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ライトウェイプロダクツジャパンが自転車通勤を検討する企業向けにサポートプランを提供
スポーツサイクルや自転車用品の輸入・企画・製造・販売を行うライトウェイプロダクツジャパンは6月11日、自転車通勤の導入を検討されている企業向けに、自転車通勤規約のサンプル提供や安全講習、自転車の貸出しを無償にて提供する事を発表した。
COVID19(新型コロナウイルス)の流行を受け、都心部の交通機関として混雑による感染拡大が心配される電車・バス、に代え、自転車通勤が注目を集めているが、安全な走り方や、通勤規約・規則の作成に課題があり、なかなか導入が進められない企業様も多くある。ライトウェイプロダクツジャパンは自転車のレンタルや、規約づくりや安全講習をサポートする。
内容は以下の通り。
・対象
豊島区池袋周辺の企業様(ご応募いただいた中より社内にて選考をさせていただきます)
・パッケージ内容
自転車通勤のための安全講習(管理者および通勤対象者向け)
自転車通勤規約のサンプル提供
自転・ヘルメットのお貸出し
・貸出期間:1 ヵ月間
貸出最小・最大人数:ご相談ください(2-3人ぐらいから、最大10人程度を想定)
貸出自転車:ライトウェイブランドのクロスバイク + ヘルメット(サイズに合わせて提供いたします)
・必須条件
自転車保険に加入していただくこと
自転車置き場が確保できること(公共の一時預かりでもOKです)
・費用
無料
・応募
お問い合わせページよりお問い合わせください。担当より折り返し連絡をいたします。
https://www.riteway-jp.com/support/otoiawase.html
※写真の撮影やメディア・弊社による取材にご協力いただく場合がございますのでご了承ください。
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ライトウェイプロダクツジャパン
シンプルデザインとお手頃価格の街乗りスポーツ自転車「Cream(クリーム) CS 」が登場
あさひは6月10日、サイクルベースあさひオンラインショップ限定ブランドの「Cream(クリーム)」シリーズに、街乗りスポーツ自転車タイプの「CS」が登場した。
「Cream(クリーム)」はサイクルベースあさひ公式オンラインショップ限定ブランド。“シンプルでお手頃価格、これが良いと思える自転車「Cream」”をコンセプトに、ライフスタイルに合わせてカスタマイズが可能なのを売りにしている。
「CS」はスポーツサイクルの走行性やデザインと、シティサイクルの実用性とメンテナンスフリー機構をあわせた街乗り自転車。アルミ製フレームとスチール製フロントフォークを組み合わせ、車体重量は12.5キロと軽量なのが特徴だ。ハンドルはやや手前に曲がり、手首に優しいトレッキングタイプに、音鳴りと細かい調整が不要でシティサイクルにも使われているローラーブレーキを採用した。
LEDライト装着タイプは、常時点灯タイプのLEDライトを採用。スポーティーなデザインでハンドル部分に固定するタイプだ(LEDライト仕様のみ/2020年夏頃発売予定)。
また、オプションでCream CS用フロントバスケットセットとアルミフェンダーセットも用意。装着することで街乗り性能が向上する。
変速機はシマノ製外装7段変速で、サイズは155cm~(470mm)、170cm~(530mm)と2種類を用意。あさひネットワーキング店、あさひ楽天市場店、あさひYahoo!店のみでの取扱いとなる。価格は、ライトなしモデルが2万3980円(税込、以下同)、ライト付きモデルが2万5980円。
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Cream
2021年モデル E-Bike(E-MTB、E-ロードバイク等)最新情報まとめ【随時更新】
(2021年3月30日更新)ヨーロッパを中心に流行しつつあるE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)。日本でも様々な自転車会社から登場しており、注目されつつある状況だ。日本市場でも低価格モデルからカーボンフレームのE-グラベルロード等、多彩なE-Bikeが登場するようになっている。この記事では、2020年春に発表したモデルや2021年モデルのE-Bike(E-ロードバイク、E-グラベルロード、E-クロスバイク、E-MTB等)を紹介する。
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https://www.cyclorider.com/archives/47318
Benelli
TAGETE 27.5 CROSS
20万円台前半で購入できるE-MTB「TAGETE 27.5」を街乗りやサイクリング向けにアレンジしたのが「TAGETE 27.5 CROSS」。CST製のオンロード用スリックタイヤを装着して、オンロード性能を重視した仕様となっている。オプションでリアキャリアや泥除けを装着することが可能だ。価格は21万8000円(税抜)。
https://www.cyclorider.com/archives/34743
mini Fold16 Classic
miniFold16 ClassicはBenelliのE-フォールディングバイク「miniFold 16」の別グレード。リアスイングアームを折りたたむ方法を採用し、折りたたんだ状態で転がし移動が可能だ。クラシックなロゴや革サドル、メッキパーツを組み合わせる事で、レトロ調デザインを実現。価格は15万8000円(税抜)。
https://www.cyclorider.com/archives/34752
mini Fold16 Popular
miniFold16 ClassicはBenelliのE-フォールディングバイク「miniFold 16」の低価格バージョン。車体設計はmini Fold 16を元にしつつ、シングルギアやドライブユニットを変更することで、10万8900円(税抜)と、お買い得な価格を実現した。
https://www.cyclorider.com/archives/37604
BESV
CF1 LENA
CF1 LENAは、ヨーロッパで人気のシティモデル「CF1」を、日本仕様にダウンサイジングした街乗りE-Bike。女性も乗りやすいL字フレームと内臓バッテリーやフロントライトを採用している。新色「ターコイズブルー」は、アジア地域カラーとして海外でリリースされたカラーで、日本でも発売された。価格は15万5000円(税抜)。
https://www.cyclorider.com/archives/36173
CF1 LINO
CF1 LINOはCF1 LENAよりも大きい車26インチホイールを採用したシティモデル。車体に搭載されたバッテリーは外さないことで、スリムなデザインと強度を両立した。また、一般的なE-Bikeにあるディスプレイを擁さず、ボタン一つで電源ONし、バッテリー残量はLEDのカラー表示で識別する。アシストモードもLEDランプのみで表示し、シンプルでスタイリッシュなのを売りにしている。価格は21万8000円。
https://www.cyclorider.com/archives/45808
JF1/JR1
BESV Jシリーズは、 舗装路のサイクリングを重視したE-Bike。E-クロスバイクの JF1とE-ロードバイクのJR1の2モデルを用意している。フレーム内蔵型バッテリーを採用したアルミフレームにリアインホイールモーターを採用している。両モデルに新カラー「マットブルー」が登場した。価格はJF1が23万円。JR1が27万6000円(いずれも税抜)。
https://www.cyclorider.com/archives/36157
JG1
JG1はオンロードスポーツモデル「BESV・Jシリーズ」のE-グラベルロードモデル。バッテリーはダウンチューブに内蔵するJシリーズの機構を継承し、グラベルロードバイクのジオメトリを再設計。軽量化、振動吸収性を高めるためにフロントフォークやシートポストに軽量カーボン素材を採用した。価格は33万円。
https://www.cyclorider.com/archives/45808
PSA1
PSA1はBESVのベストセラーE-Bike。国内外で多くのデザイン賞を受賞するPSシリーズの中で、10万円台で購入できコストパフォーマンスに優れたE-Bikeとして知られている。スペックや性能、価格はそのままに、カラーパターンをリニューアルした。レギュラーカラーはホワイト・レッド・イエロー・ブラックの4色で、さらに限定カラーのストライプピンクが用意された5色展開となる。価格は18万5000円(税抜)。
