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トップ 完全フル内装のチタンエアロロードフレーム「AVEDIO PEGASUS ADR」発売

株式会社トップは、チタンエアロロードフレーム「AVEDIO PEGASUS ADR」を、2023年10月上旬に登場します。この新製品は、TOKENとTRIGONが協力して開発した最新ブランド「BLKTEC(バルクテック)」の技術を活かしています。

価格設定は700,000円(税別)で、製品情報はAVEDIOの公式ウェブサイトで確認できます。

フレームにはAVEDIOが自信を持つTi-3Al-2.5Vチタニウム合金が採用され、特別な「トリプルバテット」加工が施されています。この結果、軽量かつ高剛性でしなやかな乗り心地を実現しているとのこと。

さらに、ヘッド周りのカーボンパーツは「BLKTEC」が採用され、フロントフォークにはT1100とT800が組み合わされています。これにより、高度な操縦性と快適な乗り心地が得られると謳っています。

タイヤ対応サイズは700×25Cから32Cまでと幅広く、ホイールの交換だけでロードレース、トライアスロン、ロングライド、グラベルといった多様な用途に対応します。参考重量は500サイズで7kgとなっています。

仕様についても、Di2対応、ディスクブレーキ専用、BBはT47シェル幅68mmとなっています。フレームセットには、BLKTECの一体型カーボンハンドル、ヘッドセット、カーボンフロントフォーク、カーボンシートピラー、そしてシートクランプが含まれます。

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シナネンサイクル Eバイク・電動アシスト自転車ブランド「TRAVIX」に新モデルを公開

自転車の製造から、小売り店舗「サイクルプラザダイシャリン」を展開している自転車会社で知られているシナネンサイクルは、公式サイトでEバイクブランド「TRAVIX」を公開している。

TRAVIXブランドは、正式には販売されていないが、2022年時点でカタログが公開されており、クロスバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、折りたたみ自転車タイプのEバイクが公開されていた。

新たに公開されたのが、一般的なクロスバイクタイプのEバイク。現代では古典的なイメージがある外付け式バッテリーや、後輪インホイールモーターなどの構成を見ると、価格を重視したモデルの可能性がある。泥除けや荷台が装備されているので、サイクリングだけでなく通勤、通学に対応しそうだ。

また、ママチャリタイプの電動アシスト自転車も用意している。他社と大きく違うのは、バッテリーをシートポスト内蔵タイプを採用していることだろう。バッテリーの脱着に関しては、国産電動アシスト自転車タイプのほうが有利だが、デザインに関してはTRAVIXのほうがスッキリとしたデザインを実現している。価格に関しては、いずれも不明だ。

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Carstay、HW ELECTROと共同で日本初の本格EVキャンピングカーを発表

2023年8月9日、Carstay株式会社とHW ELECTRO株式会社は、日本初となる電気自動車(EV)キャンピングカー「T-01」の先行予約を開始しました。

このキャンピングカーは、HW ELECTROの中型EVバン「ELEMO-L」を基に、Carstayがリビングスペースに各種大型家電やベッドを装備しています。そして、走行に使う主バッテリーに加えて、ソーラーパネルや外部電源からも充電可能なサブバッテリーを搭載しています。

T-01は、生活用の電化製品から車両の走行に至るまで、多様な用途で使えることが特徴です。特に注目すべきは、43.5kWhの主バッテリーと370Wの大型ソーラーパネルから充電可能な200Aのサブバッテリー。これにより、電子レンジや冷蔵庫、エアコン、IH調理器といった家庭用電化製品を使うことが可能です。

T-01は、今後1年で20台の販売を目指しており、価格は1,150万円からとなっています。Carstayは、この新製品で移動手段だけでなく、滞在手段としても使えるバンライフを提案しています。乗車定員は2人で、一回の充電で約270キロも走行可能。車高も2045mmなので、立体駐車場でも停められる設計になっています。

