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Gmico One ダイシャリン限定取り扱いの近未来小径電動アシスト自転車

自転車チェーン店「ダイシャリン」などで有名なシナネンサイクルは、ダイシャリン限定で近未来小径電動アシスト自転車「Gmico One」を展開している。

画像出典:https://ec.daisharin.co.jp/products/20230817、以下同

Gmico OneはTianjin Jidian Road Technology Co., Ltd.が製造している電動アシスト自転車。都会の若者たちに向けて開発された、この電動アシスト自転車は、ユニークなフレームプラグイン構造を採用している。

小径のスポークレスホイールや片持フレームなどを採用した近未来的なデザインは、IFデザインアワード2021や、グッドデザイン賞2021を受賞している。

また、折りたたむことができ、ステムとスイングアームを折りたたむことでコンパクトなデザインを実現している。

駆動方式は前輪インホイールモーターで、バッテリーは36V、6.4Ah、230Wh。航続距離は30キロから45キロとなる。車体重量は18キロ、タイヤサイズは14×1.75インチ。価格は15万1800円(税込)。

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DICプラスチック社、大人から子供まで使える自転車用ヘルメット「Chalino™(チャリーノ)」を発売

DICプラスチック株式会社(以下「DPI社」、本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:元木貴也)が、自転車用ヘルメット「Chalino™(チャリーノ)」の新製品を8月21日に発売することを発表しました。

2023年4月に改正された道路交通法の施行により、自転車の全年齢層におけるヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、自転車用ヘルメットの需要が増加。これに応える形で、DPI社は新型ヘルメットの販売を開始します。

今回の「Chalino™(チャリーノ)」は、通勤・通学に使いやすい4種の落ち着いたカラーで展開され、通気孔システムを採用することで暑さやムレの防止も図っています。製品は日本製であり、厳しい衝撃吸収性やあごひもの強度などのテストをクリアしたSG認証品で、デザインと安全性の両方を兼ね備えています。さらに、本製品を購入しWeb登録した方には、交通事故傷害保険も無償で付与される特典があるとのこと。

製品はS/MとLの2サイズで展開され、重量は約340gから415g。全4色のバリエーションとなります。詳細な製品情報や購入については、DPI社のホームページで確認できます。

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”電アシ版BW’S”ヤマハEUのファットタイヤEバイク「ブースター」 日本での発売はあるの?

2023年5月にヤマハモーターヨーロッパから発表された「ブースター」は、様々なメディアから注目された。

1988年に日本で発売された『ヤマハ・BW’S(ビーウィズ)』は生産終了後、金型が欧州子会社のMBKに譲渡され、ブースターの名前が付された欧州での現地生産車として長らく製造されていた。

2023年に復活したブースターは、20インチ×4インチのファットタイヤや、強固で独特な形状のフレームデザインを採用している。電動モーター部分では、ヤマハのEバイク用モーター「PWシリーズS2」を搭載。航続距離はモードにより異なり、最大120kmの走行が可能となっている。ブースターシリーズは、欧州市場では最大アシスト速度25キロで電動アシスト自転車扱いとなる「ブースターイージー」と、最大アシスト速度45キロで原付扱いの高速Eバイク(S-Pedelec)の「ブースター」の2モデルが用意されている。

ここで気になるのが、ブースターシリーズが日本に導入されるのかどうか。複数の関係者から聞いた情報だとブースターシリーズの日本導入は無いという噂だ。

ブースターシリーズは、イタリアのオートバイ・Eバイクブランド「ファンティック」の街乗りEバイク「イッシモ」をベースにしている。ヤマハモーターヨーロッパはファンティックと仲がよく、ブースターシリーズも、ヤマハモーターヨーロッパが独自に企画したもののようだ。そのため、ヤマハ発動機は企画に関わってないという噂がある。

価格に関しては、ブースターイージーが3299ユーロ(日本円で51万円)、3699ユーロ(日本円で58万円)。日本で発売しても、購入する人は少ないだろう。

湯沢町、南魚沼市、魚沼市を結ぶ広域サイクリングルートを楽しむイベントの開催が決定

JR東日本新潟支社が湯沢町、南魚沼市、魚沼市を結ぶ全長約185キロの広域サイクリングルート「雪国魚沼Golden Cycle Route」沿線で、9月1日(金)から11月12日(日)にかけて「駅からサイクリング」というイベントを開催します。