https://www.cyclorider.com/archives/38788
サイクルベースあさひ
オフィスプレス e(電動アシスト自転車)
サイクルベースあさひの通勤・通学用自転車「オフィスプレス」初の電動アシスト自転車がオフィスプレスe。比較的走行距離が長くスピーディーに走ることが多い通勤利用をサポートするために独自に考案したアシストプログラム「通勤快速設計」を採用。スピーディーに走っている間もしっかりアシストがかかる、スポーツサイクルらしい伸びのある走行感を売りにしている。価格は12万9980円(税込)。
https://www.cyclorider.com/archives/40716
Cannondale
Quick Neo
Quick Neoは日本市場初のキャノンデール製E-Bike。アップライトなジオメトリーとフラットハンドルの組み合わせたクロスバイクタイプのE-Bike「E-クロスバイク」だ。キックスタンド、取り外し可能なフェンダーブリッジ、ラックマウント、ライト用ケーブルを標準装備。必要なときに簡単に取り付けられ、不要なときには取り外してスッキリとした見た目にもなるのが特徴。価格は29万円(税抜)。
https://www.cyclorider.com/archives/34155
Synapse Neo
キャノンデールの「Synapse Neo」は、。グランフォンド向けの車体設計とSAVEマイクロサスペンションを組み合わせたアルミフレームに、Bosch Active Lineドライブユニットを組み合わせたE-ロードバイク。日本国内で初めてBosch製ユニットでフロントダブルギアを採用した。バッテリーは大容量のパワーチューブ500(500Wh)を搭載することで、エコモードの場合、最長166kmとロングライドも可能だ。価格は39万円(税抜)。
https://www.cyclorider.com/archives/36470
Topstone Neo
Topstone Neo Carbonは、キャノンデールのE-グラベルロードバイク。ラインナップは700Cホイールを装着した「Topstone Neo Carbon 4」と、650Bホイールを装着した「Topstone Neo...
パナレーサーからセミスリックタイプのグラベルタイヤ「グラベルキングSS」が登場
パナレーサーからグラベルライド向けの自転車タイヤ「グラベルキング」シリーズのセミスリックタイプ「グラベルキングSS」が登場した。
グラベルキングは、舗装路から未舗装路まで自由に快適に走りたいサイクリストのために開発されたスポーツ自転車用タイヤのシリーズ。スリックタイプの「グラベルキング」と、セミブロックタイプの「グラベルキングSK」のラインナップに、遊びの幅を広げてくれるSS(セミスリック)タイプ「グラベルキングSS」が追加された。
タイヤパターンは、センター部に転がりを重視した全く新しいパターンに加え、サイドにはGRAVELKING SKのセミノブを改良して配置することでオンロードでの走りの軽さと、グラベルでの走破性を両立。
テクノロジーはグラベルキングと同じく、耐久性と耐摩耗性に優れた「ZSGナチュラルコンパウンド」、軽量で衝撃吸収性に優れた「AX-αケーシング」、サイドカットやリム打ちに効果を発揮する「アンチフラットケーシング」を採用し、長距離走行でも疲れない高性能なグラベル・アドベンチャータイヤを売りにしている。
ラインナップは、キャリパーブレーキでも取り付けが可能な700×28C、増えつつある650B、シクロクロスバイクにもマッチした700×32C、35C、本格的なグラベルレースでも使用される700×38C、43Cと幅広いサイズバリエーションを用意した。
発売は2020年7月(予定)。価格は700×28Cが4,900円(税抜、以下同)、700×32C、35C、38C、43C、650B×48が5,200円。
サイズ/重量:700×28C(310g)、32C(黒サイド320g/茶サイド330g)、35C(380g)、38C(410g)、43C(480g)、650B×48(540g)
カラー:ブラック/ブラック・ブラウンサイド
タイプ:TUBED(チューブド)/ 28C TUBELESS COMPATIBLE (チューブレスコンパーチブル)/ 700×32C,35C,38C,43C,650B×48
テクノロジー:
・「ZSG Natural Compound」(ゼットエスジー ナチュラル コンパウンド)
・「AX-α Cord」(エーエックス アルファ コード)
・「Anti-Flat Casing」(アンチフラット ケーシング)
<商品に関するお問い合わせ>
パナレーサー株式会社 お客様相談室
電話番号:0795-82-6806
(土日祝日および当社休業日を除く平日9:00~17:00)
URL:https://panaracer.co.jp/
関連リンク
パナレーサー
グラベルキングSS
2021年モデル ロードバイク/グラベルロード最新情報まとめ【随時更新】
(2020年9月21日更新)2020年4月から、様々なブランドから、2021年モデルのロードバイク情報が公開されつつある。有名なのがGIANTのレーシング用カーボンフレームロードバイク「TCR ADVANCED」シリーズや、グラベルライド向けに強化してモデルチェンジを行ったSpecializedのグラベルロード「DIVERGE」シリーズだろう。
また、注目されつつあるロードバイクのE-Bike「E-ロードバイク」も増えつつある。2020年4月に登場し話題となったSpecializedの「Turbo Creo SL」をはじめ、Cannondaleからも「Synapse Neo」が登場した。この記事では、2020年春に発表したモデルや2021年モデルのロードバイク、グラベルロード、シクロクロス(E-Bikeも含む)を紹介する。
https://www.cyclorider.com/archives/38261
ロードバイク
FELT AR
2020年6月29日、モデルチェンジしたFELT AR FRDを発売した。新しい「AR」は、「ロー・ヨーアングル・セオリー」という考え方に基づいて設計されており、ヨー角0度時に9.4%の空力性能の向上を果たしているのが特徴だ。AR FRDはフレームにUHC Ultimate+TeXtremeカーボンを用いた「FRD | Ultimate」グレードで、DuraAce Di2完成車とフレームセットを用意している。
関連リンク:プレスリリース
GIANT TCR ADVANCED
https://youtu.be/lGmiYDeY_ec
2020年4月8日、GIANTはレーシングロードバイク「TCR」のフルモデルチェンジを実施した。クラス最高の重量剛性比を維持しながらも、前モデルより空力性能を大幅に向上したのを売りにしている。ラインナップは「TCR ADVANCED SL DISC」「TCR ADVANCED SL」「TCR ADVANCED PRO DISC」「TCR ADVANCED PRO」「TCR ADVANCED DISC」「TCR ADVANCED」シリーズを用意。ディスクブレーキモデルだけでなく、リムブレーキモデルも用意している。
公式サイト:GIANT JAPAN
GIANT CONTENDシリーズ
https://www.cyclorider.com/archives/38398
TREK Emonda
https://youtu.be/GlAWLuc4utE
TREKのロードバイク「Emonda」がモデルチェンジ。エアロフレームのデザインにより旧モデルと比較して、8%勾配の坂を1時間で18秒、平地では60秒のタイムを短縮したのを売りにしている。Emonda SLRシリーズはカラーリングのカスタマイズが可能な「Pronect One」にも対応。
公式サイト:TREK
TREK Domane AL Discシリーズ
Domane ALは、TREKのロードバイク「Domane」シリーズのエントリー価格帯にあたるグレード。今回モデルチェンジした「Domane AL Disc」は、トップチューブ上部やダウンチューブ下部にボトルケージ台座を装着するだけでなく、ロードバイクでは珍しくタイヤクリアランスを35Cまでと幅広く取っているのも特徴だ。価格は10万5000円から。
https://www.cyclorider.com/archives/38236
KhodaaBloom...