T-01はCarstayの持続可能な未来へのビジョンを具現化したもので、温室効果ガスの排出量を削減し、さまざまなライフスタイルに適応可能な「moonn.」ブランドの一環です。この名前は、「MObility Of New Normal」の頭文字と、「月(Moon)」の語感を掛け合わせたもので、未来の新しい移動手段としての位置づけがされています。

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HAROブランドの欧州仕様Eバイクが日本で発売 シマノEP800搭載フルサスE-MTBも用意

マングース、サルサ、サーリー等の輸入代理店で知られているモトクロスインターナショナル。同社の取り扱いブランドの1つである「HARO」では電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)も展開している。

ハイエンドモデルのHARO SHIFT i/o 7は160mmのトラベルを持つ4-Barリンケージフレームが特長のフルサスE-MTB。バッテリーは、ダウンチューブ内部に630Whの大容量バッテリーが内蔵されており、モーターは新型シマノEP800モーター(定格出力250W、最大トルク85Nm)を搭載している。ホイールサイズは、29インチのフロントホイールと27.5インチのリアホイールで、流行の前後異径ホイールとなっている。

HARO SHIFT i/o 7に搭載されているモーター「シマノ・EP800」は、2023年8月26日時点では、日本仕様が無い。SHIFT i/o 7に搭載されているモーターは、アシスト速度時速25キロ、アシスト比率制限なしの欧州仕様となる。日本国内で公道走行は不可。

他にも、DOUBLE PEAK i/Oというハードテイル電動マウンテンバイクも用意されている。こちらのモーターはシマノ E6100を搭載。定格出力は250W、最大トルク60Nm。こちらも、アシスト速度時速25キロ、アシスト比率制限なしの欧州仕様で、日本国内で公道走行は不可。

欧州仕様のE-Bikeと言えばファンティックが有名だが、シマノモーター搭載の欧州仕様Eバイクを正規輸入車で購入できるのは珍しい。

価格は、HARO SHIFT i/o 7が93万5000円(税込、以下同)で、DOUBLE PEAK i/Oは49万5000円。

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破産したオランダのハイテクEバイクメーカー「ヴァンムーフ」227億円の負債を抱えていたことが判明

オランダのメディア「FD.nl」によると、破産した自転車会社「ヴァンムーフ」が、約1億4400万ユーロ(日本円で約227億円)の負債を抱えていたことが最近のニューヨーク裁判所の書類から明らかになりました。

VanMoof had bij faillissement een schuld van bijna €144 mln (fd.nl)

ヴァンムーフは常に会社の資金繰りの問題があり、様々な投資会社から支援を受けていましたが、様々な対策を行うも失敗し、2年連続で約8000万ユーロ(約12億6000万円)の赤字を計上していたとのことです。

スマートなデザインとハイテクで知られるEバイク企業のヴァンムーフは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上を伸ばす勢いを見せました。2021年9月には1億2800万ドル(日本円で約160億円)の資金調達に成功し、世界で最も資金調達したEバイク企業として名を馳せていました。

しかし、2022年からは経営危機の噂が囁かれるようになりました。この背景には、2020年4月に発表されたEバイク「S3」と「X3」の配送中の傷や故障などのトラブルが発生し、保証期間中の修理・交換費用や無料メンテナンスプラン、盗難にあったバイクの代替モデルを用意する「Peace of Mind保証」サービスのコストが、同社の経営難に拍車をかけたようです。

そして7月12日、企業の倒産を回避するために債権者から一時的な保護を求める支払停止が行われました。しかし、早期に支払停止が撤回され、破産しました。

ヴァンムーフは様々な企業が買収に名乗りを上げましたが、8月25日時点で買収を行う企業は依然として不明です。ヴァンムーフは専用部品が装備されているため、ヴァンムーフが消滅した場合、修理ができなくなるという問題があります。ヴァンムーフオーナーからは買収されて復活を求める声が聞かれますが、現時点での状況からすると非常に不安と言えるでしょう。

