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コネクテッドモデルも用意 ヤマハ、軽量化と高性能アシストを実現した新型eBike『YPJシリーズ』2024年モデルを発表

ヤマハ発動機株式会社は、2024年10月9日にスポーツ自転車の高い走行性能と電動アシスト機能を融合させたスポーツ電動アシスト自転車(eBike)「YPJシリーズ」の新モデル「WABASH RT(ワバッシュ アールティー)」および「CROSSCORE RC(クロスコア アールシー)」を発売すると発表しました。


「WABASH RT」は、「いろいろ使えそう。ONもOFFも。」をコンセプトに、オンロードでの快適性とオフロード(林道・砂利道などの未舗装路)での走破性を求めるユーザーを対象に開発されたグラベルバイクです。本モデルは、オフロードでも高い走行性を発揮し、バイクパッキングなどのアクセサリー装着が可能な設計となっており、移動を楽しく快適にすることに重点を置いています。

一方、「CROSSCORE RC」は、「365days,1bike」をコンセプトに、通勤から仲間とのレジャーライドまで1台で多様な用途に対応したクロスバイクとして開発されました。街中でのコミューティングから郊外でのロングライドまで、幅広いシーンで快適に走行できる点に注力しています。

新モデルには、軽量化とコンパクトさを追求した新型ドライブユニット「PWseries S2」が搭載されています。このユニットは従来モデルより550g軽く、約20%小型化されており、最大トルクが75Nmに向上しました。これにより、急な坂道やオフロード走行時でも強力なアシストが得られ、よりスムーズな加速が可能となっています。

また、オートマチックアシストモードがアップデートされ、走行状況に応じて「ハイモード」「スタンダードモード」「エコモード」の間を自動で切り替える機能が強化されました。これにより、ライダーはアシストの切り替えをほとんど意識せず、より自然なフィーリングで走行できるようになっています。

さらに、2024年モデルではファッション性にも配慮し、ライフスタイルに溶け込むカラーリングを採用。「WABASH RT」では、オフロード向けの「マットショールグレー」と、都会的な印象の「マットストーングレー」の2色が展開されます。「CROSSCORE RC」は「スペースグラファイト」「マットブロンズ」「カーキジェイド」の3色で、日常からレジャーまで幅広いシーンに対応します。

「CROSSCORE Connected」は、YPJシリーズ初のコネクテッド機能を搭載したモデルで、専用アプリを通じてリアルタイムでメンテナンスやバッテリー残量の管理、走行データの記録など、4つの主な機能を提供します。特に、初心者や自転車知識が浅いユーザーでも安心して利用できるよう、バッテリーリマインド機能や安全運転サポート機能が特徴です。

価格はWABASH RTが463,100円(税込、以下同)、CROSSCORE CONNECTEDが366,000円、CROSSCORE RCが341,000円です。

YPJ – スポーツ電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

オージーケー技研、新発売「ドライブペットキャリー」―車や自転車でペットと安全に快適な移動を実現

オージーケー技研株式会社は、ペットとの安全で快適な移動をサポートする「ドライブペットキャリー」を新発売しました。この製品は、車でも自転車でも徒歩でも使用できるよう設計されており、ペットの負担を軽減しながら行動範囲を広げることができます。オンラインストアでの先行予約は8月27日から開始されており、9月12日より自転車販売店やペット用品店で順次販売されます。

「ドライブペットキャリー」は、自転車用チャイルドシート開発で培った安全技術を応用し、ペットのために特別に設計された製品です。前面と底面には、急ブレーキや自転車の振動を考慮した衝撃吸収クッションが採用されており、ペットへの負担を約85%軽減します。さらに、ペットが飛び出さないようにリードホルダーやロック式ファスナーも備えており、安全性を高めています。

このキャリーは、ハードタイプの固定力とソフトタイプの使いやすさを兼ね備えており、車のシートベルトで簡単に取り付けることができるほか、自転車のバスケットにも3箇所のベルトでしっかりと固定できます。また、コンパクトに折りたたむことができ、使わない時は簡単に収納可能です。

製品は2つのサイズが用意されており、ペットの大きさや体型に応じて選択できます。Sサイズ(PET-003S)は超小型から小型犬・猫に適しており、Mサイズ(PET-003M)はより大きな小型犬に対応しています。カラーはブラックとチャコールがあり、価格はSサイズが税込15,620円、Mサイズが税込17,270円です。

OGK技研株式会社

ハセガワモビリティ、YADEA製特定原付3機種を12月に同時発売

ハセガワモビリティ株式会社は、2024年12月中旬に、特定小型原動機付自転車(特定原付)タイプの電動モビリティ「S-01T」「TRP-01T」「CC-01T」の3機種を同時発売すると発表しました。

YADEAは、電動二輪モビリティの開発・製造で世界をリードする企業であり、7年連続で世界一の販売台数を誇ります。2001年の創業以来、100カ国以上で展開され、グリーンテクノロジーを推進し、環境に優しい通勤ライフスタイルを提供することで、業界の発展に貢献しています。

「S-01T」は、日本の街並みにマッチしたオーソドックスなデザインで、耐久性と安定性が高く、シェアリングサービスでの使用を前提に開発されました。

「TRP-01T」は、バイクのような力強いデザインが特徴で、ファットバイクスタイルの極太タイヤによる抜群の安定感を提供します。ペダルを持たない完全なモータードリブン仕様で、特にパワフルな走行を楽しみたいユーザーに向けたモデルです。

「CC-01T」は、女性をターゲットにしたデザインで、丸みを帯びたフレームと鮮やかなカゴが特徴的です。荷物を収納できるリアキャリアも装備し、日常のさまざまなシーンでの利用に最適です。

これらの電動モビリティは、電動機の定格出力が0.6kw以下、最高速度が20km/h以下という特定小型原動機付自転車に分類され、16歳以上であれば運転免許証が不要です。ヘルメットの着用は努力義務とされ、より手軽で安全な移動手段として利用できます。