このイベントでは、4つのサイクリングコースから選べます。完走証をゲットすると、参加賞として先着200名さまに越後湯沢天然温泉水(ミネラルウォーター)がプレゼントされ、さらに抽選で地元の賞品も当たります。

鉄道を利用して、自転車や駅周辺のレンタサイクルで行動範囲を広げ、新たな地域の魅力を体験するチャンスです。

六日町駅発着の3コースと越後湯沢駅発着の1コースが設定されており、それぞれに個性的なコースがあります。八海山の麓を走るビギナー向けの25kmサイクリング、歴史文化のスポットを巡る20kmポタリング、距離65kmのハードな登坂を含むチャレンジサイクリング、越後湯沢の渓谷と歴史を感じられる30kmコースなど、参加者のレベルや興味に応じて楽しめます。

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MUC-OFFからEバイク用チェーンオイル、防錆スプレーが発売

自転車用ケミカルで有名なMUC-OFFから、Eバイク用チェーンオイル、防錆スプレーが発売されている。今回は、eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485ml、eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50mlを紹介する。

eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485ml

eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485mlは、Eバイクを長期間、湿気やサビの侵食から守るために作られたスプレーです。このスプレーは、MUC-OFFが開発した防錆添加剤と抑制剤を配合しており、フレームやバッテリーケース、バッテリー端子、金属部品、プラスチックおよび塗装面に対して防錆層を形成し、湿気の有害な影響を阻止するとのこと。価格は2970円(税込、以下同)です。

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eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50ml

eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50mlは、Eバイクチェーンの低摩擦を実現すると謳うチェーンルブ。価格は1430円で、窒化ホウ素化合物を含むセラミックの調合を特徴としています。ラインナップは乾燥した環境での使用を重視したドライタイプと、湿気や荒天などの過酷な環境下での使用を考えたウェットタイプの2種類があります。

このチェーンルブは、Eバイク特有の高トルク負荷に対応する能力があると謳っており、使用方法は、最初にチェーンに残存した油脂を完全に除去する必要があります。その後、ボトルをよく振ってから、チェーン内側リンク全体にルブを塗布し、余分な液体は布などで拭き取るだけ。乗車の3~4時間前に使用するのが理想的とのことです。

Muc-Off(マックオフ) eBIKE DRY CHAIN LUBE 50ml

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Muc-Off(マックオフ) eBIKE WET CHAIN LUBE 50ml

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GLM 事業者向けの軽自動車型EVの取り扱いを開始

京都府京都市に本拠地を置く電気自動車(EV)開発企業、GLM株式会社は8月17日、カーシェアリング向けの軽自動車規格EV「MiMos(ミモス)」を日本での取り扱いを開始することを発表しました。全長3m未満のコンパクトサイズで、日本の道路事情に適合した設計となっています。

「MiMos」は、欧州市場で人気のある超小型サイズのEVで、日本の市場に新しい選択肢を提供する目的で投入されます。一般的な軽自動車よりも小さいサイズながら、4人乗車可能で、最大航続距離は約130km。家庭用200V充電器で約6時間でフル充電が可能です。

国内の軽自動車市場におけるEVの選択肢が非常に少ない中、GLMは海外メーカーの欧州向け車両を国内保安基準と軽自動車規格に適合するよう改良し、登録を実現。このプロジェクトは、スピーディーな日本市場への投入が可能となり、各種行政や企業向けのシェアリングサービスに利用される予定です。

GLMは、この取り扱い開始を通じて、環境対応や交通手段の衰退への解決策としてEV導入を検討している行政及び企業に新たな選択肢を提供することを目指しています。

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噂のHONBIKEは新型車を日本に投入か?型式認定を取得

2021年から騒がれていた電動アシスト自転車と言えばHONBIKEに、新たな進展があったようだ。

HONBIKEとは、世界初の前後輪ワンアームチェーンレスを売りにした電動アシスト自転車で、特徴的なデザインはグッドデザイン賞2020でベスト100に選ばれており、クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成した電動アシスト自転車として有名だが、一方で、不安定な走りやアシスト感をほとんど感じないモーター、すぐに壊れる品質、アフターサポートの放棄等が問題になった。

