マンスリーアーカイブ 6月, 2019

シェアサイクルアプリ「PiPPA!」でWi-Fiスポット自動接続サービスを開始

エコネクトと、オーシャンブルースマートは、シェアサイクルサービス「PiPPA」にて公衆Wi-Fiスポット自動接続サービスを提供する。 「PiPPA」は、決まった所で貸し借りを行うレンタサイクルではなくIoT技術と専用アプリを用い、専用駐輪場間で自由に自転車を乗り降りすることが可能なシェアサイクルサービス。ユーザーの日常使いの強化や、観光客様の利便性向上を目的とし、Wi-Fi自動接続機能を夏ごろに提供を開始する。 エコネクトは、入店障壁の低いファストフード店、カフェ、商業施設、インフラとして多くの人が利用する東海道新幹線や全国の主要駅、空港、などの公衆無線LANスポットに 1 つのIDで簡単に接続できるサービス「エコネクトWi-Fi」を提供している。アクティブユーザーを増やしていきたいアプリ事業者様や、ギガ消費が激しいアプリを提供しているアプリ事業者から、Wi-Fi接続サービスの提供やWi-Fiスポットを利用した新たなサービスを提供したいという要望があり、自社のアプリに W i-Fi 自動接続機能を簡単に組み込むことができる新サービス「Econnect Smart Kit」を開発。今回「Econnect Smart Kit」を使用したサービスの第1弾となる。 機能は有料Wi-Fiスポットへの自動接続と、Wi-Fiスポット情報の取得(MAPスポット情報提供)。接続可能スポットは下記のロゴマークのあるお店や施設で高速Wi-Fiへの接続が可能。 マクドナルド・スターバックス・ルノアール喫茶店・都営地下鉄・主要空港などでWi-Fiが必要なスポットで主に利用できる。 https://pippa.co.jp

E-カーゴトライク STROKE ACTIVE CARGO TRIKE T4に試乗した感想【E-bike】

普通自転車枠に収まる前2輪電動アシストカーゴトライクとして注目されている「 STROKE ACTIVE CARGO TRIKE」。2019年5月にオリジナルフレームのプロトタイプ「T4」が公開された。今回、試乗できる機会があったため、感想を紹介しよう。 ヤマハ・PW-Xに近い感覚の某国産ブランドドライブユニット STROKE ACTIVE CARGO TRIKE T4には、日本では売られていない某国産ブランドドライブユニットを日本仕様にリセッティングした物を搭載している。48V電圧に最大トルク95Nmと日本国内では類を見ない高電圧・高トルクだ。今回試乗した限りでは、アシストの味付けはヤマハ・PW-Xに似ていると感じた。( PW-Xは海外版WebページではEXPW modeで80Nm、 High/STD/Eco/+Ecoで70Nm)パナソニック・スポーツドライブユニットみたいに発進時の飛び出し感もなく、脚力に合わせて綺麗にアシストを追従し、その気になったらハイパワーでアシストするヤマハらしさがあり、大手ブランドに引けを取らない一線級のドライブユニットだ。 実際、荷物積載無しで最大アシストで走行すると、30kgオーバーの3輪カーゴバイクが、車体重量20kgクラスのE-クロスバイクと錯覚する感覚があった。風変わりなデザインに感じるがスポーツE-Bikeの一角に入るだろう。ベルトドライブを採用しているが、ベルトが壊れるような不安感は特に無い。ベルドドライブ特有の踏み込みのソフトな柔らかさとスポーティな爽快感を両立している。 気になるのは、このドライブユニットが日本にやってくるのかどうか。某国産ブランドドライブユニットと表記しているのは、このブランドのドライブユニットが日本で販売するかはまだ不明とのこと。ヤマハ・PW-Xと同レベル、もしくはそれ以上のドライブユニットを様々な会社に供給できたら、日本のE-bike界の力関係が変わる可能性もある。 前2輪で達成した安定感 STROKE CARGO TRIKE T4の売りなのが前2輪機構。今回試乗したT4は、かつての試作モデル(T3.5)と比べて、普通に運転することができる。今回、調整不足のため、車体を限界まで倒して曲がることはできなかったが、これで峠を下ってみたいと感じたほど完成度は高かった。筆者が気に入ったのは、ブレーキをかけた時の安定性の高さと制動距離の短さ。前2輪機構を採用したことにより、一般的な自転車よりも安定性が高いのもあるだろう。 ネックは「売り方」 STROKE ACTIVE CARGO TRIKEでネックになるのは売り方だろう。業者からの反応が良いとのことだが、125ccクラスのオートバイ並に高価な車体価格になるため、一般的な販売方法では、車体価格が高価なので失敗する可能性もある。帝都産業(http://www.teito-co.com)のように、個人・法人を問わずマンスリーレンタルや、レンタサイクルでの貸し出しを行い、気軽に体験してユーザーの心を掴むのも1つだろう。 関連リンク https://stroke-design.com/

ブリヂストン・ヤマハのハンドルロック搭載自転車が343万台リコール

2019年6月24日、ブリヂストンサイクルとヤマハ発動機は電動アシスト自転車を含む自転車のリコール(改修・無償修理)を発表。対象となる自転車は2003年9月から2015年5月に製造された自転車・電動アシスト自転車で、約343万台。リコール対象車種は、ハンドルロック「一発二錠」を搭載した自転車・電動アシスト自転車。ハンドルロックケースの破損などが原因で錠が誤作動し、走行時にハンドル操作が出来なくなることによる重傷事故が発生している。 現在対象製品を使用中の場合乗車前点検で、ハンドルロックのケースが破損と、施錠・開錠を識別する表示窓を確実に表示するか確認し、開錠時はハンドルの動きに引っかかりがないかも確認の注意喚起を行っている。以下の2項目を必ず確認し、異常が確認された場合は、直ちに対象車種の使用を中止を発表している。 今回のリコール対象車種に関しては、ハンドルロック(一発二錠)の表示窓部のラベル色と、車種略号・商品コードで対象車種か確認できる。詳しい内容は公式サイトから参照のこと。 ブリヂストンサイクル ハンドルロック「一発二錠」搭載自転車・電動アシスト自転車の無償点検・改修のお知らせ:https://www.bscycle.co.jp/info/2019/6624 ヤマハ発動機 【無償修理】ハンドルロック「一発二錠※1」搭載電動アシスト自転車の無償点検・改修のお知らせ:https://www.yamaha-motor.co.jp/recall/pas/2019-06-24/