マンスリーアーカイブ 9月, 2018

【自転車漫画】自転車イベントってどんな感じ?ツール・ド・ちば2016レポート

自転車は、長距離サイクリングや、短距離のポタリング、オフロード走行、レースなど様々な楽しみ方がある。その中でも、スピードを競わないサイクリング大会は、多くの人が楽しめるイベントだ。 サイクリング大会がどういうイベントなのか気になる人もいるだろう。今回、狐古さやかさんがPixiv等で公開している自転車漫画「ツール・ド・ちば2016レポート」を紹介したい。 「ツール・ド・ちば」とは、房総半島(千葉県)の長距離走行をメインとしたサイクリングイベント。レース等のスピード競技ではなく、交通規則を守り完走を目指すサイクリング大会だ。この大会は3日間に分けて行われ、3日間連続で出場するのも良し、1日間のみ出場するのもOKだ。 http://www.tour-de-chiba.jp/(ツール・ド・ちば 公式Webサイト) 狐古さやかさんの場合は、1日目(105km)のみの参加。そして「ツール・ド・ちば2016」当日の天気予報は、「曇のち雨、所により激しい豪雨」。サイクリングには向いていない天気で始まった。 天気は不安がある曇天模様で模様でスタート。江戸情緒あふれる成田山や手賀沼サイクリングコースを走る約105kmのコース。ちなみにコースは行われる年によって違う。2018年は「北総の魅力を味わい尽くすロングライド」をテーマに、成田・銚子エリアを中心に走るルートとなっている。 ツール・ド・ちばに限らず、多くのサイクリングイベントでは、途中に補給所(エイドステーション)がある。「ツール・ド・ちば2016」では、ポカリゼリー、バナナ、水、豚汁などが提供されたようだ。このようなサイクリングイベントは、様々なサポートがあるので気軽に楽しめる。 スタート時は雨は降っていなかったが、雨が時折降り、ついに豪雨となった。豪雨の中を走っていくうちにテンションがおかしくなりつつ走り続けることに。 ツール・ド・ちばでは補給食だけでなく、お弁当も貰うことができるようだ。 ただ、この時は1日目よりも、2日目、3日目のほうが豪華な食事だったとのこと。これに関しては作者の狐古さやかさんも漫画内で残念がっていた。 雨も止み、半分以上走り頑張ってゴールまで行くことに。詳しい内容はPixivのツール・ド・ちば2016レポートをどうぞ。 狐古さやかさんのTwitter:作者のTwitter ポンコツローディーは今日も無事カエル:作者のブログ 狐古さやかさんのPIXIV FANBOX:作者のFANBOX(ファンコミュニティ) https://www.cyclorider.com/archives/24937

FELTのアドベンチャー/グラベルロード「BROAM」シリーズを解説。

ロードバイクで有名な自転車ブランド「FELT」は、グラベルロードブームにやや遅れていた。FELTにはマルチロードバイク「VR」シリーズというモデルがある。FELT曰く、VRシリーズはマルチロードバイクというジャンルで、従来のレーシング・ロードバイクよりもアップライトな乗車姿勢で乗れ、実用性が高いロードバイクという扱いだ。 出典:「BROAM(ブローム)」オフロードでの軽快さを求めたロードバイクの販売を開始 今回、紹介するFELTのグラベルロード「BROAM」は、長距離、未舗装路も走れるロードバイク≒グラベルロードバイク。長距離・未舗装路の走行を重視するため、アップライトな乗車姿勢と長めのホイールベースを採用した。最大で45Cと太いタイヤを装着できる設計。BROAMは標準で700x40Cのスリックタイヤを装備。舗装路は乗り心地が良く、グラベルは快適に走れるのを売りにしている。グラベルを重視する場合、650Bホイールに交換可能な設計にもなっている。最大27.5 x 2.1 の650Bタイヤの装着可能だ。ホイールの装着は定番の12ミリスルーアクスル規格を採用している。 VRシリーズとBROAMシリーズはどこが違うか? FELTにはマルチロードバイクというジャンルで販売中の「VRシリーズ」がある。BROAMシリーズはVRシリーズよりもグラベル走行を重視している設計のようだ。 VRシリーズとBROAMシリーズのどちらかを買うか悩んでいる人もいるだろう。筆者はBROAMシリーズに似た構成のグラベルロード「Specialized Diverge E5」を所有している。現在は38ミリの太いタイヤ(パナレーサー・グラベルキング38C)を装着しており、BROAMに近い仕様となっている。 もし、VRかBROAMか選べと言われたら、筆者は、舗装路をスポーティに走り公道上でよく見る砂利道も安心して”通過”できるのならVR、舗装路は乗り心地重視、グラベルは安心して”走る”ならBROAMを選ぶ。砂利道も安定して走れる車体と太いタイヤは、ロードバイクは直進時の安定性はあまり高くない一方でコーナーを曲がる時はヒラヒラと軽快に曲がることができる。その一方で、タイヤが太いグラベルロードは、グラベル走行時の安定性を高くするため、舗装路では直進時の安定性が高く、カーブを曲がる時の軽快感は少ない。因みに直進安定性がロードバイクよりも高いのは、細いタイヤを装備した状態でも変わらない。筆者が所有しているDiverge E5は30ミリタイヤが装備されていたが、ハンドリングはロードのそれとは全く違う。 また、BROAMは40ミリ幅の太いタイヤを装備している。気分が代わりロードバイクみたいな細いタイヤを装着しようと思っても、リムが太すぎてタイヤが合わない。一方、VRシリーズは、ロードバイク並に細いタイヤを装着できるホイールを採用している。VRとBROAMはそれぞれ一長一短があるので、特性を考えて購入しよう。 「BROAM(ブローム)」オフロードでの軽快さを求めたロードバイクの販売を開始

