BESVのスマートEバイク「SMALO LX2」をチェック! 特徴などを解説

2023年4月15日から4月16日まで開催されたサイクルモード東京2023。BESV JAPANはスマートEバイク「SMALO」を発表した。今回はオートマチック変速を搭載したSMALO LX2をチェックしよう。「LX2」は、ホリゾンタルフレームの28インチモデルで、504whの大容量バッテリーを完全にフレーム内に格納し、オートマチック7段変速を採用している。

BluetoothやGPS、4G通信機能などのハイテク機能に関しては、車体上部に内蔵。内蔵部分にはプラスチック製の蓋がされているが、プラスチックの蓋は頑丈でイタズラで壊される可能性は少ないだろう。

計器類に関しては、ハンドルステムに搭載している。

モーターは前輪インホイールモーターを搭載。ヘッドライトは車体一体型で、CF1シリーズよりも逆スラントスタイルを採用しているのが特徴だ。

鍵に関しては車体後部に装着。SMALO LX2の変速機はシマノ・ネクサスインター7(内装7段変速)のハードを使いつつ、BESVが開発したソフトウェアを組み合わせている。Eバイク用自動変速に関しては、Vanmoofやシマノ・ネクサスインター5 Di2が有名だが、Vanmoof(S3/X3)は、速度だけの制御を行っており論外。シマノ・ネクサスインター5 Di2はVanmoofよりも遥かに良いが、自動車やオートバイのように、いきなりシフトアップする場面がある。SMALO LX2の変速は、サイクルモードのコースで試乗した限りでは、シフトチェンジボタンを押さず自然にシフトアップ、シフトダウンを行うため期待できるだろう。

このようなスマートEバイクと言えばVanmoofが有名だが、Vanmoofはブレーキ関連など無意味な独自デザインの部品を採用しており、故障時に自転車店で容易に修理できず、その割に性能が高くなく、販売店が無いという欠点がある。SMALO LX2はブレーキや変速機は汎用性、信頼性が高い部品を装備し、販売店が多いため、修理もVanmoofよりも安心感が高い。SMALO LX2の価格は448,000円(税込み、以下同)。Vanmoof S5/A5の価格は580,000円と高価で販売店が少ないのを考えると、Vanmoofの客層はSMALO LX2に移るだろう。

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