東京都港区に本社を置く株式会社RIAN CARRY(代表取締役CEO・古富武鹿)は26日、日本発の新たなeモビリティブランド「FINE MOBILITY(ファインモビリティ)」を立ち上げると発表した。都市生活者のための自由でカジュアルな移動スタイルを提案する。
第一弾モデルとして発表されたのは、都市部に適したコンパクト設計のカーゴバイク「FINE CARGO(仮称)」。全長1.9メートル、幅0.6メートル以内と小回りの利くサイズでありながら、車体前方には十分なカーゴスペースを確保した。前輪16インチ・後輪20インチで安定性と機動性を両立し、ベルトドライブとシングルギアを採用したことでメンテナンスの手間も軽減。電動アシストタイプと非アシストタイプの2モデル展開が予定されている。
今秋には、小型電動バイクなど、ファッション性と機能性を兼ね備えたラインナップも順次投入する予定だ。
「FINE MOBILITY」のブランドコンセプトは「リラックス&カジュアル」。単なる移動手段ではなく、“移動そのものを楽しむ”という新しい体験を提供することを目指す。ロゴには、子どもの自由な発想を思わせる遊び心が盛り込まれており、見る人に親しみやすさを印象づける。
同社の古富CEOは、「私たちはこれまで三輪カーゴバイク『STREEK』の開発・販売を通じて、日本のカーゴバイク文化を広めてきた。新ブランド『FINE MOBILITY』は、よりカジュアルで自由なライド体験を提案する。移動が心を軽くし、自分らしさを表現できる時間になることを願っている」とプレスリリースでコメントした。