木曜日, 10月 22, 2020
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ママチャリとクロスバイクの違いを安田大サーカス団長が解説!NESTO VACANZEスペシャルムービーがYoutubeで公開

ホダカは10月8日、スポーツサイクルブランド「NESTO (ネスト)」から、安田大サーカスの団長安田さんがクロスバイクVACANZE (バカンゼ)と軽快車(ママチャリ)の違いを検証するスペシャルムービーを公開した。 この動画では芸能界一の自転車芸人と呼ばれる団長安田さんが、クロスバイク「NESTO VACANZE」と軽快車「ママチャリ」が何が違うのかを検証。自転車にペダルを漕ぐ力を計測する機械を取り付けて、同じ距離を同じ力で走った時間を比較する。今回は自転車通勤の平均的な距離といわれている5キロの道のりを走行した。 検証の結果、5キロを同じ力で走った時にクロスバイク「NESTO VACANZE」の方が3分48秒も早くゴールできることがわかり、動画内ではその違いを生み出しているポイントについても解説している。 NESTOではこの動画がスポーツ車と軽快車(ママチャリ)の自転車選びで迷っている方にとって、スポーツ車を気軽に乗ってみるきっかけになればと考えているとのこと。 https://youtu.be/QS3GEfODK_k 今回、検証に使用したロングライドも可能な高速系クロスバイクVACANZE 1と、変速段数を抑えた低価格モデルVACANZE 2をラインナップしている。 VACANZE 1の車体は6061アルミフレームと、 アルミフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tourneyで、クランクはアルミ 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO CS-HG200 12-32T 7速。ブレーキはSHIMANO BR-T4000 Vブレーキ。タイヤはMAXXIS DETONATOR 700x32C。価格は4万6000円(税抜)。 VACANZE 1の車体は6061アルミフレームと、 アルミフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tourneyで、クランクはアルミ 42T、スプロケットはSHIMANO CS-HG200...

2万円クラスの安いクロスバイクと4万円クラスのクロスバイクの違いを解説

自転車に限らず専門店と量販店では売られている物が違うことが多い。クロスバイクの場合、スポーツ自転車専門店では、最低でも4~5万円は必要だ。その一方、ホームセンター等の量販店では2万円台でクロスバイクが購入できる。2万円クラスのクロスバイクと4万円クラスのクロスバイクの違いをまとめてみた。 2万円台のクロスバイクと4万円台のクロスバイクの違い(2015年の記事) 一般的な自転車マニアからは2万円台のクロスバイクは見向きされないため、この手の自転車の情報は少ない。今回、埼玉サイクルエキスポで、2万円台の街乗りクロスバイクMomentum iNeed 700-3に乗ることができたので、2万円台のクロスバイクと4万円台のクロスバイクの違いの違いを書いてみることにした。 こちらはMomentum iNeed700-3。28,595円(税込)の街乗りクロスバイクで、ライバル車種はサイクルベースあさひのウィークエンドバイク、サカモトテクノ オールストリートか。 こちらは、Momentum iNeed Z-3Air。45,800円(税込)のエントリーモデルのスポーツ自転車で、試乗した感覚だと、1ランク上の5万円台の有名ブランドのエントリーモデルに近い走りの軽さがある。 走りの軽さの違い 2万円クラスの街乗り用クロスバイク「iNeed700-3」は、一般的なママチャリよりは軽快に走行することができて、MTBルック車みたいな走りの重さは無い。しかし、本物のスポーツ自転車と比べると明らかに走りは重い。「iNeed700-3」のタイヤ幅はカタログでは28ミリ相当(らしいが、実車を見た感じだと32ミリ相当に見えた)と、ママチャリと比べると細いタイヤを採用している。4万円クラスのクロスバイクの「iNeed Z-3Air」は「iNeed700-3」と同じタイヤ幅だが、iNeed700-3のほうが走りは重い。感覚的には「iNeed Z-3Air」に、ママチャリ並に太いタイヤの38ミリ相当のタイヤをつけたような感覚だ。スタート時の走りの軽さや、速度が出たときの車速の維持も大きな差がある。 ギア比の違い 4万円クラスの「iNeed Z-3Air」は、前3段・後ろ8段を装備。これにより平地から上り坂など様々な場面で対処できるギア比を採用した。その一方、iNeed700-3は前1段のみの街乗り用ギアだ。キツイのぼり坂が出たら、押して上らないといけない。 材料・部品の違い 4万円クラスの「iNeed Z-3Air」は、フレーム素材にアルミを採用し、車輪の着脱を簡単にできるクイックレバー式ホイールの採用をしている。一方2万円クラスの「iNeed700-3」のフレーム材質は、アルミよりも重いハイテンを採用し、車輪も着脱するとき工具が必要なナット止めを採用している。 この手の2万円台のクロスバイクは、軽さや車輪強度には、一種の割り切りが必要だ。本物のスポーツ自転車のように長距離走行をするのなら、最初から有名ブランドのエントリーモデルのスポーツ自転車を購入したほうが良い。走りの重さ等を割り切って、街乗り用のセカンドバイクと考えよう。 2019年現在、かつての2万円クラスのクロスバイクは3万円クラスのクロスバイクに かつての2万円クラスのクロスバイクは、円安による値上げなどの影響で3万円クラスのクロスバイクになってしまった。2019年現在の2万円クラスのクロスバイクは2015年なら1万円台のクロスバイクだと思えばいい。実際にディスカウントストアで2万円のクロスバイクを見ると、部品の質や塗装が酷い物が多い。 2019年現在、サイクリングを目的に3万円クラスの街乗り用クロスバイクを買うのなら、4万円クラスのクロスバイクを買ったほうが良いだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/24387

