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TREK E-Bike限定の無金利キャンペーンを開催

トレック・ジャパンは10月1日、期間限定で、Allant+8/Allant+8 Stagger/Verve+2/Verve+2 Lowstepの4モデルを対象にE-Bikeのショッピングローンを、24回までローン金利をトレックが負担するキャンペーンを実施する。   Allant+8(アラント+8)は、Bosch製の500Whバッテリーと、Bosch Performance Line CXドライブユニットを搭載するクロスバイクタイプのE-Bike。シマノ製10速ギアや、耐パンク性に優れた50cタイヤ、悪天候でも優れた性能を発揮する油圧ディスクブレーキを搭載したマルチパーパスモデルで、前後内蔵のライトやフェンダー(泥除け)を標準装備。価格は47万3000円。月々の支払い額は初月1万9900円、2か月目以降が1万9700円となる。 Verve+2(ヴァーブ+2)は、コンパクトな300whバッテリーを搭載し、Bosch ActiveLine Plusドライブユニットを搭載する街乗り重視のクロスバイクタイプのE-Bike。ライトから荷物を積めるラックやフェンダー(泥除け)を搭載。普段の買い物から通勤通学まで対応する。価格は29万5900円。月々の支払い額は初月1万3000円、2か月目以降が1万2300円。 期間は2021年10月1日から12月31日まで。対象店はTREK e-bike取扱店及びJACCSショッピングローン取り扱い店。 関連リンク TREK e-bike限定!全店舗対象で無金利キャンペーンを開催:https://blog.trekbikes.com/ja/2021/10/01/ebike-campaign-09-2022/

スマイルケア 電動アシスト自転車の月額レンタルサービス「スマイルサイクル」開始

スマイルケア9月17日からは、電動アシスト自転車を定額でレンタルできるサービス「スマイルサイクル」を開始した。 スマイルケアは福祉用具の販売・レンタルを行っている企業。今回、電動アシスト自転車を購入するには高額であり、子どもの送迎が必要な間だけなど一定期間しか使わない人などを対象に、電動アシスト自転車をレンタルするサービスを開始した。 サービスはスタンダードコースとスポーツタイプコースの2種類。スタンダードコースは、大容量の前カゴ付きで大きな荷物も入るパナソニック ビビ・DXを採用。子供の送り迎えにも使用できるチャイルドシート付きのモデルも用意している。 スポーツタイプコースは、電動アシスト自転車の中でもスポーツ性能を重視したクロスバイクタイプのパナソニック ジェッターを採用。 料金は、スタンダードコースの場合、チャイルドシートのないタイプが月額4400円(税込、以下同)、チャイルドシート付きのタイプが月額5500円。スポーツタイプが月額6600円。対応エリアは大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県で、配送料は無料。 関連リンク スマイルサイクル:https://resmile.net/

日本最大級のスポーツバイクレンタル専門店「CycleTrip BASE」 先着300名限定で「全車両レンタル半額キャンペーン」開催

ZuttoRide Sharingは9月29日、日本最大級の高級スポーツバイクレンタルショップ「CycleTripBase」で、「秋のレンタル半額キャンペーン」を10月1日より開催すると発表した。 CycleTrip Baseは日本最大級の規模を謳う自転車レンタルサービスで、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク、E-Bikeなど多種多様なスポーツ自転車を取り揃えいる。 今回のキャンペーンは2021年11月末までにCycleTrip BASEでレンタルする人を対象に先着300名を対象に、ホームページ記載のレンタル料金を半額に割引するキャンペーン。キャンペーンを受ける場合、Webサイトからレンタル申込み時に必ず「秋のキャンペーン希望」と記入する必要がある。 キャンペーンはレンタル開始日が2021年10月1日から11月30日まで。キャンペーン対象は1日レンタル、または1週間レンタル限定となる。1ヶ月料金のレンタルは適用されない。 関連リンク CycleTrip BASE:https://cycletrip.jp/ja

神出山田自転車道でサイクルイベント開催  神戸電鉄サイクルトレイン、神鉄サイクリング「謎解きラリー」も実施

神戸市は9月13日、秋の紅葉で色づいた山々や田園風景を楽しみながら「神出山田自転車道」でのサイクリングを楽しめる、神戸電鉄サイクルトレインを2021年11月3日(水・祝)に運行すると発表した。 神出山田自転車道は神戸市の北区と西区に位置しており、都心部から車で約30分の里山に位置し、豊かな自然や伝統文化があるのを売りにしているサイクリングロード。2019年にリニューアルオープンすし、2020年6月には、里山地域初の「BE KOBE」モニュメントが完成した。また、2021年9月11日から令和3年12月5日までの土日祝にかけて、神出山田自転車道の複数の場所でクロスバイクの貸出、返却が可能な神出山田自転車道シェアサイクルを実施している。以下リリースから。 神戸電鉄サイクルトレイン 自転車を解体することなくそのまま乗車できるサイクリスト専用列車を運行します!自分の自転車を列車に乗せて、神出山田自転車道をサイクリングしてみませんか?皆様のご参加をお待ちしております。 (1)実施日:令和3年11月3日(水・祝) (2)募集人数:36名/抽選 ※小学生以下の方は、保護者と一緒にご参加ください。 (3)集合場所:湊町公園 (4)行程:新開地駅(10時02分出発)→押部谷駅(10時36分到着/ラリー受付) →神出山田自転車道をサイクリング →押部谷駅(15時20分~15時40分受付/16時05分出発) →神鉄長田駅(16時34分到着/解散) (5)参加費:1,000円/人 (6)主催:神戸市、株式会社神鉄コミュニティサービス 協力:神戸電鉄株式会社 関連イベント「神鉄サイクリング~謎解きラリー~」 神出山田自転車道や里山地域の魅力やサイクリングの楽しさを発信するため、謎解きをしながらサイクリングをするイベントを開催いたします。 (1)実施日時:令和3年11月3日(水・祝)9時00分~16時00分 (2)募集人数:100名/抽選(サイクルトレイン参加者を含む。) ※小学生以下の方は、保護者と一緒にご参加ください。 (3)スタート受付・解答用紙回収場所:押部谷駅前(9時00分~16時00分) ※シェアサイクルをご利用の方は、各貸出返却拠点(9時00分~18時00分、ただし、兵庫楽農生活センターは17時00分まで)および押部谷駅前(9時00分~16時00分) (4)参加費:無料 (5)イベント概要: 神出山田自転車道沿線に設けられたポイント(①つくはら大橋休憩所、②栄休憩所、③兵庫楽農生活センター)でクイズに挑戦しながら、サイクリングを楽しんでいただきます。 (6)参加者特典: ● 各受付場所にて、キリンビバレッジ「スポーツ飲料」を無料配布します。 ● クイズ正解者には、素敵なプレゼントが抽選で当たります。 (7)主催:株式会社神鉄コミュニティサービス 申込方法 (1)募集期間:令和3年9月15日(水)~10月11日(月) (2)申込方法:メール、もしくは郵便(往復はがき)申し込み方法は下記サイトをご確認ください。 1) 神戸電鉄サイクルトレイン http://www.scs-shintetsu.co.jp/cycle-train.html 2) 神鉄サイクリング~謎解きラリー http://www.scs-shintetsu.co.jp/share-cycle-event.html (3)その他:「神鉄サイクリング~謎解きラリー~」については、神出山田自転車道シェアサイクルをご利用の方は、事前申し込みは不要です。利用当日のクロスバイク貸出時に各拠点で直接申し込んでください。 関連リンク 「神出山田自転車道」:https://www.city.kobe.lg.jp/a83166/20200720_kandeyamadabicycleroad.html 「神出山田自転車道シェアサイクル」:https://www.city.kobe.lg.jp/a83166/kandeyamadacycleroad_sharecycle.html