ジック、コンパクトな電動アシスト自転車「RENAULT Marseille206E」を2024年10月に発売

ジック株式会社は、フランスの自動車メーカーRENAULTとの協力により、低床フレームを採用したおしゃれな電動アシスト自転車「RENAULT Marseille206E」を2024年10月中旬に発売すると発表した。

「RENAULT Marseille206E」は、乗り降りしやすい低床フレームを採用し、チェーンガードを装備することで裾の巻き込みを防止する設計となっている。幅広の20インチタイヤにより小回りが利きつつ安定した走行が可能で、SHIMANO製の6段変速機能と4つのアシストモードを搭載し、さまざまな走行シーンに対応する。また、肉厚でクッション性の高いテリーサドルを採用し、長時間の走行でも快適な座り心地を提供する。

さらに、バスケット取り付け可能なフロントキャリアも装備されており、通学や買い物など日常の利用にも便利である(バスケットは別売り)。動力部分には直流ブラシレスモーターが使用され、定格出力は250W。バッテリーは充電式リチウムイオンタイプで、容量は5.2Ah、寿命は約300回の充電が可能。約4時間でフル充電が完了し、lowモード時には最大38kmの走行が可能。

カラーはネイビー、ベージュ、ルノーオレンジ、ミントブルーの4色展開で、総重量は約19.5kg、価格は本体価格99,000円(税込108,900円)となっている。

RENAULT Marseille206E | GIC BIKE COLLECTION / ジック株式会社 (gic-bike.com)

ホンダ「N-BOX」に新グレード「N-BOX JOY」の情報を先行公開

Hondaは、軽自動車「N-BOX」に新たに追加されるグレード「N-BOX JOY」の情報を、本日、公式ホームページで先行公開しました。この新グレードは、2024年秋の発売が予定されています。

 

N-BOX JOYは、N-BOXの広い室内空間を最大限に活用し、利用者がもっと自分らしく過ごせる、心躍る時間を提供することを目指して誕生しました。このモデルは、シンプルで上質なデザインを基にしながら、専用のフロントグリルやブラックを基調とした前後コンビネーションバンパーを装備し、アクティブな雰囲気を演出しています。インテリアには、汚れが目立ちにくいチェック柄のシートが採用され、後部座席を倒すとフロア後端までフラットな空間が広がり、足を伸ばしてリラックスできる「テラス」のような空間が提供されます。

また、株式会社ホンダアクセスは、この「N-BOX JOY」用に純正アクセサリーの一部情報を先行公開しました。これらのアクセサリーは、スタイルや遊び心をさらに楽しめるように設計されており、アクティブなイメージを強調するエクステリアアイテムや、レジャーシーンで活躍する実用性の高いインテリアアイテムがラインアップされています。具体的には、フロントフェイスを個性的にカスタマイズする「フロントグリル」や、便利な「ルーフユーティリティーフック」「ユーティリティーネット」などが用意されており、様々なシーンでの利便性が高まります。

Lime、日本で電動マイクロモビリティサービスを開始 – 国内初の「電動シートボード」と業界初の「ヘルメットセルフィ」機能導入

世界280都市以上で電動マイクロモビリティシェアリングサービスを展開するLime株式会社は、2024年8月19日より日本市場でのサービスを開始しました。Limeは、日本で初めて座って乗る「電動シートボード」を提供するだけでなく、業界初となる「ヘルメットセルフィ」機能を導入し、安全性と利便性を兼ね備えたサービスを提供します。

Limeは、専用アプリを通じて電動マイクロモビリティを予約し、街中に設置されたポートで利用・返却できるシェアリングサービスを提供します。今回の日本進出では、まず東京都内の渋谷区、新宿区、目黒区、世田谷区、豊島区、中野区の6エリアに計40以上のポートが設置され、200台の電動マイクロモビリティが導入されました。Limeは、これらのエリアを皮切りに、今後さらにポートと車両の数を増やし、サービスの拡大を予定しています。

Limeが提供する電動マイクロモビリティには、立って乗る「電動キックボード」と、国内で初めてシェアリングサービスとして提供される「電動シートボード」の2種類があります。電動シートボードは座って利用できるため、キックボードに比べて安定感があり、特に電動モビリティ初心者や長時間の利用を考慮した設計が特徴です。さらに、車輪が通常の電動モビリティより150%大きく設計されており、縁石などの障害物にも対応しやすい構造となっています。

また、Limeは安全性の強化にも力を入れており、今回のサービスには業界初となる「ヘルメットセルフィ」機能が導入されました。この機能により、利用者はヘルメットを着用したセルフィ写真をアプリに送信することで、料金の割引などの特典を受けることができます。これにより、ヘルメット着用率の向上と安全な利用環境の整備が期待されています。

Limeは、世界280都市以上で得たデータと経験を基に、日本市場に最適化された車両とサービスを提供します。これにより、都市部での短距離移動手段としての利用だけでなく、渋滞緩和や公共交通が行き届かないエリアでの移動手段としての活用が期待されています。

さらに、Limeは行政や警察との協力を強化し、安全教育や交通ルールの啓発活動を推進する計画です。これに加えて、悪質な利用者には違反金や利用停止措置などの厳しい対策を講じることで、サービスの安全性を確保します。

Lime株式会社のカントリーマネージャー、テリー・サイ氏は、「Limeのサービスは、電動マイクロモビリティが公共交通手段として社会に根付くことを目指しており、日本の交通問題や環境問題の解決に寄与したい」と述べ、今後の日本市場での成長に意欲を示しました。

LimeのCEOであるウェイン・ティン氏も、「東京をはじめとする日本の都市でのサービス展開により、住民や観光客に安全で持続可能な移動手段を提供することで、都市生活の質を向上させる」との意向を表明しており、今後も地域の特性に応じたカスタマイズを進めながら、サービスの拡充を図る予定です。

