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コラテック 2024年モデルのEバイクは従来モデルを続投 価格も値下げ

コラテックは2024年モデルを発表しました。その中でもE-Bikeは、E-POWER SHAPE PT500とE-POWER X VERT CXを続投している。

日本市場のコラテック製Eバイクは、全モデルにボッシュ製ユニットを搭載しています。スムーズで静かなアシストを行う「Active Line Plus」搭載EバイクはE-クロスバイクの「E-POWER SHAPE PT500」に搭載。

パワフルなアシストを行う「Performance Line CX」搭載Eバイクは「Corratec E-POWER X VERT CX」に搭載されており、こちらは、ライダーの踏み込み力に応じた最適なアシスト力が瞬時に提供される「eMTBモード」を採用しています。

2023年モデルの価格はE-POWER SHAPE PT500の価格は41万8000円(税込、以下同)。E-POWER X VERT CXの価格は52万8000円でした。

2024年モデルは値下げを実施。はE-POWER SHAPE PT500の価格は35万2000円で、E-POWER X VERT CXの価格は46万2000円と値下げしました。

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スペシャライズド E-MTB「Levo SL」、MTB「Epic WorldCup」「スタンプジャンパー」にSRAM GX搭載車を発表

スペシャライズドはXCレースマシンEpic World Cupと、フルサスE-MTBのTurbo Levo SLにエキスパートモデルが登場したと発表しました。これらモデルには、SRAM GXグループセットを搭載し、性能とコストパフォーマンスを両立したとのこと。また、StumpjumperもSRAM GXグループセット搭載モデルが追加されました。

以下、リリースから。

最速をカタチに|Epic World Cup

Epic World Cup Expertはペダリング効率、優れたコントロール性能、軽量性を実現した勝つためのバイク。画期的な調節性を備えた75mmトラベルのリアショックは、ハードテールのダイレクトなペダリングレスポンスを備えた上で、バンプからの衝撃をしなやかに吸収。推進力を最大限に保ち、疲労を軽減します。

Epic詳細URL:https://www.specialized.com/jp/ja/stories/epic

商品名:Epic World Cup Expert

  • 価格:¥990,000 (税込)
  • サイズ:S、M、L
  • カラー:2色展開

究極のトレイルバイク|Levo SL

モーターの有無を問わず、どのトレイルバイクにもない優秀なハンドリング性能、走破性、各部の調節機能を開発目標に設定し生まれたのがe-MTBのLevo SL。スペシャライズド自社開発のTurbo SL 1.2モーターと自在な操作を可能にするジオメトリーで自由にトレイルを走り抜けられます。

Turbo Levo SL詳細URL:https://www.specialized.com/jp/ja/levo-sl-gen2

商品名:Turbo Levo SL Expert Carbon

流れる走りを導き出す|Stumpjumper

軽さがもたらす効率的な走りと、ゆったりめのコックピットの操作性の高さを組み合わせたStumpjumperは、オールラウンドなトレイルバイク。スイスイと上り、すばやく加速するかと思えば、好きなラインを自由に選べるほど操作性に優れ、ありとあらゆるコンディションの中を全開で突き進めます。

Stumpjumper詳細URL:https://www.specialized.com/jp/ja/stumpjumper

商品名:Stumjumper LTD

商品名:Stumjumper Expert

秋の北海道を駆け抜ける ニセコ・北後志エリア周遊サイクリングツアー「CYCLING OUT HOKKAIDO」発売開始

北海道文化放送株式会社が主催する、インバウンド富裕層をターゲットとした新しいサイクリングツアーが、2023年8月31日から10月20日までの期間、販売されることが発表されました。このツアーは、観光庁の観光再始動事業にも採択され、地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)、民間事業者と連携して展開されるとのこと。

ツアーのコンセプトは、北海道ならではの壮大な自然環境と地域特産品を楽しみながら、自転車で異なる観光地を巡るというもの。具体的には、札幌市を出発し、ウィンタースポーツで有名なニセコ・倶知安エリアを経由。その後は北後志エリア(赤井川・仁木・余市・小樽)や美しい洞爺湖エリアで、地元の食文化やアウトドアアクティビティを堪能します。

