2V 2.4Ahと小さいため航続距離は短いが、コーナリングや取り回しが良い。価格は185,000円(税抜)。 フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ 重量:16.1kg(Mサイズ) ブレーキ:SHIMANO 105 キャリパーブレーキ ギア(前):46/34T ...

トレッキングバイクタイプのE-Bikeは日本で流行するか? 実用性と趣味性を両立したE-Bikeの可能性

https://www.youtube.com/watch?v=iFBXgeG2v3A ドイツを中心に多くの支持を得ているトレッキングバイク。これは、タイヤが太いクロスバイクに、泥除けや荷台、スタンドを装着した自転車で 日常利用からサイクリングまで多用途に使える自転車だ。日本では地味なルックスに車体重量が重く、輪行が難しい問題があるため普及していない。 海外では、様々な自転車ブランドからE-トレッキングバイクがラインナップされており、日本もMERIDA等の自転車ブランドからトレッキングバイクタイプのE-Bike「E-トレッキングバイク」が登場している。今回は海外のE-トレッキングバイク等を紹介しつつ、日本でE-トレッキングバイクが流行するか考えてみたい。 マウンテンバイク化しつつあるE-トレッキングバイク 海外のE-トレッキングバイクは、E-クロスバイクに荷台や泥除け、スタンド等を装着したモデルだけでなく、マウンテンバイク用の太いタイヤを装備したモデルが登場している。 一例を挙げるとするならば「MERIDA eSPRESSO CC 900 EQ」(海外モデル)。またぎやすいフレームに荷台や泥除け等を装着したE-トレッキングバイクだが、フロントフォークはSR SUNTOUR製のエアサスペンションフォーク「MOBIE」に、グラベルにも対応したタイヤやサドル高を簡単に調整できるドロッパーシートポストを装備。ドライブユニットはE-MTB向けユニット「Shimano STEPS E8000」を搭載。街乗りやサイクリングだけでなく、グラベルも安心して走行できるE-トレッキングバイクとなっている。 E-MTBに荷台やスタンドを装着してE-トレッキングバイク化 MERIDA eSPRESSO CC 900 EQのように、MTB風味を加えたE-トレッキングバイクが登場している。それとは逆に、E-MTBに泥除けや荷台、スタンドを装着し「E-トレッキングバイク化」したE-MTBも登場している。 「SCOTT AXIS eRIDE EVO」(日本未発売)は、フルサスE-MTBをベースに、荷台や泥除け等を装着したE-トレッキングバイク。人力自転車でのフルサストレッキングバイクは、重い車体重量にサスペンションロスの欠点がある。しかし、E-Bike化により、それらの問題を無視する事ができるようになった。 E-トレッキングバイクは日本で普及するか https://www.youtube.com/watch?v=EKPUFTC7Zps 地味なルックスに車体重量が重く、輪行が難しい人力タイプのトレッキングバイクは日本で普及しなかった。しかし、E-トレッキングバイクは日本市場で流行する可能性が残っている。まずE-Bikeの殆どは車体重量が重くて輪行が難しいため、トレッキングバイクの欠点である輪行が難しいので問題になりにくい。 https://www.cyclorider.com/archives/30289 そして、人力自転車で問題になる車体重量はモーターの力により楽に漕ぐことができる。大抵のE-Bikeなら上り坂でも18km/hぐらいの速度が出てしまうので、競技用自転車みたいに、日常性能を犠牲にした設計よりも日常的に使える汎用性が高い設計のほうが支持されるだろう。 筆者としては、E-トレッキングバイクよりも、E-トレッキングバイク化が可能なE-MTBが売れると予想する。普段は荷台と泥除け、スタンドを装着して「E-トレッキングバイク」で使い、本格的なオフロード走行では、スタンドや荷台を外して「E-MTB」で楽しめるからだ。日本ではBESV TRS2 XCが、オプションで泥除け、荷台、スタンドを用意しており「E-MTB」と「E-トレッキングバイク」の両方を楽しむことができる。 https://www.youtube.com/watch?v=MVDon13fUD0 https://www.youtube.com/watch?v=ZjwZiq4xijc 競技用自転車が持て囃されている日本で、このような公道用の中途半端なE-Bikeが売れるか疑問に思うかもしれない。しかし、エンジン付きの乗り物では、中途半端なジャンルの乗り物が人気になっている。それは、アドベンチャータイプのオートバイやSUVだ。これらのジャンルは、競技用モデルのような本格的なオフロード走行は難しく、舗装路用車両と比べると安定感は劣る中途半端なジャンルだ。しかし、現実世界の公道は、綺麗な舗装路だけの道や、道無き道だけを走るような事は殆どない。舗装路が荒れていたり、偶に砂利道が登場したり、荷物を運ぶことだってよくあり、全てが中途半端な世界なのだ。 全てが中途半端な世界ではアドベンチャーオートバイやSUVといった、「中途半端」なジャンルが支持を集めるのは当然と言える。モーターの力で、トレッキングバイクの欠点を潰したE-トレッキングバイクは成功する可能性はあるだろう。    

B.B.BASEがE-Bikeの乗車を歓迎! B.B.BASEにE-Bikeを載せてサイクリングを楽しもう!