Limeの日本でのサービス提供開始日は2024年8月19日で、現在は東京都内の6つのエリアにて展開中です。利用者は専用アプリを通じて電動キックボードや電動シートボードを予約・利用でき、料金は通常100円の基本料金に加え、1分ごとに30円が課金されます。また、2024年9月末までの特別キャンペーンとして、基本料金を無料とするサービスも提供されています。

日本国内では、電動キックボードのシェアリング事業で注目されているのがLuupでしょう。先行するLuupに対してLimeは、いち早く着座式のシェアモビリティを導入したり、ヘルメットを着用したセルフィ写真をアプリに送信することで、料金の割引などの特典を受けることで、先行しているLuupを追い越そうとしているようです。

Japan (Japanese) | Homepage (li.me)

フォードモーター アメリカで「マスタング」「ブロンコ」のEバイクを発売へ

フォードモーターカンパニーは8月15日、SUVの「ブロンコ」や、スペシャリティーカー「マスタング」の精神を、電動自転車の世界にも広げることを発表。N+ Bikesとの提携により、フォードは「ブロンコ」と「マスタング」からインスピレーションを得た新しい公式ライセンスのEバイクラインアップを展開します。

フォードのグローバルブランドライセンスマネージャーであるタイラー・ヒル氏は、これらの新しいEバイクについて「ブロンコやマスタングに乗るときに感じる情熱とスリルを、さらに多くの人々が体験できるようになります。このEバイクを通じて、ブロンコの冒険心やマスタングの興奮を、ハンドルを握る瞬間から味わっていただけます」と述べています。

ブロンコeバイクは、ブロンコSUVの頑丈な性能とデザインからインスピレーションを受け、750Wのハブマウントモーターが85Nmのトルクを生み出す強力なモデルです。G.O.A.T.™(Goes Over Any Type of Terrain)をテーマにしたデュアルサスペンションシステムと、快適なオートバイ風のシートが搭載されており、ブロンコの冒険心を感じさせるライディング体験を提供します。このブロンコeバイクは、750Wハブマウントモーターにより優れた性能を発揮し、最高速度は28MPHで、約60マイルの航続距離を実現します。さらに、四輪ピストン油圧ブレーキ、ピレリタイヤとランニングライト、そしてリアルタイムの情報を提供するフルカラーLCDパネルが装備されています。

一方、フォードはマスタングの60周年を記念して、2種類のマスタングeバイクを発表します。そのうち1つは、フォードのディーラーでのみ限定販売される「マスタング60周年記念モデル」です。これらのeバイクは、マスタングの伝統的なデザインと技術を受け継ぎ、アイコニックなスポーツカーのハンドリング特性を再現しています。750Wのハブマウントモーター、四輪ピストン油圧ブレーキ、ピレリタイヤ、フルカラーLCDパネルが装備され、特に「マスタング60周年記念モデル」は限定数で提供されます。

フォードブランドのEバイクは、北米仕様のため、このままの状態では日本国内法では電動アシスト自転車としての走行は不可となります。

Official Ford licensed eBikes (ford-bikes.com)

和歌山市、ユタカ交通、OpenStreetが「電動サイクル」シェアリングサービス導入で連携

和歌山市は、タクシーやバス事業を手掛けるユタカ交通株式会社と、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を運営するOpenStreet株式会社と連携し、電動サイクルのシェアリングサービスを開始しました。これは和歌山県で初めて導入される取り組みであり、全国では千葉市、さいたま市、堺市に続く4エリア目の導入となります。

この新サービスの実施に際し、ユタカ交通、OpenStreet、そして和歌山市は連携協定を締結しました。協定の目的は、和歌山市内における電動サイクルのステーション設置拡大や街中の回遊性向上、公共交通の利便性を高めることで、地域の活性化と観光振興を図ることにあります。

ユタカ交通は、これに先立ち2024年6月1日から、わかちか広場を含む市内4カ所に電動アシスト自転車のステーションを設置し、サービスの運用を開始していました。そして、今回新たに、和歌山県の企業glafit株式会社とOpenStreetが共同開発した「電動サイクル」を導入し、その運用を開始しました。

この電動サイクルは、フル電動で自転車のように座って走行でき、身体への負担が少なく安定感があるため、初心者でも安心して利用できる新しいモビリティです。和歌山市長の尾花正啓氏も試乗を行い、その使いやすさを評価しています。

このサービスは、和歌山市が掲げる「コンパクトシティの実現」に向けた取り組みの一環であり、鉄道駅やバス停から目的地までの「ラストワンマイル」を補完する役割が期待されています。市民の生活圏の拡大や観光客の誘致を目指し、和歌山市内の公共交通網の強化に寄与することが見込まれています。

今後も、ユタカ交通は関係者の意見を取り入れながら、このサービスを広げ、地域の活性化に貢献していく考えです。

ユタカ交通株式会社 (yutakacommunications.com)

北海道、屈斜路カルデラでサイクリングスタンプラリーを開催—秋の絶景とともに楽しむ特別イベント

北海道弟子屈町は、阿寒摩周国立公園の56%を占める地域で、摩周湖、屈斜路湖、硫黄山などの雄大な自然に恵まれています。特に秋は、澄んだ空気と美しい紅葉が広がり、サイクリングには最適な季節です。

この自然の美しさを多くの人々に体験してもらうため、「グランフォンド摩周実行委員会」は、「Granfondo摩周 2024 サイクリングスタンプラリー」を開催することを発表しました。

イベントは2024年9月1日から10月31日まで行われ、参加者は弟子屈町内の2か所で受付を行い、一人1,000円の参加料を支払うことで、専用サイトにアクセスしてスタートできます。町内24か所のポイントに到着すると、自動的にスタンプが押印される仕組みで、期間中にスタンプをすべて集めると、抽選で宿泊券や特産品が当たるチャンスもあります。

