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MATE BIKE 2024年は多種多様なEバイクを発表予定

2024年4月20日に、MATE Xは一部改良を行い、グラデーションカラーを採用したモデルを発表したが、新たなモデルが登場する。

MATE CITY
MATE X EVO

2024年6月にはスポーツタイプの20インチタイヤを装着したMATE Cityが一部改良を実施し、ロゴやボディカラーが一新される予定。また、8月には、MATE Xの最上位モデル「MATE X EVO」が世界限定300台で発売され、日本市場にも導入される。

さらに、2024年夏から秋にかけては新モデルである「MATE GO」(開発ネーム)が発表される予定だ、MATE GOに関しては型式認定の取得を予定している。

また、秋にはMATE Fusionに季節限定カラーが追加され、冬にはカーゴバイクの「MATE SUV」が登場する予定だ。

MATE SUVは、前2輪の間に大きなラゲッジボックスを備えており、オプションでラゲッジボックスの深さを変えたり、ジュニアシートやキャノピー(風防)を装着するなど多様な仕様に対応できるのが特徴。MATE SUVのモーターはOli Edgeと、日本国内仕様の実績は無いが、日本国内仕様に適合させて販売するとのことだ。

MATE.BIKE – デンマーク生まれのe-BIKE|メイトバイク – MATE.BIKE JAPAN (mate-bike.jp)

GORIX、ダイヤル調節式の夜間反射裾バンドを新発売

自転車パーツブランド「GORIX」が新商品として、ダイヤル調節式の夜間反射裾バンド「DIAL BAND」を発表しました。

この新商品は、自転車のチェーンやクランクに擦れてズボンが汚れたり、巻き込まれて破けるのを防ぐために設計されています。ダイヤル式の調整機能により、簡単に着脱ができ、フィット感を微調整することが可能です。

「DIAL BAND」は後側に光を反射する素材を使用しており、夜間の走行時に視認性を高め、自身の存在をアピールすることができます。また、固定力が高く、マジックテープタイプと違って使い古しても固定力が変わりません。スポーツタイプの自転車をはじめ、ロードバイクやクロスバイク、ミニベロ、マウンテンバイク、ピストバイクなど、チェーンガードのない自転車に最適な裾バンドです。

この新商品は、スーツや制服などの通勤や通学にも適しており、ズボンの汚れや破れから守ります。特徴として、細かいフィット感調整が可能なダイヤル式、耐久性に優れたハイパロン素材の使用、ライトに反射する夜間反射ディテール、携帯性に優れ、使わない時はフレームに巻きつけて置くことができる点が挙げられます。長さは23-36cm、幅は2-2.7cmで、重量は20gと軽量です。

「GORIX ダイヤル調節式夜間反射裾バンド(DIAL BAND)」は、GORIX公式ストア(楽天、Yahooショッピング、Amazon)で購入することができ、販売価格は1,999円(税込、送料799円)です。

GORIX(ゴリックス)公式オンラインショップ本店 自転車パーツ (gottsuprice.jp)

即完売した「トヨタ・シエンタ対応 車中泊キット」VANLIFE ROOMKIT、一般販売開始

株式会社RESTOREが運営するYURT(ユルト)は、2024年5月18日から19日に開催された「FIELDSTYLE JAPAN 2024」で即完売したトヨタ・シエンタ対応の天然木製車中泊キット「VANLIFE ROOMKIT(バンライフ ルームキット)」の一般販売を開始しました。

トヨタ シエンタは、日本国内の道路事情に対応するために開発された5ナンバーサイズのミニバンです。2022年に登場した現行型の外観は「シカクマルシルエット」と称され、フロントドアとスライドドアのウィンドウが縦に広げられていることが特徴です。また、バンパーコーナーやルーフの角が丸められた形状で、プロテクションモールがバンパー先端部に採用され、掠り傷が目立たない設計となっています。内装デザインにおいても統一感が重視されており、ドアポケット、サイドレジスター、メーター、シフトなどが「シカクマル」のフォルムで統一されています。また、収納スペースにはピクトグラムのサインが配されており、収納する物が一目で分かる工夫が施されています。

VANLIFE ROOMKITは、「日常は乗用車、週末は好奇心を掻き立てるクルマ」というコンセプトで設計されています。このキットの最大の特徴は、特許出願中のシステム(特願2024-79787)を使用し、4つの異なるモードにシームレスに切り替えることができる点です。

フルフラットのルームモードでは、フローリングを広げることで大人二人が余裕を持って寝られる広さを実現します。乗用車モードに切り替える際は、フローリングを10秒程度で折りたたむことができ、5人乗りの乗用車としても使用可能です。

リビングモードでは、片面のフローリングを収納し、天板を室内テーブルとして設置することで食事やワーケーションに最適な空間を提供します。そして、アウトドアモードでは、天板を調理やアウトドアチェアとして使用できるテーブルに変換することができます。

このキットは、高級家具を手掛ける木工職人が無垢材を使用して手作りしており、肌触りや香りが良く、経年変化を楽しめる仕上がりとなっています。また、構造変更不要で車検もそのまま通せる仕様であり、工具を使わずに脱着が可能です。

販売価格は680,000円(税込)で、取り付け工賃は無料です。制作納期は代金支払い後1-2ヶ月で、取り付け作業は2〜3時間程度で完了します。取り付けは静岡県焼津市のClassca工場で行われます。

YURT(ユルト)| 日常使いもできる旅するクルマ (yurt-trip.jp)

ファッション系Eバイクブランド「MATE.BIKE」 ブランドイメージ向上を行っている理由は?