クリックホールディングスから公式な認定を受けた公認サイト「BGS公式サポートサイト」によると、HONBIKEは事業の継続を行う意思があるようだ。2022年11月30日に公開された事業進捗状況によると、中国製造基準の脆弱な安全性を暫定的に日本側で解決するために、新規の販売及び出荷を停止しフレームの補強、電気系統の改修などを実施したとのこと。また、新型車両の開発も着手しており改良したフラッグシップモデルを2023年春頃を目標にリリースを予定していると書いていたが、2023年8月21日時点では、詳しい内容は公開されていない。

また、HONBIKE事業で多大な商品瑕疵とサポートに累積損失を続けたため、製造物責任と損害賠償を中国HONGJI社に交渉を行い、HONGJI社の日本における総販売代理店権の設定とマーケティングサポート支援で5億円程度の出資を受けたとのこと。HONGJI社の電動アシスト自転車の輸入案件も進行し、2023年度よりスタートすると公表している。

そんな状況の中、日本交通管理技術協会の型式認定対象品検索では、HONBIKE株式会社が型式認定を取得したとのことだ。取得製品の名称はHCL、型式はHC01で、型式認定番号は交A23-64、交N23-70。型式認定取得を見る限りではHONBIKEは再出発を考えているようだ。

BMW 3Tとコラボした自転車を発表 Eバイクも用意

ドイツの自動車メーカーのBMWは2023年7月15日、最新の自転車シリーズ「BMW Exploro」を発表した。このシリーズはイタリアの3Tと共同開発され、先端技術と先進的なデザインが特徴だ。選べるバイクはグラベルバイク、ロードバイク、アーバンバイクの3種類で、電動モーターの搭載も可能となっている。

「BMW Exploro」は、全てのモデルにフルカーボンファイバーフレームが使われており、6サイズから選べる。

特筆すべきは、12段変速ギア、油圧ディスクブレーキで、Eバイクの場合は、後輪ハブモーターを搭載している。変速機は無線の12段変速ギアによる鮮明で正確なギアチェンジとすっきりとしたコックピットが実現されていると謳っている。

各バイクは特異な特徴を持ち、例えば「BMW Exploro Gravel」は未舗装の道路でも快適に走行し、「BMW Exploro Road」は優れた走行性能を提供。また、「BMW Exploro Urban」は通勤や買い物、レジャーに最適とのことだ。

価格は、BMW Exploro Gravelが€4,999(約79万円)、電動版が€7,999(約126万円)、BMW Exploro Roadが€5,999(約95万円)、電動版が€8,999(約142万円)、BMW Exploro Urbanが€4,999(約79万円)、電動版が€7,999(約126万円)。日本での発売は不明だ。

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イオンシグナ、熊本県玉名市のレンタルEバイクサービスを拡大

イオン・シグナ・スポーツ・ユナイテッド株式会社(ASSU)と熊本県玉名市の協同プロジェクトであるe-bikeレンタサイクルプランは、2023年4月の導入以来、たったの4か月でレンタルステーションを5ヵ所に拡大し、さらに8月11日にJR玉名駅で6ヵ所目のレンタルステーションを開設しました。

このプロジェクトは、旅行の需要回復や健康増進、SDGsの推進、新たな交通手段としての位置づけなど、多岐にわたる効果を見込んでいます。特に、旅行客が目的地を自由に巡れるe-bikeのレンタルサービスは、地域の観光業界や交通の活性化に寄与すると期待されています。

ASSUが提供するサイクルツーリズムパッケージには、認知度の拡大や商品のカスタマイズ、定期メンテナンス、そして乗り捨てに対応した再配置のサービスなどが含まれており、旅行客や地域住民、地方自治体、宿泊施設など、幅広い利用者のニーズに対応しています。

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レンタカーショップ「OSOTO campervan」に新型キャンピングカーが登場!日産「キャラバン」ベースのカスタムモデル

キャンジョは8月11日、福岡にあるレンタカーショップ「OSOTO campervan」が新型キャンピングカーをラインアップに追加したと発表しました。

この新車両は、日産の大型バン「キャラバン」をベースにしてOSOTO campervanがカスタマイズしたものです。独特なデザインの内外装、大型のポータブルバッテリー、アウトドアグッズが標準で装備されており、最大3名が寝ることができます。九州での旅行に最適なキャンピングカーとして推奨されています。

このキャンピングカーの利用料金は、12100円からとなっています。OSOTO campervanの高い品質と、日産車の安心感や運転のしやすさを組み合わせて、心地良いアウトドア体験を提供します。予約は博多店で受け付け中で、専用のLINEでも予約可能です。

「OSOTO campervan」とは、移動しながら泊まれるホテルのようなサービスを提供するキャンパーバンレンタルサービスです。九州を巡る旅をこのオリジナルキャンパーバンで楽しむことができます。2〜3泊や1週間の滞在にぴったりの機能が装備されており、運転もしやすいAT車を採用。キャンプや宿泊のための必要なアイテムも全て揃っており、お客様は美味しい食材を探して最高の車中泊スポットを見つけるだけで良いという特徴があります。

キャンピングカーの主な特徴は、リアルウッドを用いた自然なデザイン、運転しやすいバンタイプのAT車、そして車中泊に必要な全てのアイテムが揃っていることです。熟練の職人とアウトドアのプロフェッショナルがデザインに関与しており、一部の車両はデザインが異なる場合があります。このキャンピングカーは、5人乗車で最大5人まで宿泊が可能です。そして、ドライブレコーダーやETCなどの基本的な機能も標準装備されています。さらに、寝具や調理器具、アウトドアの家具やサブバッテリーなど、車中泊に必要なものは全て車内に収納されています。プロジェクターやBBQグリルなどの追加オプションも用意されています。

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マクラーレン・アプライド 破産したオランダのEバイクメーカー「ヴァンムーフ」を買収するとの噂

ロイターによると、マクラーレンアプライドが、破産したオランダのEバイクメーカー「ヴァンムーフ」を買収する可能性があるというニュースを報じています。

McLaren Applied’s Lavoie in talks to buy Dutch e-bike maker VanMoof – source | Reuters

ヴァンムーフはスマートなデザインとハイテク技術で知られるEバイク企業で、新型コロナウイルスの影響で売上が伸び、2021年9月に約160億円の資金調達に成功しました。これにより、世界で最も資金を調達したEバイク企業とされていました。ところが、2020年4月に発表されたEバイク「S3」と「X3」の品質問題により、保証期間中の修理や交換、さらに「Peace of Mind保証」という特別プランによる損失が積み重なり、2023年7月17日に会社は破産に至りました。

マクラーレン・アプライド社は、イギリスのテクノロジー企業で、グレイブル・キャピタルの子会社です。この会社は、主にF1(フォーミュラ1)のエレクトロニックコントロールユニット(ECU)、センサーなど、モータースポーツの電子制御部品の製造などを行っていることで有名です。

2021年8月にグレイブル・キャピタルに売却される前は、マクラーレン・グループの一部でした。2004年には、同じマクラーレン・グループに属していたマクラーレン・コンポジットと合併しました。この合併した会社は、マクラーレン・F1やメルセデス・ベンツ・SLRマクラーレンなど、高性能素材の開発と生産を担っていました。

同社は電動キックボードブランド「ラヴォイエ」があり、仮に買収が成功した場合はラヴォイエが買収する可能性があるようです。

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元祖ワイルド系電動アシスト自転車「パナソニック EZ」カスタムまとめ

近年、様々な新興企業がゴツいデザインを採用した電動アシスト自転車やEバイクを展開している。このようなワイルド系と言える電動アシスト自転車・Eバイクの元祖と言えるのが、パナソニックの電動アシスト自転車「EZ」だ。

パナソニック・BP

2007年に、パナソニックはBEAMSとのコラボレーションで「BP」という電動アシスト自転車を200台限定で販売した。エレクトリックモトクロスというコンセプトで登場したBPは、他の電動アシスト自転車にはない独特な形状や、BMXハンドルを採用しており、ワイルド系電動アシスト自転車の元祖と言えるだろう。

BPはすぐに完売となり、2008年には「EZ」という名前で正式モデルに昇格。そのデザインに着目してカスタムを行う人も少なくない。

 