両国から銚子等、房総半島に行くサイクルトレイン「B.B.BASE」。車内には自転車を立てかけるサイクルラックが用意されており、ロードバイクやクロスバイク、一部小径車の積載が可能で簡単に自転車を停められる事が可能な事で知られている。 その一方、サイクルラックに積載できない自転車も存在する。特に、欧州を中心に注目されているE-Bikeは、ほとんどの車種が、バッテリーとモーターの関係で、車体重量が重くB.B.BASEのサイクルラックに積載できない。 だが、実は、B.B.BASEでは、E-Bikeを含めたサイクルラックに搭載できない自転車(規格外自転車)の乗車も可能なことをご承知だろうか。今回は、シクロライダーがE-BikeとB.B.BASEで楽しむサイクリングについて、写真を交えてお伝えする。 B.B.BASEとE-Bikeの組み合わせは、どれだけ面白い? B.B.BASEが発車する両国駅。普段使われていない3番線から出発。階段がなくスムーズに3番線へ入場できるため、E-Bikeでも安心だ。 B.B.BASEは6両編成で99人の乗員と99台の自転車を載せる事ができる。1両あたり19~20人の座席(4号車はフリースペースで定員0人)のため、ボックスシートながらゆったりとした座席となっている。通常の特急列車が1両あたり50人ほどの乗員が乗るため、B.B.BASEが、どれだけゆったりしているかわかるだろう。 B.B.BASEの車内には、自転車を立て掛けるためのラックが用意されているが、多くのE-Bikeは車体重量の関係で積載できない。そこで、E-Bikeはラックに積載するのではなく、車両端にある空きスペースに置く方法で積載する。この方式はラックに積載するよりは少し時間がかかるが、車種に固定されないので、様々なE-Bikeを載せることが可能だ。当日はB.B.BASEクルーに相談し、スムーズに乗車することができた。 今回、乗車したB.B.BASE佐原は、水郷の町として有名な香取市の「佐原駅」に止まる。ここは利根川サイクリングロードに近く、平地が多いエリアだ。平地でも向かい風などの問題があるが、E-Bikeは従来のクロスバイクよりも楽に走ることができるため、気軽に観光地を巡りたい人にオススメだ。 佐原エリアで有名なのが「香取神宮」。全国に約400社ほどある香取神社の総本山で、勝運・交通・災難除けなどのご利益があると言われている。地震を鎮めるとされる霊石「要石(かなめいし)」があり、関東屈指のパワースポットとも呼ばれている。お参りを終えたら降りて甘味処で休憩したり、お土産を買うこともできる。佐原駅から歩いて約50分近くと遠いため、観光で回るにはE-Bikeがオススメだ。 香取神宮:https://katori-jingu.or.jp/ “北総の小江戸”や”水郷の町”と称された「佐原の町並み」も注目だ。歴史的建造物が今でも残っているだけでなく、昔からの家業を引き継ぎ、今も営業を続けている商家が多いのも特徴。江戸時代に、日本を測量し、初めて実測による日本地図を完成させた「伊能忠敬」がかつて住んでいた事もあり、「伊能忠敬旧宅」や「伊能忠敬記念館」など、自転車で散策するのも良いだろう。 香取市役所 佐原の町並み:https://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/machinami/index.html E-Bikeで房総半島はもっと面白くなる 誰でも気軽にサイクリングが楽しめるE-Bike。そのE-BikeにB.B.BASEを組み合わせる事で、誰でも気軽に房総半島のサイクリングが楽しめるという新しい魅力が生まれた。今回は、佐原エリアでE-Bikeサイクリングを行ったが、佐原エリアだけでなく、銚子エリアや内房エリア、外房エリアでもE-Bikeを持ち込んでのサイクリングが可能。シクロライダーでもE-BikeとB.B.BASEを組み合わせた特集を行う予定だ。 B.B.BASE:https://www.jreast.co.jp/chiba/bbbase/ 東日本旅客鉃道株式会社千葉支社:https://www.jreast.co.jp/chiba ※規格外自転車の持ち込みについては、当日クルーにご相談ください。 【E-Bike提供】 CycleTrip:https://cycletrip.jp/ja/ ZuttoRide Sharing株式会社:https://zuttoridesharing.jp/ 文:松本健多朗

2020年度最新版「BESV」ブランドのEバイク一覧【E-Bikeブランド辞典】

https://youtu.be/K33kqjxZm_k E-Bikeブームで、電動アシスト自転車を製造しているメーカーがE-Bikeに参入したり、既存の自転車ブランドがE-Bikeに参入する中、既存の人力自転車や電動アシスト自転車を作らず、E-Bikeのみを製造するE-Bike専業メーカーが登場している。日本市場で有名なE-Bike専業メーカーと言えば「BESV」だろう。 BESVはBeautiful、Ecology、Smart、Visionから頭文字を取ったE-Bikeブランド。BESVブランドのE-BikeはBESVオリジナルユニットを搭載したE-Bike(PSシリーズ、CF1 LENA、LX1、JR1、JF1)と、シマノ製ユニット(STEPS E8080)を搭載したE-Bike(TRS1、TRS2 AM/XC)の2種類に分けられている。 日本市場に関しては、デザインだけでなく道を切り拓いているのも特徴。2018年に登場した日本初のカーボンフレームE-MTB「TRS1」、2019年に登場した、内蔵バッテリー搭載のフルサスペンションE-MTB「BESV TRS2 AM」等、他社に先駆けたE-Bikeを投入していることでも有名だ。 バッテリーはBESVブランド全車、脱着可能な内蔵式バッテリーか、車体と一体化したデザイン(PSシリーズ、TRS1)を採用し、デザインに拘ったE-Bikeブランドとして知られており、グッドデザイン賞等を受賞している。また、女優・創作あーちすと「のん」がアンバサダーを務めている事でも有名だ。 PSシリーズ PSA1 BESVを代表するPSシリーズのエントリーモデルが「PSA1」。独特のすっきりとしたスタイリングは、海外で数々のデザイン賞を受賞するだけでなく、日本でもグッドデザイン賞2017を受賞した。前後サスペンションを搭載したアルミフレームを採用し、乗り心地にも拘っているのが特徴。独自アルゴリズムを組み込んだオリジナルの駆動システムは、直感的なスマートモード機能を含む4つのモード(Mode1~3+Smart Mode)を搭載。それに加え、10.5Ahの大容量高性能バッテリーを搭載し、フル充電で90kmの航続距離を実現した。価格は185,000円(税抜)。 フレーム:アルミフレーム(リアサスペンション付き) フロントフォーク:RST CAPA 20 50mmトラベル 重量:19.6kg ブレーキ:TEKTRO 機械式 ディスクブレーキ (エレクトリックブレーキ装備) ギア(前):48T ギア(後):12-28T 7段変速 フロントホイール:20インチ リアホイール:20インチ インホイールモーター タイヤ:CST C1854 20×1.95 ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明) アシスト方式:リアインホイールモーター バッテリー:36V 10.5Ah(378wh) 充電時間:約4.5時間 アシストモード:3段階+スマートモード 航続距離:90/74/60km https://www.cyclorider.com/archives/26947 PSF1 BESVを代表するPSシリーズのフォールディングモデルが「PSF1」。リジットフォークとアルミフレームの組み合わせで軽量化しつつ、リアサスペンションを採用し走行時の快適性を実現。リアフレームとフロントフォーク、ハンドルを折りたたむ方式を採用し、デザイン性を崩さないだけでなく、フレーム本来の剛性を保ちながらコンパクトに収納可能。オプションも豊富で、キャスター付きリアキャリアは、折りたたんだ状態での転がし移動ができる。車に載せた状態のカーサイクリングなど、多様なサイクルライフに対応できるアーバンコミューター。価格は245,000円(税抜)。 フレーム:アルミフレーム(リアサスペンション付き) フロントフォーク:アルミ、折りたたみ機構付き 重量:18.3kg ブレーキ:PROMAX 機械式 ディスクブレーキ ギア(前):48T ギア(後):12-28T 7段変速 ...

