マンスリーアーカイブ 5月, 2018

ブリヂストンの折り畳み自転車 CYLVA F6F/F8Fを解説 欧米系折り畳み自転車との違いも紹介

ブリヂストンサイクルの折り畳み自転車は、大径車輪を採用したトランジットスポーツG26、18インチの小径車輪を装備し街乗り用に特化したマークローザF、20インチの小径車輪を採用しアルミフレームでスポーティさを売りにしたCYLVA F6F/F8Fがある。その中でも、CYLVA F6F/F8Fは低価格で購入でき、スポーティな折り畳み自転車として知られている。今回はCYLVA F6F/F8Fのグレードの違い、欧米系の折り畳み自転車との違いを解説する。 ブリヂストン・CYLVA F6F/F8Fと、欧米系折り畳み自転車との違い 折りたたみ自転車といえば、Brompton・BD-1・Dahon・Tern等の欧米系ブランドのモデルが殆どで、日本ブランドの折りたたみ自転車はあまり一般的ではない状況となっていて、安価なエントリーモデルの折りたたみ自転車でもDahonタイプが一般的となっている。 そんな折りたたみ自転車の世界で、珍しくDahonのライバルになりそうなのがCYLVA F6F/F8Fだ。 今回新宿バイシクルフェスタでCYLVA F8Fを見たり試乗してきたが、Dahon等の欧米系折りたたみ自転車とは大きく違う部分がある。それは車体がコンパクトで身長が低い人でも乗りやすいのが特徴ということだ。 通常の欧米系折りたたみ自転車は、サドル~ハンドル間が長いモデルが多い。そのため身長が低い人は前傾姿勢になりやすく、乗りにくいモデルが多い。一方でCYLVA F6F/F8Fは、サドル~ハンドル間が欧米系折りたたみ自転車よりも短く、身長が低い人でも乗りやすいようになっている。また、通常の折りたたみ自転車ではステムの長さが0ミリなモデルが多いが、CYLVA F6F/F8Fは通常のスポーツ自転車のようにアヘッドステムが装備されていて、ステム交換を行うことで調節が可能のように見える。 Dahonのほうが跨ぎやすく、シートポストを一番下にすると折りたたみ時に自立を行い、低重心でコンパクトに折りたためるフレーム設計と比べると、CYLVAは少し見劣りするが、安価で身長が低い人でも乗りやすく、スポーティな折りたたみ自転車が欲しい人にはピッタリだろう。 因みに、CYLVA F6F/F8Fの適応身長は、148~179cmとなっており、身長が高い人にはCYLVA F6F/F8Fを買うのなら、DAHON等の欧米系20インチ折りたたみ自転車を買うのを薦める。身長が高いとサドル~ハンドル間が短すぎて窮屈で、無理やりサドルを上げてもハンドル高調節機構が無いため、前傾姿勢になり乗りにくくなるためだ。身長180cm以上の人は不可、身長175cm以上の人は要確認だろう。 ブリヂストン・CYLVA F6F/F8Fのグレードの違い CYLVA F6F/F8Fの違いは、主にスプロケットとタイヤの太さ、フロントフォークの材質が違う。低価格モデルのCYLVA F6Fが価格重視の外装6段変速とスチールフォークを採用し、タイヤも1.5インチ幅とやや太めで安定性重視の構成なのに対して、グレードが高いF8Fはスポーティな走りを売りにしており、外装8段変速に軽量なアルミフォークを採用している。タイヤはF6Fよりも細い1.25インチ幅を採用している。CYLVA F6F/F8F共通で、フロントバッテリーライト・ワイヤー錠・センタースタンド・3年間盗難補償を装備している。 ブリヂストン・CYLVA F6F:¥44,800 ・折りたたみサイズ:83.5cm×44cm×72.5cm ・本体重量:約12.4kg ・変速機:外装6段変速(前52T・後ろ14-28T) ・タイヤサイズ:20×1.5インチ CYLVA F6Fは4万円台で購入できるお買い得な折り畳み自転車だ。4万円台の折り畳み自転車では珍しく、車輪の着脱が容易に行うことができるクイックリリース方式を採用している。折り畳みサイズは大きいが4万円台の折り畳み自転車の中ではお買い得な1台となっている。 ブリヂストン・CYLVA F8F:¥59,800 ・折りたたみサイズ:83cm×42.5cm×72cm ・本体重量:約11.6kg ・変速機:外装6段変速(前52T・後ろ11-30T) ・タイヤサイズ:20×1.35インチ CYLVA F6Fの上級モデルがCYLVA F8F。外装8段変速に軽量なアルミフォーク、制動力に定評があるシマノ・T4000 Vブレーキを採用し、F6Fと比較してお金をかけた折り畳み自転車となっている。タイヤサイズは20×1.35と細めのタイヤを採用しており、安定性よりもスポーティな走行感を重視した折り畳み自転車となっている。

モバイルロードバイク Pacific Reachのすべて タルタルーガとの違いも解説

