年間アーカイブ 2016

舗装路用サスペンション「SR SUNTOUR スイングショック」の特徴

通常のクロスバイクのサスペンションは、マウンテンバイクと同じデザインのテレスコピックタイプを採用している。殆どのクロスバイク用サスペンションは、砂利道や大きな段差を重視したタイプを採用しており、舗装路でスピードを出すようなクロスバイクには、サスペンションは採用されていない。それでも舗装路でスピードを出したい人でサスペンションが欲しいのなら、SR SUNTOURのスイングショックが良いだろう。 スイングショックと通常のサスペンションフォークとの違い スイングショックと通常のサスペンションフォークには大きな違いがある。スイングショックはサスペンション部分がヘッドパーツ付近にあり、すっきりとしたデザインとなっている。稼働範囲は少なく、通常のサスペンションフォークが50ミリ相当動くのに対し、スイングショックは25ミリ程度と可動範囲が少ないのがわかる。サスペンションと車輪のクリアランスも比較的狭く、舗装路用の自転車にピッタリだろう。 重量は 1410g(200mmコラム時)と、通常のサスペンションフォークよりも軽量で、サスペンションの可動領域が少ないため、サスペンションを装着していない自転車に装着しても前上がりになりにくい。 (サスペンションがある自転車は、サスペンションの可動の関係かヘッドチューブ長が短い。サスペンションが無い自転車はヘッドチューブ長が長く、前サスペンションが無い自転車に前サスペンション付きフォークを装着すると前上がりになる。) スイングショックのユーザーインプレッション スイングショックを装着した自転車は非常に少ない。数少ないユーザーインプレッションでは評価が高い。サスペンションの可動範囲は少ないが、クロスバイクに標準装備(ライトウェイ・ファータイル)されている場合は、舗装路を走る分には十分で普通に走るには快適とのこと。 リカンベントに装着した人は、サスペンションを装着したことで、今まで跳ねていた場所では、振動の角が取れたように丸くなって接地感が格段に上がったとのこと。踏み込んでもサスの沈み込みがないのでパワーロスは無いようだ。 面白いのは、ブレーキをかけてもサスペンションが沈まず、むしろ持ち上がる感じとのこと。これは、他の意見でも有り、上から力を加えると下方向へ沈むのに、ブレーキを握り減速しても姿勢は安定したままで沈み込まないと言う、自転車店の意見もある。   気になるのは、プリロードのアジャストネジがコラムの中という設計だけだが、このようなサスペンションは殆ど無く貴重なサスペンションだ。 参考 http://time-corkboard.blogspot.jp/2015/05/riteway-fertile.html http://blogs.yahoo.co.jp/sumi2kai2/63820268.html http://www.takayamacycle.com/?p=1494 http://wind.ap.teacup.com/cb400f/2252.html SRサンツアー SF10-SW S 700C サスペンションフォーク 【自転車】【ロードレーサーパーツ】【フロントフォーク】【SRサンツアー】posted with カエレバ楽天市場AmazonYahooショッピングヤフオク!

雪道を走るためのロードバイク「雪上ロードバイク」とは何か

一部の自転車愛好家は自転車で雪道走行を行うのがある。現在、雪道走行するための自転車は、昔からあるマウンテンバイクにスパイクタイヤを装着するタイプと、太いタイヤを装備したファットバイクがメインだ。 しかし、世の中には冬のトレーニング用で雪上ロードバイクというのを作り、除雪された雪道を走る人がいるようだ。 北海道雪上ロードバイクの会 - 雪道でスパイクタイヤを履いて行う自転車トレーニング 今回は数少ない雪上ロードバイクの特徴についてまとめてみた。 車種はマウンテンバイクを使用 雪上ロードバイクと言っても、使用する車種はマウンテンバイクのようだ。雪道ではタイヤが太くグリップし、スパイクタイヤが豊富にあり、衝撃が舗装路よりも大きい雪道では、マウンテンバイクをベースにして雪上ロードバイクを作ったほうがいいとのこと。 因みにサイトには 以前我々のアドヴァイスを強引に無視してMTB以外の自転車をベースに自転車を組んで、適合するスパイクタイヤが入手できず、単なる夏用の自転車になってしまった例がありますから。 http://bikeinfo.yu-yake.com/road/bikes.htmlから引用 という事例もあるとのことだ。 雪上”ロード”バイクなので、ドロップハンドルが標準装備 マウンテンバイクをベースに作る雪上ロードバイクは、基本的には通常のロードバイクのようにドロップハンドルを採用するようだ。これは良く除雪された雪道を走行するため、フラットハンドルのようにハンドリングを重視しなくても良いとのこと。除雪された雪道はオンロード寄りのオフロードなので、ドロップハンドルでも問題ないとのことだ。雪上ロードバイクは除雪された雪道を走るロードバイクで、マウンテンバイクのような走行は想定されていないため、除雪されていない雪道等を走る等の使用を行うにはよく考えたほうがいいとのこと。 イレギュラーな改造なので部品選択には注意が必要 一般的にロードバイクのデュアルコントロールレバータイプのシフトレバーを、マウンテンバイクに装着するなど、ドロップハンドルをマウンテンバイクに装着するのはイレギュラーな改造なため、通常の自転車店では断られる可能性があるとのこと。また雪上ロードバイクは専用車を作るとなると、フレームもロードバイクのサイズに合わせるため、マウンテンバイクよりも1サイズ小さくなり、シートポストの長さの問題もあるため、注意が必要だ。  