イギリスの折りたたみ自転車「ブロンプトン」を解説 利点や欠点・ライバルも紹介

世界には多種多様な折り畳み自転車がある。その中でも長年にわたり、多くの人に愛用されている折り畳み自転車と言えばブロンプトンだろう。快適に街中を走ることができ小さく折り畳むことができるシティコミューターとして乗る人がおり、さまざまな折り畳み自転車ブランドがライバルが登場していることでも知られている。今回はブロンプトンの利点と欠点、ライバル車などについてまとめてみた。 ブロンプトンの利点と欠点 ブロンプトンの利点といえば、折り畳み性能と走行性能を両立した所だろう。折り畳みに関しては横60×縦58×奥行き30cmと小さく折り畳める。参考を上げるとするとDahon Routeの場合横89×縦64×奥行き34cmなので、いかにコンパクトなのかがわかる。そのため、大サイズのコインロッカーなら余裕で入れることが可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/18669 ブロンプトンよりも小さく折り畳むことができる折り畳み自転車はあるが、このような折りたたみ自転車は、車輪の大きさを極端に小さくしている物が多い。そのため歩道の段差程度でも躊躇してしまう物がある。一方、ブロンプトンは16インチの車輪径を採用したため、歩道の段差程度なら気を使わずに通過できる。また、ハンドルからサドルまでの距離が長くとっているため、身長が高い人でも窮屈せず運転が可能だ。フレームやフロントフォーク、シートポストまで様々な所にスチール素材を採用しつつも、重さは12kgクラスと比較的軽量なのも大きい利点だ。 欠点は、折り畳み性能と街乗り性能を追求したため改造は非常に難しい事。たとえばブロンプトンのブレーキレバーは極端に下を向いているが、これは折り畳み時の奥行きを短くするためだ。またブロンプトンは特殊な変速機を採用しており、後輪がパンクした場合修理に時間がかかる。 ブロンプトン 後輪の外し方(グリーンサイクルステーション):http://www.gcs-yokohama.com/entry/15737/ ブロンプトンは完成度が非常に高い一方で伸びしろが殆ど無い折り畳み自転車だ。購入する時はそれを理解して試乗して買おう。 BD-1・BirdyとBromptonは何が違うか? ブロンプトンとよく比較された折り畳み自転車と言えばBD-1だろう。かつて、BD-1はブロンプトンと同じ輸入代理店で売られていた。価格帯も近く、自転車本やネットでも比較される事がある。 かつて筆者はBD-1・スタンダートフレーム(セーフティーサスペンション装着)を所有していた事がある。ハンドリングは、ブロンプトンのほうがBD-1よりも安定している。かつてBD-1は、落ち着きがないハンドリングで知られていた。これは、特徴的な前サスペンションが原因と言われており、一部ユーザーはBD-1に通常のリジッドフォークを装着すると、ハンドリングが安定したという話もあるほどだ。因みに現行モデルのBirdyに関しては不安定なハンドリングは解消されている。 タイヤは、Bromptonは16 x 1- 3/8でBD-1は18×1.5。乗り心地については、BD-1は前後にサスペンションがあるので、社外品等の部品を使えば乗り心地を変えられる利点がある。 ギア比はBD-1が有利だ。BD-1は一般的な外装変速を採用しているため、ギア比のセッティングは比較的自由だ。ブロンプトンは外装2段、内装3段、外装2段×内装3段の6段変速仕様の3タイプがある。外装2段は汎用性が低く平地重視のマニアックな仕様。内装3段は街乗り程度の坂なら対応可能な街乗り仕様、外装2段×内装3段の6段変速は、外装2段は坂の多さ等時と場所によって位置を固定して、内装3段変速をメインに使う汎用的な仕様だ。