台湾の折り畳み自転車ブランド「Pacific Cycles」では、様々な折り畳み自転車がラインナップされているが、その中でもReachは走行性能を重視した折り畳み自転車として知られている。現行型のReachはスポーツ性能を重視した折り畳み自転車になっており、メーカーサイトによるとモバイルロードバイクとのことで、スイングアームとフロントフォークを折り畳む構造と前後エストラマーサスペンションを搭載することで、700Cロードバイクの走行性能に近づけているのを売りにしている。 タルタルーガ・Type-SとPacific Reachの違い タルタルーガ Type Sportには多くの兄弟車があり、タルタルーガ Type-Sの製造元であり元祖でもある「Pacific Reach」は、Tartaruga Type Sportに似たようなモデルから、独自の折りたたみモデルのIF Reachまで数々のモデルをラインナップしていた。 現在Pacificから出ているReachは、Tartaruga Type Sportとは違うモデルとなっている。そこで、Tartaruga Type SportとPacific Reachは、試乗した感想やネット上の意見を参考にしてどのくらい違うのかまとめてみた。 REACHのほうが現代的なフレーム形状を採用している 2005年に登場したTartaruga・Type-Sは、登場時から殆どスタイリングが変わらない。一方、Pacific Reachは2015年モデルから、立体的なフレームパイプを採用したスタイルとなり、ロードバイク風のシャープな形状となった。 荷台の装着等はTartaruga Type-Sのほうが有利 Tartaruga Type-Sは、純正オプションで前後荷台の装着ができる。フレーム形状的にアフターパーツの荷台を装着するのは非常に難しいため、純正オプションで前後荷台があるのは有利で、荷物を多く積んで長距離を走ることができる。ただし、荷台の価格は高価なので注意が必要だ。因みにPacific Reachは荷台はリアキャリアしかない。 Tartaruga Type-SとPacific Reachのブレーキの違い Tartaruga Type-Sのブレーキはロングアーチタイプのキャリパーブレーキを採用している。一方、Pacific ReachはAvid BB7機械式ディスクブレーキを装備している。ブレーキの効きに関しては、どちらもマウンテンバイク用のブレーキみたいに強烈に効くわけでは無いが、必要十分と感じた。 Tartaruga Type-SとPacific Reachのサスペンションの違い Tartaruga Type-SとPacifi Reachには、前後サスペンションを搭載している。小径車の弱点の1つである振動の強さをサスペンションを装着して解決するためで、両車とも大きい段差を通過するのではなく細かい振動を抑えるサスペンションとなっているが、サスペンションの硬さは違う。 Tartaruga Type-Sの場合、フロントサスペンションはトレーリングアーム方式、リアサスペンションはPacificオリジナルサスペンションを採用している。サスペンションは細かい振動を取るのを重視していて、乗り心地はマイルドとなっている。これはTartaruga Type-Sのユーザーインプレッションでも見ることが出来る。 Pacific Reachは、Tartaruga Type-Sのサスペンションの考えをそのままにして、サスペンションの設計をシンプルにしている。前後サスペンションは恐らくエストラマーを採用している。Pacific Reachのサスペンションは、Tartaruga Type-Sよりも稼働域が小さい。Reachのサスペンションは沈み込みは最低限に押さえて、乗り心地よりもスピードを重視した設計となっている。 Tartaruga Type-SとPacific Reachの乗車姿勢の違い 上:Tartaruga Type Sport 下:Pacific Cycles REACH T20 Tartaruga Type-SとPacific Reachにはフラットハンドルモデルがあるが、乗車姿勢を見るとコンセプトの違いがわかる。Tartaruga Type-Sは、高さ調整が可能なアジャスタブルステムにアップライトなハンドルを装備しているため、アップライトな姿勢で楽しみたい人から、前傾姿勢で乗りたい人まで、幅広いユーザーに使用できる。 Pacific Reach T20の場合、ステムには調整機能はなく、通常のフラットハンドルが装備されている。Tartaruga Type-Sのようにアップライトな乗車姿勢で乗る考えではなくて、前傾姿勢で乗る考えのようだ。 安価なカスタムベースモデルがあるTartaruga Type-S。フレームセットがあるPacific Reach Tartaruga Type-SにはエントリーモデルのSDがある。価格は16万円以上するため安くないが、取り敢えず乗るためのエントリーモデルと思えばいいだろう。Pacific...