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定番カスタムと言えば、EZのBMX風ハンドルを交換して、本物のBMXハンドルに交換する事例だ。EZのBMX風ハンドルは、BMX用に形状は似ているが街乗り向けにデザインし直している。本物のBMXハンドルを装着して幅広感を出すことが可能だ。因みに上記写真のモデルは、スキンサイドタイヤや茶色のグリップやタイヤを装着することで、ストリートカスタムの感覚を出している。

 

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過激なカスタムの例だと、ハイライザーハンドルとバナナシートを装着する事例だろう。乗る人を選ぶが意外とEZに合っているのが面白い所だ。

EZはデザインだけでなく、実用性も高いカスタムを行うこともできる。2023年モデルでは、純正オプションで待望の両立スタンドやフロントバスケットが登場したが、社外品のバスケットや荷台を装着している事例も存在する。

限定モデルのBPが登場して16年後になる2023年現在は、基本的なデザインは変わらないが、モーターやバッテリーの変更によりマイナーチェンジを行いつつ、現在も販売している。当初はキワモノ系の電動アシスト自転車として見られていたEZだったが、近年の電動アシスト自転車ブームで、幅広い層に人気のモデルとなっているようだ。

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軽トラックと比較して何が優れている?大型4輪電動アシストカーゴ自転車「Fernhay eQUAD」

欧州や北米では、従来の自転車と比較してたくさんの荷物が積むことができるカーゴバイクが注目されている。その中でも軽自動車に近いほど全長が長く、4輪の電動アシストカーゴ自転車が注目されている。

画像出典:https://fernhay.com/

4輪の電動アシストカーゴ自転車を製造するFernhayは、2013年に交通渋滞と都市の二酸化炭素排出の削減を目標に設立された。都市や町村、物流会社、研究機関と協同で、エンジン付きのライトバンなしでクリーンな都市中心部の運用が可能なゼロエミッション車両のシリーズを展開している。

Fernhayの拡張可能なソリューションは実利を提供するだけでなく、クリーンで健康な都市への道を開いていると謳っている。動力を持つeQuad、eWalker、特異なCubeコンテナなどの製品ラインナップは、200kgまで効率的に運べるように設計され、狭い都市の通りに合うようになっているとのこと。

eQuadの車体サイズは全長3020mm、全幅910mm、全高1950mm。因みに、360CC時代の軽自動車の車体サイズは、全長3000mmまでなので、全長だけでいうのなら、360CC時代の軽自動車よりも全長が長い。

これらの試験済みで信頼性のある最後のマイルの小包配達ソリューションは、環境への利点と会社組織の利益増加、込み入った都市を効率的に対応する手段を提供しています。さらに、世界的なサービススキームと延長保証も提供している。

Fernhayの製品はヨーロッパとアメリカで実際に運用され、交通省、ニューヨーク市公園、Vorboss、fin logisticsなどが使用しているとのことだ。

このような4輪の大型電動アシストカーゴ自転車は、日本では軽トラックがライバルとなるだろう。軽トラックは人間を2人乗ることができ、350キロと大量の荷物を積むことができるという大きな利点を持っている。普通に考えるとFernhayのような4輪大型電動アシストカーゴ自転車は勝ち目がないと思うだろう。

しかし、Fernhayは海外では自転車という扱いとなっており、これが大きな強みになる。自転車扱いなら自転車道を走行することができ、保険も自転車扱いになるため人身、対物保険も安価な自転車扱いとなる。日本で軽トラックで配送業務を行う場合、軽貨物運送の任意保険への加入が推奨されているが、その料金は企業にもよるが年間で15万円と高額だ。一方で、自転車の場合業務利用の自転車保険でも年間数千円とコストも安い。

そして、車体の幅も1メートル以下と狭いため、従来の軽トラックでは走行できない狭い場所も走ることができ、駐車時も幅を取らない。

軽トラックがある日本では、このような4輪の大型電動アシストカーゴ自転車の存在価値があるのかと疑問に思う人もいるかもしれないが、自転車並みの維持費と小回り性能を持ちつつ、200キロの荷物を積むことができるのを考えれば、魅力的と言えるだろう。但し、Fernhayのような電動アシスト自転車は、日本国内では電動アシスト自転車として認可されないため、法改正などを行う必要があるだろう。

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長野県の観光振興に挑戦する地域の人を応援する 「ローカルヒーロー応援プロジェクト」始動! 第一弾はサイクリング特集

2023年度の観光プロモーション「Go Nature. Go Nagano.」の下、一般社団法人長野県観光機構と長野県は新しい取り組み「地域連携プロモーション」を開始します。

具体的には、地元の活動家や団体を「ローカルヒーロー」としてクローズアップし、その活動や取り組みを応援・紹介するプロジェクトです。このプロジェクトは、長野県の77市町村の中で観光振興に向けて活動する人々をサポートすることを主な目的としています。

そして、このプロジェクトの第一弾として、長野県の公式観光サイト「Go NAGANO」で「ナガノ自転車日和。」というサイクリング特集を公開しています。この特集は、サイクリングの楽しさや、長野県の美しい風景を走行する魅力などを伝えるものです。

特集の中では、長野県一周をテーマにした「Japan Alps Cycling Road」の制作を手がける鈴木雷太氏と小口良平氏のインタビューが掲載。また、このルートでのサイクリングの楽しみ方や、県内のおすすめのサイクリングスポット、サイクリング後のリラクゼーションとしての温泉紹介、さらにはサイクリング中のエナジー補給としておすすめのグルメ情報など、サイクリストにとって役立つ情報が満載です。

長野県の魅力をE-bikeで体験するためのコースも紹介されており、都市部の街並みを巡るコースや、山間部の自然を満喫するコースなど、さまざまなニーズに応える内容となっています。

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沖縄の産業にEバイク(電動アシスト自転車)がある理由とは?

「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」では、Eバイクの歴史と未来の項目で、ボッシュ、ファンティック、ヤマハ発動機、JOeBテックの4社を紹介している。この4社の中でも、特徴的と言えるのがJOeBテックだろう。

JOeBテックは2023年から本格創業を行ったEバイク、Eモビリティ製造会社。製造業が少ないと言われている沖縄県で高単価のEバイク(電動アシスト自転車)やEモビリティの製造を行うのを特徴としている。

JOeBテック

日本国内では製造業の空洞化が発生していると言われており、特に沖縄県は観光業等の第3次産業の割合が大きい地域として知られている。

沖縄県で製造業が少ないのは、一般的には電気代が高い、工業用水の確保の難しさ、本州エリアに商品を送る際の物流コストが高額といった問題がある。

しかし、電気はソーラーパネルなどを駆使して電気代を抑え、工業用水は殆ど出さない技術が存在する。物流コストに関しても、沖縄は中国や台湾に近いため、海外輸出コストは中国と台湾と殆ど変わらない。環境意識や持続可能性が注目されているが、時代の流れや技術の進歩によって、沖縄でも製造業を行うことができるようになった。

そして、あまり知られていないのが中国生産のEバイクには70パーセントと驚くほどの関税があるが、日本生産のEバイクには関税が無い。欧州市場では何十万円のEバイクがオートバイの何倍も売れているが、プレミアムな製品を作ることができれば、中国製Eバイクは日本製Eバイクに勝ち目がない。

「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」の「Eバイクの歴史、そして未来」では、ボッシュ、ファンティック、ヤマハ発動機といった歴史ある企業を紹介している中で、2023年に本格稼働したJOeBテックを入れるのは、普通に考えるのなら異例だろう。実際、JOeBテックに関しては自転車業界関係者からの情報は少なく、むしろオートバイ業界関係者のほうが詳しい情報が多く、自転車業界関係者からは謎が多い企業としての印象があるようだ。

いち早くJOeBテックに注目していた筆者は、2022年からJOeBテックを追跡しており、社長のインタビューだけでなく、詳細を知る関係者からの情報から、どのような企業や人材が関与しているのかを把握していた。さらに、2023年4月に開催された竣工式に取材し、組立ラインや塗装工程等の工場内部の見学に、使用するアルミ素材の確認までしている。JOeBテックから筆者が何を感じたのかは、実際に書籍を読んで確認してほしい。

Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本(エッジプレス)

「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」では、JOeBテック等Eバイクに関する歴史を紹介。他にも、Eバイクとはどういう乗り物なのか、Eバイクを楽しく走らせる方法、Eバイクの選び方等を紹介している。