スペシャライズドの軽量E-Bike「VADO SL」が当たるキャンペーンを実施
スペシャライズド ジャパンは5月15日、Turbo Vado SLが当たる「通勤アップデートキャンペーン」を実施すると発表した。
Turbo VADO SLはスペシャライズドのクロスバイクタイプのE-Bike(E-クロスバイク)。E-ロードバイク「Turbo Creo SL」、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)と、E5アルミニウムフレームと組み合わせることで、E-クロスバイクとしては軽量な車体重量14.9キロを実現した。
5月15日(金)に投稿されているTurbo Vado SL(ターボ ヴァド エスエル)新発売記念キャンペーンのツイートに、ハッシュタグ”#VadoSLで通勤をアップデート”をつけ、これからあなたの通勤をどう変えたいかをリツイートすると、応募者の中から、抽選で1名にTurbo Vado SL4.0をプレゼントする。スペシャライズド・ジャパン公式Twitterアカウントをフォローされていることが条件で、応募期間は、2020年5月15日(金)~2020年5月31日(日)23時59分までのリツイートが対象となる。
当選発表は、6月上旬に当選者をこちらのブログ内で発表し、スペシャライズド・ジャパン公式Twitterアカウントからダイレクトメッセージにて連絡。
【注意事項】
※スペシャライズド・ジャパン公式Twitterアカウントをフォローしていて、アカウントが公開されている方に限ります。
※抽選に関わるお問い合わせは一切お受けいたしかねます。
※ご当選通知後、指定の期日まで万が一ご連絡が取れない場合は、当選無効とさせていただきます。
※ご当選された場合、スペシャライズド Turbo e-Bike正規販売店でのお受け取りとなります。バイクに必要なその他用品に関してはお客様ご自身でご用意ください。
※国内外へのバイクの配送は行っておりませんので、予めご了承ください。
※Turbo Vado SLに乗った感想などを弊社ブログやSNSで掲載させていただくことがあります。
※バイクの色は選べません。
※第三者への譲渡、転売は禁止させていただきます。
※本キャンペーンは予告なく内容が変更になることもございます。
VADO SL 4.0はE5アルミフレームと、アルミリジッドのフロントフォークの組み合わせ。ドライブユニットは、Specialized SL1.1(最大出力250W、最大トルク35Nm)に、320Whバッテリーを組み合わせ、最大航続距離は130キロ。コンポーネントはShimano Deore 10段変速で、クランクはPraxis, 44T、スプロケットは10-42T。ブレーキは Tektro HD-R290。タイヤはSpecialized Pathfinder Sport, 700x38c。価格は36万3,000円。
関連リンク
Specialized
Specialized VADO SL
スペシャライズド・ジャパンツイッターアカウント
キャンペーンツイート
モトコンポよりも楽しめるかも! 折りたたみタイプのEバイク5選【E-Bike図鑑】
2輪車をクルマに載せて、出かけた先で乗って楽しむという夢を持つ人は少なくない。オートバイではかつて、ホンダ・モンキーやモトコンポ、ダックスといった、コンパクトな原動機付自転車が販売されていた。
https://www.youtube.com/watch?v=MvThDPjGtGg
しかし、これらクルマに積める原動機付自転車は普及しなかった。ガソリンとオイルを入れているため車内が油臭くなる、一般的なスクータータイプと比較して走行性能が低い等、様々な理由で売れなかったからだ。
原動機付き自転車をクルマに入れて、出かけた先で楽しむのは夢で終わってしまったが、折りたたみ自転車タイプのE-Bikeは夢で終わらず、実際に楽しめる。バッテリーとモーターのお陰で、油臭さは無く、原動機付自転車よりも車体が軽いため、クルマに積みやすい。
折りたたみ自転車タイプのE-Bikeは、モトコンポのように小さくクルマの中に入れるだけでなく、パワフルなスポーツE-Bike用のモーターと大容量のバッテリーを装備して、長距離サイクリングも楽しめるモデルも用意されている。今回は、コンパクトなモデルからサイクリングまで楽しめる折りたたみ自転車タイプのE-Bikeを紹介しよう。
TRANS MOBILLY NEXT 140:短距離、折りたたみサイズ重視の人に
ルノーライトシリーズで有名なGicの電動アシスト自転車ブランドが「TRANS MOBILLY」。TRANS MOBILLY NEXT 140は、コンパクトな折りたたみフレームに、14インチホイールを採用することで、折りたたみサイズは650×450×610ミリとコンパクトに折り畳める。車体重量は11.3キロと、頑張れば電車輪行も可能だ。車輪が小さく小型バッテリーを搭載しているため、中距離以上のサイクリングには向いていないが、電動キックボードの代わりや気軽な移動手段で使うには便利な1台だ。
アルミフレームにリジッドタイプのフロントフォークを組み合わせた車体は、フロントインホイールモーター(定格出力250W)を採用。24V 4.0Ah(48wh)バッテリの組み合わせで、最大航続距離24キロを実現した。シングルスピードで、フロントクランクは46T、リアスプロケットは11T。タイヤはDURO 14×1.75インチ。価格は9万5,000円(税抜)。
公式サイト:TRANS MOBILLY
TRANS MOBILLY NEXT 163:TRANS MOBILLY NEXT 140よりも性能を重視したい人へ
TRANS MOBILLY NEXT 140は小さすぎて、もう少し長距離走行したい人にオススメなのがTRANS MOBILLY NEXT 163。14インチモデルよりも少し大きいフレームに、16インチホイールと変速機を採用することで、14インチモデルよりも走行性能を重視した。折りたたみサイズは700×450×610ミリで車体重量は11.9キロと、こちらも頑張れば電車輪行も可能だ。基本は短距離移動用だが14インチモデルよりも走行性能を重視したい人向け。
アルミフレームにリジッドタイプのフロントフォークを組み合わせた車体は、フロントインホイールモーター(定格出力250W)を採用。24V 4.0Ah(48wh)バッテリの組み合わせで、最大航続距離24キロを実現した。外装3段変速を採用し、フロントクランクは46T、リアスプロケットは11-13-15T。タイヤはDURO 16×1.2インチ。価格は10万円(税抜)。