参加者には、町内で利用できる温泉入浴券や500円の商品券が特典として提供され、さらに先着でオリジナルグッズもプレゼントされます。初心者向けのコースから、全ポイントを制覇する「鉄人コース」まで、さまざまなレベルに対応したルートが用意されており、誰でも気軽に参加できるのが特徴です。

サイクリングスタンプラリー(グランフォンド摩周) | お知らせ | 弟子屈なび (mashuko.sakura.ne.jp)

後付式電動アシスト自転車キット「Swytch Bike」は違法車両なのか、合法車両なのか解説

後付式電動アシスト自転車キット「SwytchBike」が、様々な意味で注目されている。

ロンドンを拠点とするスタートアップ、Swytch Technologyが提供する「Swytch Bike」は、自転車を手軽に電動アシスト自転車に変換できるキット。この製品は、エンジニアのオリバー・モンタギュー氏とドミトロ・クロマ氏によって2017年に設立された同社の主力商品で、折りたたみ自転車やマウンテンバイク、ロードバイクなどの自転車に対応するという。

Swytch Bikeは、250Wのハブモーターを搭載した前輪、ペダルの回転を検知するセンサー、そしてハンドルバーに取り付けるコンパクトなバッテリーパックで構成されている。バッテリーパックは取り外しが可能。

そんなSwytch Bikeは、クラウドファンディングサイト「Kibidango」を通じて発売を予定している。しかし、一部からは構造的な問題で、日本国内法のアシスト比率に適合するのが難しいという意見がある。

クラウドファンディングサイト側は、時速24キロでアシストが切れるため、日本国内の道路交通法に適合していると謳っているが、日本国内法では時速24キロでアシストが切れるだけでは電動アシスト自転車として扱われない。

日本国内での道路交通法上の電動アシスト自転車のアシスト比率の基準は、人がペダルを踏む力とモーターによる補助力の比(アシスト比率)が走行速度時速10km未満では最大で1:2で、時速10km以上時速24km未満では走行速度が上がるほどアシスト比率が徐々に減少し、時速24km以上では補助力が0にならないといけない(道路交道路交通法施行規則 第1条の3第1項 人の力を補うため原動機を用いる自転車の基準)。そのため、日本国内法に合致した電動アシスト自転車を作る場合は、踏力を測定するために必然的にトルクセンサーを搭載する必要がある。

ホンダ ラクーンの機械式トルクセンサーの設計 出典:RACOON 1994.12 (honda.co.jp)

1990年代に登場した初期の電動アシスト自転車にも機械式トルクセンサーが使われていた。ヤマハ発動機の初代PASは遊星歯車機構とスプリング及びポテンショメータを使用。ホンダ ラクーン(UB01)は、トーションバースプリング及びポテンショメータを組み合わせた機械式トルクセンサーが使われていた。

トルクセンサーの例(BAFANG SR PA310.32.ST) 出典:BAFANG | センサー | SR PA310.32.ST (bafang-e.com)

Swytch Bikeにはペダルセンサーという名前の部品を装着しているが、一般的なEバイク用トルクセンサーというのは、ボトムブラケットと似たような形状を採用している。また、Cycling Electricなどの海外レビューを見る限りではケイデンスセンサーと書かれており、回転だけを感知するケイデンスセンサーのみだと思われる。ケイデンスセンサーだけでは、踏力からアシスト比率を測定することはできない。

デイトナポタリングバイク用トルクセンサー(51621) 19,800円(税込)

日本国内の電動アシスト自転車でも、ボトムブラケットにケイデンスセンサーを装着する事例は存在するが、このタイプで日本国内仕様に適合するには、デイトナポタリングバイクのようなディレイラーハンガータイプのトルクセンサーを装着する必要がある。現在のSwytch Bikeの方式で日本国内法に準拠した電動アシスト自転車を作るのはほぼ不可能だと思われる。

Swytch Bikeはセンスが無い設計である理由

日本国内法違反の疑いがあるのではないかと言われているSwytch Bikeだが、そもそもSwytch Bikeは後付電動アシスト自転車キットの中でも乗り物に対するセンスが無い人間が作ったと言えるほど稚拙な設計だ。

配線類の装着方法は非常に粗雑で、磁気ディスクは分割式で壊れやすい構造を採用。ペダルセンサーはボトムブラケット近くにタイラップで固定する方式だが、そこに装着すると軽く足に当たっただけでセンサーがズレで反応しなくなる可能性が高い。

バッテリーも、ハンドルに装着する小型タイプは、90wh、もしくは180whと、街乗りの買い物程度しか走ることができず、大容量バッテリーは、ベルクロを使って車体に装着するため、脱着しにくい割に盗まれやすい。

そもそも、後付式電動アシスト自転車キットでインホイールモーターを採用すること自体がセンスがない証だ。自転車の車輪は直径、リム幅、スポーク数、ハブの規格が多いため、コンバージョンキットに使う位置には不適切だ。また、フロントフォークに重いモーターに加えてモーターパワーが加わるため、フロントフォークの破損リスクがある。インホイールモーターで後付け式電動アシスト自転車を作るのはセンスが無い。

ホンダ・Smachari搭載車

後付け式電動アシスト自転車キットで、センスがある企業のほとんどが、ボトムブラケット部にモーターを装着するミッドモータータイプを採用している。ミッドモータータイプは、素人からすると取り付けが難しいように見えるが、実際の所はこちらのほうが簡単なことが多い。ボトムブラケットの規格は車輪よりも種類が少なく、トルクセンサーやモーターを一つにまとめる事ができるためだ。また、重量物であるモーターを車体中心部に置き、ホイールバネ下重量が軽減できるので、性能面でもインホイールモーターよりも高い。