【超軽量6.7kg】2019年度版「ウルトラライト7」シリーズ新モデルまとめ【リアサス付き】

低価格で購入でき、軽くて気軽に運べる「ルノー・ライトシリーズ」。筆者も「ルノー・ウルトラライト7」を持っているが、キックボード代わりのマイクロモビリティとして活用している。 https://www.cyclorider.com/archives/18891 ルノー・ライトシリーズは2019年度も新たなモデルが登場するようだ。今回は通販サイトで見た新たなルノー・ライトシリーズをピックアップしてみよう。 超軽量純正カスタムモデル:ルノー・ミラクルライト6 ミラクルライト6は、アルミフレームながら重量6.7kg(ペダル・スタンドを除く)を達成。ルノー・ライトシリーズでは再軽量のモデルでもある。タイヤは14×1.35インチと細く、ホイールもスポークが少ない軽量仕様。チェーンリングはスパイダーデザインと細かい所まで軽さにこだわっているのがわかる。フレームには真空メッキ高蒸着製法と、自転車業界ではあまり聞かない製法を採用。軽量化を重視したデザインのパーツや、ゴールドのアクセントは、純正カスタム仕様と言っても良い。バランスの良さよりも、超軽量折りたたみ自転車が欲しい人に向いている。 リアサスペンション付き:ルノー・ウルトラライト7 NEXT ウルトラライト7に、鍛造リアサスペンションを搭載したモデル。リアサスペンションは乗り心地の向上だけでなく、リアセンター長(ボトムブラケットからリアホイール装着部までの距離)が長くなったため、直進安定性の向上も期待できる。重量は7.5kg。リアサスペンションが無いルノー・ウルトラライト7(重量7.4kg)とほぼ変わらないのは、ウルトラライト7よりも細くて軽いタイヤなど、上級モデル「プラチナライト6(重量6.8kg)」の部品を使っているため。ウルトラライト7よりも乗り心地を求める人に向いている。 ある意味モデルチェンジ版か:ルノー・ウルトラライト7 F ルノー・ウルトラライト7の改良バージョンと言えるのがルノー・ウルトラライト7 F。フロントフォークは滑らかな形状の鍛造アルミ製を採用し、リアホイールは六角レンチで外せる方式となるなど、ウルトラライト7と比べて細かい所が改良されたモデル。カラーリングも、従来モデルにあった赤色のアクセントを少なくし、幅広いユーザーに合う仕様となった。 プラチナライトにも16インチ仕様:ルノー・プラチナライト8 14インチモデルよりも、長距離を走れ、20インチよりもコンパクトな16インチ折りたたみ自転車。そんな16インチ折りたたみ自転車では、プラチナライト8は8.8kgと軽い。ギアは前52T、後ろ11-28T(7速)と、小径車用の大型ギアを装備。軽い車体と相まって一般的な自転車より軽快に走れるだろう。行動範囲が14インチ折りたたみ自転車よりも広がるので、軽さと折りたたみサイズ、価格を重視する人に受け入れられるだろう。14インチ折りたたみ自転車に不安を感じる人向けだ。