Bosch製ユニットを搭載したキャノンデールのE-Bike「Quick Neo」

キャノンデール・ジャパンは、2月7日、Bosch製ドライブユニットを搭載したクロスバイク型E-Bike「Quick NEO(クイック ネオ)」を発売した。 Quick Neoは日本市場初のキャノンデール製E-Bike。キャノンデール曰く、ロードバイクのようにスピーディーでありながら、アップライトなジオメトリーとフラットハンドルの組み合わせにより、スポーツバイクに慣れていない方へも快適なバイクライドを提供するとのこと。脱着可能なバッテリー内蔵式を採用し、バッテリー容量は500Whで長距離サイクリングにも対応している。 フレームはOutFrontジオメトリーを採用。少し寝かせたヘッドアングルと55mmのフォークオフセットの組み合わせで、高速時の安定性と俊敏なハンドルを両立。小さいサイズのバイクでも、つま先が前輪に接触するリスクを軽減。また、キックスタンド、取り外し可能なフェンダーブリッジ、ラックマウント、ライト用ケーブルを標準装備。必要なときに簡単に取り付けられ、不要なときには取り外してスッキリとした見た目にもなる。 ドライブユニットはBosch Active Line Plus(定格出力250W、最大トルク50Nm)。価格は290,000円(税抜)。 フレーム:SmartForm C1 Alloy, SAVE, Ai, flat mount brake, 142x12 thru-axle フロントフォーク:BallisTec Carbon, 1-1/8" to 1.5" tapered steerer, 55mm offset, flat mount, 12x100 thru axle 重量:- ブレーキ:Shimano MT200油圧式 ディスクブレーキ ギア(前):38T ギア(後):SHIMANO 11-36T 9段変速 フロントホイール:Formula...

RICCAL(リッカル)から室内用ディスプレイスタンド「サイクルシェルフ」が登場

理研軽金属工業は、スポーツバイク用のアルミ製サイクルスタンドを手掛ける「RICCAL(リッカル)」ブランドから、室内用にスポーツバイクを展示・保管できるディスプレイスタンド「サイクルシェルフ」を1月31日から発売すると発表した。 理研軽金属工業はアルミニウム製品の加工から販売までを一貫で行う会社。今回のディスプレイスタンド「サイクルシェルフ」は、ロードバイクなどの自転車を室内で保管する際、壁に立てかけたり、床に直置きしたりすることなく、フレームをアームに掛けるだけで自立する構造を採用。ロードバイク、クロスバイク等のスポーツバイクを安全に展示できるため、キズや汚れを避けるだけでなく、室内保管するのに役立つ。保管だけでなく、自転車を掛けたままチェーンまわりの簡易的なメンテナンスもでき、ラック部にはツーリングやメンテナンス用の周辺アイテムを収納することもできる。 外観にはキズや汚れに強く、家具のように長期間使用することができるアルマイト加工を表面に施し、滑らかな質感に仕上げている。アーム部にはゴムが使われており、搭載時の横ずれやキズを防いでいる。また、専用バンドで留めることで、メンテナンス時など自転車が動いても転倒しないよう固定することが可能。部屋のスペースや収納品に合わせて、2種類のタイプ(スリムタイプ・ワイドタイプ)から選べる。 スリムタイプのサイズは、H1,525mm×W304mm×D426mm、メーカー希望小売価格30,000円(税別・送料別)。ワイドタイプのサイズはH1,525mm×W1,000mm×D426mm、メーカー希望小売価格は47,000円(税別・送料別)。 理研軽金属工業株式会社<RICCAL(リッカル)>特設サイト:https://www.rikenkeikinzoku.co.jp/products/development/cyclestand/index.html

極限まで小さくなる新時代のツーリング用輪行自転車「テンションシルク」

ロードバイクやクロスバイク等のスポーツ自転車は、車輪を外して専用の袋に入れれば、公共交通機関に載せることができる「輪行」が可能だ。しかし、そのように輪行を行ってもサイズが大きいため、場面によっては輪行が難しい事も少なくない。 そのような問題を解消したのが「テンションシルク」だ。テンションシルクは1964年東京オリンピック等で活躍した「シルク号」の、直系ブランドビルダーである「絹自転車製作所」が製作した自転車。 一番の注目がフレームの一部分(ダウンチューブ)に特殊繊維を使用したロープを採用した「テンション構造」を採用している事。従来の自転車とは違う変わったデザインに見えるが、ダウンチューブは乗車時には引っ張りの力しかかかっていないため、このような構造でも大丈夫とのこと。また、「テンション構造」に関しては、目新しい技術ではなく1800年代の自転車にも使われており、絹自転車製作所の代表が、かつて試作車を作っていたと語っていた。 現代の自転車では、テンション構造をサスペンションとして使っている「Slingshot」ブランドの自転車、Dahonの一部車種(K3)に使われている「Deltec」が、テンション構造の考えを採用している自転車とも言える。このテンション構造は、使用するワイヤーが使っていくうちにヘタってしまう問題があるが、テンションシルクに関しては特殊繊維を使用したロープを使うことで、その問題を解決した。 https://www.youtube.com/watch?v=vtRUj1a_csg https://www.youtube.com/watch?v=wQiMP04WiVU テンションシルクが「テンション構造」を採用した理由 テンションシルクがテンション構造を採用した理由は、輪行性能の追求した結果だ。一般的な電車輪行ならシートピラーを外すだけで簡単に輪行モードに変身する。 車輪を外さないで、ここまでコンパクトに折り畳めるのは驚くしかないが、テンションシルクは前後ホイールやフロントフォークを外すことで、折り畳みサイズを3辺合計159cmと驚異的な輪行性能を実現した。 テンションシルクの価格は? 新時代の輪行ツーリング自転車と言える「テンションシルク」。価格は、超軽量モデルの「テンションシルク JBT」が、500,000円。キャンピング仕様の「テンションシルク UCC(ウルトラコンパクトキャンピング)」が200,000円。20インチの「テンションシルク 20」が150,000円(いずれもフレームのみ、税抜)。どれもハンドメイドのオーダー品のため高価だ。しかし、現在、アルミフレームの量産車仕様も製作中で2020年夏に販売を予定している。現時点では詳しい仕様は公開されていないが、希望価格は120,000円を予定していると語っていた。輪行ツーリングの時代を変える注目の自転車だろう。 リンク:silkcycle.com