専用のサポート車が同行するこのツアーでは、サイクリングルートに「ツール・ド・北海道」のコースも一部採用されており、プロのサイクリストさえも夢見るような道を走るチャンスも。さらに、参加者の要望に応じて、地元の森林整備に貢献する「道有林オフセット・クレジット(J-VER)」も提案されます。

このツアーは、5泊6日の豪華なプランが基本となっています。プラン内容は多岐にわたり、初日は北海道有数の温泉地・定山渓で心と体をリフレッシュ。2日目以降は、ニセコや洞爺湖周辺の絶景を自転車で楽しむ日程が組まれています。また、道中で見えるカルデラ盆地の絶景や、仁木・余市でのワイナリー巡り、小樽での海鮮グルメとマリンアクティビティなど、多様な楽しみ方が可能です。

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アウトドアカスタムで注目!商用バン「トヨタ・プロボックス」の新たな一面を見る

2023年8月5日、8月6日に開催された「アソモビ2023 in Makuhari」。このイベントでは、アソビ×モビリティ(クルマやボート)をコンセプトにした日本最大のイベントで、アクティブな趣味(キャンプ・つり・サーフィン・ペット旅・天体観測・温泉巡り・サイクリング・トレッキング等)を重視した自動車やボート、ギアなどを体験・購入できるイベントです。

このイベントでは、キャンピングカーだけでなく、様々な車が展示されていましたが、今回注目するのは「トヨタ・プロボックス」のアウトドアカスタムです。

トヨタ自動車のライトバン、プロボックスは、かつてのカローラバンとスプリンターバンの後継として誕生しました。2002年から販売が開始され、2014年には3代目ヴィッツや11代目カローラシリーズの新しいプラットフォームにアップデートされ、ハイブリッド車が登場するなどの改良を加えたライトバンです。

プロボックスは「シンプル イズ ベスト」というコンセプトで、コストダウンと使い勝手の良さを追求しています。例えば、車体形状は、荷室容積を最優先しているため角ばっており、沢山の荷物を積むことができる実用的なボディ形状となっており、重い荷物を積んでも安定して運転できるサスペンションを採用しています。

インテリアも商用バンとしての使い勝手を重視し、A4ファイルやモバイルノートパソコンが収まるような大型のドアポケット、長距離走行でも疲れにくいシートを使うなど、徹底的に商用車としての実用性を重視することで、ライバルである日産・ADバンよりも人気となっています。

商用車として割り切った作りのプロボックスですが、個人用でも楽しむ人がおりアウトドアカスタムでも注目されています。これは、全長4245×全幅1690×全高1525ミリとコンパクトな車体で、積載性重視の角ばったデザインが現代の乗用車とは違う雰囲気を持っているだけでなく、前席後席を折りたたむと荷室は完全にフラットになるため荷物の積載等による使い勝手が良い、かつては存在したプロボックスサイズのステーションワゴンが消えた、新車価格は一番安いモデルで150万円を切っており、小型貨物自動車なので、維持費が安いという利点があります。

プロボックスは小型貨物自動車のため荷室を重視する必要があるため後席は狭く、低価格グレードは簡易的な座席が付いているため、ファミリーカーとしての使用は不向きですが、基本は1人、2人しか乗らず、積載性を重視するのならアウトドア用で購入する人がいてもおかしくないでしょう。

商用車としての機能性がアウトドアを楽しむ人にも注目されたプロボックスですが、自動車のカスタムを行う企業も注目しており、様々な企業がプロボックスのアウトドアカスタムを提案しています。

そんなプロボックスのアウトドアカスタムの中でも「ステルス」は、車体塗り替え(オールペイント)が基本のシンプルなカスタマイズが特徴です。プロボックスと言うと、ホワイト塗装の如何にも商用車を連想させるのが一般的ですが、写真のようなソリッド塗装のベージュとホワイトの組み合わせや、チャイナブルーとブラックの組み合わせを行うと、商用車らしさが無くなり、お洒落な雰囲気が出るのが面白い所です。このようなカスタムカラーは、90年代のRV車のような古いクルマに行うのが主流ですが、新車で購入できるプロボックスで似合うというのは、元の車体形状が現代の乗用車の主流である流線型から離れているのも大きいでしょう。