公式サイト:TRANS MOBILLY
Benelli Mini Fold 16:街乗り重視、コンパクトに折りたたんで家に置きたい人へ
イタリアのオートバイブランドとして有名な「Benelli」は、E-Bike。mini Fold16は16インチサイズのホイールを採用したE-フォールディングバイク。リアスイングアームとハンドルステムを折りたたみ、折りたたんだ状態でも、車体を持ち上げず移動できるのが特徴だ。フロントヘッドライトとバッテリーはフレームに内蔵することで、スッキリしたデザインを実現。折りたたみサイズは、890×450×585ミリで車体重量は17.6キロ。街乗りやポタリングを重視し、家の置き場所に困らない人に合っている。
フレームは6061アルミで、リジッドタイプのフロントフォークの組み合わせ。ドライブユニットは、BAFANG フロントインホイールモーター(定格出力250W)で、36V、5.2Ah(187Wh)バッテリの組み合わせで、最大航続距離80キロを実現した。コンポーネントはシマノ・内装3段変速で、フロントクランクは52T。タイヤはKENDA K841 16×2.25。価格は15万8,000円(税抜)。
公式サイト:Benelli
BESV PSF1:折りたたみEバイクでもサイクリングを楽しみたい人へ
BESVを代表するE-ミニベロ「PSシリーズ」のフォールディングモデルが「PSF1」。リアフレームとフロントフォーク、ハンドルを折りたたむ方式を採用し、デザイン性を崩さないだけでなく、フレーム本来の剛性を保ちながらコンパクトに収納可能。また、E-ミニベロで定評があるPSA1のモーターユニットと大容量バッテリーを採用し、E-フォールディングバイクながらサイクリングも楽しめる。折りたたみサイズは840×770×340ミリで、車体重量は18.3キロ。
リアサスペンション付きアルミフレームに、折りたたみ機構付きリジッドタイプのフロントフォークの組み合わせ。ドライブユニットは、BESVオリジナル リアインホイールモーター(定格出力250W)で、36V 10.5Ah(378wh)バッテリの組み合わせで、最大航続距離90キロを実現した。コンポーネントはシマノ・アルタス外装7段変速で、フロントクランクは48T、リアスプロケットは11-28T。タイヤはDURO 20×1.5インチ。価格は24万5,000円(税抜)。
公式サイト:BESV JAPAN
Tern Vektron:折りたたみEバイクでも、本格的な物が欲しい人へ
他の折りたたみタイプのEバイクでも、本格的なサイクリングが楽しめるのがTern...
【E-Bike生活】フルサスE-MTBの街乗りを検証! BESV TRS2 AM生活 Vol.4
モーターアシストがあるE-MTBは、従来の人力マウンテンバイクではしんどい、楽しくない事が楽しくできるようになった。一番分かりやすいのが街乗りだろう。かつては、フルサスペンションのマウンテンバイクで街乗りを楽しむブームがあった。ホイチョイ・プロダクションズ原作の自転車映画「メッセンジャー」では、スリックタイヤを装着したフルサスMTBで街中を疾走し、一部の自転車ブランドでは街乗り用フルサスMTBも売られていた。
しかし、サスペンションロスが大きいためスピードが出ない、マウンテンバイクなので車体が重い等の問題があり、軽量で軽い力でスピードが出るクロスバイクやロードバイクがブームになり、街乗りマウンテンバイクは衰退した。
しかしモーターとバッテリーの力が加わったフルサスE-MTBは、人力フルサスMTBの欠点だった部分を解消した。今回は、新車価格44万5,000円(税抜)のフルサスE-MTB「BESV TRS2 AM」の街乗り性能を検証する。
街乗りフルサスE-MTBの利点(BESV TRS AM編)
モーターアシストで発進や上り坂が楽
E-Bikeの大きな特徴がモーターアシストで発進や上り坂が楽な事。BESV TRS2 AMに搭載されているドライブユニット「Shimano STEPS E8080」は、最大トルク70Nmとオフロード走行に耐えうる高トルクでアシストする。力強いアシストは街乗りでも効果的で、MAXXISのダウンヒル用MTBタイヤ(27.5×2.6)を装着しても、ロードバイクよりも軽々と発進し、上り坂も楽に走ってくれる。絶対的なスピードはロードバイクと比較すると遅いが、街乗りではスピードよりも発進や上り坂が楽なのが重要なため、ロードバイクよりもE-MTBのほうが街乗りは楽しいだろう。
大容量バッテリーで長距離走行も可能
BESV TRS2 AMはBESVオリジナルの36V 14Ah(504Wh) バッテリーを装備している。最大航続距離は一番パワフルなHIGHモードでも公称90キロのアシスト走行が可能だ。この最大航続距離は、走る場所によって異なり、ひっくり返りそうな急坂やスタックしそうな泥道等がある道を走る場合、力強いアシストが必要なため、電池の消費が大きくなり、公称値よりも航続距離が短い場合が多い。
しかし、舗装路の街乗りでは、ひっくり返りそうな急坂やスタックしそうな泥道は無いため、公称値と同等か、もしくはそれ以上の航続距離を出すことが可能だ。一般的なE-MTBはオフロード走行に耐えうる大容量バッテリーを装備しているため、街乗り程度なら安心して走ることができるだろう。
太いタイヤの安心感
フルサスE-MTBに装着されている太いタイヤや前後サスペンションは、オフロード走行のために装着されているが、歩道の段差でもパンクしにくく安心感が高い。E-MTBの場合、モーターアシストにより抵抗が大きいブロックタイヤでも楽に進むため、細いスリックタイヤに交換しなくても良い。そのため、河川敷や見知らぬちょっと荒れた道に気軽に入ることも可能だ。
街乗りフルサスE-MTBの欠点(BESV TRS AM編)
ハンドル幅が広いため歩道走行不可
日本では、歩道の通行が可能な「普通自転車」の規則の1つに、ハンドル幅が600ミリ以下でないといけない規則がある。マウンテンバイクのハンドル幅は、オフロード走行でも安定性を重視するため600ミリを超える物が多い。BESV TRS2 AMの場合は700ミリを超えるため法律上は歩道走行は不可だ。歩道走行を可能にするためには、ハンドルバーカットや他のハンドルを装着する必要がある。
タイヤ幅が太いため有料駐輪場のラックが使用できない可能性がある
駅前やスーパー等で見かける一部の有料駐輪場では、前輪をラックに差し込むタイプが使われている。このような有料駐輪場は、太いタイヤがラックに入らず駐輪できない事があるため注意が必要だ。
荷台の装着は想定されていない
https://www.youtube.com/watch?v=dhq7KuVPcKU
ヨーロッパでは、フルサスE-MTBに泥除けや荷台を装着したサイクリング車が売られている。日本では、フルサスE-MTBでそのような使い方をするユーザーが少ないため、執筆時時点ではそのようなツーリング用フルサスE-MTBは販売されていない。
BESV TRS2 AMは本格的なオフロードライドを楽しむオールマウンテンタイプのE-MTBのため、荷台の装着は想定されていない。日本では、TOPEAK テトララックM1やM2等、フルサスMTB用の社外品キャリアが売られているが、メーカーの使用方法から反した使い方のため自己責任で装着しよう。
スタンドの装着不可
今まで紹介した欠点の中で一番の問題がサイドスタンドが装着できない事。BESV TRS2 AMはサイドスタンドが装着できないため、ちょっとした買い物を行う場合でも駐輪場所に難儀する。これは街乗り以外のサイクリングやトレイルライドでも問題だ。また、バッテリー着脱を行う場合、車体を直立した状態で行うのを想定しているため、バッテリーの脱着時が面倒な事もある。
このサイドスタンド問題に関しては、TREK Rail9.7等、一部のフルサスE-MTBではサイドスタンドが装着できるモデルも登場している。車体重量が重いフルサスE-MTBは、サイドスタンドが装着可能が一般的になるだろう。
フルサスE-MTBは街乗りからサイクリング、ロングライド、トレイルが楽しめる万能自転車に
人力フルサスMTBと言えば、トレイルやオフロードしか走らないマニアックな自転車というイメージがあった。しかし、モーターアシストの力を得たフルサスE-MTBは、街乗りからサイクリング、ロングライド、トレイルが楽しめる万能自転車へと大きくに進化した。
その一方で、フルサスE-MTBはトレイルやオフロードコースだけを走るための自転車という設計やマーケティングを行っている所が多い。しかし、クルマやオートバイの世界を見ればわかるが、限界まで走行性能を突き詰めた競技専用車両はニッチで、メインは走行性能と快適性能を両立した車種が殆どだ。モーターアシストの力により走行性能と快適性能を両立し、街乗りも面白くなったフルサスE-MTBは、せめて、サイドスタンドは装着できるように設計して、多くの人に購入してもらうのも1つだろう。
関連リンク
BESV JAPAN
BESV TRS2 AM
CycleTrip BASE
文:松本健多朗
2020年最新版 Cannondale(キャノンデール)のEバイクを解説【E-Bike辞典】
1971年にアメリカで誕生したCannondale(キャノンデール)は、大径アルミチューブを採用したアルミフレームロードバイクや、フルサスペンションマウンテンバイク「SUPER V」シリーズで一躍有名になったスポーツ自転車ブランド。今でも「CAAD13」などのレーシングロードバイクや、グラベルロードバイク「TopStone」シリーズで有名だ。
そんなCannondaleはE-Bikeにも参入している。日本では、2020年からアップライトなジオメトリーとフラットハンドルを採用したクロスバイクタイプのE-Bike「Quick Neo」と、ドロップハンドルのE-ロードバイク「Synapse Neo」が登場。そして、2020年5月には、E-グラベルロードバイク「Topstone Neo」が登場した。
ドライブユニットは「Quick Neo」「Synapse Neo」はBosch Active Line Plusを搭載している。Active Line Plusは、街乗りや気軽なサイクリングを楽しむためのE-Bike用ユニットでスムーズで静かなアシストを採用したドライブユニットだ。定格出力は250W、最大トルクは50Nmを発揮する。バッテリーはQuick NeoとSynapse NeoともPowerTube500 500Wh (36V 13.4Ah)を搭載。大容量バッテリーによりロングライドも気軽に楽しめるだろう。
「Topstone Neo」に搭載されている「Bosch Performance Line CX」は、E-MTB等で使われているハイパフォーマンス用ユニット。パワフルで反応が良くスポーティな走りが楽しめる事で知られている。定格出力は250W、最大トルクは75Nmを発揮する。バッテリーはPowerTube500 500Wh (36V 13.4Ah)を搭載しロングライドにも対応可能。
Bosch ActiveLine Plus搭載モデル
Cannondale Quick Neo
Quick Neoは、CannondaleのクロスバイクタイプのE-Bike。アップライトなジオメトリーを採用したフレームは、少し寝かせたヘッドアングルと55mmのフォークオフセットの組み合わせで、高速時の安定性と俊敏なハンドルを両立。脱着可能な内蔵式バッテリーは大容量500Whで長距離サイクリングにも対応している。キックスタンド、取り外し可能なフェンダーブリッジ、ラックマウント、ライト用ケーブルを標準装備。
コンポーネントはシマノ アルタスで、フロントギアは前38T、リアスプロケットは11-36Tの9段変速。ブレーキはシマノ MT200油圧ディスクブレーキで、タイヤはSchwalbe G-One Allround Performance, 700 x 35c。価格は290,000円(税抜)。
フレーム:SmartForm C1...
BESV TRS2 AM生活 Vol.3 フルサスE-MTBの舗装路ライドは快適か?【E-Bike生活】
フルサスペンションE-MTB「BESV TRS2 AM」のロングインプレッション企画「BESV TRS2 AM生活」3回目。今回はフルサスペンションE-MTBの舗装路性能を評価する。
フルサスペンションE-MTBのインプレッションと言えば、オフロード走行のみ評価する事が多いが、非競技者向けの「シクロライダー」では、一般公道での走行感も重要だと考えている。マウンテンバイクと言えば専用コースや、トレイルのみを走るイメージがある。
しかし、マウンテンバイク専用コースを走るのは一部の趣味人が行っているのが実情で、トレイルや林道を走るにしても入り口まで行くには舗装路を走る事が殆どだ。いくらオフロード走行が楽しくても、舗装路が快適に走行できないと、トレイルや林道の入り口にたどり着く前に嫌になったり、力尽きてしまう。また、E-MTBをレジャーとして多目的に楽しめるため、舗装路走行の評価は重要だ。
BESV TRS2 AMの舗装路巡航速度は?