2020年最新版 10万円クラスのE-Bikeまとめ おすすめモデルも紹介

モーターと電池の力で、脚力をアシストする電動アシスト自転車。そんな電動アシスト自転車の中でも、スポーティな走りが楽しめるのがE-Bikeだ。日本では、足に電気モーターが入るような「自転車型パワードスーツ」と感じさせるレベルのE-Bikeはエントリーモデルで20万円台から。E-MTBなどオフロード走行に対応したモデルや、パワフルにアシストを行うドライブユニットを搭載したE-Bikeは30万円台から、フルサスペンションタイプのマウンテンバイク型E-Bike(E-MTB)は、40万円台からと、非常に高価だ。 しかし、2020年では10万円クラスのE-Bikeが少ないが登場している。この価格帯でもBESVやミヤタ、ヤマハなど大手モデルのE-Bikeも用意されており、比較的安心して購入できるE-Bikeもある。今回は日本国内で購入できる10万円台のE-Bikeを紹介しよう。 https://www.cyclorider.com/archives/43793 E-フラットバーロードバイク ヤマハ・YPJ-C 電動アシスト自転車のリーティングカンパニーのヤマハ発動機のE-Bikeブランドが「YPJ」シリーズ。YPJシリーズの中でも、エントリーモデルに位置するのがYPJ-Cだ。E-Bikeの中でも、バッテリーのサイズを小さくすることで、車体重量を軽くし、アシストOFFの状態でも軽快に走行でき、軽快なハンドリングを売りにしている。バッテリー容量が少ないため最大航続距離が短いのが欠点。前2段変速を採用しているのでバッテリー切れなどの場面でもなんとか対応できるだろう。ドライブユニットはヤマハ PWで2014年に登場。2020年現在、BoschやShimanoなど様々なブランドからドライブユニットが登場しており、20万円以上のE-Bikeと比較すると見劣りするが、踏んだ時のアシストが瞬時にかかる感覚、漕いだ時に滑らかにアシストが追従し、足にモーターが入るような「自転車型パワードスーツ」感覚がある貴重なE-Bikeの1台。また、10万円台のE-Bikeでは航続距離表示がある貴重なモデルだ。平地重視のサイクリングを行う、電池が切れたらすぐに充電して使うなど、割り切った使い方を行う人向けのE-Bikeだ。価格は185,000円(税抜) フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ 重量:16.1kg(Mサイズ) ブレーキ:SHIMANO 105 キャリパーブレーキ ギア(前):46/34T ギア(後):11-30T 9段変速 フロントホイール:700C クイックリリースレバー リアホイール:700C クイックリリースレバー タイヤ:700×28c ドライブユニット:ヤマハ PW(定格出力 240W、最大トルク-Nm) アシスト方式:ミッドドライブ バッテリー:25.2V 2.4Ah 充電時間:約1時間 アシストモード:3段階(ECO/STD/HIGH) 航続距離:(48km/22km/14km) 出典:yamaha-motor.co.jp ヤマハ・YPJ-Cまとめ ライトウェイトE-クロスバイクの実力は?【E-Bike】 https://t.co/owmn6Ks1K6 #自転車 #ebike @CycloriderJapanさんから — CycloRider (@CycloriderJapan) December 14, 2019 TRANS MOBILLY E-MAGIC700 ルノー・ライトシリーズで有名なGicのE-BikeブランドがTRANS MOBILLY。そのシリーズの中でフラットバーロード版がTRANS MOBILLY E-MAGIC700。バッテリーは内蔵脱着式を採用し、すっきりとした見た目を採用。E-Bikeでは珍しく前2段変速を採用している。アシストはパワー重視よりもマイルドな感覚に近い。スタンドはセンタースタンドを装備。価格は150,000円(税抜)。 フレーム:アルミフレーム フロントフォーク:不明 重量:15.3kg ...

サンワサプライから横置き式輪行袋が登場

サンワサプライから、輪行袋「800-BYBAG003」が登場した。 この輪行袋は、自転車を下向きにして横向きに輪行できる横置き型の輪行袋。底面には当て布が2ヶ所あり、片方にはサドル位置が分かるよう印字されている。自転車の前後輪を外して収納するタイプで、エンド金具は不要。また、輪行バックの内側ポケットには自転車の両輪を片輪ずつ簡単に収納でき、前後のホイールを縛る手間が無い仕様となっている。外した両輪は他のパーツと分けて収納する方法だ。 肩掛け紐の根元部分にはセキュリティワイヤーを通すことができ、盗難防止対策も可能。輪行時以外は小さく折りたたみ、付属の袋に収納すれば、ベルトでサドル下に取り付けできる。サイズは、W1100×D2×H800mm(本体のみ)で、重量は約460g(本体のみ)。直販サイト「サンワダイレクト」で販売を実施する。

輪行袋としても使用できる「Vistacy ハイスペック サイクルカバー」が登場

アドベンチャーエイドは高機能素材を使用した自転車カバー兼輪行袋「Vistacy ビスタシー ハイスペック サイクルカバー」を2020年1月6日に販売すると発表した。 「Vistacy ビスタシー ハイスペック サイクルカバー」は、生地に「リップストップ ナイロン 210D オックスフォード生地」を使用。耐水圧は3000mmを実現し、防水性の高さを売りにしている。また、リップストップ生地はテント、リュック、パラシュートなどのアウトドアでも多用されていることでも有名だ。 前後の裾部分にはドローコードがついており自転車に合わせて絞って使用可能、センター部分には固定用のストラップも採用した。そして、保管時のカバーとしてだけではなく、輪行袋としても使用可能。前後輪を外して車体にストラップなどで括り付け、逆向きにして入れることで輪行袋として使用できる。 サイズは一般的なママチャリから700Cのロードバイク、29インチのMTBまで対応。後部チャイルドシート有の場合はサイズが合わないため注意が必要だ。販売は楽天市場の直営ネットショップで開始する。  