デンマークのEバイクブランド「MATE.BIKE」の日本販売代理店であるMATE.BIKE JAPANは2024年4月19日、2024年モデルの紹介するプレスイベントを東京都内で開催した。

MATE.BIKEは2021年に日本国内に本格的に上陸。登場時は様々な一般メディアで注目される中、ウォークモードが装備(日本国内法で欧州仕様と同じ状態でウォークモードを装着すると違法)されており、踏力センサーがトルクセンサーではなくケイデンスセンサー(踏力を測定せず漕いだ時の回転数しか対応しないため、日本国内仕様にするには非常に困難)を搭載していたなど、登場時から様々な業界関係者内から問題視する声が多く聞かれていた。

また、ユーザーがスロットルを装着して違法車両にする事例も多く見られ、業界関係者だけでなく、ついには一部顧客から敬遠される事態となっており、MATE.BIKEのブランドイメージはだだ下がりとなっている。

この件に関して営業担当者と話すと、現行モデルは踏力を測定するトルクセンサーを装着しウォークモードは削除、アシスト比率については日本国内法に適合しており、型式認定は取得していないがアシスト比率検査は行っていると語っていた。今回のプレス向けイベントでも違法改造車に厳しい姿勢を取っているのをアピールしていた。

MATE.BIKEのブランドイメージをもっと向上させるには?

MATE.BIKE JAPAN内部の人員も初期と比較して8割ほど変わっており、車体も改善させているようだが、MATE.BIKEのブランドイメージはこれだけではスタートラインに立っただけと言える。

MATE.BIKEは「環境に配慮したサステナブルな次世代モビリティ」としてアピールしているが、どの部分が環境に配慮したサステナブルな次世代モビリティなのか具体的に解説していない。

現代では環境に配慮したサステナブルなEバイクだとアピールする場合、VOC無しの粉体塗装や焼き入れ処理が不要の特殊なアルミ素材を使用したフレーム、輸送距離を短縮する部品供給に拘ってこそ環境に配慮したサステナブルなEバイクと言える。実際、本当に拘っている企業は、このようなことは実際に行っている。

MATE.BIKEの場合は、このようなアピールを行っておらず、通常の油性/水性塗料に一般的なアルミフレーム、欧州での関税問題がある中国製と、業界関係者から見ると、環境に配慮したサステナブルなEバイクとは言えない。また、現行MATEシリーズ(X/CITY/FUSION)の車体も中国で類似品をよく見るタイプで、ブランドのアイデンティティは無い。

VOC無しの粉体塗装や焼き入れ処理が不要の特殊なアルミ素材を使用したフレーム、輸送距離を短縮する部品供給が可能なEモビリティ工場が日本に登場しており、もはや、環境に配慮したサステナブルなEバイクと謳うだけでは評価されない時代が来つつある。

MATE BIKEは前途多難だが、一つ希望があるとすれば、今回話をした営業担当者と話が通じたこと。実際の会話ではもっと詳細な事を話したが、担当者も理解していたので、良い方向に変わる可能性はあると感じた。

MATE BIKE:https://mate-bike.jp/

モビリティプラットフォーム株式会社、「さいたま市スマートシティ推進コンソーシアム」に参画

モビリティプラットフォーム株式会社は、「さいたま市スマートシティ推進コンソーシアム」に参画したことを発表しました。同社は、埼玉県を中心とした関東エリアでカーシェアリングサービス「MaaS Car」とシェアサイクリングサービス「MaaS Cycle」を展開しており、さいたま市においても複数のステーションを設置しています。

さいたま市スマートシティ推進コンソーシアムは、公民学連携により先進技術を活用した事業に取り組むことで、市民サービスの向上と持続可能なまちづくりの実現を目指しています。モビリティプラットフォームは、同コンソーシアムの「大宮駅・さいたま新都心周辺地区プロジェクトチーム(大宮PT)」に属し、脱自家用車依存と中心市街地の活性化を目指すシェア型マルチモビリティ実証実験に参加します。

今年2月には、特定小型原動機付自転車に分類される電動サイクルのシェアリングサービスを開始しており、その運営も担っています。今回のコンソーシアム参画により、他の会員やシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を運営するOpenStreet株式会社とより密に連携し、サービスを推進していきます。

モビリティプラットフォームは、幅広いモビリティのシェアリングサービスの運営を通じて、地域の移動の利便性向上や暮らしやすいまちづくりの促進に貢献していく方針です。

さいたま市スマートシティ推進コンソーシアムは、市全体での交通渋滞解消、公共交通の利便性向上、自家用車から徒歩・自転車・公共交通への行動変容促進などを事業概要に掲げています。中心市街地と郊外住宅地でも、それぞれの地域特性に合わせた取り組みを進めていく計画です。

ヤマハ発動機、新型「PAS VIENTA5」を発表―進化した大容量バッテリー&コンパクト充電器で日常の街乗りを快適に

ヤマハ発動機株式会社は、都市部での利用に最適化されたスポーティかつカジュアルなデザインの電動アシスト自転車「PAS VIENTA5(パス ヴィエンタ ファイブ)」の2024年モデルを、2024年5月15日に発売すると発表しました。

「PAS VIENTA5」は、通勤、通学、買い物、週末のお出かけなど、様々なシーンで活躍することを目指し設計されています。このモデルのフレームは乗り降りがしやすい低めのトップチューブを採用しており、街中での使用に適したスポーティな外観を備えています。内装5段変速のラピッドファイヤーシフト、バッテリーロックと共通のキー操作が可能なサークル錠など、使い勝手の良さと安全性を兼ね備えています。

特に注目されるのは、バッテリーと充電器の進化です。新型バッテリーは容量が12.3Ahから15.8Ahへと約30%アップし、より少ない充電回数で長時間の使用が可能となりました。このバッテリーは、よりコンパクトに設計されており、重さやサイズを減らしながらも持ち運びやすさを向上させています。また、左右非対称のデザインを採用することで、脱着の容易さも向上しています。充電器についても、サイズが40%小さくなり、使用しない時は立てて保管できるため、狭いスペースでも問題なく充電が可能です。

新色として「グロスミスティグリーン」と「マットブラック」が設定され、どちらも上質感あふれるカラーリングが特徴です。

全長は1,775mm、全幅は595mmで、サドル高は770〜925mmです。タイヤサイズは前後ともに26 × 1.50 HEで、適応身長は149cm以上、車両重量は21.2kgです。一充電あたりの走行距離は、強モードで58km、スマートパワーモードで66km、オートエコモードプラスでは95kmとなっています。アシストレベル(強モード)は4つ星で、モーターはブラシレスDC式で定格出力は240Wです。変速方式は後輪ハブ内装5段、バッテリーはリチウムイオン電池で、電圧は25.2V、容量は15.8Ah、充電時間は約4.5時間です。照明装置には砲弾型バッテリーランプを使用。カラーは新色としてグロスミスティグリーンとマットブラック、継続色としてマットグレイッシュベージュがあります。価格は181,500円(税込)です。

