デイリーアーカイブ Jul 7, 2025

デザイン性と機能性を両立した車体が高評価 ヤマハ発動機のフルサスE-MTB「YPJ-MT Pro」が「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24」に選定 

ヤマハ発動機は11月30日、同社の電動アシストスポーツ自転車(Eバイク)の「YPJ-MT Pro」が、公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会による「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24」に選定されたと発表した。 「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、デザインの「過去・現在・未来ー明日への伝承」を目指すべく、優れたデザインを選定した上で、製品集の図録発刊とAXISギャラリーでの展覧会ならびに巡回展を通じ、デザインの普及啓発活動を行う事業。 https://youtu.be/6cHFdIhIWUM 「YPJ-MT Pro」は、電動アシストスポーツ自転車「YPJシリーズ」のフラッグシップモデルとして、 「Fun and Exciting unusual experience ~楽しくて刺激的な非日常体験~」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイクに最適化したアシスト性能」「ヤマハらしいユニークデザイン」をポイントに開発。メインフレームの上下がそれぞれ2本に分かれた構造は、モーターサイクルのダブルクレードル・フレームから着想を得た「Dual Twin® Frame(デュアル ツイン フレーム)」。適正な剛性の確保、重心バランス等の機能面をオートバイメーカーらしいユニークなスタイリングデザインの両立を実現している。 「YPJ-MT Pro」は2023年1月18日(水)から23日(月)まで、東京都港区AXISギャラリーで開催される「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24東京展」で展示され、20日(金)には授与式が行われる予定。 電動アシスト自転車のパイオニア、ヤマハ発動機が開発した電動アシストオフロードモーターサイクル(e-Bike)である。「機能と官能の対置」をテーマに、軽快かつ美しい形状のフレームからメカ部を見せるデザインが印象的。乗りこなす楽しみや、マウンテンバイクとして最適なアシスト性能を追求した。モーターサイクルメーカーの本気が伝わる完成度の高いデザインである。 ヤマハ発動機が作る本格フルサスe-MTBということで「機能と官能の対置」をコンセプトに、MCメーカーであるヤマハらしさを追求しデザインしました。 スタイリングのためのデザインではなく、機能や構造から生まれるカタチを美しく見せることに徹底的にこだわりました。この度はこのような賞を頂きとても嬉しく思います。 パワーとハンドリングを両立した驚異のフルサスE-MTB ヤマハ YPJ-MT Proをインプレ  関連リンク YPJ-MT Pro - スポーツ電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