E-Bike/電動アシスト自転車インプレッション記事まとめ シクロライダーの中でも注目のモデルをピックアップ

注目されつつある電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」。従来型の電動アシスト自転車は、E-Bikeが大々的なブームになっていない日本国内ですら、50CCの原動機付自転車よりもラインナップが多い状況だ。そこで気になるのが、実際にE-Bikeや電動アシスト自転車に乗った時の評価。E-Bikeや電動アシスト自転車は、アシストの追加により従来の自転車より車両特性が違いが簡単にわかる。また、車両価格も高額なため、見た目だけで簡単に購入するのも難しいため、インプレッション記事を読んだり、実際に試乗するのがベストだ。今回ばシクロライダーで紹介したE-Bikeや電動アシスト自転車のインプレ記事をまとめて紹介する。 クロスバイクタイプ YAMAHA YPJ-C YPJ-Rのフラットバーロードバイク版のE-BikeがYPJ-Cだ。こちらも超小型バッテリーの採用で航続距離が短くなった一方、マスの集中化を実現。車体設計も変えており、タイヤは太めの28ミリタイヤを装備するなど、YPJ-Rよりも公道走行向けのモデルを実現した。 https://www.cyclorider.com/archives/20982 Louis Garneau AVIATOR-E AVIATOE-Eは、シンプルなデザインにShimano STEPS E5080ユニットを組み合わせたクロスバイクタイプのE-Bike。20万円台前半とE-Bikeの中では手頃な価格を実現した。また、オプションも豊富なのが特徴だ。 https://www.cyclorider.com/archives/32143 Corratec E-POWER SHAPE PT500 ドイツの自転車ブランドで知られているCorratec。その中でもE-POWER SHAPE PT500は日本市場向けにデザインされたクロスバイクタイプのE-Bike。大容量の内蔵型バッテリー「Bosch PowerTube 500」を採用しロングライドも楽しめるようになっている。 https://www.cyclorider.com/archives/40010 Specialized Turbo Vado SL Turbo Vado SLは、日本市場で購入できるSpecialized製のクロスバイクタイプのE-Bike。価格は36万3000円(税込、以下同)と、Specialized製E-Bikeの中では一番安いのも特徴だ。軽さを重視した車体やバッテリー、モーターを採用することで輪行できる車体重量を実現した。 https://www.cyclorider.com/archives/44176 マウンテンバイクタイプ Benelli TAGETE 27.5 2017年春に販売開始したE-MTBの「Benelli TAGETE 27.5」。20万円台前半の価格で購入できる貴重なE-MTBの1つとして有名だ。 https://www.cyclorider.com/archives/26951 MIYATA RIDGE RUNNER 27.5×2.8サイズのワイドタイヤを採用したE-MTBがリッジランナー。ドライブユニットにはSHIMANO STEPS E8080の搭載し、リニアなフィーリングを実現した。また、ロングトレイルライドにも使用できる36V/14Ahの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、サイクリングからハードなオフロードライドを楽しめる。 https://www.cyclorider.com/archives/24764 YAMAHA YPJ-XC ヤマハ発のマウンテンバイクタイプのE-Bikeが「YPJ-XC」。大容量の大型バッテリーに、パワフルなE-MTB用ユニット「ヤマハ・PW-X」ユニットを組み合わせる事で、ロングライドとオフロードライドの両立が可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/21794 TREK Rail9.7 2020年モデルのE-Bikeで一躍話題となったのがTREK Rail 9.7。カーボンフレーム、カーボンホイールを採用し、日本初投入のBOSCH製E-MTBユニット「Performance Line CX」を搭載したフルサスペンションE-MTB。 https://www.cyclorider.com/archives/37082 Specialized Turbo LEVO SL 2020年に軽量フルサスE-MTBとして一躍有名となったSpecialized Turbo LEVO SL。軽量なSpecialized製ドライブユニットや、バッテリーを脱着不可能にして、軽量化を重視することで、カーボンフレーム仕様では車体重量は17キロ台を実現した。 https://www.cyclorider.com/archives/42176   Corratec E-POWER...