電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

ヤマハ発動機、新型「PAS Brace」発表―コンパクトデザインの大容量バッテリー&充電器で使いやすさ向上

ヤマハ発動機株式会社は、2024年4月16日に26型電動アシスト自転車「PAS Brace(パス ブレイス)」の新モデルを発表しました。2024年5月15日より発売を開始します。

「PAS Brace」は、通勤や通学用として好評のスポーティな外観と高性能を兼ね備えており、主に男性をターゲットにしています。新型では、より日常生活に馴染むデザインと機能性を追求し、「使いやすさ」と「快適性」を向上させました。

新しいモデルの主要な特徴は、内装8段変速のラピッドファイヤーシフト、セミスリックタイヤ、フロントディスクブレーキとリアVブレーキによる優れた走行性能です。また、坂道でのペダリングを快適にする「スマートパワーモード」や、プリロード調整可能なフロントサスペンション、大容量の15.8Ahリチウムイオンバッテリーも装備しています。

2024年モデルの大きな進化点は、新開発のコンパクトな大容量バッテリーと小型充電器の採用です。バッテリーは、容量は0.4Ah増加しながらも重量を450g軽減し、サイズを約20%小型化。取り外しやすい非対称デザインを採用。充電器は、従来モデルより約40%小型化し、使用しない時は立てて置くことで収納スペースを節約できます。

全長は1,780mm、全幅は575mmで、サドル高は815〜965mmです。タイヤサイズは前後ともに26 × 1.50 HEで、適応身長は156cm以上、車両重量は22.6kgです。一充電あたりの走行距離は、強モードで64km、スマートパワーモードで70km、オートエコモードプラスでは93kmとなっています。アシストレベルは3つ星で、モーターはブラシレスDC式で定格出力は240Wです。変速方式は後輪ハブ内装8段、バッテリーはリチウムイオン電池で、電圧は25.2V、容量は15.8Ah、充電時間は約4.5時間です。照明装置にはLEDバッテリーランプを使用。カラーは新色としてスノーホワイト、継続色としてソリッドグレー2とグロスブルーがあります。価格は194,700円(税込)です。

電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

イオン・シグナ社と玉名観光協会、旅コンテンツ強化でスポーツツーリズム需要に対応

イオン・シグナ・スポーツ・ユナイテッド株式会社(ASSU)は、玉名観光協会と連携し、eバイクのレンタルサービスに加え、旅行客や地元の方々が玉名市をeバイクで巡るシーンを想起させる旅動画コンテンツをローンチしました。これは、スポーツツーリズム需要の拡大を受けての取り組みです。

ASSUは2023年4月から玉名観光協会と連携し、eバイク・レンタルサービスを開始。1年間で国内旅行客、地元の学生、インバウンドを中心に利用者が増加しています。今後も玉名市への旅行需要に加え、市民の健康増進用途での利用増加が予想されるため、玉名市での時間をeバイクで楽しく、健康に、記憶に残る時間としていただくために旅動画コンテンツをローンチしました。

コンテンツは、ASSUのYouTubeチャンネル「レンタサイクル「Noole(ノール)」旅チャンネル」で公開。玉名市の特徴である”Legacy & Culture” ”Nature & Beauty” ”Activity & Refresh”をテーマに、eバイクを利用して得られる体験を想起させる内容となっています。

ASSUは、自転車を利用した地方活性化を各地方自治体と連携し、持続的で楽しく安全に行うために、ニーズに合った商品提供、定期メインテナンス、バランスの良い拠点配置、サイクリングアプリ、イオングループとの連携、YouTubeプロモーション動画がパッケージとなったソリューションを提供しています。

今後は、”eバイク体験”に関するイベントや地元企業との協業、eバイクを利用したキャンペーン等も計画。モビリティとしてのeバイクだけでなく、eバイクでしかできない価値を提供し、お客様の記憶に訴えることで、玉名市のファンになってもらう仕組みを構築していく方針です。

なお、ASSUは2024年6月26日~28日に東京ビッグサイトで開催される「自治体・公共Week2024」に出展する予定です。

熊本県北部・玉名観光サイト|たまララ (tamalala.jp)

電動モビリティブランド「WO」、特定小型原付「wonkey」のニューカラーとハイパワーモデル「wonkey 48V」を発売

電動モビリティブランド「WO(ダブルオー)」は、人気の特定小型原動機付自転車「wonkey(ウォンキー)」のニューカラーを2024年5月13日から発売します。また、通常モデルよりパワーアップした「wonkey 48V」も同日発売となります。

新たに追加されるニューカラーは、マット仕上げの落ち着いた色味のSAND(サンド)とDARK SHADE GREEN(ダークシェードグリーン)の2色。これにより、wonkeyのカラーラインナップは全9色となりました。WOは「乗り手一人一人が自分にぴったりの1台を見つけて楽しんで欲しい」という思いから、全100色を目指し、今後も定期的にニューカラーを発表していく予定です。

さらに、通常36Vのwonkeyを48Vにパワーアップさせた「wonkey 48V」が同日発売。通常モデルが36V 250Wに対し、「wonkey 48V」は48V 250Wとなっており、急な坂道でも速度を維持したまま登坂することが可能です。また、体重75kg以上の方にも快適に乗車いただけるとのことです。

wonkeyの特長として、①車高が56cmと足つきが良く、身長の低い方でも安全に乗車可能、②チェーンやギアなどがなく、メンテナンスが容易、③フロントライト、クラクション、最高速度表示灯、ウィンカーを備え付け、④クッションサドルで長時間乗車でも快適、⑤ファットタイヤで走行安定性が高い、などが挙げられています。

wonkeyのニューカラーおよびwonkey 48Vは、2024年5月13日より店頭販売開始、オンライン先行予約は5月7日からスタートします。

WO BIKES – wobikes

VOTANI 折りたたみ電アシ「F3」、ステップスルー電アシ「Q5」の価格を改定 20万円切りでお求めやすい価格を実現

2024年5月10日より、BESVのエントリーブランドであるVotaniシリーズにおいて、折り畳みモデル「F3」と26インチモデル「Q5」の2モデルの販売価格が改定されることが発表されました。今回の価格改定により、両モデルの販売価格が198,000円(税込、以下同)となり、よりお求めやすい価格で提供されることになります。