日本最大級のスポーツバイクレンタル専門店CycleTrip BASEが移転記念「全レンタル半額キャンペーン」を開催

ZuttoRide Sharingは9月11日、高級スポーツバイクレンタルショップ「CycleTrip BASE」が「全レンタル半額キャンペーン」を開催すると発表した。 CycleTrip BASEは、ロードバイク、クロスバイク、E-Bikeなど160台以上のレンタル用スポーツ自転車を用意している。今回、店舗を浅草から秋葉原エリアに9月17日に移転リニューアルオープンすることに伴いに50パーセントOFFキャンペーンを開催する。 9月末までにCycleTrip BASEでレンタルを行う人対象に、ホームページ記載のレンタル料金を半額に割引する。レンタルを行う場合、Webサイトからレンタル申込み時に必ず「移転キャンペーン希望」と記入する必要がある。また、既に予約した人や、上記メッセージを記載されなかった人には、次回利用時に使用可能な50パーセントOFFクーポンを渡す。本キャンペーン対象は1日レンタル、1週間レンタルとなる。1ヶ月料金のレンタルは適用されない。 キャンペーン期間は2021年9月11日から9月30日まで。他のキャンペーンとの併用はできない。 関連リンク CycleTrip BASE:https://cycletrip.jp/ja/

BESV E-Bike「JF1」「JG1」のマイナーチェンジを発表 現行モデルは在庫限りで値下げ販売を実施

BESV JAPANは9月10日、グラベルロードタイプのE-Bike「JG1」と、クロスバイクタイプのE-Bike「JF1」のマイナーチェンジを発表した。   今回、10月1日の価格改定に合わせて、JG1とJF1のマイナーチェンジを行う。それに伴い、両車の現行モデルに関して、BESV JAPANの在庫限りにて特価で販売を実施する。 変更内容はJF1はブレーキを変更する。現行仕様ではSHIMANO RS-305 機械式ディスクブレーキ で、変更後の仕様はSHIMANO RS-405 油圧ディスクブレーキへグレードアップ。価格は現行仕様の定価が23万円なのを22万円とし1万円値下げする。マイナーチェンジモデルの価格は23万6000円となる。 JG1の変更箇所はカセットスプロケットで、現行仕様はCS-M7000 11-40Tで、変更後の仕様はCS-M7000 11-42Tとなる。価格は現行仕様の定価が33万円なのを32万6000円とし4000円値下げする。マイナーチェンジモデルの価格は33万6000円となる。 関連リンク BESV JAPAN:https://besv.jp/

八村塁選手がファンとサイクリングを行う「Ride with Rui」実施  Rui x Cannondaleシグネチャーバイクも発表

キャノンデール・ジャパンは8月30日、2021年8月某日に、プロバスケットボールプレイヤー八村塁選手とプレミアムイベント「Ride with Rui」を開催したと発表。同時に、八村選手とキャノンデールのデザインチームがミーティングを重ね完成させたブラックサムライアイコンを施したシグネチャーバイクを披露し、2022年4月に発売すると発表した。以下、リリースから。 八村選手とキャノンデールのパートナーシップを記念して開催された「八村塁選手に逢えて自転車がもらえて、一緒にサイクリングできる」プレゼントキャンペーンに集まった応募総数は20,000人弱。その中から選ばれた超ラッキーな当選者4名は会場に招待され、八村選手との初対面を交わしツーショット撮影やトークセッションで盛り上がり、この日プレゼントされたばかりの自転車に乗ってサイクリングに出かけました。 サイクリングの途中には特別に用意されたバスケットコート内でフリースロー対決を楽しみ、サドルのオンオフでアクティビティを満喫。イベントに参加した八村選手は、『風を感じるサイクリングは本当に気持ちがいい。このまま、ずっと走っていたい』とコメント。お揃いのユニフォームに身を包んだ、当選者4名と八村選手はサイクリングで打ち解け、にこやかな表情でこの日のライドを讃え合いました。 今回、当選者の中で最年少の馬場 海吏さんは『最初は緊張してましたが、サイクリングをしたら緊張がとれてすごく楽しかったです。八村塁選手とたくさん話せて、バスケもできて嬉しかったです』とコメント。滝口 昭穂さんは『海外でプレーし、世界最高の舞台でも活躍された八村選手に直接会うことができ、しかも一緒にサイクリングを楽しむという夢のような時間はあっという間でした。正直、今回のイベントまでは自転車は通勤や必要なときにしか乗っていませんでしたが、誰かと一緒にサイクリングしたり、素敵な景色を見ながら走るのは楽しいんだろうなと感じ、いただけるバイクで走りまくろうと思います』とコメント。『八村塁選手とのバイクライドの時間が今回一番印象に残る瞬間(山梨 和裕さん)』や『八村選手と一緒にサイクリングできる経験は本当に貴重で一生の思い出になった(栃尾 昌一さん)』などコメントを残しました。 ■新型コロナウイルス感染症対策について 当イベントの参加者(八村塁選手、当選者、スタッフ)は事前にPCR検査を実施し、陰性証明を確認したうえで実施しています。また、新型コロナウイルス感染症対策として参加者すべてがマスクの着用を徹底して実施しています。(八村塁選手、当選者に関して:自転車の走行中、アクティビティ中を除く) ■八村塁シグネチャーバイク 八村選手のブランド「Black Samurai(ブラックサムライ)」に使用されている八村選手の母親がデザインした“八”ロゴをヘッドチューブとシートクランプ下に施し、マッドブラックからラリーレッドにフェードの効いたデザインが特徴。各所にアクセントとして配置されたパターンは、日本の伝統的な麻の葉文様を使用。複数の三角形が組み合わさることで、より大きな六角形を形成。三角形、そして六角形は自然界では、最も力強いシェイプと考えられており、その力強さと美しさを表現しています。前後に配置したブラックサムライアイコンをはじめ、ブランドロゴ、タイヤ側面には夜間の走行を安全にするリフレクティブなペイントを使用。軽やかでシルキーな乗り心地を提供するフルカーボンフォーク、少ない力で制動力を発揮する油圧ディスクブレーキ、スマートフォンが取りつけられるインテリマウント付きステムを標準装備。キャノンデールのクロスバイク史上初となる、フレームの内側にデザインパターンを施すインサイドデザインを採用する特別な1台。 ■八村塁シグネチャーバイク概要 フレーム:スマートフォームC3アロイ フォーク:フルカーボン ブレーキ:テクトロHD-R280油圧ディスクブレーキ 変速  :F 48/32 R 11-34, 9-speed タイヤ :シュワルベ スパイサー 700 x 35c サイズ :SM, MD, LG 価格  :未定 発売時期:2022年4月予定 ※仕様やデザインは予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。 ■【特別企画】八村選手直筆サイン入りキャノンデールグッズプレゼントキャンペーン キャノンデール・ジャパン公式Instagramアカウントにて、9月6日(月)から9月30日(木)までの期間、八村選手直筆サイン入りのキャノンデールグッズが3週連続当たるプレゼントキャンペーンを実施いたします。ライフスタイルで使える貴重なアイテムをゲットしよう。フォロー&いいね!をして今すぐ応募! <応募方法> キャノンペーン期間中、キャノンデール・ジャパン公式Instagramアカウント @cannondalejapan をフォローし、対象の投稿にいいね!してくれた方の中から抽選で各回2名様に八村選手直筆サイン付きのキャノンデールグッズをプレゼントいたします。当選者の方にはこちらのアカウントから、DMにてご連絡をさせて頂きます。色、サイズは選ぶことができません。 第1段  9月6日(月) ~ 9月12日(日) 第2段  9月15日(水)~ 9月21日(火) 第3段  9月24日(金)~ 9月30日(木) 関連リンク キャノンデール:https://www.cannondale.com キャノンデール・ジャパン公式Instagramアカウント: https://www.instagram.com/cannondalejapan/