勢いづくE-Bikeブームを体感した2019年をまとめる

2019年の自転車界では、グラベルロードやディスクブレーキロードバイクが流行したが、一番大きいのがE-Bikeブームだろう。 2019年は、様々な企業がフルサスペンションE-MTBを発売し、BoschやShimanoから新型E-Bike用ユニットが登場するなど、少しづつE-Bikeが注目されている状況だ。 50CCの原付はスポーツモデルは死滅し、スクーター等を含めても17台(ホンダ:10種類、ヤマハ:4種類、スズキ:3種類)しか無く、地方にあるホームセンターの自転車売場みたいに魅力が無いラインナップだ。一方で、E-Bikeは大手4ブランドユニット搭載車(Bosch、Panasonic、Shimano、Yamaha)の場合、50台以上のE-Bikeが登場した。(Yamaha、PanasonicはE-BikeのYPJシリーズやXシリーズのみの集計)ラインナップも、本格的なオフロードコースを走行するフルサスE-MTBから、泥除けや荷台を装着したE-クロスバイク、ビーチクルーザータイプなど、様々なE-Bikeが用意されており、ファッションを重視したい人やスポーツ性を求めたい人にも満足するラインナップだ。クルマやオートバイでは無くなった「新しい時代が胎動している」感覚がE-Bikeにはあるだろう。 僅か数ヶ月で流れが変わる2019年の日本E-Bike界 「新しい時代が胎動する」感覚があるE-Bike。そのため、クルマやオートバイとは違い、僅か数ヶ月で流れが変わってしまう。 一例を挙げるとすれば、フルサスペンションE-MTBだろう。2019年2月に登場したパナソニック・XM-D2(60万円)は、日本国内初のフルサスペンションE-MTBとして注目を浴びた。しかし8月にインチューブバッテリーを採用し低重心化を実現したBESV TRS2 AMが44万5,000円と戦略的低価格で販売され、2019年後半にはカーボンフレームにBosch Performance Line CXを搭載したフルサスE-MTB「Rail9.7」が発表され、1年も経たずに洗練されたE-Bikeが登場した。この流れは当分続くだろう。 E-Bikeの鍵を握るドライブユニット E-Bikeの性能の中で、重要な物の1つが「電動アシストユニット」。クルマやオートバイで言う「エンジン」に当たる存在だ。 シマノは新たに中級グレードのE6180とエントリーグレードのE5080を投入し、20万円クラスのE-Bikeでシェアを増やそうとする状況だ。 一方でBoschは、2019年後半にBoschからE-MTB用ユニット「Performance Line CX」を登場させる。他の最上級E-Bikeユニットより静音化と、eMTBモードを搭載することで、日本市場ではヤマハ PW-Xを差し置いて、トップに立つE-Bikeユニットを実現。特にヤマハは執筆時点では他社にE-Bikeユニットを供給していない(GIANT SyncDrive SystemはヤマハとGIANTの共同開発モデル)ため、多種多様なメーカーに供給しているBoschのほうが有利だ。 https://www.youtube.com/watch?v=FgBPI2D_RC4 https://www.youtube.com/watch?v=Lg5-srDAdlQ しかし、ライバルも進化している。海外ではヤマハのPW-X2や、パナソニックのGX Ultimateといった新たなE-Bikeユニットが登場している。また、日本では知られていない48V電圧に最大トルク95Nmを叩き出す某E-Bikeユニットを作る某企業も日本市場に参入する噂も聞く。2020年も気が抜けないだろう。 日本の本格的E-Bikeブームはいつやってくるか 「新しい時代が胎動している」感覚がある日本のE-Bike界だが、第1次バイクブームのような本当のブームはやって来ていない状況だ。 https://www.cyclorider.com/archives/10266 その理由は様々あるが、一番の大きな理由は「E-Bike」という乗り物が社会に認知されていない事だろう。E-Bikeを認知させるには、乗って体験するのが一番簡単だが、どうしても限界がある。既存の電動アシスト自転車と比較して、どれほどの違いを打ち出すのか。従来の電動アシスト自転車や50CC原動機付き自転車と比較して、どのようなライフスタイルを提案できるかが鍵だ。  

2020年最新 「Tern」ブランドのEバイクをピックアップ【E-Bikeブランド辞典】

https://www.youtube.com/watch?v=bmwDbjar8ac 折りたたみ自転車やストリートバイクで有名な自転車ブランド「Tern」は、電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」も製造していることでも知られている。TernのE-Bikeは他の一般的なクロスバイクタイプ(E-クロスバイク)やマウンテンバイク(E-MTB)とは違い、小径ホイールを採用した折りたたみ自転車タイプ(E-フォールディングバイク)の「Vektron」と、カーゴバイクタイプ(E-カーゴバイク)「HSD」シリーズ等をラインナップしている。どちらのE-Bikeも、荷台や子供乗せの装着ができる車体に、スポーツE-Bike用ユニットを組み合わせる事で、汎用性と趣味性を両立したE-Bikeを実現した。日本では、折りたたみ自転車タイプのE-Bike(E-フォールディングバイク)「Vektron S10」と、カーゴバイクタイプのE-Bike(E-カーゴバイク)「HSD P9」の2種類が用意されている。 Vektron S10 電動アシストスポーツ折りたたみ自転車(E-フォールディングバイク)のVektronは、スポーツE-Bike用ドライブユニットを搭載したモデル。日本では、Bosch Active Line Plusを搭載した「Vektron S10」のみのラインナップだ。このE-Bikeの特徴は、E-Bike用ユニット「Bosch Active Line Plus」を搭載することで、E-クロスバイク(クロスバイクタイプのE-Bike)らしいスポーティなフィールを実現した。また、太めのタイヤや、車体中心近くに装着されたバッテリーを採用することで、折りたたみ自転車特有の癖を抑える味付けに成功。小径自転車に不慣れな人でも運転できるだけでなく、一般的なサイクリングレベルなら他のE-Bikeと同等のサイクリングが楽しめるE-Bikeだ。 オプションで、フロントラックやリアキャリア、泥除けが用意されているため、街乗りからサイクリングまで楽しめる仕様にできる。また、リアキャリアを装着すれば子供乗せのシートを装着できる。車体重量が20kg近くあるため、折りたたんだ状態で持ち運んで移動するのは大変だが、カーサイクリングが簡単にできるのは大きな利点だ。 フレーム:Vektron G2 アルミフレーム フロントフォーク:6061アルミ 重量:19.8kg ブレーキ:Magura MT4油圧式 ディスクブレーキ ギア(前):52T ギア(後):SHIMANO 11-32T 10段変速 フロントホイール:Kinetix Comp, QR, doublewall, disc, Novatec Hub, 100mm, 32H リアホイール:Kinetix Comp, QR, doublewall, disc, Novatec Hub, 135mm,...