ルノー・ライトシリーズの全て 軽さとコスパを売りにした折り畳み自転車を紹介

様々な自動車ブランドの自転車を製造しているGicの中で、ルノーライトシリーズは本格的な自転車ブランドの自転車にも劣らない折りたたみ自転車をラインナップしている。 ルノーライトシリーズは走行性能と折り畳み性能を両立した20インチ折り畳み自転車シリーズ。ポタリング重視で折り畳み時のコンパクトさも重視した16インチ折りたたみ自転車シリーズ。コインロッカーに入るほどコンパクトで、短距離走行を目的とした14インチ折りたたみ自転車シリーズに別れている。今回はルノーライトシリーズのすべてのモデルを解説する。 20インチシリーズ 一般的に20インチ折りたたみ自転車は、汎用性とコストパフォーマンス、折りたたみ性能を両立しているため、多くの会社がラインナップしている。しかし、軽量・小型を重視したルノー・ライトシリーズでは20インチ仕様の折りたたみ自転車はライト10のみの展開となっている。折りたたみ自転車が欲しいが、平坦な道でのちょっとしたサイクリングも楽しみたい人に向いている。 ライト10/重量10.8kg/46,000円 ・折りたたみサイズ:83cm×45cm×62cm ・本体重量:約10.8kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:7段変速 ・タイヤサイズ:20×1.75インチ ルノー・ライトシリーズで唯一の20インチ折りたたみ自転車。4万円台の20インチ折り畳み自転車ながら重量10kg台を達成しているのが特徴だ。軽さを重視した折りたたみ自転車ながら、上下調節可能なハンドルステムを採用し、幅広い身長の人にマッチした設計となっている。転倒したとき、変速機の取付台座が曲がった場合でも交換することで元に戻すことが出来るリプレイスハンガーを採用している。 ミラクルマッハ8/重量8.9kg/98,000円 ・折りたたみサイズ:85cm×38cm×62cm ・本体重量:約8.9kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:9段変速 ・タイヤサイズ:20×1-1/8(451) 20×1-1/8(451)と、28ミリ幅クラスの幅が細いタイヤを装着したスポーツ折りたたみ自転車。ミラクルライトシリーズのため独特のアルミメッキフレームに、軽量パーツを搭載したスペシャルモデルだ。 https://www.cyclorider.com/archives/31253 16インチシリーズ 20インチよりも車輪のサイズが小さい16インチシリーズの特徴は、折りたたみ時のコンパクトさを持っていながら、そこそこの走行性能を持っていることだろう。ルノー・ライトシリーズの中心となっている14インチシリーズは、車輪が非常に小さい超小径車扱いのため、路面の段差に気をつける必要が多いが、16インチシリーズなら、14インチよりは気を使わなくて済む場合が多い。(ただし、通常の自転車のように段差を躊躇しないで走行するなど荒っぽく扱うのは厳禁だ) ルノー・ライトシリーズでは、アルミフレームを採用したライト9、マグネシウム素材を採用したマグネシウム8、カーボンフレームを採用したカーボン8がラインナップされている。 ライト9/重量9.6kg/46,000円 ・折りたたみサイズ:72cm×43cm×63cm ・本体重量:約9.6kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:6段変速 ・タイヤサイズ:16×1.2インチ ルノー・ライトシリーズ16インチ系統の中ではエントリーモデルに位置するのがライト9。重量9.6kgと20インチのライト10よりも軽量だ。小径車としてはやや軽めのギア比(前46T・後ろ14-28T)を採用しており、スピードを出す折り畳み自転車よりは、街乗り重視の折り畳み自転車だろう。 ルノー・ライトシリーズには14インチで外装3段変速を採用したウルトラライト7LEというモデルがある。16インチのライト9がウルトラライト7LEに勝っているのは、16インチホイールを採用したことにより、多少の段差でも躊躇しない乗りやすさと、6段変速を採用したことにより細かくギアを変速することで長い時間も楽に走れることだろう。 ミラクルライト7/重量7.9kg/93,000円 ・折りたたみサイズ:70cm×37cm×57cm ・本体重量:約7.9kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:3段変速 ・タイヤサイズ:16×1.5インチ 16インチモデルでは、車体重量8kgを切るお買い得な1台。外装3段変速を採用しており、短距離走行と軽さに割り切った折りたたみ自転車。14インチモデルよりも安定感が高いのが欲しい人にあっている。 