年間アーカイブ 2017

自転車の防寒対策では自転車用冬用ウェアより高機能インナーを優先した方がいい理由

自転車での防寒対策では高機能インナーウェアと自転車用ウインドブレークジャケットを着るのが一般的。 ここで問題になるのが防寒用品の値段。強烈な寒さに対応するウインドブレークジャケットは1万円以上し、高機能インナーウェアの値段も高いため、一回で買おうとすると三万円以上する場合がある。 一気に買うと多額のお金が必要になるため少しずつ買うのがベストだが、ここで問題になるのがウインドブレークジャケットを買うのか高機能インナーウエアを買うのかどちらを優先するかということ。 これは様々な意見があると思うが個人的には高機能インナーウエアを買うのを優先したほうがいい。 高機能インナーウエアは自転車以外の日常利用やスキーなどのウインタースポーツを行うなど様々な場所で使えるのに対して、ウインドブレークジャケットは自転車用しか使えない。 またウインドブレークジャケットは、首周りなど構造的に風が入りやすい場所がある。背中も蒸れにくくするため通気性が高い素材を採用しているところもある。そのため速乾性がないインナーウエアを着た場合、通常よりもさらに寒くなる場合がある。 自転車での防寒対策は軽いサイクリング程度なら高機能インナーウエアを優先したほうがいい。ある程度本気で走るならウインドブレークジャケットと高機能インナーウエアを併用したほうがいい。

ファットバイクは豪雪地帯の実用車になるか

通常のマウンテンバイクでは難しい雪道でも走れるファットバイク。一般的にファットバイクは他のスポーツ用自転車と同じ趣味の乗り物として見られているのがほとんどだが、雪国に住んでいる人は、ファットバイクを冬の移動手段として見る人もいるようだ。 南風そよぐ、、、では、ファットバイクを雪の中を走る移動手段の1つとしての提案を行っている。KHSのファットバイク「4Season」に荷台や泥除けを装着し雪が多くある札幌の移動手段としての提案をしている記事がいくつかある。 http://oritatame.exblog.jp/26286343/ http://oritatame.exblog.jp/26270324/ 雪国の人でないとわからないと思うんですが、、 自動車で移動するために、まず自動車の除雪をせねばならない わけです。で、、自動車の除雪だけならまだしも 通りに出れるようにするための通路を確保せねばならない わけですね。で、またこれが結構大変だったりするわけですよ。皆が皆屋根付きの駐車場にいられればいいんでしょうけど、、、、。そうでない場合は、、自動車に乗るために、、せねばならないことが結構出てくるわけです。 自転車の場合はそんなことが、もちろんないとは言いませんがおそらくその労力は自動車の100分の1程度ではないかしら、、。 冬自転車に乗りなれている人が、改めて自動車に乗り始めたとき、、この除雪作業がとても煩わしいことに映ったようです。 ”高い維持費を払って、、駐車場も借りて、、なんでこんなこと(除雪)をしているんだ” これ、、魂の叫びだなぁ、、と思った次第です。 http://oritatame.exblog.jp/26259615/から。自分みたいに雪がよく降る地域に住んでない人から見るとなるほどと思う内容。 八ヶ岳サイクリングでファットバイク(KONA WO)に乗り雪道を走った感覚だと、ファットバイクは雪道では非常に安定して走ることができ、前輪がスリップしても立て直すことができるほどのグリップ力があるので、時と場所が合えば豪雪地帯での実用車にはなるのでは無いかと思う。少なくともファットバイクはノーマルタイヤで雪道を走る自動車よりは安全に雪道を走ることができる。問題はファットバイクを豪雪地帯で使う実用車的な情報が少ない。情報を自分で探さないといけないというのが問題だと思う。 https://www.cyclorider.com/archives/14765

マルキンのカゴ付きクロスバイク NESTO SCORTOを解説

マルキン自転車のサブブランド「NESTO」は、スポーツバイクを中心としたラインナップとなっている。NESTOの中でSCORTOはカゴがついていて通勤通学用クロスバイクのジャンルに入る。 アルミフレームは恐らくVACANZE S-Iを元にしているが、ブレーキ等を変更しているので細かい所は違っている。コスト削減かフレームサイズが1種類しかないのは欠点だ。車体重量は15kgと軽量だが、付属品のベル・リフレクター・ペダル・スタンドが装着されていない状態での測定のようだ。 ブレーキは前はデュアルピボットタイプのキャリパーブレーキ。後ろはローラーブレーキと、シティサイクルに採用されているブレーキとなっている。大幅なアップグレードができない、後輪の取り外しがしにくい欠点があるが、ローメンテナンスで比較的使用でき、ブレーキの音鳴がしにくいのが特徴だ。 ギアは前はシングル(46T)後ろは7段(14-28T)街乗り用自転車の割にはスピード重視のギア比が重めのクランクが装着されている。 車輪径は700C、タイヤ幅は28ミリ相当。700Cは通常のシティサイクル用の26インチや27インチと比べてタイヤの種類が豊富だがタイヤの価格が高価だ。また、タイヤ幅も28ミリと細く泥除けとの隙間が少ないためタイヤ幅を太くするのが難しいと思われる。 街乗り用自転車のため泥除け、オートライト、カゴ、スタンドが標準装備されている。ただサークル錠は搭載されていない。 NESTO・スコルトはカゴ付きクロスバイクの中ではスポーツ志向のモデルとなっている。ギア比は高めでタイヤが細いため、舗装路でスピードを出すには合っている。しかし、細いタイヤは空気圧チェックを頻繁にする必要があり、段差にも弱いのを覚えておいたほうがいいだろう。 http://www.marukin-bicycles.com/products/active/nesto/scorto/