【試乗】折りたたみとBosch製E-Bikeユニットを合わせた Tern Vektronの利点とは?【E-Bike】

欧州を中心に注目されているE-Bike。日本でも様々な企業からE-Bikeが登場しており、E-Bikeブームの気配が見えている。折りたたみ自転車でもE-Bikeの流れがあり、その中でも有名なE-Bikeと言えばTern Vektronだ。Tern Vektronは、折りたたみ自転車やストリートタイプのスポーツサイクルで有名な「Tern」のE-フォールディングバイク(電動アシスト折りたたみ自転車)。一般的なE-フォールディングバイクは、折りたたみ性能を重視し、パワーよりも軽さを重視した電動アシストユニットを搭載した物が多い。しかし、Tern VektronはE-Bike用ユニット「Bosch Active Line Plus」を搭載することで、E-クロスバイク(クロスバイクタイプのE-Bike)らしいスポーティなフィールを採用したE-フォールディングバイクだ。 今回紹介するVektronは、時間の関係でBosch Japanが所有しているモデルをお借りした。カラーはかつて存在したVerge S11iを連想させる量産車には無いBoschオリジナルのシルバーを採用。カラーリングが違うだけで、ドライブユニットの変更は無い。 高い汎用性と低重心化を実現した車体 Tern Vektronを他のE-Bike比べた時、一番の利点なのが折りたたみ機構だろう。車体重量が19kgを超えるため折りたたみは簡単ではないが、ハンドルポストが折りたためるため、家の空いたスペースに置くことができる貴重なE-Bikeだ。 折りたたみ自転車には、フレームサイズが1種類しかないためハンドルやサドル高さの調整域を取ることで、高い汎用性を実現しているモデルが多い。それはTern Vektronも例外ではない。ハンドルはワンタッチで高さを上下に調節できるため、幅広い身長に対応している。 積載量に関しては前後にラックの取り付けが可能だ。リアラックはVektronの専用品があり、バッグ類やチャイルドシートが装着できる。小径ホイールのおかげで重心が低いため、重い荷物を載せても比較的安定して走行できるだろう。 バッテリーはE-Bikeでは珍しく車体中心近くに搭載。車体前方に荷重がかからず、従来の自転車に近い自然な感覚で運転できる。タイヤはSchwalbe Big Apple 20×2.15インチと、太いタイヤを採用。これにより、小径折り畳み自転車特有の硬い乗り心地や、一般的な自転車よりも神経質なハンドリングが解消されているだけでなく、小径自転車と感じさせない重圧感がある乗り心地を実現。歩道の段差や多少荒れた道でも安心して走る事が可能だ。 本格E-Bike用ドライブユニット「Bosch Active Line Plus」を搭載 Tern Vektronに搭載されているE-Bikeユニット「Bosch Active Line Plus」は、定格出力250W、最大トルク50Nmのサイクリング用E-Bikeユニット。一部クラッチ機構の削除により、40-50Nmクラスでは、アシストがかかった時のダイレクトで直結感があるフィールを実現している。 このドライブユニットの利点はアシスト音が静かなこと。今回、街乗りからサイクリング、急坂での走行等一通り行った。E-Bikeによってはアシスト時の音が大きいのがあるが、Active Line Plusはどんなシチュエーションでもモーターのノイズが静かなのが印象的だった。欠点はアシストが切れた時のゴリっとした感触。これはスポーツライドで急に脚を止める時に感じる事が多い。しかし、今回乗車した場面では、そのようなシチュエーションが無いため特に問題なかった。 バッテリーは36V 8.2Ah。近年のE-Bikeでは36V/10.0Ah以上の大容量バッテリーを搭載しているモデルが多いため、Vektronのバッテリー容量は少ない。しかし充電時間は0~100パーセントの場合、僅か2.5時間(0~50%の場合は1時間)と短い時間で充電できる。充電器もE-Bike用ではコンパクトなため、休憩中に充電を行う事も可能だ。 Tern Vektronのインプレッション 今回、Tern Vektronを街乗りからサイクリング、子ノ権現等のヒルクライムまで、様々な道を運転したが、Vektronの乗り味を一言で表すと「クルマ」みたいな感覚だ。その理由は、ドライブユニットと車体設計Vektronに搭載されているE-Bikeユニット「Bosch Active Line Plus」は、トルク重視のスムーズなフィーリングで、クルマのように静かに力強く発進する。そして、マウンテンバイク並の太いタイヤは、一般的な小径自転車では不安な、ひび割れた路面や歩道の段差をいなしてくれるため、神経質にならずリラックスした運転ができる。太いタイヤとバッテリーを車体中心近くに載せた事により、自転車のグライダーのようなヒラヒラとした軽快感が無く、重圧感がある走行感を実現した。ブレーキはMagura MT4油圧ディスクブレーキを採用。マウンテンバイクにも使われるレベルで、軽いタッチで瞬時に止まってくれる。 アシストモードはECO、TOUR、SPORT、TURBOモードの4段階を用意。ECOモードでもアシストされている感覚はあるが、上り坂になるとアシスト力が少ない。上り坂を走るのならTOUR、SPORT、TURBOモードを使うのがベストだ。 Vektronにはハンドルやフレームに折りたたみ機構が搭載されているが、この辺りの剛性面に関しては不安は無い。油圧ブレーキ特有の強力な急減速でも、ガタやしなりが無いので安心だ。 E-Bikeの大きな利点と言えば上り坂が楽に走行できることだが、それはVektronも同じだ。一般的な折りたたみ自転車はヒルクライムが苦手だが、E-Bikeユニットを搭載したVektron、他のE-Bikeと同クラスのヒルクライム性能を実現している。アシストのおかげで一般的な坂なら、軽いジョギングの感覚で走ることができる。 折りたたみ機構は便利な反面、使いにくい事も https://www.youtube.com/watch?v=HbawpQqxNSo E-Bikeは従来の自転車よりも重いため、クルマに載せての移動は厄介だ。しかしVektronは折りたためるため、気軽にクルマに載せることができる。しかし、その折りたたみに関しては問題がある。それは車体重量が19.8kgと重いこと。Vektron等のフレーム横折れタイプの折りたたみ自転車は、車体を持ち上げながら折りたたむ必要があるため一苦労する。 Vektronで頻繁に折りたたみたい場合、2つの方法を覚えておいたほうがいいだろう。 1つ目は、バッテリーを外して事前にバッテリーを外して折りたたむ事。Vektronに搭載されているバッテリー「Bosch Powerpack 300」のバッテリー重量は約2.5kg。バッテリーを外した場合の車体重量は17.3kgと多少は軽くなる。(外したバッテリーはバックパックに入れて持ち歩く) 2つ目はダブルレッグ(2本足)タイプのセンタースタンドを装着する方法。このタイプのスタンドは一般的なセンタースタンド(1本足)よりも安定しているだけでない。前輪を浮き上がらせた状態にすれば、折りたたむ時、スタンドが車体を支えてくれるため簡単に折りたたむことができる。また、Vektronは、スタンドを出した状態でもシートポストを底まで下げることが可能だ。この2つの方法は使う、使わないに関わらず覚えておいて損はないだろう。 クルマに積めるE-Bikeという独特のポジションにある「Tern Vektron」 小径折りたたみ自転車というのは乗り心地が硬い、ハンドリングがシビア、フレームが分割されているので加速が鈍い等、多少の癖がある乗り物として知られている。しかし、Tern Vektronは電動アシストと折りたたみ自転車の癖を抑える味付けにすることで、小径自転車に不慣れな人でも運転できるE-Bikeを実現した。それだけでなく一般的なサイクリングレベルなら他のE-Bikeと同等のサイクリングが楽しめる事が可能だ。 そして、E-フォールディングバイク(折りたたみ自転車タイプのE-Bike)の中でも、Vektronは、本格E-Bikeユニット「Bosch Active Line Plus」を搭載したことにより、クルマに積めることができる本格E-Bikeという貴重な1台となった。かつては、アシストが無いクロスバイクと折りたたみ自転車では、折りたたみ自転車のほうが長距離サイクリング(ロングライド)やヒルクライムは不利なのが実情だった。しかし、E-Bike化により、折りたたみ自転車は性能が一気に引き上げられる事が可能になった。 運転する絶対的な面白さはTern Vektronよりも他のE-クロスバイクが上だが、E-Bikeでは性能格差が少なくなりつつある。街乗りやサイクリング目的のE-クロスバイクを購入するのなら、Tern Vektronを試乗して比べるのをお薦めする。 ...