https://www.cyclorider.com/archives/31253 カーボン8/重量8.9kg/170,000円   ルノー・ライトシリーズ16インチシリーズではフラグシップモデルに相当するのがカーボン8だ。車体重量はマグネシウム8より重く、軽さを重視する人には向かないだろう。しかし、航空機にも採用されている東レT700カーボン素材を採用した滑らかなフレームデザインに、油圧式ディスクブレーキを装備したカーボン8は16インチモデルのフラグシップモデルと言える内容を持っている。 14インチシリーズ ルノー・ライトシリーズで一番力を入れているのが14インチシリーズだ。5万円台で車体重量7kg台を達成したウルトラライト7のヒットにより、ルノーライトシリーズには様々な14インチモデルが登場している。低価格で買い得なライト8から、価格と軽さのバランスが取れているウルトラライト7、アルミフレームながら重量6kg台を実現したプラチナライト6などの様々なモデルが存在する。 ライト8/重量8.3kg/40,000円 ・折りたたみサイズ:70cm×36cm×54cm ・本体重量:約8.3kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前46T・後ろ11T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ 14インチライトシリーズの中で一番低価格のモデルがライト8。4万円台で車体重量8kg台を達成している14インチ折り畳み自転車だ。上級モデルのウルトラライト7やプラチナライト6といった超軽量折り畳み自転車がラインナップされているため、低価格モデルのライト8はあまり注目されない。しかし、実売価格3万円台で購入できるため、頻繁に折り畳んで使用するのでなければライト8はお買い得とも言える折り畳み自転車だろう。   ウルトラライト7F/重量7.4kg/60,000円 ・折りたたみサイズ:69cm×33cm×59cm ・本体重量:約7.4kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前47T・後ろ10T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ 実売5万円台で重量7kg台を達成した14インチ折りたたみ自転車で有名なウルトラライト7の後継モデル。フロントフォークは滑らかな鍛造フロントフォークを採用し、前後車輪は簡単な工具で交換できる仕様となった。軽さ、タイヤの太さによる安定性14インチライトシリーズのなかでは価格と走行性能のバランスが取れている一台だ。 https://www.cyclorider.com/archives/18891 ウルトラライト7 TRIPLE/重量7.8kg/63,500円 ・折りたたみサイズ:65cm×30cm×55cm ・本体重量:約7.8kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:外装3段変速(前47T・後ろ11-13-15T) ・タイヤサイズ:14×1.35インチ ウルトラライトシリーズで唯一の多段変速仕様。外装3段変速を採用することで、多少の坂道でも上ることができる自転車となった。変速機を搭載しながら、重量7kg台を達成できた理由のひとつに、タイヤを軽量で細いタイヤに交換したのもある。そのため、荒い路面ではとられそうになる場面があるが、気になるのなら太いタイヤに交換するのが良いだろう。ルノー・ライトシリーズには、16インチ仕様のライト9が存在する。ウルトラライト7 LEがライト9よりも有利な所は、14インチホイールを採用したため折り畳んでも、スペースをあまり取らないことだろう。 プラチナライト6 /重量6.8kg/65,000円 ・折りたたみサイズ:65cm×36cm×55cm ・本体重量:約6.8kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前47T・後ろ11T) ・タイヤサイズ:14×1.35インチ ウルトラライト7のフレームの設計を見直し、アルミフレームながら車体重量6kg台を達成したのがプラチナライトシリーズ。マグネシウム6やカーボン6、ブラックチタン6といった高価格モデルと比較しても引けを取らない車体重量のため、超軽量クラスでコストパフォーマンスに優れた14インチ折りたたみ自転車だ。軽量化するために、細いタイヤにしているため、荒れた路面でのハンドリングに不安な可能性がある。その場合は太いタイヤに交換すれば良い。 ミラクルライト6/重量6.7kg/83,000円 :フレーム/Aluminum :本体重量/約6.7kg(ペダル、スタンドを除く) :タイヤ/14×1.35 :折りたたみサイズ/670mm×340mm×560mm :Single Speed 独特の光沢があるアルミバテッドフレームに、高級感があるパーツを採用したミラクルライト6。