Carstay キャンピングカーの相乗りマッチングサービスの実証実験を発表

Carstay株式会社は、内閣官房の規制サンドボックス制度に基づき、2024年3月より国内で初めてのキャンピングカーの相乗りマッチングサービスの実証実験を開始します。このサービスでは、運転に不慣れな旅行者とキャンピングカー運転経験者をマッチングし、運転手が自身のキャンピングカー以外を運転する機会を提供します。

この試みは、2024年度から解禁される予定の一般運転手による有償送迎サービス「ライドシェア」とは別に、キャンピングカーの特殊性に焦点を当てたものです。Carstayはこれまでカーシェア事業で培った経験を活かし、この新サービスの実証実験に向けて準備を進めています。このサービスは、謝礼金の実績金額を記載しつつ、支払いを任意とする条件で、国交大臣の登録または許可が不要とされています。

Carstayは2019年1月に車中泊スポットのスペースシェア、2020年6月にキャンピングカーなどのカーシェア事業を開始し、全国に車中泊スポット約340箇所、キャンピングカー登録車両約490台を有しています。また、2022年10月にはDIYスペース「Mobi Lab.」を開設し、キャンピングカーの製造・改造・修理事業も展開しています。

この実証実験は、コロナ禍におけるキャンピングカー旅行の需要増加に応えるもので、不足している宿泊施設や移動手段の代替として、また災害時の防災インフラ整備拠点としての利用も見込まれています。Carstayの売上は前年度比2~3倍増となり、広島県や長野県など地方自治体との協業や災害時のキャンピングカー利用実績もあることから、この新サービスにより宿泊と移動手段の幅が広がることが期待されています。

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