後付式電動アシスト自転車で有名なのはホンダのSmachariだろう。電動アシスト自転車撤退により、電動アシスト自転車のノウハウのすべてが消えたホンダが作ったSmachariは、社外のモーターとバッテリーを使うのは必然で、ベースとなったモーターとバッテリーは汎用品だった。ただ、別会社の営業曰く実績のある物を使用しており、同氏曰く「組み立ても自転車販売店で経験がある人なら容易」と語っていた。バッテリー容量も252whと街乗りやサイクリング程度なら十分で、バッテリーの取り付け方法もボトルケージに専用台座を装着しがっちり固定することが出来るのに加えて、鍵でバッテリーの盗難防止を行うことができる。

世界的に後付け式電動アシスト自転車キットは、製造物責任の関係で大手が参入しないため、センスがないゴミが跋扈している中、Smachariは汎用品を使いながら完成車で一般ユーザーに販売できる商品になっているのは褒められるべきだろう。それを考えると、簡単に装着するのを考えただけのSwytch Bikeは法律以前の論外だろう。

違法車両の場合、メディアやインフルエンサーは永久追放レベルの不祥事となる

とある自転車メディアの公式Youtubeでは、Swytch Bikeを装着した自転車で公道走行を行っている動画を公開している。この動画を見る限りでは、海外で既に販売されているSwytch Bikeのキットと同じなため、ケイデンスセンサー仕様の可能性が極めて高い。

電動アシスト自転車のトルクセンサーとケイデンスセンサーの違いは、算数の「1+1=2」レベルですぐにわかるレベルで、トルクセンサーとケイデンスセンサーの違いもわからない人が電動アシスト自転車を語るというのは論外だ。

その辺のインフルエンサーは「便利そう、きれい、カッコよさそう、速そう、楽そう、カタログスペック」程度しかわからないが、業界人は「製造工場、故障対策、製造物責任、PSE、法律、関税、サプライヤーの動向」程度は義務教育レベルで理解していないといけない。これが理解出来ていないと、日本仕様を作ることができすに詰む、製造工場に入ることができず交渉すらできない、低精度で水が入りやすくモーターが壊れやすい車体ができる、設計通りの物を作って貰えず頭を抱えるといった何かしらの地獄を見ることになる。

この世界は、乗るだけで他社製モーターのアシスト比率を小数点第2位まで推測できる技術者が存在する(自社で開発を行っているので、開発者からすれば容易なのかもしれないが)など、ロードバイクのインプレが可愛く見える世界なので、そういう世界を知っている人からすれば違法車両というのは簡単にわかることだ。

Swytch Bikeの件に関しては、業界関係者からすれば90パーセント以上の確率で違法モーター扱いされている。そのようなモーターを宣伝したら、業界関係者に同格扱いされているのなら社長や営業、技術者に面と向かって馬鹿にされるだろう。

恐らく、このような容赦ない世界はどこの世界にあると思うが、社長や営業に面と向かって馬鹿にされる実例に近い例を挙げるとHONBIKEだ。

かつて、日本ブランドのツール・ド・フランス用のロードバイクを設計した超一流の技術者が「あんなのは自転車として通用しない(発言ママ)」と言い、日本の超一流を集めたEモビリティ工場某社長が「あんなのが自転車として通用するわけないだろ!(発言ママ)」と激怒し、某自転車販売チェーン店で「あんな玩具みたいな電動アシスト自転車を取り使うわけないでしょ!(発言ママ)」と、ボロクソに言われた史上最悪の電動アシスト自転車「HONBIKE」を、忖度ありで史上最悪評価の判定を行った(忖度なしだと”地球から出ていけ”となる)後、複数の営業や社長から面と向かって「HONBIKEを褒めていたらお前を馬鹿にしていた」と発言していた。もし、HONBIKEを褒めていたメディアやインフルエンサーが、業界の人間から馬鹿にされていないのなら”そういうこと”だと思っていい。(ちなみに、Swytch Bikeの上記動画レビューしている人の1人はHONBIKEを褒めていた)

業界内では法律違反の疑いがある電動アシスト自転車の目は非常に厳しい。法律を守っている電動アシスト自転車ブランドは、現在の蔓延している違法車両に対して怒りを隠さない状況で、警察も東京23区エリアに関しては、ファットタイヤ系のEバイクは大通りで頻繁に取り締まりを行い、定期的に自転車店を訪問して違法車両の修理を行うと罰則を与える指導を行っているほどなのだ。

Swytch Bikeの件に関しては動画内の車両が違法車両の場合、メディアやインフルエンサーは永久追放になって当然だろう。

因みに、Swytch Bikeを紹介しているメディアを運営している会社の投資先「クララモビリティ」は、電動アシスト自転車(Wimo)やシェアサイクル(Charichari)にも投資しており、代表の家本賢太郎氏は、電動アシスト自転車に対して高い見識を持っている。

電動アシスト自転車に高い見識を持っている社長が、違法車両の疑いが極めて高い後付電動アシスト自転車キットを安易に宣伝するメディアに投資を行うのは、問題になる可能性が非常に高い。事実確認を行い違法車両だと発覚した場合の事をよく考えるべきだろう。

文:松本健多朗

Honda、電動二輪『EM1 e:』のモニター募集を東京都内で開始

株式会社ホンダモーターサイクルジャパンは8月5日、東京都内在住の消費者を対象に、電動二輪車「EM1 e:」のモニター募集を開始しました。この取り組みは、電動二輪車の普及を目的としており、モニター参加者からのフィードバックを製品の改良や使い勝手の向上に役立てる意向です。

「EM1 e:」は、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を動力源とする原付一種(第一種原動機付自転車)で、約2か月間にわたり500名のモニターに貸し出されます。モニター期間中に日常的な使用感についての意見を集め、さらなる電動二輪車の普及を目指します。

応募は、2024年8月5日から8月18日までの期間に行われ、結果は8月下旬に通知される予定です。参加条件として、東京都内に住民登録があり、モニター車両を安全に保管できること、さらに指定のSNSアカウントを持ち、使用状況を投稿することが求められます。