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ピレリ ロードバイク用タイヤ「P ZERO Race」のリコールを発表

ピレリ社は、自転車用レースタイヤP ZERO Raceの一部製品について自主回収を行うことを発表しました。対象となるのは、28-622(700x28c)サイズのチューブレスレディバージョンで、日本における自主回収対象は28-622 P ZERO Race TLR Classic(型番3984300)及び28-622 P ZERO Race TLR(型番4149600)となります。

この回収は、2023年第10週から第24週に製造された392本のタイヤに関連しています。製造上の問題により、一部のリムにおいて製品が空気圧を完全に保持できない可能性があるため、この措置が取られました。リム-タイヤ-空気圧の組み合わせが適切に管理され設定されていない場合、安全性を損なう可能性があるとされています。

対象製品の特定は、タイヤの側面にある製品名、製品ID、製造週・年の刻印によって確認できます。例として、製造週2桁+製造年下2桁の形式が用いられており、”1823″は2023年の第18週(5月第1週)製造を指します。

ピレリは、2023年に対象となるP ZERO自転車用レースタイヤを購入したお客様に対し、タイヤのサイドウォールにあるタイヤID番号と製造年月日コードの確認をお願いしています。該当するタイヤをお持ちの方は、使用を中止し、ピレリジャパン株式会社または製品を購入された店舗へのお問い合わせが求められています。該当するタイヤは、代替品の提供または購入金額の返金が行われる予定です。

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Gmico One ダイシャリン限定取り扱いの近未来小径電動アシスト自転車

自転車チェーン店「ダイシャリン」などで有名なシナネンサイクルは、ダイシャリン限定で近未来小径電動アシスト自転車「Gmico One」を展開している。

画像出典:https://ec.daisharin.co.jp/products/20230817、以下同

Gmico OneはTianjin Jidian Road Technology Co., Ltd.が製造している電動アシスト自転車。都会の若者たちに向けて開発された、この電動アシスト自転車は、ユニークなフレームプラグイン構造を採用している。

小径のスポークレスホイールや片持フレームなどを採用した近未来的なデザインは、IFデザインアワード2021や、グッドデザイン賞2021を受賞している。

また、折りたたむことができ、ステムとスイングアームを折りたたむことでコンパクトなデザインを実現している。

駆動方式は前輪インホイールモーターで、バッテリーは36V、6.4Ah、230Wh。航続距離は30キロから45キロとなる。車体重量は18キロ、タイヤサイズは14×1.75インチ。価格は15万1800円(税込)。

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DICプラスチック社、大人から子供まで使える自転車用ヘルメット「Chalino™(チャリーノ)」を発売

DICプラスチック株式会社(以下「DPI社」、本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:元木貴也)が、自転車用ヘルメット「Chalino™(チャリーノ)」の新製品を8月21日に発売することを発表しました。

2023年4月に改正された道路交通法の施行により、自転車の全年齢層におけるヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、自転車用ヘルメットの需要が増加。これに応える形で、DPI社は新型ヘルメットの販売を開始します。

今回の「Chalino™(チャリーノ)」は、通勤・通学に使いやすい4種の落ち着いたカラーで展開され、通気孔システムを採用することで暑さやムレの防止も図っています。製品は日本製であり、厳しい衝撃吸収性やあごひもの強度などのテストをクリアしたSG認証品で、デザインと安全性の両方を兼ね備えています。さらに、本製品を購入しWeb登録した方には、交通事故傷害保険も無償で付与される特典があるとのこと。

製品はS/MとLの2サイズで展開され、重量は約340gから415g。全4色のバリエーションとなります。詳細な製品情報や購入については、DPI社のホームページで確認できます。

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”電アシ版BW’S”ヤマハEUのファットタイヤEバイク「ブースター」 日本での発売はあるの?