フルサスE-MTB「BESV TRS2 AM」を舗装路平地での巡航速度は、アシストに頼った走り方を行うのなら時速23キロ付近だろう。一般的な人力クロスバイクならそのぐらいのスピードは簡単に出るので、不満に思うかもしれないが、筆者が乗った限りでは、大きな不満は感じなかった。
一番の理由は、舗装路の平地だけでなく、発進や上り等、総合的に見ると遅くない事。発進時は筋肉が非常に疲れる過負荷な所がなく、向かい風でもアシストの恩恵を受け一定の速度で走行できる。そして上り坂は時速18キロで上れるため、ストレスを感じにくいのもあるだろう。
車体性能が高いBESV TRS2 AM
BESV TRS2 AMはフルサスペンションE-MTBながら、舗装路で本気で漕げばアシストオフの速度(日本の法律では時速24km以上)でも進む。健脚な人なら時速25キロ以上の巡航や、瞬間で時速30キロを出すぐらいならできる。これが普通のオンロード用E-Bikeならわかるが、ダウンヒルMTB用タイヤ「MAXXIS MINION DH2」27.5×2.6インチを装着したフルサスペンションE-MTBなのを考えたら驚異的だ。
筆者は様々なE-Bikeに試乗した事があるが、アシスト外加速に関しては、Tern VektronやBESV PSA1よりもBESV TRS2 AMのほうが速く走れると感じた。BESV TRS2 AMの車体重量は23.3キロと、Tern Vektron(19.8キロ)やBESV PSA1(19.6キロ)よりも重く、ダウンヒル用MTBタイヤを装着したフルサスペンションE-MTBと、遅くなる理由しかないが、それでも2車よりもアシスト外加速が速いのは、発進時は強力なトルクで発進を手助けするだけでなく、車体自体の設計が良くできているのもあるだろう。因みに、車体設計の良さはアシストOFFでの走行でも生かされており、BESV TRS2 AMなら舗装路平地走行の場合、発進は遅いが時速23キロ巡航は可能だ。
舗装路走行に不満があったらタイヤを交換しよう
しかし、いくら舗装路走行が悪くないと言っても、E-クロスバイク等と比較してしまうと見劣りしてしまう人もいるだろう。舗装路を軽快に走りたい場合、タイヤ交換をオススメする。舗装路走行のみを楽しみたい、オンロード用スリックタイヤに交換するのが一番だが、BESV TRS2 AMに使われているセミファットサイズのタイヤはオフロード用が殆どで、オンロード用スリックタイヤのラインナップが非常に少ない。筆者が知る限りではシュワルベ スーパーモト エックス(27.5×2.8インチ)ぐらいだ。
BESV TRS2 AMの舗装路走行に関しては、普通のサイクリングレベルで楽しむのなら特に問題は無い。筆者なら舗装路の100キロ超のロングライド等を行うのなら、標準装備のダウンヒル用タイヤを外して、抵抗が少ないマウンテンバイク用タイヤに交換するだろう。
関連リンク
BESV JAPAN
BESV TRS2 AM
CycleTrip BASE
文:松本健多朗
https://www.cyclorider.com/archives/36188
ライトウェイの街乗りスポーツ自転車「スタイルス」に通勤通学仕様が登場
スポーツバイクブランド「RITEWAY」の企画・製造・販売を行うライトウェイプロダクツジャパン4月30日は、街乗りスポーツ自転車「スタイルス」に前後フルフェンダーをセットにした「スタイルス クロスバイク通勤通学キット」の販売を開始すると発表した。
ライトウェイ「スタイルス」は、1960年のフランスビンテージスタイルを現代に再現した街乗りスポーツ自転車。名前はデザインの様式・型を意味する「スタイリング」が名前の由来だ。
スタイルスの設計は、サイズ別ホイールサイズを採用したNiauデザイン。ホイールサイズごとに各部の寸法を細かく調整あい、身長150cmから180cmの人まで、誰が乗っても快適な設計を実現しているのを売りにしている。
フレームは、パイプの厚みを場所によって変化させたダブルバテッド仕上げのクロモリに、ラグ接続のフォーククラウンを採用したクロモリストレートフォークの組み合わせでクラシックなスタイルを実現した。
クラシックな車体に合わせて、レトロなレザーグリップとサドルを装着することで、1960年代のフランスのビンテージバイクをイメージしている。ハンドルは、手前に曲がったトレッキングタイプを採用。手前に33度曲がるスイープ角と22mmライズにより、上下を反転させればちょっと前傾姿勢にもなる。
装着されているフェンダーは、ダブルステーフェンダーで、アクリル素材の50倍の強度を持つポリカーボネート素材で長期間安心して使用できる泥除けを装着。カラーはシルバーで、アルミ膜の上に透明なポリカーボネートでカバーすることで金属の質感を持ちながら、曲がりやへこみが生じない。
メインコンポーネントはシマノアルタスで、クランクは、700Cは44T、26インチは46T、24インチは48T、リアスプロケットはシマノ 8速 11-34Tの組み合わせ。ブレーキは、TEKTRO R559デュアルピボットキャリパーブレーキ。タイヤはフレームサイズによって異なり、700x35C、26x1.35インチ 24x1.35インチとなる。
スタイルス クロスバイク通勤通学キットモデルの価格は69,900円(税抜)で、5月25日までの期間限定となる。
関連リンク
ライトウェイ スタイルス
スタイルス クロスバイク通勤通学キットを発売
東京のレンタサイクル「CycleTrip BASE」がスポーツバイクのレンタルで、リアキャリア無償提供を実施
東京浅草でスポーツ自転車のレンタルショップ「CycleTrip BASE」を運営しているZuttoRide Sharingは4月30日、レンタルスポーツ自転車に取り付けるリアキャリア(荷台)を無償で装着すると発表した。
「CycleTrip BASE」は浅草でロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、E-Bike(電動アシストスポーツ自転車)のレンタルを行っている。今年2月頃から電車やバス等の公共交通手段から自転車へシフトする人が急増し、同時にフードデリバリーサービスの方から自転車を使用した配達の需要も増え、月額レンタルプランが好調だ。
今回、スポーツ自転車には装備されていないリアキャリアだが、荷物を載せて移動したい通勤、通学、Uber Eats等でスポーツバイクをレンタルをされた方からは好評を得ているので実施する。
※リアキャリアには数に限りがございますので、在庫が無い場合はご了承のほどをお願い致します。
CycleTrip代表中村のメッセージは以下の通り
「家族のために出勤等で外出をせざるを得ない方々は意外と沢山いらっしゃいます。そうした方々へ少しでもお力添えが出来ればと思い、緊急事態宣言の中ではございますが、レンタルサービスを継続しております。最小限のスタッフで運営しておりますので、現在スポーツバイクの宅配レンタルサービスを見合わせておりますことをご了承下さい。皆様が少しでも安心できる移動手段を確保するサポートをスタッフ一同、精一杯提供させていただきます!」
関連リンク
CycleTrip BASE公式サイト
2020年最新版 「Evol」ブランドのE-Bikeまとめ【E-Bike辞典】
通勤、通学向け自転車から、街乗り用シティスポーツ自転車を製造している「アサヒサイクル」。この会社ではE-Bikeにも力を入れており「Evol」ブランドでE-クロスバイク、E-MTB、E-ロードバイクを用意している。当記事ではEvolブランドのE-Bikeを紹介する。
EVOL C700
アサヒサイクルのE-Bikeブランド「EVOL」のクロスバイクがC700。アルミフレームに機械式ディスクブレーキを採用したスタンダードな設計で、ドライブユニットは、10万円台では高トルクが特徴のBAFANG・M400(定格出力 250W、最大トルク80Nm)を採用。36V、10.4Ah(374Wh)バッテリの組み合わせで、最大航続距離103kmを実現した。カラーリングはパールブラック、パールホワイト、パールレッドの3色。コンポーネントはシマノ・ALTUSで、フロントクランクは44T、リアスプロケットは11-32Tの9段変速。タイヤはKENDA K193 700×32C。価格は198,000円(税抜)。
フレーム:アルミフレーム FS470
フロントフォーク:リジッド
重量:21.3kg
ブレーキ:シマノ ALTUS BR-M375 メカニカルディスク
ギア(前):44T
ギア(後):シマノ 11-32T 9段変速
フロントホイール:700C
リアホイール:700C
タイヤ:KENDA K193 700×32C
ドライブユニット:BAFANG・M400(定格出力 250W、最大トルク80Nm)
アシスト方式:ミッドドライブ
バッテリー:36V、10.4Ah(374Wh)
充電時間:-
アシストモード:5段階
航続距離:(モード1 約103Km/モード3 約52Km/モード5 約42Km)
EVOL M275
EVOLシリーズ唯一のE-MTBが、EVOL M275。アルミフレームとSR SUNTOUR XCMフォークの車体に搭載されるドライブユニットは、EVOL C700と同じくBAFANG・M400(定格出力 250W、最大トルク80Nm)を採用。36V、10.4Ah(374Wh)バッテリの組み合わせで、最大航続距離106km。カラーリングはパールブラック、パールホワイト、パールレッドの3色。コンポーネントはシマノ・ALTUSで、フロントクランクは44T、リアスプロケットは11-32Tの9段変速。タイヤはKENDA K1027 27.5×2.1。価格は220,000円(税抜)。
フレーム:アルミフレーム FS450
フロントフォーク:SR...
