マンスリーアーカイブ 6月, 2019

ルノーの折りたたみ自転車 ミラクルライトシリーズに16インチと20インチ版が登場か

ルノーの折りたたみ自転車「ライトシリーズ」は様々なモデルがある。その中でも「ミラクルライト」シリーズは、真空蒸着メッキを採用した独特のブルーカラーに、高級感ある軽量パーツを採用した折りたたみ自転車として有名だ。 2019年6月10日時点では、ルノー・ミラクルライトシリーズは、14インチ折りたたみ自転車の「ミラクルライト6」のみの展開だ。 ヨコハマサイクルスタイル2019のブースでは、16インチモデルと20インチモデルのミラクルライトシリーズが展示されていた。 16インチモデルの「ミラクルライト7」の重量は7.9kgと8kg切りを達成した。変速に関しては、軽量化のためか外装3段変速を採用。このような外装3段変速は、14インチ折りたたみ自転車(BYA412系統)に使われていることで有名だ。 20インチバージョンに関しては、元車種は「プラチナマッハ8」だと思われる。 ブレーキは、キャリパーブレーキに変更されており、軽量化と高級感を実現した。折りたたみステムはプラチナマッハ8と同じく中折れ式を採用。そのため、ドロップハンドル化等のカスタムは難しく、他の折りたたみ自転車の外折れ式ステムを使う必要がある。車体重量はプラチナマッハ8と同じく8.9kg。 https://www.cyclorider.com/archives/31253

「写真の町」北海道上川郡東川町を中心にしたインバウンド向け広域シェアサイクルを開始

「写真の町」として知られる北海道上川郡東川町を中心に旭川市・東神楽町の1市2町で、インバウンド(訪日観光客)向けの広域シェアサイクルの実証実験を開始した。 実証実験の中心となる東川町は、北海道の中央に位置し、移住者が増加している町として近年注目されている。旭川空港から車で10分というアクセスの良さに加え、大雪山国立公園にも近く大自然に包まれ、1985年には「写真の町」、2014年には「写真文化首都」を宣言した。また、東川町国際写真フェスティバルや写真甲子園などを通して、写真文化の中心地とした独自のまちづくりとしても有名だ。 2018年、旭川空港の国際ターミナル増設により海外定期便が発着し、韓国・台湾などアジアからのインバウンド(訪日観光客)が増加している。こうした訪日観光客に滞在期間中の手軽な移動手段を提供することで、地域の魅力を知ってもらい、継続的に来訪してもらうための施策の一環として、シェアサイクルを導入することになった。 今回のシェアサイクルの導入は、2019年6月より10月までの5ヶ月間、旭川空港、旭山動物園など7ヶ所にポートを設置し、30台の電動アシスト自転車によって行われる。利用料金は、6時間1,500円、12時間1,800円の2プラン。 また、東川町国際写真フェスティバルの期間中には、2019年4月から5月にかけて京都で行われた「KG+」での取り組みと同様に、より手軽にシェアサイクルを利用できるプランを用意するなど、フェスティバルへの来訪者の回遊促進や街の魅力の発信に協力する。 ◆実証実験概要 ポート設置場所:道草館(東川町の道の駅)、旭川空港、旭山動物園、旭川駅前、森のゆ 花神楽、IYASU HOSTEL、キトウシ森林公園 実施台数   :30台(電動アシスト自転車) 実施期間   :2019年6月〜10月中旬 利用料金   :6時間 / 1,500円(税抜)、12時間 / 1,800円(税抜) ◆実証実験の体制について 本実証実験は「一般社団法人ひがしかわ観光協会」(http://www.welcome-higashikawa.jp)、「有限会社アグリテック」(http://www.agtec.co.jp)、「一般社団法人大雪カムイミンタラDMO」(https://www.taisetsu-kamui.jp/)、「東神楽町」(https://www.town.higashikagura.lg.jp/)と、シェアサイクル運営・運営支援をする「コギコギ株式会社」(http://cogicogi.jp)が共同で行います。ひがしかわ観光協会が実施主体、アグリテックが運営主体、シェアサイクルのシステム提供をコギコギ担います。

BESVから新型E-Bike3モデルが発表 E-MTBに折りたたみタイプも登場

アジアやヨーロッパ、北米で展開しているE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)ブランドのBESV(ベスビー)から、3種類の新モデルが発表された。今回発表されたのは、折りたたみタイプのE-Bike「PSF1」、ハードテールE-MTB「TRS2 XC」、フルサスペンションE-MTB「TRS2 AM」の3モデルとなる。 6月6日に行われた新モデル発表イベントでは、株式会社BESV JAPAN取締役会長「アンディー・スー」氏の挨拶に始まり、株式会社BESV JAPAN代表取締役社長「澤山俊明」氏の新モデルプレゼンテーション、スポーツe-Bikeナビゲーター「栗村修」氏と、モデル「福田萌子」さんのトークセッション、女優・創作あーちすと「のん」さんのトークセッションも行われた。 株式会社BESV JAPAN取締役会長「アンディー・スー」氏の挨拶では、2018年度は販売台数が伸びており、アジアやヨーロッパ、アメリカでの売り上げが非常に好調だと語っていた。また、日本でBESVアンバサダーを行っている「のん」さんを、台湾でもBESVアンバサダーとして採用すると発表。のんさんの台湾BESVアンバサダーの就任により、」日本のE-Bikeトレンドを台湾へ広がる事に期待していた。 そして、スポーツE-Bikeナビゲーターの「栗村修」氏と、モデル「福田萌子」さんとのトークセッションも行われた。「栗村修」氏は、ヨーロッパのE-Bikeブームの主流であるE-MTBの流行から、スポーツ自転車の主流がE-Bikeになると予想。クロスバイクタイプの「JF1」に乗っているモデルの「福田萌子」さんは、仲間と楽しく走ることができ、新たな魅力を広げるE-Bikeの魅力を語っていた。BESVのアンバサダーに就任し、ミニベロE-Bike「PS1」に乗っている「のん」さんは、折りたたみタイプのE-Bike「PSF1」がデザイン性と簡単に折り畳めることに驚いたとのこと。 今回発表された3車種(PSF1・TRS2 XC・TRS2 AM)を紹介 PSF1は、BESVのミニベロE-Bike「PSシリーズ」の折りたたみ自転車バージョン。PSシリーズの流れを組む車体デザインを採用しつつ、フロントフォークとスイングアーム、ハンドルステムを折りたためる。オプションでキャスター付きキャリアやハードケースなどが用意される。価格は¥245,000(税抜き)で、2019年10月に発売予定。 TRS2 XCは、アルミフレームにダウンチューブに取り外し式内蔵バッテリーを装備したハードテールE-MTB。ドライブユニットはシマノ・STEPS E8080を搭載し、27.5×2.35タイヤを装着。オプションでフェンダー&リアキャリアが用意されており、街乗りから本格的なオフロードライドまで楽しめる。価格は¥360,000(税抜き)で、2019年8月23日発売予定。 フルサスペンションE-MTB「TRS2 AM」は、前後150mmトラベルのサスペンションと27.5×2.6タイヤを採用したオールマウンテンタイプ。TRS2 XCと同じようにダウンチューブに取り外し式内蔵バッテリーをとシマノ・STEPS E8080ドライブユニットを搭載し、本格的なオフロードライドが行えるE-MTBだ。価格は¥445,000(税抜き)。TRS2 XCと同じく、2019年8月23日発売予定。 BESV JAPAN:https://besv.jp/