ブリヂストンサイクル 航続距離200キロに増大した電動アシスト自転車を発売

ブリヂストンサイクルは11月10日、電動アシスト自転車「アルベルトe」「カジュナe」「ステップクルーズe」「フロンティアデラックス」「ティービーワンe」の2022年モデルを発売した。

「アルベルトe」「カジュナe」「ステップクルーズe」「フロンティアデラックス」「ティービーワンe」の2022年モデルは、「走りながら自動充電」で1回の充電で走る航続距離がパワーモードで62キロメートル、エコモードで20キロメートルと従来品比で53パーセント向上したのが特徴だ。

走りながら自動充電は、走行中にペダルを止める、または左ブレーキをかけるとモーターの制動力を利用し自動で回復充電する機能。自転車がユーザーの走行中の減速意図を認識し、違和感のない制動力で賢く効率よく発電し、走行距離を伸ばすことを狙った機能となる。下り坂において、従来は自動回復充電機能による制動力が一定だったが、今回の仕様変更により、下り坂が一定時間継続した場合、制動力を上昇させ充電する電力量の増加を実現したと謳っている。

2022年モデルから1回の充電で走る航続距離が従来品と比較して53パーセント向上したことで、長距離利用に対応し、バッテリー切れの不安を減らす。また、充電回数が従来比で減少したことで充電する手間の軽減や、省エネルギーにも貢献するとのことだ。

ブリヂストンサイクルは、「コロナ禍後に自転車通勤を始めた人の平均通勤時間がコロナ禍前から行っていた人と比べて約2倍に長時間化しているなどのデータから、充電の手間の軽減や、長距離の通勤時のバッテリー切れを回避したいお客様の思いに応えます」と語っている。

アルベルトeは、ブリヂストンサイクルのシティサイクル「アルベルト」の電動アシスト自転車版。注油不要のカーボンベルトドライブに、分厚いスーパーコンフォートサドル、通学用タイヤの最上位モデル「ロングレッドXT」を搭載した、通学向け電動アシスト自転車。アルミフレームを採用し、車体重量は26.6キログラム。タイヤは26×1-3/8、27×1-3/8。変速は内装3段変速か内装5段変速。モーター定格出力は250W。バッテリーは36V、9.9Ah 361Whで充電時間は約4時間10分。一充電あたりの走行距離は62キロメートルから200キロメートル。価格は16万1000円(税込、以下)から。

カジュナeは、ブリヂストンサイクルのシティサイクル「カジュナ」の電動アシスト自転車版。女性向けのデザインを採用しており、大きな籐風バスケットを採用している。注油不要のカーボンベルトドライブに、車体同色のリアキャリア、電動アシスト自転車向けタイヤ「Eマイティロードタイヤ」を搭載。アルミフレームを採用し、車体重量は28.6キログラム。タイヤは26×1-1/2。変速は内装3段変速。モーター定格出力は250W。バッテリーは36V、9.9Ah 361Whで充電時間は約4時間10分。一充電あたりの走行距離は62キロメートルから200キロメートル。価格は15万2000円。

ステップクルーズeはブリヂストンサイクルのシティサイクル「ステップクルーズ」の電動アシスト自転車版。直線的なスタイリングには、太めのタイヤを装備しタフなデザインを実現。注油不要のカーボンベルトドライブに、車体同色のリアキャリアを採用している。アルミフレームを採用し、車体重量は27.7キログラム。タイヤは26×1.75HE。変速は内装3段変速。モーター定格出力は250W。バッテリーは36V、9.9Ah 361Whで充電時間は約4時間10分。一充電あたりの走行距離は62キロメートルから200キロメートル。価格は15万2000円。

フロンティアデラックスは、ブリヂストンサイクルのファミリーサイクルタイプの電動アシスト自転車版。今回登場した電動アシスト自転車の中で一番安いモデルなのが特徴だ。注油不要のカーボンベルトドライブに、車体同色のリアキャリアを採用。脚を大きくまたがなくても乗りやすいアルミフレームを採用し、車体重量は27.4キログラム。タイヤは26×1-1/2、24×1-1/2。変速は内装3段変速。モーター定格出力は250W。バッテリーは36V、9.9Ah 361Whで充電時間は約4時間10分。一充電あたりの走行距離は62キロメートルから200キロメートル。価格は15万2000円。

TB1eは、ブリヂストンサイクルの通勤・通学向けクロスバイク「TB1」の電動アシスト自転車版。スポーティなデザインのアルミフレームを採用し、車体重量は22.4キログラム。タイヤは27×1-3/8。変速は外装7段変速。モーター定格出力は250W。バッテリーは36V、9.9Ah 361Whで充電時間は約4時間10分。一充電あたりの走行距離は62キロメートルから200キロメートル。価格は15万2000円。

関連リンク

関連記事

編集

Eバイクや電動アシスト自転車、自動車、アクティビティなどを紹介しているWebメディア。「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自動車がよくわかる本」が好評発売中。

当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。

spot_img
spot_imgspot_imgspot_img