自転車比較論 CBA プレシジョンスポーツ-G/Momentum i Need Z-3

通常の自転車専門的で購入できるスポーツ自転車が高価になり、プライベートブランドのスポーツ自転車の車体価格に差が生まれ、比較的安く購入することができるようになった。 大手有名自転車チェーン店のスポーツ自転車で有名なのといえば、サイクルベースあさひのプレシジョンスポーツ。サイクルベースあさひのライバルでもある、イオンバイクにあるプレシジョンスポーツのライバル車といえば、I Need Z-3だろう。今回は新しくなったサイクルベースあさひのプレシジョンスポーツと、I Need Z-3を比較してみた。 フレームの違い あたらしいプレシジョンスポーツでは、Escape R3のようなスピードクロスタイプにジャンルが変わった。後輪を装着するためのエンド幅がロードバイク用のホイールを装着できるようになっている。 一方でiNeed Z-3は、タイヤ幅が丁度いい太さで対応している通常のクロスバイクの設計となっている。 フレームサイズはプレシジョンスポーツは3種類、INeedZ3は2種類で対応サイズの多さはプレシジョンスポーツのほうが有利。 車体重量は、プレシジョンスポーツが12kg。INeedZ3が13kg。どちらともアルミフレームだが、コストを落としているのかEscape R3のような有名ブランドのクロスバイクと比べると重い。特にINeedZ3の13kgは、サスペンション無しのクロスバイクとしては少し重すぎると思うほどだ。 ホイールの違い プレシジョンスポーツの前輪は、軽量性を重視したラジアル組を採用している。スポークが短くなり軽量になる一方で、スポークが交差している部分が無く強度は落ちると言われている。INeed Z3は通常のスポークとスポークがクロスしているタイプで一般的なタイプだ。 独自装備の違い プレシジョンスポーツはグリップに、エルゴノミックデザインを採用している。これは手のひらに当たる部分が平らになっていて、長時間手が置いても痛くなりにくい形状となっている。 I Need Z3の独自装備は、バーエンドバーだろう。握る部分が増えるバーエンドバーはフラットハンドル車でツーリングを行うのなら必需品だろう。もっともこれらの部品は後から装着することもできるので、あまり気にしなくてもいい。因みに両車とも最初からスタンドを標準装備している。 今のところプレシジョンスポーツがやや有利か プレシジョンスポーツとI Need Z3はジャンルが違うが、プレシジョンスポーツのほうが車体サイズが多く、取扱店が多いのでプレシジョンスポーツが有利だろう。I Need Z-3は場合によっては値引きを行いやすく購入することも可能だ。 プレシジョンスポーツとI Need Z-3はスポーツ自転車を始めるのなら最低限ギリギリのラインにあるクロスバイクだ。現時点で特価品でもない限り、店舗販売でこれより安いモデルはギリギリ以下で今のところは存在しないと思っていい。 プレシジョンスポーツ-G 700c 外装24段変速 クロスバイクの大定番 通勤 通学 クロスバイク posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 【お店受取対象商品】【momentum モーメンタム】 iNeed Z-3-H 460mm レッド 700C 24段変速【通勤】【通学】【クロスバイク】【イオン】【自転車】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク!