デイリーアーカイブ Sep 17, 2025
TREK ハードテールMTB「Marlin」2023年モデル登場
トレック・ジャパンは10月31日、ハードテールMTB「Marlin」の2023年モデルを発表した。2023年モデルのMarlinでは、マウンテンバイクで近年トレンドとなっている、高速域でも安定した操作性を発揮するプログレッシブジオメトリーを搭載。ホイールサイズは車体サイズによって27.5インチと29インチの2種類があり、タイヤサイズは2.4インチと幅広いタイヤを採用することで、グリップ力を重視。フレームは内装式ドロッパー対応で、Marlin 8にはドロッパーポスト標準装備となる。街乗りユーザー向けにキックスタンド、ラック、フェンダーなど取り付けマウントを用意し、幅広いカスタムに対応した。
Marlinシリーズの価格は10万7800円(税込)からとなる。
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Marlin | Trek Bikes (JP)
ホダカ 日立ハイテク・エイチワンと協業し、世界初100%リサイクルアルミ材使用の自転車フレームを実現
ホダカは11月3日、世界初となる100%リサイクルアルミを使用した自転車フレームを実現したと発表。量産・一般発売に向けたコンセプトモデルを11月5日・6日に開催される「2022サイクルフェスタさいたま」にて初公開を行う。
今回発表する「ZEEN WIND(ジーンウインド)」は、日立ハイテク、エイチワンとの共創プロジェクトで開発した環境負荷の少ない資源循環型製品。
フレーム製造には新技術のアルミホットスタンプを採用し、フレーム素材に新開発の自動車のアルミホイールスクラップを原材料とするアルミ板を使用することで100%リサイクルを実現。新地金由来のアルミ材料と比べ製造時のCO2排出量を最大97%削減している。
アルミホットスタンプはアルミ板を加熱してプレスと同時に急速冷却する技術で、熱間でプレスをするため、化学成分や不純物を比較的多く含むリサイクル由来の材料であっても1回のプレス工程で立体的な形状が可能となり、急速冷却により材料強度が増すため、自転車フレームに必要な強度確保が可能となった。製造は自動車サプライチェーンを担うエイチワンが担当。同社の自動車部品由来の技術やノウハウ、自動化設備を自転車づくりに組み込むことで、国内生産が実現できることになった。
アルミホットスタンプの形状自由度の高さを活かしてZEEN WINDは「自由・拡張性」をキーワードに、グラベルロードを取り入れたスタイルを採用。「見て、乗って、走って楽しめる、実用性を兼ね備えたバイク」を目指している。今後は量産化・一般発売に向けてプロジェクトを進める。
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HODAKA(ホダカ株式会社) 自転車・用品・企業情報サイト (hodaka-bicycles.jp)
成田空港 サイクルステーション(旅行者向け自転車組立場所)を開設
成田国際空港は11月1日、成田空港内に、サイクルステーションを設置したと発表した。
同社は、空港周辺の自治体や千葉大学等と連携し、周辺地域の交流人口拡大と地域活性化を目的に「産官学民・広域連携のサイクルツーリズムプロジェクト」を展開している。
サイクルステーションの開設はその活動の一環となる。設置場所は、成田国際空港 第2ターミナル1階(18番バス停付近)で、スポーツサイクル等の組み立て・解体に使用できる。ゲージ付き空気入れは、サイクルステーション内に常設されており、メンテナンス工具は、ツーリストインフォメーションにて、無料貸出し可能だ。
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サイクルステーション (自転車組立場所) | 成田国際空港公式WEBサイト (narita-airport.jp)