子ども用スポーツ自転車「シェファードシティキッズ20」に「クリスマス」限定セットモデルが登場

スポーツバイクブランド「RITEWAY」の企画・製造・販売を行うライトウェイプロダクツジャパンは、子供用クロスバイク「シェファードシティキッズ20」にフレームのカバーをセットにした「クリスマス限定セット」の販売を実施している。 「シェファードシティキッズ20」はクロスバイク「シェファード シティ」をそのまま子供向けの20インチにサイズダウン。フロントトリプルギア搭載のアーバンキッズバイクだ。 クリスマスをイメージしたカバーは、駐輪場での接触などからフレームを守る実用性も持たせている。また、カバーは日本人作家の手により、1枚ずつ丁寧に作成されている。シェファードシティキッズ20クリスマス限定セットの価格は67,800円(税抜)。2019年12月26日まで、全国のライトウェイバイク取扱店で販売する。 ライトウェイプロダクツジャパン:https://www.riteway-jp.com

Khodaa-BloomやNESTOのホダカから「THIRDBIKES」という新自転車ブランドが登場

ロードバイク等のオンロードスポーツサイクルブランド「Khodaa-Bloom」や、マウンテンバイク、グラベルロード等で有名な「NESTO」等のブランドを持つホダカから、新しいスポーツサイクルブランド「THIRDBIKES」が登場した。 THIRDBIKESは”「ファン」「イージー」「セーフティー」を大切に考え、「あらゆる人が気軽に楽しめるスポーツバイク」という新しい常識を作り出すスポーツサイクルブランド”とのこと。2019年12月9日現在、「FESCROSS」「FESROAD」「SURFSIDE」「SUPERSONIC」「SOON」「FACT」の6台の自転車が公開されている。 クロスバイクのFESCROSSは6061アルミフレームを採用したクロスバイク。3×7段変速と700×28Cタイヤを採用したスポーツタイプのクロスバイク。価格は32,800円(税抜)。ロードバイクのFESROADはベル、ライト、キックスタンドを採用した街乗り向けロードバイク。アルミフレームに2×7段変速の組み合わせで52,900円(税抜)。   SURFSIDEはRivendell ClemSmith Jr等を連想させるMTBタイプのアップライトスポーツサイクル。スチールフレームは、クロスバイクよりも寝かしたヘッドアングルとシートアングルに、リアセンターを採用。26×1.95と太いタイヤを装備しており、価格は29,900円(税抜)。 26インチホイールとまたぎやすいスタッカードタイプのフレームを採用したSOON。サンヨーブランドのハブダイナモライトに前カゴ、泥除け等を装着し、通勤・通学に対応した自転車となっている。価格は32,900円(税抜)。   SUPERSONICは、スチールフレームを採用したピストバイク。ブレーキはVブレーキを採用した。価格はオープン価格。 FACTは、スポーティタイプの街乗りクロスバイクに泥除けとハブダイナモを搭載した街乗りクロスバイク。価格は32,900円(税抜)。 価格はスポーツサイクルの中でも低価格の部類に入る。フレームサイズは現時点では1種類しかないようだ。 リンク THIRDBIKES:thirdbikes.com

ブリヂストンサイクル「Ordina」シリーズまとめ 内装変速機+ベルトドライブの街乗りスポーツサイクル

ブリヂストンサイクルの街乗り自転車シリーズ「ブリヂストングリーンレーベル」シリーズには、一般的なシティサイクルよりもお洒落な小径シティサイクル「Vegas」、子供乗せの装着が可能なカーゴバイク「Tote Box」、アルミフレームで現代的なスタイルを採用するクロスバイク・ロードバイク・スポーツ折りたたみ自転車のCYLVA、クロモリフレームで古典的なスタイルを採用したクロスバイク・ツーリングタイプ・ミニベロの「Chero」。お洒落なシティサイクル・折りたたみ自転車の「Mark Rosa」等がある。その中でもOrdinaは、通勤・通学向けのクロスバイクとして有名だ。 Ordinaシリーズの一番の特徴は、内装変速機とベルトドライブ。内装変速機は、ギアが車軸(ハブ)内部に入っており、汚れに強い、メンテナンスが少なくて済む、停車中でも変速できる利点がある。スポーツサイクルでは珍しいのがベルトドライブで、油を差さなくても良い。また、Ordinaシリーズは、一般車のように気軽に鍵がかけられるサークル錠や、駐輪が簡単にできるサイドスタンド、バッテリーライト等を標準装備。また、オプションに買い物で役に立つカゴや、泥はね防止のための泥除けも用意している。3年間盗難補償もあるため、安心して街乗りができるだろう。 Ordinaシリーズ一覧 Ordina F5B   Ordinaシリーズの中でもエントリーモデルに位置するのがOrdina F5B。ホイールサイズを一般車と同じ27×1-3/8を使うことで、街の自転車店やホームセンターでもタイヤ交換やチューブ交換ができ、コスト面に優れている。変速機は内装5段変速を採用。街乗りでは必要十分の性能を持っている。車体重量は14.5kg。カラーリングはクロツヤケシ、ホワイト、リバーブルー、コバルトグリーンの3色。価格は57,800円(税抜) Ordina F8B Ordinaシリーズの上級モデルがF8B。フロントブレーキは軽いタッチで強力なブレーキがかかる油圧ディスクブレーキ(フロント)と、シンプルなVブレーキ(リア)を採用。スタンドはシンプルで収まりが良いセンタースタンドを搭載した。変速はシマノ・NEXUS内装8段変速。内装5段変速よりも、軽いギアがあり、長い距離を走るのならこちらのほうが良いだろう。価格は94,800円(税抜) 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/21124 www.bscycle.co.jp