2023年5月にヤマハモーターヨーロッパから発表された「ブースター」は、様々なメディアから注目された。

1988年に日本で発売された『ヤマハ・BW’S(ビーウィズ)』は生産終了後、金型が欧州子会社のMBKに譲渡され、ブースターの名前が付された欧州での現地生産車として長らく製造されていた。

2023年に復活したブースターは、20インチ×4インチのファットタイヤや、強固で独特な形状のフレームデザインを採用している。電動モーター部分では、ヤマハのEバイク用モーター「PWシリーズS2」を搭載。航続距離はモードにより異なり、最大120kmの走行が可能となっている。ブースターシリーズは、欧州市場では最大アシスト速度25キロで電動アシスト自転車扱いとなる「ブースターイージー」と、最大アシスト速度45キロで原付扱いの高速Eバイク(S-Pedelec)の「ブースター」の2モデルが用意されている。

ここで気になるのが、ブースターシリーズが日本に導入されるのかどうか。複数の関係者から聞いた情報だとブースターシリーズの日本導入は無いという噂だ。

ブースターシリーズは、イタリアのオートバイ・Eバイクブランド「ファンティック」の街乗りEバイク「イッシモ」をベースにしている。ヤマハモーターヨーロッパはファンティックと仲がよく、ブースターシリーズも、ヤマハモーターヨーロッパが独自に企画したもののようだ。そのため、ヤマハ発動機は企画に関わってないという噂がある。

価格に関しては、ブースターイージーが3299ユーロ(日本円で51万円)、3699ユーロ(日本円で58万円)。日本で発売しても、購入する人は少ないだろう。

湯沢町、南魚沼市、魚沼市を結ぶ広域サイクリングルートを楽しむイベントの開催が決定

JR東日本新潟支社が湯沢町、南魚沼市、魚沼市を結ぶ全長約185キロの広域サイクリングルート「雪国魚沼Golden Cycle Route」沿線で、9月1日(金)から11月12日(日)にかけて「駅からサイクリング」というイベントを開催します。

このイベントでは、4つのサイクリングコースから選べます。完走証をゲットすると、参加賞として先着200名さまに越後湯沢天然温泉水(ミネラルウォーター)がプレゼントされ、さらに抽選で地元の賞品も当たります。

鉄道を利用して、自転車や駅周辺のレンタサイクルで行動範囲を広げ、新たな地域の魅力を体験するチャンスです。

六日町駅発着の3コースと越後湯沢駅発着の1コースが設定されており、それぞれに個性的なコースがあります。八海山の麓を走るビギナー向けの25kmサイクリング、歴史文化のスポットを巡る20kmポタリング、距離65kmのハードな登坂を含むチャレンジサイクリング、越後湯沢の渓谷と歴史を感じられる30kmコースなど、参加者のレベルや興味に応じて楽しめます。

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MUC-OFFからEバイク用チェーンオイル、防錆スプレーが発売

自転車用ケミカルで有名なMUC-OFFから、Eバイク用チェーンオイル、防錆スプレーが発売されている。今回は、eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485ml、eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50mlを紹介する。

eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485ml

eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485mlは、Eバイクを長期間、湿気やサビの侵食から守るために作られたスプレーです。このスプレーは、MUC-OFFが開発した防錆添加剤と抑制剤を配合しており、フレームやバッテリーケース、バッテリー端子、金属部品、プラスチックおよび塗装面に対して防錆層を形成し、湿気の有害な影響を阻止するとのこと。価格は2970円(税込、以下同)です。

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eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50ml

eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50mlは、Eバイクチェーンの低摩擦を実現すると謳うチェーンルブ。価格は1430円で、窒化ホウ素化合物を含むセラミックの調合を特徴としています。ラインナップは乾燥した環境での使用を重視したドライタイプと、湿気や荒天などの過酷な環境下での使用を考えたウェットタイプの2種類があります。