折り畳み電動アシスト自転車「F3」は、Votaniの人気モデル「H3」のスタイリッシュなデザインを継承しながら、よりコンパクトに畳める仕様となっています。

「F3」は、フレームとハンドルの2箇所に折り畳み機能を搭載しており、狭いスペースでの保管はもちろん、自動車への積載ができ、パーソナルモビリティとしての利便性が非常に高いのが特徴です。

また、「F3」はBESVの技術を活かしたオートアシストモードを搭載。このモードは、BESV独自のアルゴリズムによるスマートモード(Sモード)と同様の制御方式を採用しており、ペダルを踏む力に応じて瞬時に最適な電力アシストを提供します。これにより、パワフルな走行が可能となり、高いコストパフォーマンスを実現しています。

「F3」の主な仕様は、カラーはLight GrayとLight Oliveの2色が用意されています。重量は20.8kgで、センターバスケットやフェンダーを取り外すと19.5kgとなります。バッテリーは252Wh(36V/7.0Ah)で、充電時間は3.5時間(2A充電器使用)です。モードは0/1/2/3とオートアシストモードがあり、変速は内装3段(シマノ Nexus 3s)を採用しています。ブレーキは前後にVブレーキを装備し、タイヤは20×1.95インチの英式です。適応身長は約150cm以上。標準装備としてオートライト、前後フェンダー、キックスタンドが付属しています。オプションとしては、最大5kgまでのフロントバスケット、最大10kgまでのフロントキャリア、ブラケット、最大25kgまでのリアキャリア、ショートステムエクステンダーが用意されています。Votani F3の旧価格は208,000円で、新価格は198,000円です。

「Q5」は、跨ぎやすいステップスルーフレームを採用し、誰でも簡単に乗り降りできるデザインとなっています。さらに、新型の大容量バッテリー(360Wh/36V×10.0Ah)を搭載しており、長距離のライドも快適にこなせるのが特徴。26インチのタイヤとロングホイールベース設計により、直進安定性が高く、快適な走行が可能です。さらに、BESVの技術を活かしたオートアシストモードも搭載しており、ユーザーのペダルを踏む力に合わせて最適な電力アシストを提供します。これにより、様々な地形での走行が楽になります。

「Q5」には、オートライトやサークル錠、前後フェンダーが標準装備されており、実用性が高い設計となっています。さらに、追加オプションとして、最大5kgまでのフロントバスケットや、最大10kgまでのフロントキャリア、ブラケット、最大27kgまでのリアキャリア、両立スタンドなどが用意されています。これにより、ユーザーは自身のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

「Q5」の主な仕様は、カラーはMetallic GrayとLight Blue Metallicの2色が提供されます。重量は23.1kgで、バッテリーの充電時間は2.5時間(4A充電器使用)です。モードは0/1/2/3とオートアシストモードがあり、変速は内装5段(シマノ Nexus 5s)を採用しています。ブレーキは前にVブレーキ、後にローラーブレーキを装備し、タイヤは26×2.0インチの英式です。適応身長は約147cm以上となっています。旧価格は228,000円で新価格は198,000円(税込)です。

BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 次世代のプレミアムe-Bike | 電動アシスト自転車

ホンダ 新型「フリード」をホームページで先行公開

Hondaは5月9日に、2024年6月に発売予定の新型「FREED(フリード)」に関する情報を、特設サイトにて先行公開しました。

出典:Honda、以下同

フリードは、本田技研工業が生産・販売するコンパクトミニバン型の小型乗用車で、モビリオの後継車として開発されました。「運転しやすいサイズでなおかつ室内空間にもゆとりあるコンパクトミニバン」というコンセプトのもと、ミドルサイズミニバンでは少々大きすぎると考えている顧客をターゲットにしています。

初代モデル(GB3/4/GP3型)は、2008年に発売され、スタイリッシュなデザインが特徴です。当時、同クラスの車種が女性向けの可愛らしさを強調していたのに対し、フリードは上級ラージミニバンにも通じる男性的なデザインと1クラス上の内装が与えられ、父親でも堂々と乗れる初めてのコンパクトミニバンとして人気に。コンパクトミニバンながら男性的で上質なコンセプトは現在も引き継がれています。

新型フリードのグランドコンセプトは、「”Smile” Just Right Mover(”スマイル” ジャスト ライト ムーバー)」。人びとの暮らしに寄り添う「ちょうどいい」クルマとして、日々の暮らしに笑顔をもたらすことを目指して開発されました。また、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載し、スムーズで力強い走りを実現しています。

FREED AIR
FREED CROSSTAR

新型フリードは、FREED AIR(フリード エアー)とFREED CROSSTAR(フリード クロスター)の2タイプが設定され、それぞれの個性が際立つデザインとなっています。

エクステリアデザインは、シンプルかつ上質なデザインの中に、信頼感とクルマとしての使い勝手の良さを感じさせるスタイリングとしました。フリード クロスターは、アウトドアにも似合うタフなデザインが特徴です。

パッケージングでは、現行モデルの特長である取り回しのしやすいボディーサイズや使い勝手の良い室内空間を維持しつつ、水平基調でノイズレスな視界とすることで、開放感のある室内を目指しました。シートアレンジもさらに使いやすさを追求し、3列目シートの軽量化や収納性の向上により、使い勝手が良く、明るく、広い荷室空間を実現しています。

インテリアデザインは、使う人がゆったりとした気持ちになれる空間を目指し、大容量の収納や取り出しやすさを追求したトレーの配置、リアクーラーの採用やリアクォーターガラスの面積拡大など、快適性を高めています。フリード エアーは安心を感じられる空間、フリード クロスターはアクティブさを表現したデザインとなっています。

車体サイズから見て、ライバルといえるのはトヨタ・シエンタ。シエンタが手頃な価格と、親しみやすいエクステリア、収納力を重視した3列目シートなのに対して、フリードはシエンタよりも高級感、清潔感を重視したエクステリア・インテリアに、人が乗るのを重視した3列目シートやアウトドア重視のグレードを用意。旧型でもシエンタとフリードは車体サイズやエンジンの排気量は同じでも、車体のコンセプトは違っていましたが、新しく登場するフリードも同じようです。