また、注目したいのが新車を元に改造を行ったカスタムカーだけを取り扱っているということ。プロボックスは中古車でも人気なため、程度の良いプロボックスは決して安くないのに加えて、一番安いモデルが150万円を切っているので、保証がある新車をベースにしてカスタムを行ったほうが良いのもあると思われます。

ステルスのコンプリートカスタム仕様のプロボックスは、一番安い1.3Gをベースにした場合、オールペイントとオフロードスタイルのアルミホイールとタイヤ、サイドモールを装着して198万円。流行のアウトドアカスタム車には、部品供給が不安な90年代の古いRV車をベースにして200万円するクルマもあるため、新車で保証があるアウトドアカスタム車が200万円で手に入るのは魅力的と言えるでしょう。

(文:松本健多朗)

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ヴァンムーフの問題部品「E-シフター」を交換する方法は? 問題点は?

ヴァンムーフの特徴であり、故障が多いことで知られている電動変速機「Eシフター」を交換する事例が、ウェブで紹介されています。

ヴァンムーフはEバイク業界でスマートデザインと先端技術の融合で名を馳せ、新型コロナウイルスの波に乗って売上を拡大。2021年9月には約160億円もの資金を調達し、その時点で世界で最も資金力のあるEバイク企業とされていました。しかし、2020年4月に登場した「S3」と「X3」モデルの品質不備が原因で、保証期間内の修理・交換コストや「Peace of Mind保証」という特別プランによる損失が膨らみ、2023年7月17日には企業は破産に追い込まれました。

ヴァンムーフの中でもトラブルが多いことで知られているE-シフターですが、これを、手動シフトに変更する方法があります。1つ目は、内装2段自動変速の「スターメーアーチャーA2K」に交換する方法です。

2-speed DIY? : r/VanMoofSelfRepair (reddit.com)

Redditによると、交換する際は、まずE-シフターを取り外し、水が侵入しないようにケーブル部分に防水テープで保護し、ハブのOLD(Over Locknut Dimension)が135mmであるA2Kと、S3のドロップアウト間のサイズが140mmであることを考慮し、ドライブ側に5mmのスペーシングワッシャーか、同じく5mm厚のナットを挿入。また、E-シフターを外した際には、エラーコード44が表示されることがあるとのことですが、最新のファームウェアを使用している場合に限り、静止しているときだけで、特に問題はないとのことです。

2つ目が、シマノのスポーツ自転車用内装変速機「アルフィーネ」に交換する方法で、複数のユーザーが行った事例があり、こちらは変速レバーの加工、チェーンテンショナーなどの装着や加工を行う必要があります。

Vanmoof X3 E-shifter/Hub replacement with Shimano 8 speed hub and manual shifter. | by Mycroft | Aug, 2023 | Medium

ヴァンムーフのE-シフターに不安がある人にとっては、スターメーアーチャーA2K、シマノ・アルフィーネの交換に関しては、希望があると思うかもしれませんが事は単純ではありません。

まず、変速機の交換に関しては、車輪を製作する必要があるため、車輪を組み立てる技術や費用が高額になり、個人が気軽に行うことは難しいです。

スターメーアーチャーA2Kはシフトレバーが不要なため、比較的小加工で行うことができる可能性がありますが、スターメーアーチャーA2Kは日本国内で正規販売されていないため、保証が無い並行輸入で入手する必要があります。

シマノ・アルフィーネに関しては、変速機は日本国内で入手することができますが、ヴァンムーフの特徴である独自規格の部品が改造の邪魔をしており、シフトレバーの装着やキックロックの干渉が問題になります。ヴァンムーフの特徴である独自規格の部品が最大の障壁となっています。

ヴァンムーフのE-シフターから他社製への変更は、カスタマイズの中でも非常に難しいと言ってもよく、殆どの自転車店に断れる可能性があります。そのため、E-シフターをだましだまし使うのが一番良いですが、部品供給が途絶えた場合は他社製シフターに交換を考えてみるしかないでしょう。

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人気のオートバイ風ファットタイヤEバイクの保険加入が停止に オランダ

オランダの王立オランダツーリスト連盟(以下、ANWB)は、2023年9月6日より、高盗難率と改造の傾向があるために、ファットバイクの保険を当面停止すると発表した。この措置はリーズナブルな自転車保険を維持する必要から来ており、今後責任ある保険加入の方法を検討するという。

画像出典:Fatbikes: populair, maar met nadelen| ANWB

ファットバイクは、原付バイクのヘルメット着用義務化以降、急激に人気を博している。特にオランダの一部地域では盗難率が非常に高く、「いつ盗まれるか」という問題が浮上している。

ANWB VerzekerenのCEO、Floor van Workumは「残念ながら、現状では他の選択肢がない。盗難問題は業界全体で解決を図るために、多角的なアプローチを考えている」とコメント。

加えて、ファットバイクはしばしば販売後に改造されることが多く、これが交通安全上のリスクを増加させている。Floor van Workum氏は「大規模な改造は危険な傾向であり、この問題を解決するための新しい保険の枠組み作りが必要だ」とも述べた。

今後、ANWBは保険料だけでなく、セキュリティや保管条件についても網羅的に調査し、新しい保険プランを検討する方針だ。

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マウンテンバイクレースのレジェンド山本幸平プロデュースのRainbow Cup Supported by Specailized 9月30日(土)〜10月1日(日) に開催

長野県富士見パノラマリゾートで、2023年9月30日から10月1日まで、スペシャライズドアンバサダーである山本幸平がプロデュースするマウンテンバイク(MTB)イベント「Rainbow Cup Supported by Specialized」が開催される。このイベントはスペシャライズド・ジャパン合同会社が特別協賛している。

このイベントでは、チームで参加できる2時間耐久レースやクロスカントリーレースがメインになるが、それだけでなく、「Specialized Family Park」や「Night Party」といった家族みんなで楽しめるコンテンツも用意されている。エントリー受付は9月25日までとなっている。

今年から新たに「クロスカントリー・ショートトラック(XCC)」がメニューに加わり、短いコースとレース時間でスピード感あふれるエキサイティングなレースが楽しめる。既存の「クロスカントリー・オリンピック(XCO)」と合わせて、小学生以上なら誰でも2日間のステージレースを体験することができる。

富士見パノラマリゾートはMTBレースにおいてはお馴染みの場所だが、このイベントでは新しいコースが用意されている。初めてMTBレースに出場する方向けに「ファーストタイマークラス」も新たに設けられている。

イベントには、夜も楽しめる「Night Party」やキッチンカー、木製のパンプトラックエリアでの無料レンタルバイクなど、家族みんなで楽しめる要素が満載とのことだ。

エントリー締め切りは2023年9月25日(月)。

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エントリー開始!! RAINBOW CUP Supported by SPECIALIZED | YAMAMOTO ATHLETE FARM|MTBアスリート山本幸平

オートバイ部品や電アシで有名なデイトナが電動キックボードの参入を発表

オートバイパーツや電動アシスト自転車などを展開している株式会社デイトナは8月29日、電動キックボードの市場へ参入すると発表しました。

このキックボードは、同社で人気のある電動アシスト自転車「DE01」をリデザインしており、「Daytona Mobility DK01」と名付けられました。”ちょっとそこまでのお出かけを、もっと楽しく、もっとおしゃれに”というコンセプトのもと、ネオクラシカルな雰囲気にデイトナの特色を融合させたアイコニックなデザインを持つモビリティとなっています。

機能面に関しては、12インチタイヤ、前後ディスクブレーキ、そして左右に分割されたステップボードなど、多くの年齢層にアピールする使いやすさを備えているとのこと。ただし、開発中の車両であり、販売される最終製品の細部に違いが出る可能性があると会社側は述べています。

