マウンテンバイクの世界では定番となっているワイドレンジ化。フロントのギアを1枚のみにし後ろのギアを大きくしてワイドレンジにすることで、直感的に変速ができ軽量化が可能になるのが売りだ。また前変速機関連のトラブルが無くなる利点もあり、近年のレース用マウンテンバイクでは定番だ。

フロントシングル、リアワイドレンジの流れを始めたのはアメリカの自転車部品メーカー「SRAM」は、フロント変速機を過去の記憶と扱った動画を公開している。

 

しかし、筆者のようにツーリングなど公道で使う場合は難しい。平地の高速走行から激坂を上るのをフロントシングルで対応するのは難しい。また、フロントシングル化はお金が沢山かかるため躊躇してしまう。

低価格でフロントシングル化やワイドレンジ化をしたい人に向いているのが、Sunrace社のワイドレンジスプロケット。8速、9速、10速、11速用のワイドレンジスプロケットがAmazonで売られており価格も安い。

筆者は、現在所有しているSpecialized DivergeにCSM680というスプロケットを装着した。リアディレイラーにはJGbikeブランドの22mmリアディレイラーリンクアダプタを装着しただけで、ホイールの変更などはしていない。今のところ使用した限りでは特に問題はなく変速してくれる。上り坂では一番軽いギアが役に立つ一方、ギアの間隔が大きいため、平地でスピードを出す人には向いていない。

Sunraceワイドレンジスプロケットの良い点は気軽にワイドレンジ化を試すことができることだ。フロントシングル化は勿論、筆者みたいに前2段でワイドレンジ化した感覚を試したい人にも向いている。前2段でワイドレンジ化する利点はある。重いギアは平地用、軽いギアは峠用と割り切って使用することで、ちょっとした坂道などで前変速機を動かさないで走ることができるのだ。

欠点は部品会社が定める規格から離れていること。この部分に関しては割り切って使うしかないだろう。また、Sunraceのワイドレンジスプロケットは今のところAmazonでしか売られていないようだ。

CSM680:8速/11-40T


  • 互換性:SRAM /シマノディレイラー
  • 重量:456g
  • Shimano HGスプラインフリーハブのみ対応
  • 11-13-15-18-22-28-34-40

CSM990:9速/11-40T


  • 互換性:SRAM /シマノディレイラー
  • 重量:456g
  • Shimano HGスプラインフリーハブのみ対応
  • 11-13-15-18-22-28-34-40

CSMX3:10速/11-40T


  • 互換性:SRAM /シマノディレイラー
  • 重量:382g
  • Shimano HGスプラインフリーハブのみ対応
  • 11-13-15-18-21-24-28-32-36-40

CSMS3:10速/11-42T


  • 互換性:SRAM /シマノディレイラー
  • 重量:448g
  • Shimano HGスプラインフリーハブのみ対応
  • 11-13-15-18-21-24-28-32-36-42

CSMX8:11速/11-46T


  • 互換性:SRAM /シマノディレイラー
  • 重量:490g
  • Shimano HGスプラインフリーハブ対応。SRAM XDドライバ互換性なし
  • 11-13-15-18-21-24-28-32-36-40-46

CSMX80:11速/11-50T


  • 互換性:SRAM /シマノディレイラー
  • 重量:512g
  • Shimano HGスプラインフリーハブ対応。SRAM XDドライバ互換性なし
  • 11-13-15-18-21- 24-28-32-36-42T-50T