車体重量は僅か6.7kgと非常に軽量だ。 https://www.cyclorider.com/archives/31253 カーボン6 /重量6.7kg/150,000円 ・折りたたみサイズ:60cm×31cm×66cm ・本体重量:約6.7kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前45T・後ろ9T) ・タイヤサイズ:14×1.35インチ 東レT700カーボン素材を採用したカーボン6は、重量6.7kgと軽いが、カーボン6の一番の特徴はデザインだろう。滑らかなフレームデザインとシートポストは、16インチ折りたたみ自転車のカーボン8の小型版とも言ってもいいだろう。ルノーライト14インチシリーズの中では、唯一ハンドルポストの上下調整ができない。   販売終了モデル マグネシウム8/重量8.5kg/90,000円 ・折りたたみサイズ:71.5cm×41cm×57cm ・本体重量:約8.5kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:7段変速 ・タイヤサイズ:16×1.5インチ マグネシウム素材を採用し、8kg台を達成した折りたたみ自転車。ライト9より太い1.5インチ幅のタイヤを装備し、ライト9よりも1段多い外装7段変速を装備している。ギア比もライト9よりも速度が出やすいギア比(前47T・後ろ11-28T)を採用している。フレームデザインはライト9に似ているが折り畳みサイズはライト9よりも若干小さい。 Cr-mo ライト8/重量8.5kg/40,000円 ・折りたたみサイズ:70cm×39cm×53cm ・本体重量:約8.5kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前47T・後ろ11T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ フレーム素材にクロモリ素材を採用したモデルがCr-moライト8。一般的にクロモリ素材はアルミ素材よりも重いと言われているが、アルミ素材を採用したライト8と比べて僅か0.2kg重いだけとなっている。同価格帯のライト8はポップなカラーリングが多いが、Cr-moライトはクロムポリッシュ仕上げのカラーを採用している。 ウルトラライト7/重量7.4kg/60,000円 ・折りたたみサイズ:69cm×33cm×59cm ・本体重量:約7.4kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前47T・後ろ10T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ 実売5万円台で重量7kg台を達成した14インチ折りたたみ自転車。ウルトラライト7のヒットにより本家DAHONからDoveから登場し、14インチ折りたたみ自転車ブームを生んだ1台だ。シールドベアリングや、大径チェーンリングを採用することで、ライト8よりも高速走行が可能なのを売りにしている。シートポストは溝が入っており、シートポストの上下調整を瞬時に行うことができる(通常のシートポストに交換可)。14インチライトシリーズのなかでは価格と走行性能のバランスが取れている一台だ。 マグネシウム6 /重量7.0kg/85,000円 ・折りたたみサイズ:64.5cm×36cm×56cm ・本体重量:約7.0kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前47T・後ろ10T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ フレームにマグネシウム素材を採用したマグネシウム6は、登場時は超軽量折りたたみ自転車として有名だった。車体重量は7kgとルノー・プラチナライト6よりも重いが、プラチナライト6はマグネシウム6よりも細い軽量タイヤを装備しているため、フレームのポテンシャルは低くはないと思う。 ブラックチタン6 /重量6.9kg/200,000円 ・折りたたみサイズ:67cm×34cm×57cm ・本体重量:約6.9kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前41T・後ろ9T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ ルノーライトシリーズで唯一チタン素材を採用したブラックチタン6。一般的にチタンフレームはポリッシュ仕上げを行いチタン素材を活かした自転車が多いが、ブラックチタン6はポリッシュ仕上げではなくブラックカラーを採用しているのが特徴。