デイトナは2023年内に受注を開始する予定であり、WEBサイトで随時、新製品の開発状況や先行受注の情報などを公開していくとのことです。

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雁坂トンネルを舞台にした歴史的なサイクルツアーが山梨市で開催

令和5年8月20日(日)、山梨県と埼玉県の県境を自転車で越える画期的なイベント「雁坂トンネルサイクルツアー in 山梨市」が初めて開催されました。この特別なイベントは、やまなしスポーツエンジンが企画・運営を手がけ、66名の参加者が独占的に雁坂トンネルの避難坑を走り抜ける一日限りの体験を楽しみました。

通常、一般に立ち入りが禁止されているこの避難坑は、非常時に避難のための通路として使用されます。ツアーの参加者は、この秘境を特別ガイド付きで堪能。さらに、24時間体制でトンネルの安全を見守る監視室も特別に公開されました。

参加者は、自転車を持っていない人や初心者でも気軽に参加できるように、多種多様なレンタサイクルが用意されていました。ツアーは山梨市主催の「笛吹川源流まつり」の併設イベントとして行われ、ペースコントロールと歴史の説明はやまなしスポーツエンジン公認ガイドが行いました。

ルートの途中、山梨県と埼玉県の県境でゆるキャラの武田菱丸くんが参加者を歓迎。さらに、美しい西沢渓谷や「日本の滝100選」に選ばれた「七ツ釜五段の滝」も楽しめました。ゴール地点の道の駅みとみでは、参加者とガイドが記念撮影を行い、山梨市や雁坂トンネルに関するクイズ大会で盛り上がり、豪華景品がプレゼントされました。

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マップボックス・ジャパン、デジタルマップを活用し「ツール・ド・東北 2023」を楽しむ企画を開催

2023年9月16日(土)と17日(日)に開催される、東日本大震災復興支援を目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北」で、マップボックス・ジャパン合同会社(以下、マップボックス社)が新たなスポーツ応援体験を提供すると発表しました。

本企画『ツール・ド・東北 2023 オフィシャル企画 リアルタイムマップ東北応援企画 powered by Mapbox』では、地図上でライダーのリアルタイム位置情報やライブ映像を表示。参加者は自分自身の位置だけでなく、他のライダーの位置も確認でき、スポーツイベントをより没入感ある形で楽しめます。

特設サイトでは、昨年のイベントもアーカイブされており、同ブース内では地図関連のミニゲームや記念品が提供される予定です。これにより、会場に足を運んだ人々もデジタルと現実が交錯する新しい形の応援を楽しむことができます。

「ツール・ド・東北」は2013年から続く歴史あるイベントで、マップボックス社も2021年からこの大会を応援しています。同社は、地図に関連する事業を展開する中で「東北の復興支援に貢献しながら、道に恩返しをしたい」という意志を明かしています。

詳細な企画内容としては、スタート・ゴール地点に設置されるカメラで撮影された映像がリアルタイムで配信され、リモートでの観戦や応援が可能です。コース上の避難場所情報や見どころ、地元の方々のインタビュー動画もマップ上で共有されるため、情報とスポーツが絶妙に融合しています。

さらに、来場者は地図パズルゲームやフォトスポットで楽しみながら、マップボックス社の地図開発技術を活用したゲームアプリをダウンロードすると、オリジナルノベルティがもらえます。

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リアルタイムマップ東北応援企画 Powerd by Mapbox (realtimemap.jp)

LOOK ROVER45 ロードバイクの「LOOK」とCIXIがコラボしたチェーンレスのスピードEバイク

ロードバイクで有名なLOOKと、マイクロモビリティのCIXIは共同で「LOOK ROVER 45」の開発を行った。

両社がコラボレーションしたLOOK ROVER 45の一番の特徴は、PERS(ペダリングエネルギー回生システム)。これは、チェーンやベルトドライブ、トライブシャフトなど、クランクと後輪を機械的に接続しなくても機能する機構で、ライダーが生成した電力は、ボトムブラケットで電力に変換されてモーターに電力を供給し、推進力を生成する。これにより変速やチェーンメンテナンスの心配をすることなく、反応的で直感的なスピードコントロールを可能にするシステム。ライダーは自分のケイデンスを設定したり、システムを「ロック」したり、アクティブパイロット・アプリを使ってデジタルキーを誰かと共有することもできる。

CIXIは、元々は高速道路で時速120キロを出すことができるマイクロモビリティ「VIGOZ」を開発していたが、LOOK Cycleとの協力により、その技術をEバイクにも適用しているとのこと。

CIXIとLOOK Cycleの共同プロジェクトは、1年半に及ぶ緻密な研究と開発を実施。ROVER 45は、最高アシスト速度が時速45キロ(欧州市場では免許が必要なS-pedelec扱い)、バッテリー容量は700Wh。車体は、3Dメタルプリント技術を使用している。

1年半にわたる開発では、LOOKは豊富なリソースと専門知識を提供。特にS-Pedelecバイクに特化したフレームデザインで、CIXIの革新的なPERSテクノロジーを補完し強化した。両社の専門家チームは、緊密な協力の下で、それぞれの長所を最大限に活かすことに焦点を当てました。CIXIのチェーンレス・ペダリング技術は、自転車の走行性能を大幅に高めるもので、それをLOOKの卓越したバイクデザインと融合させることで、高性能かつ統一感のある製品が生まれたと謳っている。

日本国内では2023年8月28日時点では、PERS(ペダリングエネルギー回生システム)を採用した電動アシスト自転車は認可されておらず、最大アシスト速度の関係もあり、日本での扱いは原動機付自転車扱いになると思われる。日本での発売は不明。

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トップ 完全フル内装のチタンエアロロードフレーム「AVEDIO PEGASUS ADR」発売

株式会社トップは、チタンエアロロードフレーム「AVEDIO PEGASUS ADR」を、2023年10月上旬に登場します。この新製品は、TOKENとTRIGONが協力して開発した最新ブランド「BLKTEC(バルクテック)」の技術を活かしています。

価格設定は700,000円(税別)で、製品情報はAVEDIOの公式ウェブサイトで確認できます。

フレームにはAVEDIOが自信を持つTi-3Al-2.5Vチタニウム合金が採用され、特別な「トリプルバテット」加工が施されています。この結果、軽量かつ高剛性でしなやかな乗り心地を実現しているとのこと。

さらに、ヘッド周りのカーボンパーツは「BLKTEC」が採用され、フロントフォークにはT1100とT800が組み合わされています。これにより、高度な操縦性と快適な乗り心地が得られると謳っています。

タイヤ対応サイズは700×25Cから32Cまでと幅広く、ホイールの交換だけでロードレース、トライアスロン、ロングライド、グラベルといった多様な用途に対応します。参考重量は500サイズで7kgとなっています。

仕様についても、Di2対応、ディスクブレーキ専用、BBはT47シェル幅68mmとなっています。フレームセットには、BLKTECの一体型カーボンハンドル、ヘッドセット、カーボンフロントフォーク、カーボンシートピラー、そしてシートクランプが含まれます。

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シナネンサイクル Eバイク・電動アシスト自転車ブランド「TRAVIX」に新モデルを公開

自転車の製造から、小売り店舗「サイクルプラザダイシャリン」を展開している自転車会社で知られているシナネンサイクルは、公式サイトでEバイクブランド「TRAVIX」を公開している。

TRAVIXブランドは、正式には販売されていないが、2022年時点でカタログが公開されており、クロスバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、折りたたみ自転車タイプのEバイクが公開されていた。

新たに公開されたのが、一般的なクロスバイクタイプのEバイク。現代では古典的なイメージがある外付け式バッテリーや、後輪インホイールモーターなどの構成を見ると、価格を重視したモデルの可能性がある。泥除けや荷台が装備されているので、サイクリングだけでなく通勤、通学に対応しそうだ。

また、ママチャリタイプの電動アシスト自転車も用意している。他社と大きく違うのは、バッテリーをシートポスト内蔵タイプを採用していることだろう。バッテリーの脱着に関しては、国産電動アシスト自転車タイプのほうが有利だが、デザインに関してはTRAVIXのほうがスッキリとしたデザインを実現している。価格に関しては、いずれも不明だ。

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Carstay、HW ELECTROと共同で日本初の本格EVキャンピングカーを発表

2023年8月9日、Carstay株式会社とHW ELECTRO株式会社は、日本初となる電気自動車(EV)キャンピングカー「T-01」の先行予約を開始しました。

このキャンピングカーは、HW ELECTROの中型EVバン「ELEMO-L」を基に、Carstayがリビングスペースに各種大型家電やベッドを装備しています。そして、走行に使う主バッテリーに加えて、ソーラーパネルや外部電源からも充電可能なサブバッテリーを搭載しています。

T-01は、生活用の電化製品から車両の走行に至るまで、多様な用途で使えることが特徴です。特に注目すべきは、43.5kWhの主バッテリーと370Wの大型ソーラーパネルから充電可能な200Aのサブバッテリー。これにより、電子レンジや冷蔵庫、エアコン、IH調理器といった家庭用電化製品を使うことが可能です。

T-01は、今後1年で20台の販売を目指しており、価格は1,150万円からとなっています。Carstayは、この新製品で移動手段だけでなく、滞在手段としても使えるバンライフを提案しています。乗車定員は2人で、一回の充電で約270キロも走行可能。車高も2045mmなので、立体駐車場でも停められる設計になっています。

T-01はCarstayの持続可能な未来へのビジョンを具現化したもので、温室効果ガスの排出量を削減し、さまざまなライフスタイルに適応可能な「moonn.」ブランドの一環です。この名前は、「MObility Of New Normal」の頭文字と、「月(Moon)」の語感を掛け合わせたもので、未来の新しい移動手段としての位置づけがされています。

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HAROブランドの欧州仕様Eバイクが日本で発売 シマノEP800搭載フルサスE-MTBも用意

マングース、サルサ、サーリー等の輸入代理店で知られているモトクロスインターナショナル。同社の取り扱いブランドの1つである「HARO」では電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)も展開している。

ハイエンドモデルのHARO SHIFT i/o 7は160mmのトラベルを持つ4-Barリンケージフレームが特長のフルサスE-MTB。バッテリーは、ダウンチューブ内部に630Whの大容量バッテリーが内蔵されており、モーターは新型シマノEP800モーター(定格出力250W、最大トルク85Nm)を搭載している。ホイールサイズは、29インチのフロントホイールと27.5インチのリアホイールで、流行の前後異径ホイールとなっている。

HARO SHIFT i/o 7に搭載されているモーター「シマノ・EP800」は、2023年8月26日時点では、日本仕様が無い。SHIFT i/o 7に搭載されているモーターは、アシスト速度時速25キロ、アシスト比率制限なしの欧州仕様となる。日本国内で公道走行は不可。

他にも、DOUBLE PEAK i/Oというハードテイル電動マウンテンバイクも用意されている。こちらのモーターはシマノ E6100を搭載。定格出力は250W、最大トルク60Nm。こちらも、アシスト速度時速25キロ、アシスト比率制限なしの欧州仕様で、日本国内で公道走行は不可。

欧州仕様のE-Bikeと言えばファンティックが有名だが、シマノモーター搭載の欧州仕様Eバイクを正規輸入車で購入できるのは珍しい。

価格は、HARO SHIFT i/o 7が93万5000円(税込、以下同)で、DOUBLE PEAK i/Oは49万5000円。

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破産したオランダのハイテクEバイクメーカー「ヴァンムーフ」227億円の負債を抱えていたことが判明

オランダのメディア「FD.nl」によると、破産した自転車会社「ヴァンムーフ」が、約1億4400万ユーロ(日本円で約227億円)の負債を抱えていたことが最近のニューヨーク裁判所の書類から明らかになりました。

VanMoof had bij faillissement een schuld van bijna €144 mln (fd.nl)

ヴァンムーフは常に会社の資金繰りの問題があり、様々な投資会社から支援を受けていましたが、様々な対策を行うも失敗し、2年連続で約8000万ユーロ(約12億6000万円)の赤字を計上していたとのことです。

スマートなデザインとハイテクで知られるEバイク企業のヴァンムーフは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上を伸ばす勢いを見せました。2021年9月には1億2800万ドル(日本円で約160億円)の資金調達に成功し、世界で最も資金調達したEバイク企業として名を馳せていました。

しかし、2022年からは経営危機の噂が囁かれるようになりました。この背景には、2020年4月に発表されたEバイク「S3」と「X3」の配送中の傷や故障などのトラブルが発生し、保証期間中の修理・交換費用や無料メンテナンスプラン、盗難にあったバイクの代替モデルを用意する「Peace of Mind保証」サービスのコストが、同社の経営難に拍車をかけたようです。

そして7月12日、企業の倒産を回避するために債権者から一時的な保護を求める支払停止が行われました。しかし、早期に支払停止が撤回され、破産しました。

ヴァンムーフは様々な企業が買収に名乗りを上げましたが、8月25日時点で買収を行う企業は依然として不明です。ヴァンムーフは専用部品が装備されているため、ヴァンムーフが消滅した場合、修理ができなくなるという問題があります。ヴァンムーフオーナーからは買収されて復活を求める声が聞かれますが、現時点での状況からすると非常に不安と言えるでしょう。

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ピレリ ロードバイク用タイヤ「P ZERO Race」のリコールを発表

ピレリ社は、自転車用レースタイヤP ZERO Raceの一部製品について自主回収を行うことを発表しました。対象となるのは、28-622(700x28c)サイズのチューブレスレディバージョンで、日本における自主回収対象は28-622 P ZERO Race TLR Classic(型番3984300)及び28-622 P ZERO Race TLR(型番4149600)となります。

この回収は、2023年第10週から第24週に製造された392本のタイヤに関連しています。製造上の問題により、一部のリムにおいて製品が空気圧を完全に保持できない可能性があるため、この措置が取られました。リム-タイヤ-空気圧の組み合わせが適切に管理され設定されていない場合、安全性を損なう可能性があるとされています。

対象製品の特定は、タイヤの側面にある製品名、製品ID、製造週・年の刻印によって確認できます。例として、製造週2桁+製造年下2桁の形式が用いられており、”1823″は2023年の第18週(5月第1週)製造を指します。

ピレリは、2023年に対象となるP ZERO自転車用レースタイヤを購入したお客様に対し、タイヤのサイドウォールにあるタイヤID番号と製造年月日コードの確認をお願いしています。該当するタイヤをお持ちの方は、使用を中止し、ピレリジャパン株式会社または製品を購入された店舗へのお問い合わせが求められています。該当するタイヤは、代替品の提供または購入金額の返金が行われる予定です。

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Gmico One ダイシャリン限定取り扱いの近未来小径電動アシスト自転車

自転車チェーン店「ダイシャリン」などで有名なシナネンサイクルは、ダイシャリン限定で近未来小径電動アシスト自転車「Gmico One」を展開している。

画像出典:https://ec.daisharin.co.jp/products/20230817、以下同

Gmico OneはTianjin Jidian Road Technology Co., Ltd.が製造している電動アシスト自転車。都会の若者たちに向けて開発された、この電動アシスト自転車は、ユニークなフレームプラグイン構造を採用している。

小径のスポークレスホイールや片持フレームなどを採用した近未来的なデザインは、IFデザインアワード2021や、グッドデザイン賞2021を受賞している。

また、折りたたむことができ、ステムとスイングアームを折りたたむことでコンパクトなデザインを実現している。

駆動方式は前輪インホイールモーターで、バッテリーは36V、6.4Ah、230Wh。航続距離は30キロから45キロとなる。車体重量は18キロ、タイヤサイズは14×1.75インチ。価格は15万1800円(税込)。

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