「EM1 e:」は、コンパクトなインホイールモーターを搭載し、1回の充電で最大53kmの走行が可能です。シート下にはバッテリー収納スペースと小物を収納できるラゲッジボックスが設けられ、USB Type-Aソケットなどの便利機能も装備。環境に優しい設計と静粛性により、通勤や通学、買い物などの日常生活で快適に利用できるモデルとなっています。

EM1 e: モニターキャンペーン | Honda公式サイト

ブリヂストンサイクル、2025年モデルの電動クロスバイク「TB1e」に新色を追加し発売へ

ブリヂストンサイクル株式会社は2024年8月8日、2025年モデルの電動クロスバイク「TB1e」を9月上旬に発売すると発表しました。このモデルには、幅広い使用シーンに対応する新たなカラーバリエーションが追加され、より多くのユーザーに魅力的な選択肢を提供します。

「TB1e」は、クロスバイク特有の軽快な走行性能と日常の実用性を兼ね備えた電動アシスト自転車で、2020年の発売以来、初めて電動クロスバイクを利用するユーザーを中心に支持を集めてきました。通学や通勤に便利な装備が標準で備わっており、ライトやサークル錠、ドロヨケ、スタンドなど、日々の利用に必要な機能が充実しています。また、3年間の盗難補償も付帯されており、万が一の際も安心です。

さらに、「TB1e」は、走行中に自動で充電を行う独自の電動アシストシステムを搭載し、エコモードでの航続距離は200kmに達します。このため、充電の頻度を減らしつつ、長距離のサイクリングも可能となっています。

2025年モデルでは、新たに3色が追加されました。「P.Xマジックブルー」は、光の当たり方によって色味が変わるスポーティーなカラーでサイクリングに最適です。「T.Xクロツヤケシ」は、落ち着いた高級感のあるマットブラックで、通勤や通学にも適しています。そして、「T.Xランドベージュ」は、アース系のトレンドカラーで、普段着や街乗りに自然に溶け込む色合いです。

TB1eの価格は174,000円(税込)となっています。

TB1e | スポーツ向け自転車 | 電動アシスト自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社 (bscycle.co.jp)

子供たちの冒険心を刺激する「サイクルパーク」が白馬に新登場!特別な夏休みを彩る新たなアクティビティ

日本スキー場開発株式会社が運営する「つがいけアウトドアヴィレッジ」に、マウンテンバイクやおもしろ自転車を楽しめる「サイクルパーク」が加わり、幅広い年齢層が楽しめる新感覚のアウトドアスポットが誕生しました。

日本スキー場開発グループの栂池ゴンドラリフト株式会社は、白馬の豊かな自然の中で様々なアクティビティを楽しめる「つがいけアウトドアヴィレッジ」内にある「白馬つがいけWOW!」で、新たに3つのアクティビティを導入しました。その一環として登場する「サイクルパーク」は、子供たちが冒険の幕を開け、新たな体験を通じて忘れられない特別な夏休みを過ごせる場所です。

「サイクルパーク」では、北アルプスの大自然を背景に、マウンテンバイクの世界を体験することができます。初心者から中級者までのステップアップコースが完備されており、初めてマウンテンバイクに挑戦する方や、本格的なコースに出る前に練習したい方にとって理想的な環境です。すべてのコースは初心者・初級者向けに設計されており、4つのレベル別コースや練習エリアが用意されています。さらには愛犬と一緒に楽しめるマウンテンバイクコースも登場し、大自然の中で楽しいライディング体験が実現します。

3歳から楽しめるキッズバイク「ランバイク」も用意されており、足で地面を蹴って進むことで、ブレーキ感覚を身に付けることができ、自転車デビューにつなげることができます。達成感を味わう子供たちの成長を見守る親も一緒に楽しむことができ、マウンテンバイクやヘルメットなど、必要なアクセサリーのレンタルも充実しています。手ぶらでの体験も可能で、基本的なマウンテンバイク操作やバランス感覚を身に付け、自信をつけるには最適な場所です。

サイクルパークでは、一般的な自転車とは異なる「おもしろ自転車」も楽しむことができます。さまざまな形状や機能を持つ自転車が揃っており、複数人で乗れるものも多く、家族や友人と一緒に楽しむことができます。協力しながら漕ぐことで会話が弾み、コミュニケーションの場としても最適です。特に、子供たちにとっては普通の自転車では味わえない不思議な感覚が新鮮で、笑いが絶えない時間を過ごせます。

「白馬つがいけWOW!」では、サイクルパーク以外にも新しいアクティビティが加わっています。「ポチャダス」では、ウォーターフロートが11アイテム増設され、総面積が約2倍に拡大しました。これは、北アルプスの雪解け水が流れ込む池で楽しむ夏季限定のアクティビティで、子供から大人まで参加できます。

「キッズプレイランド」も新設され、これまで3歳以上が対象だったアクティビティが、0歳から楽しめるものとなりました。多彩な遊具で想像力と運動能力を育むことができ、親子で安心して遊べる施設です。トンネル迷路、サイバーホイール、ボールプール、巨大ブロックなどがあり、年齢に応じた遊具が用意されています。

つがいけマウンテンリゾートは、長野県北安曇郡小谷村に位置し、北アルプスの絶景を楽しみながら多彩なアウトドアアクティビティを体験できる施設です。営業時間は8:00〜17:00で、駐車場は1,500台分を完備しています。アクセスは東京から約3時間、名古屋から約3時間30分、関西から約4時間40分で、最寄インターチェンジから約1時間30分となっています。

白馬つがいけマウンテンリゾート | TSUGAIKE MOUNTAIN RESORT GREENシーズン |

GacironのRaptorシリーズが30%OFF! 自転車ライトの新製品キャンペーン第二弾がスタート

クララモビリティ合同会社は、Gacironの新たなフラッグシップモデル「Raptorシリーズ」の発売を記念した第二弾キャンペーンを2024年8月6日から8月20日まで実施します。この期間中、Gaciron公式ストアとAmazon内のGacironストアで、自転車用フロントライトとリアライトが通常価格から30%OFFで提供されます。