コロナ禍で自転車ブームが追い風 2020年度の自転車販売市場は過去最高を更新 不安材料もあり

帝国データバンクは8月27日、自転車に関する市場調査を発表した。2020年度の自転車販売市場は2100億円を超え、コロナ禍の中でも、自転車の販売台数は過去最高を更新。その一方で、品薄や輸入価格高騰による問題もある。 自転車の販売が好調だ。帝国データバンクの調査では、通期予想を含めた2020年度の自転車販売市場(事業者売上高ベース)は2100億円を超え、過去最高を更新した。過去最高の売上高・利益を計上した自転車販売店大手のあさひなどが牽引し、自転車販売市場の拡大が続いている。 自転車販売は、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う緊急事態宣言の発出を受け、最繁忙期となる学校の卒入学シーズンの来店客が大きく減少。年度はじめから売り上げ大幅減のスタートを余儀なくされた店舗が多かった。特に、ショッピングモールなどに店舗を構える自転車店では臨時休業や時短営業、客足減といった影響がその後も長引いたことで業績面への影響が心配されていた。 しかし、コロナ禍が拡大・長期化するなかで、感染リスクの低いパーソナルな移動手段として自転車が徐々に見直され、電動アシスト自転車を中心に通勤・通学用としてサイクル人気が高まった。販売店でもオンライン販売を急ピッチで進め、リアル店舗の落ち込みをネット販売でカバーする体制が整うなど販売環境の好転が追い風となり、業績の維持や増収に結びつけたケースも多かった。その後も長期にわたる外出自粛から気軽なレクリエーションとしても注目されたことで、大人から子供向けまで幅広い商品で例年に比べて新車販売が伸び、数年間乗っていなかった自転車のメンテナンス需要も活況だった。ウーバーイーツをはじめ自転車を活用した配送サービスも広がり、配達員の自転車需要が増えたことなども大きく貢献した。 高価な電動アシスト自転車、5年前から販売5割増 小売最大手のあさひは売上高が過去最高 経済産業省の調査によると、2020年の完成自転車の出荷数量は前年を1000台ほど下回る約162万6000台になり、19年と同水準にとどまる。他方、出荷金額ベースでは前年からおよそ40億円増加、1台当たり単価も5年前の3万4000円台に比べて1万円高い4万7000円台となるなど、自転車の高額化が進んでいる。 こうした背景には、従来の一般的なシティーサイクルに比べ、より利便性や趣味性が高い自転車のニーズが近年急拡大しており、販売台数の多くを高額な自転車が占めている点が挙げられる。自転車産業振興協会の調査によると、2020年における1店舗当たりの新車販売で最も販売台数が多かったのは、安価な一般車(軽快車)の101台だった。ただ、販売台数自体は前年を割り込む水準が続いているほか、20年の販売台数は15年に比べて約4割の減少となっている。代わって近年の自転車販売の主軸となっているのがスポーツタイプの自転車と電動アシスト自転車で、スポーツサイクルは55台、電動アシスト自転車は27台が、それぞれ1店舗当たりで販売された。いずれも一般車に比べて販売台数では大きく差が開くものの、近年は販売台数が大幅に増加しており、特に電動アシスト自転車は5年前から販売台数が5割伸びるなど急激な成長が続く。 電動アシスト自転車はこれまで、量販モデルでも10万円を超える高額な商品が多く、所得の伸び悩みなどもあって積極的な購買には結びついてこなかった。しかし、都市部を中心に自家用車の代わりとして電動アシスト自転車を購入するなどライフスタイルが変化しているほか、種類も通勤・通学用や子供同乗用など多岐に広がったことで、従来メインだった高齢者層から子育て世代や若者に購買層が広がっていることが追い風になっている。とりわけ2020年は、全国民に一律で支給された10万円の特別定額給付金効果も重なって、コロナ禍で利便性の高い移動手段として電動アシスト自転車が再注目されたことも要因として大きい。20年中に大きく販売が伸びたスポーツサイクルも、営業休止したスポーツジムの代替といった健康増進需要に加え、趣味性の強い高級価格帯のロードバイクやマウンテンバイクが人気だった。 こうしたニーズの拡大も追い風に、首都圏や関西圏を中心に大型自転車専門店「サイクルベースあさひ」を展開するあさひの2020年度売上高は、前年から16.0%増加の694億円となった。純利益も84.4%増の47億円となり、売上高・純利益いずれも過去最高を更新した。21年度もプライベートブランドの電動アシスト自転車を投入するなど顧客のライフスタイルに沿った商品展開を行い、売上高では同社初の700億円を目指す。自転車部品が主力のシマノも、世界的なサイクルブームを受け部品の引き合いが好調で、20年度の自転車部品売上高は前年比2.7%増、21年度も前年同期を大きく上回るペースで推移している。 自転車販売市場は引き続き好調が続くものの、品薄や輸入価格の高騰などが不安要素 今後もコロナ禍による外出制限や在宅勤務の普及・拡大による運動不足の解消といったニーズが強く残るとみられ、子供用から大人向けまで、修理需要も含めて自転車販売店には追い風が吹く。また、アウトドアブームの拡大でクロスバイクなどの需要増も見込めるほか、日本市場でも存在感が出始めた、販売単価が50万円を超える電動スポーツサイクル(e-bike)の普及も、自転車販売店の経営を強く下支えしていくとみられる。そのため、21年度の自転車販売市場は20年度をさらに上回る2200億円台の到達も想定され、販売環境全体は引き続き好調を維持する模様だ。 自転車販売市場は引き続き好調が続くものの、品薄や輸入価格の高騰などが不安要素 今後もコロナ禍による外出制限や在宅勤務の普及・拡大による運動不足の解消といったニーズが強く残るとみられ、子供用から大人向けまで、修理需要も含めて自転車販売店には追い風が吹く。また、アウトドアブームの拡大でクロスバイクなどの需要増も見込めるほか、日本市場でも存在感が出始めた、販売単価が50万円を超える電動スポーツサイクル(e-bike)の普及も、自転車販売店の経営を強く下支えしていくとみられる。そのため、21年度の自転車販売市場は20年度をさらに上回る2200億円台の到達も想定され、販売環境全体は引き続き好調を維持する模様だ。 一方で、世界的なサイクル需給のひっ迫により有名自転車ブランドでは入荷遅れもみられるほか、多くがアジアで生産される自転車部品も、現地のコロナ感染の拡大で操業が不安定なことから供給が追い付かず、修理のメドが立たないといった悪影響も目立ちはじめている。特に完成車は不安定な部品供給を背景に生産量が安定せず、輸入品を中心に2~3万円台の量販価格帯でも調達難から価格が高騰傾向となっており、低価格を武器にしてきた自転車店では利益確保ができず苦戦もみられる。「町の自転車店」をはじめ中小店舗でも、大手小売業者の進出に加えホームセンターなど異業種との競争激化に晒されているケースもあり、市場環境が好調な一方で経営の厳しさが増している事業者も増えている点には留意する必要があるだろう。 関連リンク 帝国データバンク:https://www.tdb.co.jp/index.html

