マンスリーアーカイブ 2月, 2018

【フラットバーグラベルロード】Marin Nicasio SEとBREEZER RADAR CAFEを解説

一般的にグラベルロードといえば、ドロップハンドルを採用した自転車が殆どだが、一部の会社では、フラットハンドルを採用したグラベルロードも存在する。このようなフラットバーグラベルロードは、通常のクロスバイクよりも太いタイヤを履くことができ、ドロップハンドルを装着することができる大きな利点がある。今回は日本市場で販売されているフラットバーグラベルロード「Marin Nicasio SE」と「BREEZER Radar Cafe」を紹介したい。 Marin Nicasio SE:¥75,000(税別) MARIN マリーン 2018 ニカシオ SE8 NICASIO SE8 クロスバイク 自転車 2018年モデル posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる Marinのグラベルロード「Nicasio」のフラットバーバージョンがNicasio SE。Nicasio SEは日本国内でしか販売されないグラベルロードだ。ホイールは、ドロップハンドルバージョンのNicasioに装着されている700Cよりも小径で、近年のマウンテンバイクで主流の650Bを採用している。Nicasio SEに装着されているタイヤはWTB Horizonという太めのスリックタイヤ。安価なグラベルロードの世界では珍しく650B✕47C「ロードプラス規格」を採用している。 フレーム:Marin 4130 CrMo フロントフォーク:CrMo Steel Blades ギア:前FSA Tempo Compact, 50/34T/後Shimano 8-Speed, 11/32t ホイール:前後ともMarin Aluminum Double Wall タイヤ:WTB Horizon Wire Bead, 650Bx47mm 参考:http://shop.funfancy.jp/funfancy/product_detail/index/03180012 BREEZER Radar Cafe:¥95,000(税別) 出典:http://www.breezerbikes.jp/2018/product/radar.html 29インチホイールを採用したモンスタークロスBREEZER RADERのフラットバーバージョンがRADAR CAFE。ハンドルは少し手前にベントしているタイプを採用している。ギアは1×10速と、シクロクロスやマウンテンバイクで流行しているドライブトレインだ。タイヤはKENDAのグラベル用のブロックタイヤを採用している。 フレーム:Breezer butted...

普通の自転車をカーゴバイク化するフロントフォーク CRUST BIKE Clydesdale Cargo Fork

通常の自転車よりも沢山の荷物を積むことができるカーゴバイク。一般的にカーゴバイクに乗るには、カーゴバイク用の専用車両を購入するのが普通だが、既存の自転車にキットを装着してカーゴバイク化を行う方法も存在する。 有名なのがXtracycleのロングテールキット。このキットを装着することで、マウンテンバイク等の多くの自転車をロングテール化することができる。ロングテールバイクの利点は下手な乗用車よりも荷物が積むことができる一方、ビッグスクーター並に全長が長くなるため、日本の道路事情では扱いにくい欠点がある。 @ordoinfo the new champion of Clydesdale builds. #moreinstockin2months Crust Bikesさん(@crustbikes)がシェアした投稿 - 11月 22, 2017 at 4:42午前 PST CRUST BIKE Clydesdale Cargo Forkは、荷台と一体になったフロントフォークで、このフロントフォークを装着するとカーゴバイクにすることができる。ロングテールキットは車体後方が長くなってしまうが、CRUST BIKE Clydesdale Cargo Forkは、フロントフォークを交換するため、車体全長が大きく変わらないため、ロングテールバイクよりも日常生活では扱いやすいと思う。 CRUST BIKE Clydesdale Cargo Forkは、荷物を積んだ時の安定性を上げるためか、20インチの前輪を容易する必要がある(公式サイト参照)。日本ではCRUST BIKE正規販売店のCrumWorksが販売するようだ。 公式サイト:https://www.crumbworks.jp/

【グラベルロード】Specialized DIVERGE E5を導入しました

舗装路だけではなく砂利道も走ることが出来るグラベルロード。従来のクロスバイクよりも太いタイヤを装着でき、ロードバイクよりも汎用性が高いため、日頃から注目していたが、遂にグラベルロードを導入することとなった。 今回導入したグラベルロードはSpecialized Diverge E5。グラベルロードというと、砂利道を走るのを売りにしたモデルが多いため、砂利道重視のブロックタイヤを装着したモデルが多いが、Diverge E5は700×30Cのスリックタイヤを装着しているので、どちらかというと舗装路をメインにしたグラベルロードに見える。しかし、700Cサイズのホイールなら42Cまでのタイヤ幅が装着でき、650Bサイズのホイールなら47Cのタイヤが装着できるとのことだ。 Diverge E5の定価は118,800円。エントリークラスのグラベルロードだが、内装ケーブルや前後12ミリスルーアクスル等を採用しており、エントリーモデルによくある安っぽさが無い。ギア比やタイヤ・チューブなど細かい部品の選択が拘っており、弄る部分が殆どないのも特徴。 Specialized Diverge E5の走りを一言で表すとタイヤが太いロードバイク。ギア比が低く、30ミリ相当の比較的細いタイヤを装着しているのを差っ引くにしても、長距離走行用のエンデュランスロードバイクに近いと思うが、Diverge E5は砂利道も走れるグラベルロード。汎用性が高いグラベルロードは、河川敷の砂利道だけでなく、林道も走ることができる。Diverge E5を購入した自転車店の人によれば「タイヤを太くすれば富士見パノラマMTBコースのCコースなら、楽しいかどうかは別として下れることができる。」と話しているので、従来のエンデュランスロードバイクにはないパフォーマンスを持っているのではないか思う。(詳細なインプレッションは後日掲載予定)