GacironのRaptorシリーズは、サイクリング愛好者に高い安全性と視認性を提供するために設計された自転車用ライトの新しいラインアップです。このシリーズは高輝度な照明性能を持ち、様々なライディング環境で活躍するよう開発されました。今回のキャンペーンの対象となる「Raptor-3000」と「Raptor-1800」は、それぞれ異なる明るさと機能を持ち、ユーザーのニーズに応じて選べるラインナップとなっています。

キャンペーンではRaptorシリーズを含む多くの自転車ライトが対象となります。特に、最大3000ルーメンの明るさを誇る「Raptor-3000」や、手頃な価格ながら高性能な「KIWI-1200」など、多様なモデルが揃っています。どの製品も30%OFFで購入できるため、この機会を逃さずにチェックしてください。割引はお会計ページに進むと自動的に適用され、期間中であれば何度でも利用することができます。注意点としては、実店舗での購入には適用されず、オンラインストア限定のセールであることが挙げられます。

特典内容 希望小売価格より30%OFF

お会計ページに進むと自動で適用となります。

適応回数 期間中何度でもご利用可能
適用期間 2024年8月6日~2024年8月20日
対象商品 フロントライト

KIWIシリーズ(KIWI-800, KIWI-400)

V20C-400

MARS-1000

リアライト

W12BR-200

LOOP-100 (カーボンファイバーハウジング)

LOOP-100 (CNCハウジング)

利用方法 KIWI-400:自動でのお値引き

その他:30%OFFクーポン取得後お会計

ご注意 ※購入済み商品への適用は出来かねます。
※対象期間を過ぎた場合、適用は出来かねます。
※実店舗ではご利用いただけません。

 

Gaciron Japan – Gaciron(ガシロン)日本公式サイト

Hondaの「SmaChari®」システム搭載、軽量で手頃な価格の最先端e-Bike「RAIL DISC-e」「RAIL ST-e」2車種が予約受付開始

株式会社ワイ・インターナショナルは、Hondaが開発した「SmaChari®」システムを搭載した新型電動アシスト自転車「RAIL DISC-e」と「RAIL ST-e」の2車種の予約受付を8月1日より開始しました。昨年発売された「SmaChari®」システムは、既存の自転車に電動アシストユニットとスマートフォンアプリを取り付けることで、手軽に電動化とコネクテッド化を実現する日本初のシステムであり、今回はその第2弾モデルとなります。

「SmaChari®」システムは、Hondaの新事業創出プログラム「IGNITION」から生まれ、高校生の通学課題の解決と自転車事故の低減を目指して開発されました。構想から4年をかけて実現されたこのシステムは、電動アシストユニットと連動するスマートフォンアプリにより、さまざまな自転車を電動化し、スマートな走行をサポートします。

ユーザーはスマートフォンアプリを通じてアシスト設定を細かく調整できるほか、AIモードを活用することで走行特性に応じた最適なアシストが自動で行われ、自然なアシスト感を提供します。

今回発売される「RAIL DISC-e」と「RAIL ST-e」は、スポーツタイプの電動アシスト自転車としては極めて軽量に仕上がっており、「RAIL DISC-e」は16.00kg、「RAIL ST-e」は15.95kgという軽さを実現しました。一般的なe-Bikeと比べて5kg程度軽量化されており、スポーティーな走行性能を持ちつつも、軽快な乗り心地を提供します。

「RAIL DISC-e」は油圧ディスクブレーキを装備し、優れた制動力を発揮します。一方、「RAIL ST-e」はコストパフォーマンスに優れ、手頃な価格で購入できるため、より広い層にe-Bikeの魅力を提供します。

「RAIL DISC-e」と「RAIL ST-e」はそれぞれ異なるデザインとカラーを提供しています。「RAIL DISC-e」は、マットダークブルー、マットダークグリーン、マットソリッドグレー、マットブラックの4色展開で、スポーティーな印象を強調しています。一方、「RAIL ST-e」はマットブラックとソリッドホワイトの2色が用意され、シンプルで洗練されたデザインを特徴としています。

これまで「SmaChari®」システムを搭載した自転車は店舗でのみ購入可能でしたが、今回の2車種よりワイズロードオンラインでの購入が可能となり、自宅への配送サービスも提供されます。これにより、より多くのユーザーが手軽にe-Bikeを購入し、体験できるようになりました。

「RAIL DISC-e」の価格は218,900円(税込)、「RAIL ST-e」は198,000円(税込)で、フレームサイズはそれぞれ400mm、440mm、480mmから選べます。8月1日より全国のワイズロード店舗およびオンラインで予約受付を開始し、8月23日から順次納品予定です。

【Honda×Y’sRoad】人気スポーツバイクを”電動アシスト&コネクテッド”化!最先端の電動アシスト自転車「RAIL ACTIVE-e」が誕生!|ワイズロードオンライン|自転車・パーツ通販 (ysroad.co.jp)

日産、新型「キャラバン MYROOM」発売 自然を感じるモバイルスペースを持つ車中泊車

日産自動車株式会社は7月31日、昨年度に期間限定で販売された特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition」の標準モデルとして、「キャラバン MYROOM」を8月下旬より発売すると発表しました。日常の喧騒から離れ、自然の中でリラックスできる新たな車の楽しみ方を提案するこのモデルは、昨年の特別仕様車の人気を受けての一般販売となります。

「キャラバン MYROOM」は、日常生活で感じるストレスから解放され、自然に触れ合いながら安らぎを得られるスペースとして設計されています。この車は、お気に入りの部屋を自然の中に持ち込むような感覚で使用できる、全く新しいカテゴリーの車両です。