フリード先行情報|Honda公式サイト

近年さまざまな話題となっている「モペット(ペダル付き原動機付自転車)」とはどのような乗り物なのか解説

近年、問題となっているのがペダル付き原動機付自転車「モペット」を、登録なしや無免許運転する事例でしょう。モペッドは、原動機付自転車と同等の乗り物でナンバー登録や免許が必要な乗り物ですが、日本ではあまり知られていない乗り物です。そもそもモペットとはどのような乗り物でしょうか。

モペットとはどのような乗り物か

モペット (moped) とは、日本ではペダル付きのオートバイを指す総称です。Motor(モーター、原動機)とPedal(ペダル)を組み合わせた造語であるモペットは、エンジンや電動機の動力だけでなく、人力でペダルを漕ぐことでも走行できる、ユニークな乗り物として知られています。年配の方の中には、「バタバタ」や「ペケペケ」といった愛称で呼ぶ人もいるでしょう。

出典:Wikipedia

モペットの歴史は古く、1900年代初頭にヨーロッパで登場しました。当初は、自転車に小型のエンジンを取り付けた形態が主流でしたが、次第に専用設計のフレームを採用するようになりました。日本では、第二次世界大戦後の復興期に、安価で実用的な交通手段として普及し始めました。

日本でのモペットの歴史

日本におけるオートバイの歴史は、1898年に柴義彦がアメリカから輸入し、組み立てて製作した車両の写真が最古の記録として残されています。しかし、日本の純国産オートバイ第一号として広く認識されているのは、1909年に島津楢蔵によって製作された「NS号」です。このNS号は、400ccの4ストローク単気筒エンジンを自転車をベースに製作したフレームに搭載した車両で、ペダルが付いていました。

その後、オートバイエンジンの高出力化と重量増加に伴い、本格的なオートバイ用のフレームが開発され、小型の後付けエンジンとは別のカテゴリーで発展していきました。日本では、太平洋戦争前には自転車取付エンジン式のオートバイ開発は広まりませんでしたが、戦後になると状況が一変します。

太平洋戦争後、旧日本軍から放出された発電用エンジンを自転車に取り付けた車両が登場し、やがて小さなメーカーから専用の自転車用取付エンジンが発売されるようになりました。1948年には年間販売数が2,000台、1949年には10,000台ほどに達するほど、自転車用取付エンジンの人気が高まっていきました。

現在まで続くメーカーの中では、本田技術研究所(現・ホンダ)が1948年に50ccのホンダA型を発売し、1952年には「カブ 取付エンジン F型」を発売するなど、早くから自転車用エンジンに注力していました。また、鈴木式織機(後のスズキ)は、1952年にパワフリー(36cc)を発売し、後継機種のダイヤモンドフリーやミニフリーシリーズ(50cc他)を1959年まで販売しました。当時オートバイも販売していたブリヂストンタイヤ(現・ブリヂストン)も、1954年に50ccの富士精機製エンジンを用いた取付エンジンを発売するなど、各社が自転車用エンジンの開発に力を入れていました。

しかし、日本の自転車用取付エンジンは、重積載用の実用型自転車に取り付けられて過負荷で酷使される事例が多く、振動や高速走行によってフレームや車輪に過大な負荷がかかり、破損事故を引き起こすことがありました。また、性能向上の許容度が低いという欠点もあったため、1960年頃までには完成車型モペットの普及によって徐々に廃れていきました。

1957年、日本初の完成品ペダル付きオートバイであるタス・モーペッド7HFが発売されました。翌1958年には、スズキがペダル付きのスズモペットSM-1(50cc)を発売し、同年に発売されたホンダ・スーパーカブの大ヒットにより、原動機付自転車の主流はペダル付きからペダルなしへと急速に移行していきました。

「モペット」という造語は、スーパーカブに代表されるビジネスバイクにも流用され、山口自転車の山口・オートペット、ヤマハ発動機のヤマハ・モペット、川崎重工業(現・カワサキモータース)のカワサキ・ペット、スズキ・セルペットなどの車名に用いられました。1961年をピークとする「モペットブーム」は、これらアンダーボーンフレームのビジネスバイクの流行を指しています。

その後も50ccのスクーターやビジネスバイクを含めた原動機付自転車のブームはたびたび訪れましたが、足漕ぎペダルが付いていることを特徴とするモペッドは、日本の法規において利点を活かすことができず、広く普及することはありませんでした。

モペッドと電動アシスト自転車は何が違うのか

 

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電動アシスト自転車が人気を集める一方で、従来からあるモペットとの違いについて疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。ここでは、モペットと電動アシスト自転車の主な違いについて解説します。

まず、法的な定義に目を向けると、モペットは道路交通法上、原動機付自転車(第一種・第二種)に分類されるのに対し、電動アシスト自転車は自転車に分類されます。動力源に関しては、モペットは原動機(内燃機関またはモーター)を主な動力源とし、ペダルは補助的な役割を果たします。一方、電動アシスト自転車は人力(ペダル)を主な動力源とし、電動モーターはアシスト機能として働きます。

最高速度については、モペットは第一種で30km/h未満、第二種で60km/h未満に制限されているのに対し、電動アシスト自転車はアシスト動力の上限が24km/h未満に設定されています。排気ガスに関しては、モペットは内燃機関を使用する場合は排出しますが、モーターを使用する場合は排出しません。電動アシスト自転車は電動モーターを使用するため、排気ガスは出ません。

運転にあたっては、モペットは原付免許(第一種)または普通自動二輪免許(第二種)が必要ですが、電動アシスト自転車は免許不要です。ヘルメットの着用については、モペットは義務付けられているのに対し、電動アシスト自転車は努力義務となっています。また、モペットはナンバープレートの取得と掲示が義務付けられ、自賠責保険への加入も必須ですが、電動アシスト自転車はナンバープレートも自賠責保険も不要です。

道路の通行ルールに関しては、モペットは車道の左側を通行し、歩道の通行は原則禁止されています。電動アシスト自転車も車道の左側を通行しますが、一定の条件下で歩道の通行が可能です。二人乗りについては、モペットは一定の要件を満たせば可能ですが、電動アシスト自転車は原則禁止されています。

モペッドを運転する際に必要な物は?

日本では、モペットの登場初期は軽車両扱いで運転免許が不要でしたが、1960年(昭和35年)の道路交通法施行以降は、16歳以上を対象とする原動機付自転車免許が必要となりました。一方、ヨーロッパでは長らく許可証取得や車両登録のみで運転できる国が多かったものの、2013年1月からは欧州連合 (EU) 加盟国全てで、設計上の最高速度が25km/h超45km/h以下のモペッドの運転にAM運転免許が義務づけられるようになりました。

日本の公道でモペットを運用するには、国土交通省が定める道路運送車両の保安基準に基づいて、ヘッドランプ、ホーン、リアリフレクター、ナンバープレート、ナンバープレートランプ、リアビューミラー、スピードメーター、テールランプ、ブレーキランプ、ターンシグナルランプなどの装備を取り付けることが義務付けられています。ただし、最高速度が20km/h未満の車両については、スピードメーター、テールランプ、ブレーキランプ、ターンシグナルランプの装備は免除されます。

電動モペットの登場で問題となった違法走行

 

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エンジン仕様のモペットはオートバイや電動アシスト自転車の登場により、ほぼ絶滅している状況に近いほど衰退しています。その一方で、躍進しているのがモーターとバッテリーを使用した電動モペットですが、日本では、この電動モペットが違法走行している事例が多いことで問題となっています。

モペットはエンジンやモーターを始動せずにペダルのみで走行する場合でも、原動機付自転車の扱いとなるため、ヘルメットの着用が義務づけられ、車道を走行しなければなりません。しかし、モペットの認知度が低いことや、電動タイプのモデルが電動アシスト自転車と見分けがつきにくいことなどから、無免許運転や歩道走行などの交通違反が後を絶ちません。警察は、こうした違反行為に対して厳しく取り締まっています。

モペットは、原動機付自転車という位置づけであるため、運転には原付免許が必要で、ナンバープレートの装着やヘルメットの着用も義務付けられています。しかし、一部のユーザーの中には、こうした基本的なルールを軽視する傾向が見受けられます。

ニュースでよく聞く「まさか切符を切られるほどとは」という違反者の言葉からは、モペットに乗ることの責任の重大さに対する認識の甘さが透けて見えます。彼らは、モペットが気軽な移動手段だと考えているのかもしれません。しかし、公道を走る以上、他の車両や歩行者の安全に配慮し、交通ルールを遵守することは運転者の義務です。

また、モペットを自転車だと思い込んでいるユーザーが多いという指摘もあり、これは、交通ルールに対する理解の浅さを物語っています。電動モペットは自転車に似た外観が多いですが、法律上、モペッドは紛れもなく原動機付自転車であり、自転車とは全く別の乗り物です。

そして、違法モペットに乗ることのリスクは計り知れません。ナンバープレートを付けずに運転するということは、保険にも加入していないということを意味します。万が一、歩行者との事故を起こせば、道交法違反と重大な過失行為を問われ、高額な賠償金の支払いを命じられる可能性があります。しかも、その賠償責任は自己破産をしても免れることはできないのです。

同時に、行政や警察、メーカー、販売店も、モペッドの適正利用を促すための取り組みを強化する必要があります。例えば、ネット通販の際に、ナンバープレート申請の重要性を強調したり、購入者に申請を義務付けたりするなどの措置が考えられます。また、モペッドの正しい乗り方や交通ルールについての教育を徹底することが求められます。

警察による取り締まりは、こうした違法行為を抑止し、事故を未然に防ぐための重要な活動です。モペッドをめぐる問題は、単なる交通ルール違反の問題にとどまらず、より深刻な社会問題であることが分かります。

フェニックス合同会社、Makuakeにて折りたたみ電動アシスト自転車「EMOTORAD F046」の先行独占販売を開始

フェニックス合同会社(東京都豊島区)は、軽量コンパクトで乗りやすい折りたたみ電動アシスト自転車「EMOTORAD F046」を、2024年5月2日(木)12:00より、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて先行独占販売を開始します。販売期間は2024年6月26日(水)までで、最大28%OFFでの予約を受け付けます。

「EMOTORAD F046」の特徴は、センターチューブが高い位置にあるV字フレームを採用しており、乗り降りがしやすい所。フレームは鋳造マグネシウム合金で折りたたみフレームを採用。フロントフォークとフレームにはサスペンションを装備したフルサスペンションを仕様となっています。

モーターは250Wのリアインホイールモーターを搭載。ペダルクランク周辺はモーターが付いているように見えるが、ここにはバッテリーを装備しており、鍵を使い取り外しが可能です。容量は36V、9.6Ah、345Whで、航続距離は最長80キロ。USB端子も備えており、お出かけ先での充電や災害時の予備バッテリーとしても活用できます。

EMOTORAD F046の価格は231,000円(税込み)。先行してMakuakeにてプロジェクト形式の予約受付を開始。Makuakeプロジェクトページでは、2024年5月2日(木)12:00から6月26日(水)18:00まで、超早割・早割など最大28%引きの先行者割引特典を用意しているとのことです。

EMOTORAD F046 | (phoenix-h.com)

Palace SkateboardsとBROMPTONがコラボレーション、折りたたみ自転車「Palace Brompton」を発売

イギリスのスケートボードブランド「Palace Skateboards(パレス スケートボード)」と、折りたたみ自転車のパイオニア「BROMPTON(ブロンプトン)」が、コンパクトに折りたためる自転車を共同でデザインしました。

「Palace Brompton」は、BROMPTONのCライン2段変速ローハンドルモデルをベースに、深夜ライドをイメージしたグロースティック・イエローとディスコ・シルバーのカラーリングを採用。サドルにはPalace Skateboardsのプリントが施され、耐久性に優れたコーデュラを使用し反射材を使用したポーチが付属します。