ビッグホリデー 電動アシスト自転車で気軽に巡る白馬村サイクリングツアーを発売

ビッグホリデーは8月25日、長野県白馬村を雪のない時期グリーンシーズンでも気軽に楽しめるサイクルツーリズムをテーマとしたツアーを発売した。 北アルプスのふもとにある長野県白馬村は、冬はスキー場として人気を誇る場所だが、夏や秋もゴンドラやリフトに乗って山頂に登れば爽やかな空気を感じることができる。また、電動アシスト自転車で巡れば、時間を気にせず、自由に楽しむことができるのが本ツアーの特徴。東京駅から新幹線を利用して長野駅に到着後、アルピコ交通が運行する特急バスを利用して約3時間で到着するほどの利便性の高さで知られている。 レンタサイクルは白馬駅から徒歩3分程度の施設にあり、クロスバイクタイプとシティサイクルタイプの2種類の電動アシスト自転車を用意。2日間セットでレンタルできる。 ツアー内容は、新幹線の往復チケットと宿泊料金、レンタサイクル料金に、ツアーの内容によってはゴンドラチケットが付いたセットプラン。白馬岩岳ゴンドラチケット付プランや、白馬八方尾根 ゴンドラチケット付プランを用意している。 予約方法は、ビッグホリデー予約センター(電話番号:03-3818-5111、営業時間:平日10時~18時、休業日:土曜日・日曜日・祝日)か、ビッグホリデー公式WEBサイトで予約可能。 関連リンク ビッグホリデー公式WEBサイト 白馬サイクリング:https://bigs.jp/leisure/hakuba/

安曇野でSpecializedのE-Bikeが体験できる「Turbo Experience Station AZUMINO」オープン

スペシャライズド・ジャパンは8月15日、長野県安曇野市にSpecialized製E-Bikeが体験できる「Turbo Experience Station AZUMINO(ターボ・エクスペリエンスステーション・あづみの)」がスタートしたと発表した。 Turbo Experience Station AZUMINOは、長野県にスポーツバイシクル文化を広め、地域の発展に寄与することを目的とする一般社団法人ライド長野が運営する「HUB Cycling Azumino」と、ライフスタイルにフィットしたスポーツ自転車のある豊かな生活を提供すると謳う「バイクランチ」、サイクリングは人生を変えると信じて活動していると謳う「SPECIALIZED(スペシャライズド)」の三社合同で実施するプロジェクト。 HUB Cycling Azuminoは長野県内でも有数の観光地安曇野の「まちの駅安曇野BASE(ベース)」内にあるサイクリングステーション。Specialized製E-Bikeのレンタルやガイドツアーを行っている。 HUB Cycling Azuminoでレンタル可能なE-BikeはロードバイクタイプのTurbo Creo SL、マウンテンバイクタイプのTurbo Levo SL、クロスバイクタイプのVado SLがレンタル可能。 レンタル料金はVado SL 4.0(Sサイズ 7台 Mサイズ 2台 Lサイズ 1台)で、1day(9:00~16:00)8000円(税込、以下同)Half day(9:00~12:00 / 13:00~16:00)5000円。Levo SL Comp(XS 1台 S 1台)で、1day(9:00~16:00)1万円。Half day(9:00~12:00 / 13:00~16:00)7000円。Creo SL Comp Carbon(Sサイズ 1台 Mサイズ 1台 Lサイズ...