このチェーンルブは、Eバイク特有の高トルク負荷に対応する能力があると謳っており、使用方法は、最初にチェーンに残存した油脂を完全に除去する必要があります。その後、ボトルをよく振ってから、チェーン内側リンク全体にルブを塗布し、余分な液体は布などで拭き取るだけ。乗車の3~4時間前に使用するのが理想的とのことです。

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GLM 事業者向けの軽自動車型EVの取り扱いを開始

京都府京都市に本拠地を置く電気自動車(EV)開発企業、GLM株式会社は8月17日、カーシェアリング向けの軽自動車規格EV「MiMos(ミモス)」を日本での取り扱いを開始することを発表しました。全長3m未満のコンパクトサイズで、日本の道路事情に適合した設計となっています。

「MiMos」は、欧州市場で人気のある超小型サイズのEVで、日本の市場に新しい選択肢を提供する目的で投入されます。一般的な軽自動車よりも小さいサイズながら、4人乗車可能で、最大航続距離は約130km。家庭用200V充電器で約6時間でフル充電が可能です。

国内の軽自動車市場におけるEVの選択肢が非常に少ない中、GLMは海外メーカーの欧州向け車両を国内保安基準と軽自動車規格に適合するよう改良し、登録を実現。このプロジェクトは、スピーディーな日本市場への投入が可能となり、各種行政や企業向けのシェアリングサービスに利用される予定です。

GLMは、この取り扱い開始を通じて、環境対応や交通手段の衰退への解決策としてEV導入を検討している行政及び企業に新たな選択肢を提供することを目指しています。

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噂のHONBIKEは新型車を日本に投入か?型式認定を取得

2021年から騒がれていた電動アシスト自転車と言えばHONBIKEに、新たな進展があったようだ。

HONBIKEとは、世界初の前後輪ワンアームチェーンレスを売りにした電動アシスト自転車で、特徴的なデザインはグッドデザイン賞2020でベスト100に選ばれており、クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成した電動アシスト自転車として有名だが、一方で、不安定な走りやアシスト感をほとんど感じないモーター、すぐに壊れる品質、アフターサポートの放棄等が問題になった。

クリックホールディングスから公式な認定を受けた公認サイト「BGS公式サポートサイト」によると、HONBIKEは事業の継続を行う意思があるようだ。2022年11月30日に公開された事業進捗状況によると、中国製造基準の脆弱な安全性を暫定的に日本側で解決するために、新規の販売及び出荷を停止しフレームの補強、電気系統の改修などを実施したとのこと。また、新型車両の開発も着手しており改良したフラッグシップモデルを2023年春頃を目標にリリースを予定していると書いていたが、2023年8月21日時点では、詳しい内容は公開されていない。

また、HONBIKE事業で多大な商品瑕疵とサポートに累積損失を続けたため、製造物責任と損害賠償を中国HONGJI社に交渉を行い、HONGJI社の日本における総販売代理店権の設定とマーケティングサポート支援で5億円程度の出資を受けたとのこと。HONGJI社の電動アシスト自転車の輸入案件も進行し、2023年度よりスタートすると公表している。

そんな状況の中、日本交通管理技術協会の型式認定対象品検索では、HONBIKE株式会社が型式認定を取得したとのことだ。取得製品の名称はHCL、型式はHC01で、型式認定番号は交A23-64、交N23-70。型式認定取得を見る限りではHONBIKEは再出発を考えているようだ。

BMW 3Tとコラボした自転車を発表 Eバイクも用意

ドイツの自動車メーカーのBMWは2023年7月15日、最新の自転車シリーズ「BMW Exploro」を発表した。このシリーズはイタリアの3Tと共同開発され、先端技術と先進的なデザインが特徴だ。選べるバイクはグラベルバイク、ロードバイク、アーバンバイクの3種類で、電動モーターの搭載も可能となっている。