トラスフレームでメカメカしいファットタイヤのEバイク「FANTIC ISSIMO」【E-Bike】
オートバイ用品の輸入で有名なサインハウスが取り扱っているブランドの1つが「FANTIC」。FANTICは、オフロードオートバイやスクランブラータイプのオートバイで知られているが、E-Bikeの製造も行っている。
https://youtu.be/4R_4zhVLm2Y
日本市場では2020年4月現在、フルサスペンションのE-MTB「INTEGRA」シリーズが輸入されているが、海外ではE-ロードバイクやE-クロスバイク等、様々なE-Bikeが用意されている。その中でも、異彩なのがISSIMO(イッシモ)だ。
ISSIMOは、シティサイクル風のステップスルーフレームを採用したE-Bike。ステップスルーフレームのE-Bikeは温和なデザインが少なくないが、ISSIMOはトラスフレームにすることで、メカニカルでタフなデザインを実現した。
パーツは、フロントサスペンションに20×4インチのファットタイヤを装着することでタフなイメージを実現した。マウンテンバイク風の泥除けやフロントライト、スタンドを装備しており実用性も重視している。
車体重量は32.4kg(FUN)で、80ミリトラベルのフロントサスペンションフォークを採用。ドライブユニットは、BAFANG M500ミッドドライブ(定格出力250W、最大トルク80Nm)を採用し、630whバッテリーの組み合わせ。変速機はシマノ NEXUS内装5段変速にフロントギア40T、リアコグ24Tを採用。タイヤは、URBANグレードがVEE-TIRE Speedster 20×4インチ、FUNグレードがVEE-TIRE Mission Command 20×4インチ。
日本市場での発売に関しては、Facebookで日本で公道走行が可能なバージョンを発売予定と発表している。
https://www.cyclorider.com/archives/37134
関連リンク
FANTIC ISSMO
FANTIC 日本公式サイト
BESV TRS2 AM生活 Vol.2 人力自転車の2倍の速さで坂を駆け抜ける歓び【E-Bike生活】
E-Bikeの威力を発揮する場所と言えば上り坂だろう。従来の電動アシスト自転車は上り坂を楽に上れる事ができる。しかし、E-Bikeは、電動アシスト自転車ではできない「上り坂を駆け抜ける事」が可能だ。
人力ロードバイクやクロスバイク等、軽いギアに落としてゆっくりと走るような場所では、E-Bikeは人力自転車よりも遥かに速いスピードで駆け抜けてゆく。
人力ロードバイクやクロスバイク等が時速8~9kmで上るような場所では、E-MTB「BESV TRS2 AM」の場合、時速18kmで坂道を駆け抜ける事が可能だ。人力自転車の2倍の速さで坂を駆け抜ける世界は、どんな人力自転車でも見ることができない、本物のE-Bikeだけしか見れない世界だろう。
E-Bikeの「坂を駆け抜ける歓び」を一回味わってしまうと、スピード感や時間の流れ、距離感が大きく変わる。
最初に変わるのはスピード感。上り坂を(息が上がりそうになるが)時速18kmでコンスタントに走れるのを知ると、今までの人力自転車のように「上り坂=ゆっくり走る」という感覚では満足できなくなり、「上り坂=普通に走る」という感覚に変わる。因みに、E-Bikeでも人力自転車のように、上り坂をゆっくり走る事はできるが、視界に流れる景色が遅く感じるため、スピードを上げる事が多い。
2つ目の時間の流れは、E-Bikeは人力自転車よりも時間のゆとりを感じる事。Specialized Turbo SLシリーズ等一部を除き、多くのE-Bikeは重いバッテリーを搭載しているため、平地では人力ロードバイク等では簡単な、常時時速30km超えを行うのは難しい。それでも、E-Bikeのほうが人力自転車よりも時間のゆとりを感じる事ができるのは、どんな時でも一定のスピードが出せるからだ。
人力自転車でタイムを稼ぐような走りを行う場合、平地でスピードを出して上り坂のタイムロスを帳尻合わせするような走りが必要になる。しかし、E-Bikeの場合は、平地は時速23~24kmとソコソコのスピードで走行し、上り坂を時速18~19kmで走ってタイムを稼ぐという技が可能になった。
また、人力ロードバイク等、舗装路を高速走行できる自転車は前傾姿勢で腹部を圧迫するため、体の調子が悪くなると高速走行が難しくなる事がある。E-Bikeの場合、途中で体の調子が悪くなっても、モーターアシストを活用して走行できるため、時間のゆとりを感じるのだろう。
最後の距離感は、スピード感や時間の流れがE-Bikeによって変化し、距離感が短くなったと思えば良い。モーターアシストにより、体調面や上り坂の不安が少なくなり、平均速度の変動が少なくなったため、従来、人力自転車ではカッタルイと感じた時は行くのを躊躇っていた時でも、ちょっと走ってみようという気にさせてくれる。上り坂を人力自転車の2倍の速さで走る「坂を駆け抜ける歓び」を知ると、誰もがやみつきになってしまうだろう。
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BESV JAPAN
BESV TRS2 AM
CycleTrip BASE
文:松本健多朗
https://www.cyclorider.com/archives/35836
アドベンチャーサイクリングが楽しめるE-MTB「KONA Remote」【E-Bike辞典】
https://www.youtube.com/watch?v=TDUheeAsS-U
1988年、カナダ設立された自転車ブランド「KONA」は、マウンテンバイクで有名な自転車ブランドとして知られている。オンロード用スポーツ自転車もシクロクロスバイクのJAKEシリーズや、グラベルロードのLIBRE、ROVEシリーズ、650Bタイヤを装備したクロスバイクのDEWシリーズなど、グラベルを意識しているモデルが多い。
KONAのE-BikeもクロスバイクタイプではなくE-MTBがメインだ。日本市場初のKONAブランドのE-Bike「Remote」は、Shimano STEPS E8080を搭載したE-MTB。コンセプトは、トレイルビルダー、林業に就く人、捜索救助隊のためのツールとして設計され、Old Man MountainのSherpaラックを標準装備している。タイヤは27.5×3.0インチのMaxxis High Rollersタイヤを装備。一般的なE-MTBよりも太いタイヤを装備し、荒れた道でも安定して走行できるアドベンチャー仕様のE-MTBだ。
フロントフォークはRockShox Recon RL フォーク、コンポーネントはSRAM NX ドライブトレインを搭載。ドライブユニットはShimano STEPS E8080(定格出力 250W、最大トルク70Nm)で、バッテリーはShimano 504Whタイプを装着。価格は360,000円(税抜)。
KONA REMOTEのスペック
フレーム:Kona 6061 Aluminum Butted
フロントフォーク:RockShox Recon RL Solo Air 120mm Tapered 110 Spacing
重量:-
ブレーキ: SRAM Level T 油圧式 ディスクブレーキ
ギア(前):34T
ギア(後):SRAM...