街乗り向けの小径電動アシスト自転車「VOTANI H3・Q3」レビュー 違いや利点、欠点を紹介

日本の電動アシスト自転車は、ブリヂストン、パナソニック、ヤマハ発動機の3強で争っている状況だ。この3強に食い込もうと様々な会社が電動アシスト自転車に参入している。低価格帯に関しては様々な無名ブランドが登場しているが、すでにパナソニックやブリヂストンから8万円台の電動アシスト自転車が存在しているため、参入は厳しい。そのため、一部ブランドは、デザインを重視した街乗り用電動アシスト自転車を作ることで、市場に食い込もうとしている。 https://youtu.be/R_EwfY8UO8c その1つが、今回レビューを行うのはVOTANI H3、Q3。VOTANIは日本市場では台湾のE-Bikeブランド「BESV」のサブブランドとして登場。BESVのE-Bikeよりも安価で街乗り向けの20インチ電動アシスト自転車となる。車体価格はいずれも14万5200円(税込、以下同)。 VOTANI H3・Q3の車体をチェック VOTANI H3、Q3は街乗り向け電動アシスト自転車というコンセプトは共通で、内装3段変速機、ホイール、モーター、バッテリー、フロントライト、チェーンケースなどは共通の部品を採用している。前荷台、後ろ荷台はオプションで両方とも装着可能。 VOTANI H3は男性向けで直線的なスポーティなデザインのアルミフレームを採用した。H3の特徴なのがセンターバスケット。一般的なカゴよりも細長いため、大きな荷物を積むことはできないが、ワイヤーロックやペットボトル飲料などを気軽に入れることができるので便利だ。ブレーキは、シンプルな設計でクロスバイクにも使われている前後Vブレーキ。 VOTANI Q3は、H3とは対称的に女性向けの街乗り用電動アシスト自転車。H3のようなセンターバスケットは無いが、女性でもまたぎやすい形状を採用したアルミフレームを採用した。また、Q3だけの装備として、リング錠も装備している。ブレーキは前Vブレーキで、後ろはローラーブレーキ。 メーターはハンドル左に装着するシンプルなタイプ。電池残量はLEDランプで点灯する仕様だ。 VOTANI H3・Q3のデザインが、国産のママチャリタイプの電動アシスト自転車と比較してスッキリとしたデザインになっている理由の1つが、バッテリーを露出させないのもある。バッテリーを取り外すときはフタを開けて、上から抜き取る方法を採用。バッテリーを外す際、サドルの位置が非常に低くて大きいサドルだとフタが開かない欠点がある。バッテリーは252Whで、街乗りなら必要十分の容量だろう。また、バッテリーはBESV CF1 LENA、BESV JF1、JR1、JG1と同形状だ。 VOTANI H3・Q3の走りはどんな感じ? VOTANI H3・Q3に搭載されているモーターは、前輪に装着されたフロントインホイールモーターとなる。モーター音は静かにウイーンと音が発生し、引っ張られる感覚に近いアシストだ。アシストの反応性(レスポンス)は、リアインホイールモーターのBESV PSA1(記事)や、ヤマハ発動機の電動アシスト自転車「PAS」のスマートパワーアシスト(記事)搭載車(PAS CITY-X)と比較するともっさりとしている。 また、発進時の力強さは、PAS CITY-Xのほうが力強い。これはPAS CITY-Xに搭載されているモーターのトルクが強く(推定100Nm)、チェーンにモーターパワーを伝えるため、パワフルなアシストを実現したのもある。 もちろんVOTANI H3・Q3にも利点はある。それは、一般的なママチャリタイプと比較した場合、適応身長の幅が広いこと。 VOTANI H3の適応身長は149センチメートルで、VOTANI Q3の適応身長は144センチメートル。一般的なママチャリタイプの電動アシスト自転車は、小柄な人に合わせた設計のため、身長180センチメートルぐらいの人が乗ると、両足が地面にベタつく状態で漕ぎにくいという問題がある。しかし、VOTANI H3・Q3は標準装備されているシートポストが長く、身長180センチメートルを超える筆者でも、両足つま先立ちで乗れる。身長の範囲が広い家族共用で乗れる街乗り用電動アシスト自転車というのは非常に貴重だ。さらに、ハンドル周辺はスポーツ自転車用のパーツが使用できるため、ハンドルステムを交換すれば、好みのポジションに変更可能だ。 また、このタイプの電動アシスト自転車では珍しくフロントサスペンションを採用している。サスペンションは、硬めのバネを搭載した安価なモノだが、段差の通過では衝撃を吸収してくれる VOTANI H3・Q3が合っている人は?、どのモデルを購入すれば良いか? VOTANI H3・Q3が合っている人は、VOTANIのデザインが気に入った人、適応身長の幅の広さが気に入った人だろう。特に、後者の適応身長の幅の広さに関しては非常に貴重だ。日本のママチャリタイプの電動アシスト自転車では非常に難しく、身長180センチメートルを超える筆者でも、両足つま先立ちで、違和感なく乗れる10万円台前半の街乗り用電動アシスト自転車はこれぐらいだろう。やや、もっさりとしたアシストはヤマハ・PAS スマートパワーアシスト搭載車と比較すると見劣りするが、デザインと適応身長の広さが気に入ったら、選択肢に加えて良いと思う。 VOTANI H3とQ3を購入する際、どのモデルを購入すれば良いか気になる人もいるだろう。大きな違いは、H3はセンターバスケットを装着しており、適応身長は高め。Q3はまたぎやすいフレームに、リング錠、オプションで両立スタンドを装着できる。乗車姿勢に関しては、標準装備の場合、H3よりもQ3のほうが起き上がった乗車姿勢となる。 H3は、センターバスケットを有効活用したい、Q3よりもちょっとスポーティなデザインなのが気に入った人向け。Q3は、またぎやすいフレームなのでスカートを履く女性、リング錠が標準装備されているので、街乗りの利便性を重視したい人に向いているだろう。 VOTANI H3のスペック   フレーム:アルミフレーム(センターバスケット搭載) フロントフォーク:50mmトラベル 重量:19.7kg ブレーキ:機械式ディスクブレーキ ギア(前):- ギア(後):内装3段変速 フロントホイール:20インチ インホイールモーター リアホイール:20インチ タイヤ:20×1.95 ドライブユニット:インホイールモーター アシスト方式:フロントインホイールモーター バッテリー:36V...