このコラボレーションは、両ブランドの共通点である「革新的なアプローチ」から生まれました。BROMPTONは50年近くにわたり、コンパクトな折りたたみ自転車で世界中の都市における人々の移動方法を変えてきました。一方、2009年にスタートしたPalace Skateboardsは、今では世界中でカルト的人気を誇るストリートウェア・カンパニーへと飛躍しています。

BROMPTONは、「Palace Skateboardsのユニークなレンズが私たちの製品と2輪の世界に注がれるのを見ることで、私たちのアイコンである折りたたみ自転車に新たなエネルギーがもたらされました」とコメントしています。

発売を記念して、Palaceのプロスケーターであるローリー・ミラネスが出演し、スチュアート・ハモンドが監督を務めたフィルムが制作されました。写真はフォトグラファーのルイス・カーンがロンドンとノースウェールズで撮影しました。

「Palace Brompton」の自転車は、5月11日11時よりPalace Skateboards Tokyoにて店舗販売のみで発売されます。価格は発売日まで非公開とのことです。

www.palaceskateboards.com

日産自動車、ワンボックスカー「キャラバン」を活用した車中泊体験の実証実験に関する取り組みレポートを公表

日産自動車株式会社は、2023年3月28日(木)に「2023年度(令和5年度)日産キャラバン 車中泊体験の実証実験に関する取り組みレポート」を公表しました。

2022年(令和4年)、日産自動車と茨城県高萩市は「車中泊体験の実証実験に関する協定」を締結し、実証実験を実施しました。その後、全国各地の自治体・DMOから声がかかり、2023年度は北海道上川町とClan PEONY 津軽(青森県:地域連携DMO)の2つの地域で取り組みを行いました。

日本各地では、空き家の増加、宿泊施設の老朽化や不足、市街地からの2次交通の不足など、さまざまな課題が山積みになっています。また、コロナ禍収束後は観光コンテンツの活性化や差別化が求められています。そこで、新たなレジャースタイルとして注目を集めている「車中泊」を活用し、地域の観光課題を解決する観光プランの創出を目指しています。

2023年度は、北海道上川町とClan PEONY 津軽の2つの地域で、個別・特有の課題に向き合いながら、潜在する観光名所、自然資産、アクティビティの洗い出しを行い、「実証ツアー」という形で取り組みを実施しました。

北海道上川町と協力し、「通年型山岳リゾートタウンの実現」を目指した車中泊体験の実証実験では、一般参加者向けのモニターツアーを実施。「アクティブ」と「チルアウト」の2種類のツアーを設定し、滞在時間の異なるニーズに対応しました。また、上川町ならではの「きこり」「マタギ」「ラフティング」体験や「ジビエ」を用いた人気レストランでのディナーを組み込みました。

モニターツアーには95件の応募があり、女性からの応募が想定より多く、夫婦での参加希望が6割を超えました。応募者の多くは、日産自動車発信のメールマガジンやネットニュースをきっかけに参加を決めたとのこと。

参加者からは、上川町の大自然でのアクティビティや地元の方のおもてなし、住民との交流が好評でした。日産キャラバンについても、「楽に運転できた」「室内が広く、荷物が積める」など、サイズ感が高評価を得ました。一方で、車中泊スポットのトイレの距離や子供向けの配慮などについて、改善の要望もありました。

上川町の担当者は、今回の取り組みにより「コトを起こす原動力を獲得」「車中泊を軸としたコンテンツの開発」ができたと評価。また、日産自動車との協業により、日産ファンの獲得やメディア露出の増加など、思いもよらない効果もあったとのことです。

青森県の地域連携DMO「Clan PEONY 津軽」と協力し、車中泊体験の実証実験では、一般参加者向けに6種類のモニターツアーを実施。歴史、アート、自然、アクティビティなど幅広いジャンルのツアープランを用意し、2泊3日の連泊プランも設定しました。また、ツアー参加者や地域住民に向けて、のぼりやポスターを掲出するなどのインナープロモーションも行いました。

モニターツアーには142件の応募があり、首都圏・関西圏・中部圏の在住者からの応募が半数を占めました。年代別では50代・60代からの応募が半数を超え、次いで40代からの応募が多かったとのこと。

プラン別では、「白神山地堪能」「歴史探訪」「農業・漁業体験」が上位を占め、車中泊やアウトドアと親和性の高いツアー内容が選ばれました。また、女性には「津軽鬼コ巡り」や「白神山地堪能」が人気だったそうです。

参加者からは、津軽地域ならではの旅情や絶景、農業・漁業体験、地元の風習や商業の成り立ちを学べる内容が好評でした。日産キャラバンについても、「テント泊よりも便利な車中泊体験ができた」「ベッドのクッション性がよく、熟睡できた」など高評価を得ました。一方で、事前の情報提供やクルマの使い方レクチャーなどについて、改善の要望もありました。

Clan PEONY 津軽の担当者は、今回の取り組みにより「全国DMOとの差別化ができた」「津軽地域を全国区にするきっかけになった」と評価。また、ツアープラン作成の過程で、地域の魅力や関係事業者とのネットワーク構築の重要性を再認識できたとのことです。今後は、参加者の声を元に、地域活性化に向けた仕組みづくりを検討していくそうです。

2023年度に北海道上川町とClan PEONY 津軽(青森県)の2つの地域と協力し、車中泊体験の実証実験を行いました。この取り組みを通じて、体験者、自治体・DMO、日産自動車の三者それぞれにとって、新たな発見や成果があったようです。

体験者にとっては、これまで味わったことのない体験や行ったことのない場所を訪れることで、「新しい観光・レジャースタイル」の獲得につながりました。また、「移動」と「宿泊」を兼ねたクルマの利便性を発見する機会にもなりました。

Screenshot

自治体・DMOにとっては、単独では実現しにくい課題解決のきっかけづくりになったほか、日産自動車の持つ「PR発信力、ブランディング力、運営力」を習得する機会になったとのこと。

日産自動車にとっては、興味関心層・検討層へのさまざまな使用シーンなどの「新たな情報発信機会の創出」と「地域貢献」へのきっかけづくりになったようです。

各地域に潜在する課題への取り組みが、今までにない「アクション」や「成果」を生み出せる機会となり得ることが、今回の実証実験で明らかになりました。

日産自動車は、全国各地の課題は千差万別で一筋縄では解決できないと認識しつつも、2022年度の茨城県高萩市に続き、2023年度は北海道上川町とClan PEONY 津軽との取り組みを通じて、何かヒントになることや解決の道筋を見出そうと努めてきました。