2020年モデル最新 ルイガノのEバイクをピックアップ【E-Bike辞典】
カナダの自転車ブランド「ルイガノ(Louis Garneau)」は、クロスバイク、街乗り用マウンテンバイク、ミニベロ(小径自転車)、街乗り用スポーツ自転車、電動アシスト自転車をラインナップする自転車ブランド。そして流行のE-Bikeにも力を入れており「E-SPORTS」シリーズで2台のE-Bike「AVIATOR-E」と「ASCENT e-sports」を用意している。
E-クロスバイクのAVIATOR-Eは、700Cホイールのクロスバイク「AVIATOR」のE-Bikeバージョン。ドライブユニットに静音性とコストに優れた「Shimano STEPS E5080」を採用。前カゴや荷台などのオプションパーツも用意している。228,000円(税抜)と手頃な価格なのも特徴。700Cクロスバイクの安定感やロングライドのしやすさを重視したい人におすすめだ。
一方、LGS ASCENT e-sportsは、20インチホイールを採用したE-ミニベロ。ドライブユニットにE-MTB等で使われている高トルクタイプの「Shimano STEPS E8080」を採用。E-ミニベロでは珍しくスポーティなアシストを行ってくれる。ロングライドが不利と言われているミニベロだが、モーターの力によりロングライドも楽しめるようになった。オプションで前カゴやリアキャリアがあるため通勤や街乗りにも対応している。集合住宅でE-Bikeを室内保管したいが、スポーティなサイクリングも楽しめるE-Bikeが欲しい人に向いている。
AVIATOR-E
ロングライドから街乗りまで対応するE-クロスバイクがAVIATOR-E。スポーツライド向けのクロスバイク「AVIATORシリーズ」にShimano社製ドライブユニット「STEPS」を搭載。ドライブユニットはほぼ無音でマイルドにアシストしてくれる「Shimano STEPS E5080」で、定格出力250W、最大トルク40Nmを発揮する。バッテリーは36V/10.9Ah大容量タイプで、1回の充電で100km以上の走行が可能で、ロングライドも楽しめる。また、前カゴや荷台など、普段の街乗りにも最適なオプションパーツも用意している。価格は228,000円(税抜)。
フレーム:6061 ALUMINUM アルミフレーム
フロントフォーク:アルミ
重量:17.6kg
ブレーキ:SHIMANO BR-MT200 油圧式 ディスクブレーキ
ギア(前):44T
ギア(後):SHIMANO 11-32T 8段変速
フロントホイール:ALEX MD19+SHIMANO TX505 QR DISC
リアホイール:ALEX MD19+SHIMANO TX505 QR DISC
タイヤ:KENDA K-1185 700x35C
ドライブユニット:Shimano STEPS E5080(最高出力250W、最大トルク40Nm)
...
メリダ独自デザインを採用した本気のカーボンフルサスE-MTB「eONE-SIXTY 9000」
様々なE-Bikeを送り出している台湾のMERIDA。日本国内でもE-MTBやE-クロスバイクを用意しており、フラグシップモデルとして「eONE-SIXTY 9000」も日本に導入している。
「eONE-SIXTY 9000」は、Design&Innovation Award(DI.A)で受賞したe.ONE SIXTY 10Kと同じフレームを採用したフルサスペンションE-MTB。メインフレームにカーボンを採用しただけでなく、前輪は29インチ、後輪は27.5インチと前後異径ホイールを採用する等、独自のデザインを採用している。
カーボンフレームには「サーモゲート」を搭載。バッテリーの放熱対策で穴が空いており、水が入ってもバッテリー自体がIPX5相当の防水性能を確保しており、下から水が排出されるため、高圧洗浄機を使わなければ大丈夫とのこと。
https://youtu.be/b6M-5le1T3k
バッテリーは、カバー別体式で工具を使用してバッテリーを着脱を行う方式を採用している。BESV TRS2 AM等、バッテリーとカバーが一体になっているタイプと比較した場合、新たにバッテリーを購入し、バックパックに入れて持ち運ぶ事も可能だ。eONE-SIXTYのプロモーションビデオでは、バックパックに入れたバッテリーを入れ替えて使うシーンを見ることができる。
今回、「eONE-SIXTY 9000」を簡単に試乗することができたが、フレームサイズが小さい、想定比較車種「TREK Rail9.7」との条件が違いすぎるためノーコメントとなる。
TREK Rail9.7は、Bosch Performance Line CXを搭載したカーボンフレームのフルサスE-MTB。Rail9.7はトレイルアドベンチャーよこはまのプレス向け体験会で試乗しており、MERIDA eONE-SIXTY 9000と比較するのなら、トレイルアドベンチャーよこはまで乗らないと正当な比較ができない。
https://www.cyclorider.com/archives/34479
日本市場でトップのユニットである「Bosch Performance Line CX」(2020年4月14日時点)ドライブユニットと大柄な29インチを組み合わせたTREK Rail9.7か、Shimano STEPS E8080の現行ユニットを搭載し前29インチ・後27.5インチでハンドリングを重視したeONE-SIXTY 9000のどちらかを選ぶのかは悩ましい所。ユニット単体だけで言うのなら、Bosch Performance Line CXが上なのだが、E-Bikeは自転車なのでアシスト外での加速やコーナリング性能等、設計が非常に重要な部分が沢山ある。実際にオフロードコースで走らせないと、eONE-SIXTY 9000の本当の力はわからないだろう。
MERIDA eONE-SIXTY 9000のスペック
メリダのフラグシップE-Bikeが「eONE-SIXTY 9000」。カーボン製のメインフレームには、インチューブバッテリーを搭載した。あらゆるヒルクライムとダウンヒルをものともしない160mmトラベルサスペンションを搭載し、フロント29インチ、リア27.5インチの前後異径ホイールを採用しすることで、-BIKEならではの走破性とトラクション性能を実現。価格は850,000円(税抜)。
フレーム:eONE-SIXTY CFA
フロントフォーク:FOX 36 Factory E-Bike+ Air 160 STR...