「BMW Exploro」は、全てのモデルにフルカーボンファイバーフレームが使われており、6サイズから選べる。

特筆すべきは、12段変速ギア、油圧ディスクブレーキで、Eバイクの場合は、後輪ハブモーターを搭載している。変速機は無線の12段変速ギアによる鮮明で正確なギアチェンジとすっきりとしたコックピットが実現されていると謳っている。

各バイクは特異な特徴を持ち、例えば「BMW Exploro Gravel」は未舗装の道路でも快適に走行し、「BMW Exploro Road」は優れた走行性能を提供。また、「BMW Exploro Urban」は通勤や買い物、レジャーに最適とのことだ。

価格は、BMW Exploro Gravelが€4,999(約79万円)、電動版が€7,999(約126万円)、BMW Exploro Roadが€5,999(約95万円)、電動版が€8,999(約142万円)、BMW Exploro Urbanが€4,999(約79万円)、電動版が€7,999(約126万円)。日本での発売は不明だ。

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イオンシグナ、熊本県玉名市のレンタルEバイクサービスを拡大

イオン・シグナ・スポーツ・ユナイテッド株式会社(ASSU)と熊本県玉名市の協同プロジェクトであるe-bikeレンタサイクルプランは、2023年4月の導入以来、たったの4か月でレンタルステーションを5ヵ所に拡大し、さらに8月11日にJR玉名駅で6ヵ所目のレンタルステーションを開設しました。

このプロジェクトは、旅行の需要回復や健康増進、SDGsの推進、新たな交通手段としての位置づけなど、多岐にわたる効果を見込んでいます。特に、旅行客が目的地を自由に巡れるe-bikeのレンタルサービスは、地域の観光業界や交通の活性化に寄与すると期待されています。

ASSUが提供するサイクルツーリズムパッケージには、認知度の拡大や商品のカスタマイズ、定期メンテナンス、そして乗り捨てに対応した再配置のサービスなどが含まれており、旅行客や地域住民、地方自治体、宿泊施設など、幅広い利用者のニーズに対応しています。

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レンタカーショップ「OSOTO campervan」に新型キャンピングカーが登場!日産「キャラバン」ベースのカスタムモデル

キャンジョは8月11日、福岡にあるレンタカーショップ「OSOTO campervan」が新型キャンピングカーをラインアップに追加したと発表しました。

この新車両は、日産の大型バン「キャラバン」をベースにしてOSOTO campervanがカスタマイズしたものです。独特なデザインの内外装、大型のポータブルバッテリー、アウトドアグッズが標準で装備されており、最大3名が寝ることができます。九州での旅行に最適なキャンピングカーとして推奨されています。

このキャンピングカーの利用料金は、12100円からとなっています。OSOTO campervanの高い品質と、日産車の安心感や運転のしやすさを組み合わせて、心地良いアウトドア体験を提供します。予約は博多店で受け付け中で、専用のLINEでも予約可能です。

「OSOTO campervan」とは、移動しながら泊まれるホテルのようなサービスを提供するキャンパーバンレンタルサービスです。九州を巡る旅をこのオリジナルキャンパーバンで楽しむことができます。2〜3泊や1週間の滞在にぴったりの機能が装備されており、運転もしやすいAT車を採用。キャンプや宿泊のための必要なアイテムも全て揃っており、お客様は美味しい食材を探して最高の車中泊スポットを見つけるだけで良いという特徴があります。

キャンピングカーの主な特徴は、リアルウッドを用いた自然なデザイン、運転しやすいバンタイプのAT車、そして車中泊に必要な全てのアイテムが揃っていることです。熟練の職人とアウトドアのプロフェッショナルがデザインに関与しており、一部の車両はデザインが異なる場合があります。このキャンピングカーは、5人乗車で最大5人まで宿泊が可能です。そして、ドライブレコーダーやETCなどの基本的な機能も標準装備されています。さらに、寝具や調理器具、アウトドアの家具やサブバッテリーなど、車中泊に必要なものは全て車内に収納されています。プロジェクターやBBQグリルなどの追加オプションも用意されています。