今回の「キャラバン MYROOM」の発売に際し、既存の「GRAND プレミアムGX」グレードに加え、「プレミアムGX」グレードを新たにラインナップに加えました。ボディカラーには、人気の「ディープフォレスト」を新たに追加し、MYROOM専用色であるサンドベージュ/ホワイトの2トーンを含む全5色のカラー展開となっています。

「キャラバン MYROOM」のインテリアは、木目をふんだんに取り入れたシンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような空間を実現しています。ベッドとテーブルを自由に組み合わせることで、リビングルームモード、ベッドルームモード、ダイニングルームモードといった多彩なアレンジが可能です。

2列目の2 in 1シートは、用途に応じて簡単に配置を変更できる設計となっており、移動時には程よい硬さで快適な乗り心地を提供し、駐車時には柔らかなソファーとして利用できます。リアハッチを開けると、車内にいながら自然の風景を楽しむことができ、外の風景を楽しむリラクゼーションのひとときを提供します。

また、車中泊に最適なベッドも用意されており、折りたたみベッドとMYROOM跳ね上げベッドの2つのタイプから選択可能です。どちらも高級感のあるヘリンボーン生地を使用しており、シンプルでありながらもリッチなクオリティを感じさせます。特にMYROOM跳ね上げベッドは、ワンアクションでの展開が可能で、手を挟むことなくベッドにすることができます。折りたたみベッドは2分割になっており、自由なレイアウトが可能です。

「キャラバン MYROOM」のスライドテーブルは、好みの位置で固定したり取り外したりすることが可能で、多様な用途に対応します。2 in 1シートやスライドテーブルを活用することで、車内をまるで部屋のようにリラックスした空間として利用することができます。

エクステリアにはブラックグリル、ブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイールなどの専用パーツを揃え、MYROOMのオリジナルな雰囲気を演出。リヤクォーターウインドウとバックドアにはMYROOM専用のステッカーを配置し、スタイリッシュな外観を完成させています。

さらに、電気自動車「日産リーフ」で使用されていたバッテリーを再利用して開発された「ポータブルバッテリー from LEAF」からの給電が可能です。

「キャラバン MYROOM」の全国希望小売価格は、プレミアムGXグレードが5,516,500円から、GRAND プレミアムGXグレードは5,709,000円からスタートします。また、4WDモデルやオプションを追加した場合は価格が変動します。主要なオプションにはワンタッチオートスライドドアやMYROOM跳ね上げベッド、車内カーテンセットなどがあり、ライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。

日産:キャラバン [ CARAVAN ] ビジネスセダン/バン Webカタログ トップ (nissan.co.jp)

スペシャライズド「走る、楽しむ、つながる」をテーマとしたライドコミュニティ「S-Club」を発足

スポーツ自転車ブランドのスペシャライズドは7月24日、スペシャライズドオーナー向けの新しいライドコミュニティ「S-Club(エス・クラブ)」を発足した。自転車愛好家が集い、走る楽しさを共有する場として、年内に全国4箇所でエリアライドを開催する。

S-Clubのコンセプトは、「走る、楽しむ、つながる」。スペシャライズドは単に高性能な自転車を提供するだけでなく、ユーザーに「Pedal the Planet Forward(ペダルを回して地球を前に進めよう)」という理念を体現する機会を提供したいと考えている。

S-Clubは、心身の健康促進や地域社会との繋がりを目的とし、ライダーが自転車を通じて特別な体験を共有できるコミュニティだ。スペシャライズドのライダーたちが一緒に走り、達成感や爽快感を分かち合うことで、ライドの魅力をより深く味わうことができる。

S-Clubのエリアライドは、2024年に以下の4つの地域で開催される。8月31日に九州エリアの福岡・熊本で始まり、9月8日には東北エリアの仙台泉・仙台南・福島で続く。9月21日には富士エリアの銀座・新宿・自由が丘・稲城・厚木・静岡で行われ、10月12日には滋賀エリアの名城・岡崎・京都・箕面で締めくくられる。イベントへの参加申し込みや詳細情報は、各スペシャライズドストアに問い合わせることができる。

スペシャライズドでは、エリアライド以外にも全国のスペシャライズドストアで定期的にS-Clubストアライドを開催する。各地域のライダーが交流を深め、一体感を感じながら自転車を楽しむことができるイベントを企画している。

S-Club イベント|Specialized Store | スペシャライズドストア (specialized-store.jp)

JOeBテックの電動アシスト自転車と車輪が日本車両検査協会の試験に合格、安全性と信頼性を証明

株式会社JOeBテックは2024年9月3日、同社が製造する電動アシスト自転車および車輪が、一般財団法人日本車両検査協会の厳格な試験に合格したことを発表しました。この試験は、大阪と東京の協会拠点で実施され、両製品が高い安全性と信頼性を証明する結果となりました。

試験の内容は、電動アシスト自転車の「駆動補助力付き自転車の補助比率測定試験」と、車輪の「車輪走行耐久試験」に分かれています。電動アシスト自転車に関しては、アシスト力、トルク、強度など多岐にわたる項目で検査が行われ、全ての項目で合格判定を取得しました。一方、車輪においては、750,000回の段差越え試験を実施し、損傷や亀裂が一切発生しない耐久性が確認されました。この結果、同車輪はヨーロッパの石畳の道でも安全に走行できることが証明されました。

また、試験に合格した電動アシスト自転車と車輪は、太陽誘電株式会社製の回生モーターを前車輪に採用し、効率的な走行を実現しています。さらに、同社製バッテリーを搭載することで、長距離走行が可能となり、アウトドアでの長時間利用にも適した設計となっています。

近年、電動アシスト自転車の需要が高まる中で、厳しい試験を経ていない製品が市場に投入されるケースが増えており、品質面での不安や事故のリスクが指摘されています。JOeBテックは、メイドインジャパンの製品として、日本の厳しい品質基準を満たすことにより、消費者に安全で信頼性の高い製品を提供できるとしています。

JOeB