今回の取り組みでも、「移動」と「宿泊」を担える日産キャラバンが、「2次交通」や「宿泊施設不足」の課題解決の可能性を持つことが確認できたとのこと。

日産自動車は、少しでも課題解決のきっかけになればと考え、さらなる取り組みの拡大を目指していくとしています。

ヒョンデとヤマダホームズが「KONA」と「YAMADA スマートハウス」のセット販売を開始

Hyundai Mobility Japan株式会社(以下Hyundai)と株式会社ヤマダホームズ(以下 ヤマダホームズ)は、Hyundaiの新型EV「KONA」と「YAMADA スマートハウス」とのセットでの販売を開始すると発表しました。

ヤマダホームズは、ヤマダホールディングスグループの「くらしまるごと」戦略の下、究極のスマートハウスである「YAMADA スマートハウス」を推進してきました。2024年4月27日(土)には、群馬県吉岡町TeccLIFE SELECT前橋吉岡店敷地内に3棟同時にグランドオープンします。

「YAMADA スマートハウス」は、太陽光発電、EV、V2Hを標準装備した究極のスマートハウスで、EVとのセット販売を進めてきました。今回、「KONA」の持つ大容量バッテリーに着目し、Hyundaiもヤマダホームズとの提携を積極的に進めてきました。

「KONA」は実用性の高いEVのコンパクトサイズSUVで、最新の先進運転支援システムを採用しています。また、ARナビやBOSEプレミアムサウンドを搭載し、48.6kWhと64.8kWhの2種類のバッテリーを選択できます。V2L/V2Hにより、アウトドアでもフレキシブルな活躍が期待できます。

ヒョンデ公式サイト|ヒョンデ (hyundai.com)

YADEA TRP-01 コンパクトなデザインと高出力500Wモーターが特徴のオートバイ系Eバイクに試乗

世界的に様々な企業が参入しているオートバイ系Eバイク。その中でも今回ピックアップするのがYADEA TRP-01だ。

中国のYADEAは、電動キックボードから電動アシスト自転車、電動オートバイまで様々な電動モビリティを製造している。日本ではハセガワモビリティ株式会社が輸入を行っており、電動キックボードと電動アシスト自転車の輸入を行っている。

TRP-01は、海外で販売されているTROOPERを日本仕様に変更したオートバイ系Eバイク。海外仕様のTROOPERはサムスロットルを装着して自走走行可能の仕様となっているが、日本国内で販売されているTRP-01は、ペダルアシストのみで普通自転車と駆動補助機付き自転車の型式認定を取得。このようなオートバイ系Eバイクは違法車両が多い中、普通自転車と駆動補助機付き自転車の型式認定を取得することで、公道走行が可能だというお墨付きを得ている。

車体サイズに関しては小さめでSUPER73 SG1、SUPER73 Zシリーズのイメージが近い。日本国内では人気車種であるROCKAFLAME MAKAMI/FUMAとBRONX BUGGYは、車体サイズが比較的大柄で身長が高い人でも比較的運転できる乗車姿勢となっている。一方で、YADEA TRP-01は車体が小さいので身長が高い人が乗ると、窮屈に感じるだろう。

ギアに関しては変速機が無いシングルギア。シングルギアなので坂道には弱いと思うかもしれないが、TRP-01は定格出力500Wのリアインホイールモーターを搭載している。一般的なEバイクに搭載されているモーターは定格出力250Wで、2倍の定格出力を実現。坂道ではペダルを踏み込むと力強くアシストが発生して、シングルギアながら坂道を上ることができる。

バッテリーは48V、20Ahで容量960Wh。BRONX BUGGYやROCKA FLAME MAKAMIなどのライバル車と比較して3倍以上のバッテリー容量を実現。これだけバッテリー容量が多いのは、自走走行に対応するためにバッテリー容量が大きいのもあるだろう。そのため一番パワフルなアシストモードでも、長い距離を走ることができるだろう。

オートバイ系Eバイクと言えばBRONX BUGGYとROCKA FLAME MAKAMI/FUMAが有名だが、YADEA TRP-01は定格出力500Wのハイパワーモーターと大容量バッテリー、前後サスペンションを装備しつつ30万円を切る価格を実現しており、既存人気モデルのライバルになるだろう。

yadea.jp

第2回「RVパークアワード」開催決定 ~2024年に利用した施設の中から高評価を得たRVパークを表彰~

一般社団法人日本RV協会(JRVA)と株式会社ブシロードムーブは、全国のRVパークの認知拡大・ブランドアップ・活用・普及の拡大を目的とした第2回「RVパークアワード」の開催を決定しました。

「RVパークアワード」は、2024年に利用した施設の中で「あなたが最もステキだと思うRVパークは?」をテーマに、一般ユーザーから投票を募り、高い評価を得たRVパークに対して1~10位及び特別賞(RV-Park.jp賞・新人賞)を表彰するイベントです。上位入賞施設は来年開催される「ジャパンキャンピングカーショー2025」でアワード受賞式が行われます。投票はRVパーク専用予約サイト「RV-Park.jp」内の投票フォームから11月30日(土)まで受け付けています。

「RVパーク」とは、日本RV協会(JRVA)が定めた条件を満たす車中泊施設で、現在全国で400カ所以上が認定されています。温泉施設、宿泊施設、道の駅、遊園地等の様々な施設でRVパークが設置され、年々その数は増え続けています。

RVパークの予約には、予約機能をメインとしたRVパーク専用の予約サイト「RV-Park.jp」が便利です。事前決済機能や、希望する車中泊日や場所、車両の種類に適応した駐車スペースの絞り込み検索ができ、どなたでも無料で利用できます。

日本のキャンピングカー市場は拡大しており、2023年の国内総保有台数は155,000台、販売総額は過去最高の1,054.5億円を記録しました。移動手段としてだけでなく、レジャーや災害時の住居、テレワークのオフィスなど、多岐に渡る活用方法への関心の高まりが需要拡大につながっています。

JRVA.com|一般社団法人日本RV協会公式サイト