ベネリから税込15万円で買えるE-Bike「MANTUS 27 TRK」発表 2021年秋発売予定

プロトは8月5日、27インチのクロスバイクタイプのE-Bike「MANTUS 27 TRK」を、2021年秋に発売予定だと発表した。 BenelliのE-Bikeと言えば、小径折り畳み自転車タイプのMiniFold16シリーズやZERO N2.0などのE-Bikeで有名なE-Bikeブランド。現在は販売終了したが、ハードテールタイプのE-MTB「TAGETEシリーズ」や、「NERONE27.5」を展開していた。 MANTUS 27 TRKで目を引くのは、この価格帯のE-Bikeでは珍しくバッテリーを車体に内蔵したインチューブバッテリーを採用。ダウンチューブはファットな感じであるが、バッテリーが出っ張っていないスッキリとしたスタイリングを実現した。バッテリー容量は36V 10.4Ahの374Wh。 ドライブユニットはリアインホイールモータータイプ。キックスタンドや前後泥除け、フロントサスペンションを搭載し、街乗りにも対応したクロスバイクタイプのE-Bikeだ。 カラーはシルバー、ホワイトの2色。車両重量は22キログラム。適応身長は151センチメートルから。タイヤサイズは27×1-3/8インチ。アシストレベルは3段階。変速は外装7段変速。メーカー希望小売価格15万円(税込)を予定している。 関連リンク Benelli:https://www.benellibike.jp/

電池を切らさずに走りたい!電動アシスト自転車やE-Bikeで航続距離を伸ばす方法まとめ

電動アシスト自転車やE-Bikeで乗っているときに気になるのがアシスト可能な航続距離だ。電動アシスト自転車やE-Bikeのカタログに表示されている一充電あたりの航続距離は、自転車協会の 電動アシスト自転車の一充電当たりの走行距離の測定で行われているのが一般的だ。 この測定では、平坦路1キロメートルを2ヶ所、勾配4度で1キロメートルの坂道の上り下りの合計4キロメートルの道のりをそれぞれの所定の速度で繰り返し走行したデータとなっている。走行距離データは、バッテリー新品、常温20度、車載重量(乗員及び荷物を合計した重量)65キログラム、平滑乾燥路面、無風、無点灯状態、勾配7パーセント(4度)の上り坂を、所定の変速段数で走行する。 (外部リンク) 電動アシスト自転車の一充電当たりの走行距離の測定:http://www.jbtc.or.jp/exam_detail.cgi?id=0051 この測定はあくまでも参考値なので、坂道をずっと走行したり、冬場はどのくらいバッテリーが消耗したりするかわからない。 電動アシスト自転車やE-Bikeの航続距離を詳しく知りたい人におすすめなのがBosch E-Bike Systemの航続距離シミュレーターだ。 (外部リンク)Bosch E-Bike System 航続距離シミュレーター:https://www.bosch-ebike.com/jp/サービス/オンラインサービス/航続距離シュミレーター このサイトは、Bosch E-Bike System搭載車のさまざまな条件下での航続距離を計算できるサイト。海外版サイトでは、このシミュレーターは既に存在していたが、欧州仕様と日本仕様では条件が異なるため参考にならなかった。今回の日本語版は日本仕様の条件に合わせており、Bosch E-Bike Systemを搭載していないE-Bikeでも参考になるだろう。今回は、この航続距離シミュレーターを使用して、電動アシスト自転車やE-Bikeで航続距離を伸ばす方法を解説する 航続距離シミュレーターの標準仕様は、自転車の種類&姿勢はトレッキングバイク(クロスバイクに荷台や泥除けを装着したサイクリング用自転車)。シフティングシステム(変速機)はディレイラーシステム(外装変速機)。タイヤトレッド(タイヤ)は、MTB タイヤ (クロス カントリー)、ドライブユニット&電池はActive Line Plus(舗装路サイクリング向けのユニット 定格出力250W、最大トルク50Nm)+ PowerPack 400(バッテリー容量400Wh)となる。 路面に関しては、地形は緩やかな坂。路面は粗悪な道路。季節は夏。風の状態は微風。ストップ&ゴー頻度は標準的な頻度(郊外走行)。この状態だと航続距離は143キロメートルとのことだ。 ゆっくり走るのよりも、高速走行したほうがバッテリーは消耗しない 自動車やオートバイでは、スピードを出さずにゆっくり走るのがエコドライブと言われているが、電動アシスト自転車やE-Bikeに関しては、スピードを出せば出すほどエコドライブになる。これは日本の法律で、時速10キロまでのアシスト力は最大2倍で、10キロ以上は減退して時速24キロでアシストが0になる。 そのため、同じアシストモードを使用すると低速走行ではアシストが強くなるため、航続距離はかえって低くなる。航続距離を伸ばしたいのなら、アシスト比を低くするようにできるだけスピードを出して走行しよう。 体重が軽いと航続距離は伸びる。逆に体重が重いと航続距離は少なくなる 自動車では、1人乗りや荷物の積載量が少ないと燃費がよくなる。電動アシスト自転車やE-Bikeでも同じで体重や車体重量、荷物の積載重量が軽いと航続距離が向上する。 ケイデンスが高いと航続距離は伸びる ケイデンスは、自転車で1分間のクランク回転数で、自転車に乗る人がペダルを回す速さを示す。他社に関しては不明だが、Bosch E-Bike Systemの場合、低いケイデンスで漕いだ場合よりも高いケイデンスで漕いだほうが、航続距離が伸びるようだ。 平均時速22キロ以上で走る場合、アシストモードの強弱の意味はない 日本の法律で、時速10キロまでのアシスト力は最大2倍で、10キロ以上は減退して時速24キロでアシストが0になる。そのため、平均時速22キロ以上で走行する場合、アシストモードの強弱を変えて走行しても意味がないようだ。平均時速22キロとそれなりのスピードで走るのなら、弱いアシストで発進するよりも、最大アシストで楽に発進したほうが良いだろう。 ゆっくり走る場合はアシストの強弱で航続距離が変化する 高速走行する場合、アシストモードの強弱を変えて走行しても意味がない一方、アシスト比率が強くなる低速領域ではアシストの強弱で航続距離は変化する。 パワフルなアシストユニットを搭載すると、航続距離が減少する(Bosch E-Bike Systemの場合) Bosch E-Bike Systemは、街乗り・サイクリング向けドライブユニット「Active Line Plus」(定格出力250W、最大トルク50Nm)と、E-MTB向けのパワフルなドライブユニット「Performance Line CX」(定格出力250W、最大トルク85Nm)の2種類が用意されている。Bosch E-Bike Systemの場合、パワフルなPerformance Line CXを搭載すると航続距離が少なくなるようだ。 ちなみに全部のE-Bikeがパワフルなドライブユニットを搭載すると航続距離が少なくなるわけではない。Shimano STEPSシリーズの場合、カタログ値は一番パワフルなSTEPS...