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マクラーレン・アプライド 破産したオランダのEバイクメーカー「ヴァンムーフ」を買収するとの噂

ロイターによると、マクラーレンアプライドが、破産したオランダのEバイクメーカー「ヴァンムーフ」を買収する可能性があるというニュースを報じています。

McLaren Applied’s Lavoie in talks to buy Dutch e-bike maker VanMoof – source | Reuters

ヴァンムーフはスマートなデザインとハイテク技術で知られるEバイク企業で、新型コロナウイルスの影響で売上が伸び、2021年9月に約160億円の資金調達に成功しました。これにより、世界で最も資金を調達したEバイク企業とされていました。ところが、2020年4月に発表されたEバイク「S3」と「X3」の品質問題により、保証期間中の修理や交換、さらに「Peace of Mind保証」という特別プランによる損失が積み重なり、2023年7月17日に会社は破産に至りました。

マクラーレン・アプライド社は、イギリスのテクノロジー企業で、グレイブル・キャピタルの子会社です。この会社は、主にF1(フォーミュラ1)のエレクトロニックコントロールユニット(ECU)、センサーなど、モータースポーツの電子制御部品の製造などを行っていることで有名です。

2021年8月にグレイブル・キャピタルに売却される前は、マクラーレン・グループの一部でした。2004年には、同じマクラーレン・グループに属していたマクラーレン・コンポジットと合併しました。この合併した会社は、マクラーレン・F1やメルセデス・ベンツ・SLRマクラーレンなど、高性能素材の開発と生産を担っていました。

同社は電動キックボードブランド「ラヴォイエ」があり、仮に買収が成功した場合はラヴォイエが買収する可能性があるようです。

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元祖ワイルド系電動アシスト自転車「パナソニック EZ」カスタムまとめ

近年、様々な新興企業がゴツいデザインを採用した電動アシスト自転車やEバイクを展開している。このようなワイルド系と言える電動アシスト自転車・Eバイクの元祖と言えるのが、パナソニックの電動アシスト自転車「EZ」だ。

パナソニック・BP

2007年に、パナソニックはBEAMSとのコラボレーションで「BP」という電動アシスト自転車を200台限定で販売した。エレクトリックモトクロスというコンセプトで登場したBPは、他の電動アシスト自転車にはない独特な形状や、BMXハンドルを採用しており、ワイルド系電動アシスト自転車の元祖と言えるだろう。

BPはすぐに完売となり、2008年には「EZ」という名前で正式モデルに昇格。そのデザインに着目してカスタムを行う人も少なくない。

 

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定番カスタムと言えば、EZのBMX風ハンドルを交換して、本物のBMXハンドルに交換する事例だ。EZのBMX風ハンドルは、BMX用に形状は似ているが街乗り向けにデザインし直している。本物のBMXハンドルを装着して幅広感を出すことが可能だ。因みに上記写真のモデルは、スキンサイドタイヤや茶色のグリップやタイヤを装着することで、ストリートカスタムの感覚を出している。

 

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過激なカスタムの例だと、ハイライザーハンドルとバナナシートを装着する事例だろう。乗る人を選ぶが意外とEZに合っているのが面白い所だ。

EZはデザインだけでなく、実用性も高いカスタムを行うこともできる。2023年モデルでは、純正オプションで待望の両立スタンドやフロントバスケットが登場したが、社外品のバスケットや荷台を装着している事例も存在する。

限定モデルのBPが登場して16年後になる2023年現在は、基本的なデザインは変わらないが、モーターやバッテリーの変更によりマイナーチェンジを行いつつ、現在も販売している。当初はキワモノ系の電動アシスト自転車として見られていたEZだったが、近年の電動アシスト自転車ブームで、幅広い層に人気のモデルとなっているようだ。

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