様々な意味で話題の「HONBIKE」の製造元「HONGJI BIKE」とは、どのような会社か?元モバイクの共同創業者が設立した会社を調べる

2022年の自転車業界で良くも悪くも騒がれた自転車と言えばHONBIKEだろう。 HONBIKEは世界初の前後輪ワンアームチェーンレスを売りにした電動アシスト自転車。特徴的なデザインはグッドデザイン賞2020でベスト100に選ばれていることで知られている。また、PRも大々的に力を入れており、第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021で初披露し、テレビCMではデヴィ夫人を起用。クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成し、2022年4月2日、3日に行われたサイクルモード2022ではサイクルイベント初となる「HONBIKEと水着モデルによるランウェイショー」が行われた。 しかし、実際に乗車すると不安定な走りに、アシスト感をほとんど感じないモーター、すぐに壊れる品質等が問題になった。また、電動アシスト自転車やEバイクに非常に詳しい業界関係者からの評判も非常に悪く、専門外からの評価の高さとは裏腹に、多くの有識者からは最低評価を受けている。シクロライダーでも、贔屓目に見てシクロライダー史上最悪の電動アシスト自転車という評価を下した。 ど派手なPRや、クラウドファンディングで6億円以上を調達したことで一躍有名となったチェーンレス電動アシスト自転車「HONBIKE」の実力を検証した。#電動アシスト自転車 #ebike https://t.co/vX0cWNuBzw — シクロライダー@E-Bike&自転車メディア (@CycloriderJapan) April 4, 2022   HONBIKE修理出したらフレームの歪み、フロントの車軸歪み、ブレーキディスクの歪み、その他複数の歪みあり。基盤交換が必要で直すより新車交換しかないそうです。 月曜日発送火曜着。 メーカーじゃないから生産管理ちゃんとしてないのかな? 新車交換されるけどなんか不安🫤#HONBIKE — ニライカナイ (@DiveZamami) August 20, 2022 HONEBIKEはサイクルモードで乗ったけどEバイクどころか自転車として成立してなかった。乗ると不安定で怖い。アシスト極薄。独自パーツが大半を占めそれらが壊れまくる。そんなモノなのに宣伝に金かけて力押しで売ってたのがある意味すごい。https://t.co/iTWhqJzLrs — trailermac (@trailermac) November 29, 2022 2022年8月31日には六本木にあったフラグシップストアを閉店。2022年11月29日現在、調べた限りでは新車販売を行っている所は殆ど無いようだ。他にも、デイリー新潮、NetIB-News等のメディアから、HONBIKEの輸入元であるクリックホールディングスが「BGS」という仮想通貨トラブル問題を抱えていると報じている。 関連リンク 定番「デヴィ夫人」が広告塔の「BGS」 「半沢が1000倍返し」の仮想通貨トラブル(抜粋) | デイリー新潮 (dailyshincho.jp) 【経済事件簿】投資セミナーに利用されたのか 中間市とBGS プロジェクト(1)|NetIB-News (data-max.co.jp) 話題に事欠かないHONBIKEだが、今回は、製造元であるHONGJI BIKEとはどのような会社なのか開設する。 HONGJI BIKEとはどのような会社か? 日本経済新聞が運営する「36KrJapan」によると、HONGJI BIKE(洪記両輪)は、中国最大手の自転車シェアリングサービス「モバイク」の共同創業者の1人が創業した会社。中国国内向けではシェアリング用の自転車や電動キックボードがメインで、中国国外ではシェアリング用電動キックボードや電動アシスト自転車、Eバイクを製造する。 HONGJI BIKEの創業者兼CEOは、モバイク時代にシェアサイクルの初代「Classic」開発の陣頭指揮を執ったとのこと。このシェアサイクルはシャフトドライブ、片持ち式の車体、金属製ホイールを採用しており、HONBIKEとの類似性が見て取れる。 関連リンク モバイク創業メンバーが立ち上げた「洪記両輪」、シェアバイク市場に照準 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア HONGJI BIKEは、どのような自転車を製造しているのか HONGJI BIKEは、HONJIブランドと、ザックスからブランドを買収したSAXY、HONBIKEの3つがある。最初にHONGJIブランドからピックアップする。 HONGJIブランドのEバイクは、無名モーターを搭載している物が多いが、HONG E-MTB01は、珍しくシマノ・ステップスモーターを搭載したフルサスE-MTBだ。しかし、気になったのが車体重量。重量は33キロとどのような設計を採用すれば、ここまで異様に重くなるのかと思わせるほど重い。このクラスのフルサスE-MTBは、車体重量は重くても25キロが限界だ。 https://youtu.be/gFy_PDAVqjU 定格出力1000W、最大トルク160Nmを発揮するバーファンM620(通称ウルトラマックスモーター)を搭載した「QuietKat」ブランド等の北米向けE-MTBなら、重量の重さも理解できるが、欧州向けのフルサスE-MTBの構成で33キロというのは理解に苦しむ。 SAXYブランドに関しては、HONBIKE のような奇抜なデザインの街乗り系は無く、一般的な自転車部品を採用したモデルとなっている。モーターのブランド名は不明なのが多い。   E-MTBに関しては、ST-04は、海外では著名なEバイクブランド「HAIBIKE」の「AllMTNシリーズ」の模倣車。ただしモーターは、SAXY ST-04はTRUCKRUNという無名ブランドのモーターを搭載しているが、HAIBIKE ALLMTNはボッシュ パフォーマンスラインCXやヤマハ PW-X3といった有名ブランドのモーターを装備しており、細かいデザインや部品も違うため、ST-04はデザインだけを真似していると思われる。 https://youtu.be/iYk9C-GPs8g Honbikeは日本だけでなくアメリカ、ヨーロッパでも展開しているらしく、日本で展開されている「HF01」に加え、ベルトドライブを採用した「U4」というモデルを用意している。 関連リンク Hongji...

置くだけで映える木製サイクルスタンド「Bike Stow Up」登場 先行予約販売を実施中

GEEK TRADEは2022年11月25日、室内保管に最適な自立型サイクルスタンド「Bike Stow Up」の先行予約販売のスタートを発表した。 https://youtu.be/l5NECH_voUw 一般的な室内保管用自転車スタンドは、壁にブルータックや壁掛けフックなどを取り付けるのが多く、賃貸マンションでは壁に穴をあけることができないことがある。「Bike Stow Up」は縦置き、横置きどちらにも対応しつつ、部屋に置くからこそデザインにこだわったイギリスのスタートアップ企業が開発した商品。 既存のサイクルスタンドは無機質な金属製のものが多く見られるが、「Bike Stow Up」では木材を使用。デザインもモダンテイストやナチュラルなインテリアと相性が良くブラックが高級感を演出している。 スタンドは組み立て式で簡単に自立するため設置場所も自由。また、スタンドに対し、自転車を垂直・水平のどちらでも置くことも可能。多少の揺れでは倒れない安定感を持ち、ホイールを転がし乗せるだけで設置することができるので、高価なホイールに傷がついてしまう心配も無いと謳っている。 今回のクラウドファンディンでは、最大25パーセントオフとなる特別価格で「Bike Stow Up」を先行予約で購入可能。期間は2023年1月15日(日)までで、商品の発送は2023年3月頃を予定している。 <商品概要> 商品名:Bike Stow Up 生産国:イギリス 素材:バーチ合板 本体重量:約6.2kg 組み立て時サイズ:縦88cm×幅47cm×高さ74cm 一般販売予定価格:48,400円(税込) 色:ブラックのみ <クラウドファンディングリターン価格> 39,688円/超早割、40,656円/早割、41,140円/GREENFUNDING限定価格、41,624円/特別限定価格、77,440円/2個セット割、108,900円/3個セット割(全て税込) 関連リンク GEEKTRADE – GEEKTRADEオフィシャルショップ 【置くだけで映える!】自転車愛に溢れたサイクリストのために開発。自立する愛車に見とれてしまうサイクルスタンド 「Bike Stow Up」メイド・イン・UK | Edged market (greenfunding.jp)