パナソニックから新型E-Bike「XU1」登場 東京2020オリンピック公式の電動アシスト自転車

パナソニック サイクルテックは7月30日、クロスバイクタイプのE-Bike「新型XU1」を発表、8月5日に発売する。 パナソニックのE-Bike「Xシリーズ」の中でも、XU1はXシリーズ唯一のクロスバイクでエントリーモデルと言えるモデル。車体設計は、東京2020オリンピックで使われるケイリン先導車の開発で培ったデータをフィードバックし、フレームやフロントフォークの寸法や角度などを見直した。これにより、従来車種より低重心化を実現し、安定感のあるハンドリングと走行フィーリングが向上したと謳っている。 ドライブユニットはペダルを踏み込んだ力を直接駆動部に伝えるダイレクトドライブ機構(クランク合力式)で、バッテリーはフレームと一体化したセミインテグレーテッドバッテリーを採用した。 タイヤは幅50ミリの700×50Cで、路面の凹凸の影響を受けにくいのが特徴。また、アルミ製リヤキャリヤやフェンダーを装備しているため、通勤などの日常から、休日のサイクリングなどで楽しむことが可能だ。価格は25万1000円(税込)。 パナソニック XU1のスペック フレーム:フォーミングアルミ(ワイヤ内蔵タイプ)エンド幅:135mm 樹脂製モーターアンダーガード付 フロントフォーク:アルミリジットフォーク 1-1/8~1-1/2ステム ディスク台座付 エンド幅:100mm ノーマルQRタイプ 重量:24.5kg ブレーキ:シマノ BR-MT200油圧式 ディスクブレーキ ギア(前):アルミクランク L=170mm / スチールチェーンリング 41T 樹脂ガード付 ギア(後):シマノ CS-HG400-9 12×14×16×18×21×24×28×32×36T 9段変速 フロントホイール:アルミ ワイドタイプ 32H+HB-RM35 OLD:100mm QR 32H リアホイール:アルミ ワイドタイプ 32H+FH-RM35 OLD:135mm QR 32H タイヤ:700×50C 仏式バルブ ドライブユニット:パナソニック スポーツドライブユニット(定格出力 250W) アシスト方式:ミッドドライブ バッテリー:セミインテグレーテッドバッテリー 36V、8Ah 288Wh 充電時間:3時間 アシストモード:3段階(ECO/AUTO/HIGH) 航続距離:(82/57/44km) 関連リンク ...

高級スポーツバイクレンタル「CycleTripBase」法人向けプランを開始

ZuttoRide Sharingは7月28日、高級スポーツバイクレンタルの「CycleTripBase」で、通勤向けの法人向けレンタルプランをリリースした。 新型コロナウイルスの感染・拡大の影響で、通勤時の混雑を避けるために自転車で通勤する人が増加し、「新しい生活様式」における自転車通勤の推進が政府及び地方公共団体を中心に推進されており、自転車通勤を推進するための法人向けレンタルプランをリリースした。 法人向けプランは、ロードサービスや自転車保険、各種オプションが無料で付帯されるレンタルプラン。レンタル用自転車のラインナップは、本格的なカーボンロードバイクから、エントリーモデルのロードバイク、フルサスE-MTBもレンタル可能。 価格に関しては、Besv社のフルサスE-MTB、TRS2 AM(定価48万円)が毎月3万3000円(税込、以下同)、街乗り向けのE-Bike、Besv PSA1だと毎月1万8000円、人気のクロスバイクのGiant Escape R3だと毎月1万2000円でレンタル出来る。 法人向けプランでは、ロードサービス、賠償保険1億円/死亡後遺障害300万円/入院日額3000円の自転車保険、レンタル用自転車用ヘルメット、鍵、前後ライトが無料で全台付帯される。 関連リンク CycleTripBASE:https://cycletrip.jp/ja/

E-Bikeのアシストをスマホでチューニング Specialized製E-Bikeのアシストチューンのコツを解説

一部の電動アシスト自転車やE-Bikeのアシストは、スマートフォンに公式アプリを入れることでチューニングを行うことができるモデルが登場している。日本でアシストの公式チューニングを行うことができる機能があるE-Bikeは、2021年7月時点に関してはSpecializedが有名だろう。 日本市場でのSpecialized製E-Bikeといえば、軽量でコンパクトな自社ユニット「Specialized SL1.1」を搭載したE-Bike「Turbo SLシリーズ」が有名だ。Specialized Turbo SLシリーズには、ロードバイクタイプのTurbo Creo SLやマウンテンバイクタイプのTurbo Levo SL、Turbo Kenevo SL、クロスバイクタイプのTurbo Vado SL、シティタイプのTurbo Como SLがあるが、どのモデルでもアシストのチューニングが可能だ。 アシストのチューニングを行う際、スマートフォンアプリ「MISSION CONTROL」を入れて、E-BikeとBluetooth接続を行う。MISSION CONTROLには、アシストのチューニングだけでなく、E-Bikeの心臓部であるドライブユニットの診断などを行うことが可能だ。 https://youtu.be/dqiFUwKgvRw Turbo SLシリーズのアシストチューニングを変更できる項目は、サポートとピークパワーの2種類。MISSION CONTROLのアプリでの説明を簡単に訳すと、サポートはペダリング入力に対するモーターアシストの比率を指す。高いサポートレベルでは、多くのモーターパワーを出してサポートを行う。この場合、加速が速くなり、上りやすくなったり、速度を維持するのに必要な脚力が少なくなるとのことだ。一方で、バッテリーの消費量は増え航続距離が短くなり、緩い路面ではホイールスピンのリスクが高くなる。 ピークパワーはサポートモードごとにモーター出力を制限するモード。100パーセントの状態では全てのモーターパワーを使い、50パーセントの場合はモーターパワーの出力を半分に制限する。サポートを35パーセントに、ピークパワーを100パーセントに設定すると、モーターのパワーを100パーセント引き出すためにはライダーが多くの力で漕ぐ必要がある。一方で、モーターパワーを100パーセント以下に設定すると、ライダーがいくら力を出しても、モーターパワーを100パーセント出すことはできない。 サポート、ピークパワーの両方とも数値を下げるとバッテリーの減りが少なくなり、走行可能距離が伸びる。 アシストのチューニングを変えると乗り味はどれだけ変わるか 説明書にアシストのサポート・ピークパワーに関する内容が書いてあるが、チューニングを行ったことが無い人にとっては非常にわかりにくいだろう。 筆者は2021年秋にSpecialized Turbo Vado SLを購入し、スマートフォンアプリを使い、様々なアシストのチューニングを行ってきた。標準ではサポートとピークパワーの数値はそれぞれ35、65、100となっているが、MISSION CONTROLのアシストチューニングはシンプルにアシストの力強さを変えることができるだけでなく、サポートだけ数字を増やしたり、ピークパワーだけ数字を増やすことで、アシストの味付けを高ケイデンス重視、高トルク重視にすることができるようだ。 基本的にサポートだけの数字を増やすと(サポートが45、ピークパワーが35など)アシストの味付けは高ケイデンス重視になる。ピークパワーは同じだが、アシストの反応が良くなり、脚をクルクルと高回転で漕ぎやすくなる。 一方で、ピークパワーの数字を増やすと(サポートが35、ピークパワーが45など)アシストの味付けは高トルク重視になる。サポートの数字は同じなのでアシストの反応は従来通りだが、パワーが強くなるため、アシストが力強くなったと感じる。 筆者のSpecialized Turbo Vado SLは、どんなアシストのセッティングを行っているのか アシストチューニングで気になるのが、どんなアシストのセッティングを行っているのかと言うこと。標準設定ではサポートとピークパワーの数値はそれぞれ35、65、100だが、筆者のSpecialized Turbo Vado SLはサポートとピークパワーの数値は35/25、65/45、100/100となっている。 なぜ、サポートとピークパワーの数値は35/25、65/45、100/100となっているのかというと、ピークパワーを落としつつ、高ケイデンス重視で楽しく走り、アシストが切れる時速24キロまでスムーズに到達させることで、電池消耗を抑えるためだ。 因みに、サポートとピークパワーが共に100の最大アシストセッテイングを用意しているのかと言うと、峠道や力強い発進などに対応するため。特にSpecialized Turbo SLシリーズに搭載されているSpecialized SL1.1ユニットは、最大出力240W、最大トルク35Nmと、最大出力、最大トルク共に一般的な定格出力250WのE-MTB用ユニットと比較して半分以下のパワーとトルクで、最大サポートとピークパワーを多用することが多い。そのため、一番パワフルなモードは残しておくのが良いと判断した。 アシストチューニングは乗り味がガラッと変わるので、色々と数字を変えて試してみることをお勧めする。設定は最大で30個残せるため、自分好みのアシストチューニングが見つかったらすぐに残しておこう。 関連リンク Specialized:https://www.specialized.com/ MISSION CONTROL:https://www.specialized.com/jp/ja/missioncontrol-faq 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/44176