「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」では、Amazon楽天ブックス紀伊国屋書店等の全国書店やインターネット書店などで購入可能だ。

トイファクトリー 輸入車キャンピングカーディーラー「EURO-TOY」で「エトルスコ」概要を発表

キャンピングカーの製造台数が国内首位である株式会社トイファクトリーは、岐阜県可児市に本社を構え、日本のRV業界をリードしています。ユーロトイと名付けられた事業を展開し、欧州のキャンピングカーブランドを厳選して日本へ輸入しています。

その第一弾として、ドイツのブランドであるエトルスコが発表され、2023年秋からの販売開始が予定されています。エトルスコは、エレガントなイタリアデザインと洗練されたモダンなテイストが特長で、これまでヨーロッパで愛されてきました。

このブランドは、ドイツ最大手のHYMERを中心とするアーウィンハイマーグループに属し、地中海風のデザインと、キャンピングカー製作におけるディテールへのこだわりが融合しています。エトルスコの日本初上陸は、そのエレガントなデザインを2023年から日本の四季を走らせる重要なステップであり、アジア圏への進出も初めてとなります。

CV 600 BB(バンコン)
CV 600 BB(バンコン)

トイファクトリーが日本総代理店となり、日本でのビジネスパートナーに選ばれた理由は、ハイエースベースのキャンピングカー国内シェアNo.1の実績や、欧州のNo.1 RVシートメーカーとの契約など、グローバルでの実績が評価されたからです。

エトルスコのラインナップからの販売開始モデルとして、豪華装備を完備したAクラスモーターホームや、7mサイズの大型キャブコン、フルスペックなキャンパーバンなど、計5モデルが選ばれています。

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エレクトラ・ポントゴー 大手自転車ブランドが作るオートバイ系Eバイク

Eバイク(電動アシスト自転車)には、様々な種類があるが、その中でもファッションとして注目されているのがオートバイ系Eバイクだ。このタイプは、オートバイ風のデザインを採用しているのが特徴です。新興企業が、このようなオートバイ系Eバイクで成功したことで、様々な企業が同タイプのEバイクに参入している。

そして、自転車メーカーでトレックグループの1つであるエレクトラも、オートバイ系Eバイク「ポントゴー」を発表した。

この新しいユーティリティEバイクは、アメリカ向けのモデルで、750Wのリアインホイールモーターを搭載。また、トレックグループでは初めてのスロットルだけで走行可能なEバイクとなる。アメリカでは、スロットルだけで走行するEバイクも公道で走ることができ、ポントゴーは、スロットルのみで最高20マイル、ペダルを漕いでアシストを行う場合は26マイルに達することができる。

ポントゴーは長いリアラックや、2人目を乗車するためのベンチシートなどを装着し、ユーティリティEバイクの特徴を持っており、多様な用途に対応できる設計になっています。タイヤは20×4インチの舗装路用タイヤに、650Whの大容量バッテリーを搭載。

車体デザインは、新興メーカーのオートバイ系Eバイクとは違い、またぎやすくシート高を低くし、ロー&ロングのデザインを実現。他にはない独自性が高いデザインとなっている。

エレクトラ・ポントゴーの価格は2699ドル。日本仕様の発売は不明だ。

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メリダ、所定のEバイク購入で総額10万円のアクセサリーがもらえる! 夏のe旅 ePASSPORTキャンペーンを開催

MERIDAが「夏のe旅 ePASSPORTキャンペーン」を2023年8月9日から9月30日までの期間、全国のMERIDA GLOBAL DEALERおよびMERIDA ONLINE SHOPで開催します。

このキャンペーンはE-BIKEでの旅を応援し、より多くの楽しい体験をお客様に提供するためのものです。ePASSPORT CC 400 EQを購入するお客様に、便利な予備バッテリー、ボトルケージ、ワイヤーロック、フロアポンプのセットをプレゼントします。総額100,101円のアクセサリーがもらうことができます。

対象商品であるePASSPORT CC 400 EQは、SILK RED (BLACK)とBLUE (BLACK)のカラーがあり、標準現金販売価格は473,000円(税込)です。フレームサイズも2種類から選ぶことができます。

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