長距離アシストで重要!バッテリー容量が大きい電動アシスト自転車・E-Bikeランキング【初心者向け】

電動アシスト自転車やE-Bikeで重要な部品と言えばバッテリーだ。バッテリーは電動アシスト自転車やE-Bikeだけでなく、スマートフォンやタブレットPC、ノートパソコンといったバッテリーを使用する電気製品で重要な部品。電動アシスト自転車やE-Bikeに関してはモーターアシストの航続距離に関連するため重要だ。 かつては、電動アシスト自転車のバッテリー容量を表すのにアンペア時(Ah)を使うのが一般的だったが、現在は参考にならない。 現在主流なのが電力量(Wh)単位で表す方法。電力量(Wh)の計算は電圧(V)とアンペア時(Ah)を乗算するが、この方式を採用しているのは、メーカーによって電圧が違うため、バッテリー容量(Ah)だけでは意味が無いため。参考に一般的な電動アシスト自転車の電圧は25.2Vで、シマノやボッシュといった一般的なE-Bikeは36V、スペシャライズド Turbo SLシリーズは48Vを採用している。 今回のバッテリー容量が大きい電動アシスト自転車、E-Bikeランキングでは電力量(Wh)計算で実施する。 バッテリー容量が大きいE-Bikeランキング 最初にバッテリー容量が大きいE-Bikeのランキングを発表しよう。ジャンルに関しては、以下の通りとなる。 ロード=ロードバイクタイプのE-Bike クロス=クロスバイクタイプのE-Bike E-MTB=マウンテンバイクバイクタイプのE-Bike シティ=街乗り向けのE-Bike 折りたたみ=折りたたみ自転車タイプのE-Bike ミニベロ=ミニベロタイプのE-Bike EU仕様=ヨーロッパ仕様のE-Bikeで日本での公道走行不可 FANTIC XTF1.5 CARBON(EU仕様E-MTB):720Wh SCOTT GENIUS eRIDE 2 - JAPAN SPEC LIMITED(E-MTB):630Wh TREK Rail 9.7/Rail 5 2021年モデル(E-MTB):630Wh TREK PowerFly 2021年モデル(E-MTB):630Wh FANTIC ISSIMO(シティ):630Wh FANTIC XF1 INTEGRA(EU仕様E-MTB):630Wh MERIDA eONE.SIXTY 10K(E-MTB):630Wh BESV TRSシリーズ(E-MTB):504Wh Miyata RidgeRunner(E-MTB):504Wh Miyata RidgeRunner 8080(E-MTB):504Wh MERIDA eONE.SIXTY 500(E-MTB):504Wh MERIDA eONE.SIXTY...

【絶版E-Bikeアーカイブ】TREK Verve+(2019年)

TREKが日本市場のE-Bikeに初めて参入したモデルがVerve+シリーズだ。Verve+は、コミュータータイプのクロスバイク型E-Bike。フレーム埋め込み型フロントライトや、テールライト付きリアフェンダーを装備し、夜間走行でも安心感が高い。街乗り重視のコミュータータイプのE-Bikeらしくキックスタンドを搭載。 ドライブユニットはBosch Active Line Plus。定格出力250W、最大トルク50Nmの街乗り、サイクリング用ユニットでスムーズで静かなアシストが特徴。バッテリーはBosch PowerPack300で容量は300Wh。PowerPackシリーズはPowerPack300(300Wh)、PowerPack400(400Wh)、PowerPack500(500Wh)の3種類があり、互換性がある。 後に登場したVerve+ LowStepは、跨ぎやすいステップスルータイプのフレームを採用したモデル。ハンドルはやや手前に曲がったトレッキングバイク風のハンドルで、角度調整可能なステム、乗り心地を重視したシートポストサスペンションを装備した。   Verve+、Verve+ LowStepの価格は23万1000円(税抜)。 TREK Verve+のスペック フレーム:Alpha Gold Aluminum, custom designed for Bosch Active Line system, rack mounts, internal cable routing フロントフォーク:Verve+ alloy 重量:20.5kg ブレーキ:Shimano MT200 hydraulic disc ギア(前):Miranda Delta, for Bosch Active Line, 38T steel, w/alloy...