脚を速く回すスポーティーな走りよりも、ゆったり走るのが向いている。 乗車姿勢は、両車とも体が大きい外国人用に考えたのか、非常に大柄な自転車だと感じる。身長180cmの筆者が乗っても普通に乗れる。個人的にはブロンプトンのほうが、乗車姿勢はアップライトでコンパクトに感じた。 車体デザインの割には、走り系では無いがギア比が豊富なBD-1と、車体デザインの割にはよく走るがギア比が少ないブロンプトン。価格に関してはBD-1のほうがラインナップが豊富で安いが、それでも15万円近くする。 BD-1とブロンプトンは、折りたたみ自転車というジャンルの自転車ではなく、「BD-1」と「ブロンプトン」という1つのジャンルのような自転車だろう。BD-1とブロンプトンは両車とも高価で簡単に買う自転車ではない。自分には何が欲しいのか、何を捨てるかを考え、試乗をして選ぶのを薦める。 https://www.cyclorider.com/archives/16561 社外品ヒンジクランプは要注意 ブロンプトンは細かい部品を交換可能にすることで、長く使うことが可能だ。例えばシートスリーブは交換可能になっている。 Brompton シートスリーブの交換です②(bici termini):https://bicitermini.com/2019/01/18/19033/ 折り畳みヒンジは驚くほどシンプルだ。このヒンジは交換可能なため、劣化しても交換すれば長く使えることだろう。ヒンジクランプに関しては純正品だけでなく社外品が売られているが、社外品の購入はやめたほうがいい。 ブロンプトンの折りたたみヒンジクランプはコの字形状となっており、底部分との隙間が少なくなると交換と言われている。しかし、一部の社外クランプは新品時ですら要交換状態の隙間が少ない物も存在する。また、社外ヒンジクランプを使用することによりフレームが破損する事例がある。また、輸入代理店はサードパーティ製品を使用したフレームの不具合につきましては保証対象外となる。 Brompton ヒンジクランプ交換です。(bici termini):https://bicitermini.com/2016/03/07/12656/ Brompton ヒンジ 破損事例です。(bici termini):https://bicitermini.com/2014/05/03/9121/ Bropmton ヒンジクランプについて。(bici termini):https://bicitermini.com/2017/01/12/14197/ ブロンプトンのヒンジクランプ ご確認ください!(SS-SITE店長日記):http://sssite721.blog.fc2.com/blog-entry-51.html 製造物責任法等の問題があるため、想定外の使用にかんしてはやらないほうがいい。カーボンフレームロードバイクは荷台の装着やオフロード走行はできず、某折りたたみ自転車ブランドに関しては「非純正品のロングタイプのシートポストに交換したら保証できないのでやらないでほしい。」「バイクパッキングタイプのシートバッグを装着するとシートポストに過剰な負荷がかかるからやめてほしい。」と言う所もある。 https://www.cyclorider.com/archives/18276 ブロンプトンのライバル Harry Quinn Roller ルノーライトシリーズで有名なGicから販売されている折り畳み自転車。ブロンプトンよりも低価格で購入できるが、折り畳み時のおさまりが悪いためか、折り畳みサイズはブロンプトンよりも大きい。フレームはアルミフレームを採用し、内装3段変速を装備。 https://www.cyclorider.com/archives/21204 Harry Quinn Portable E-Bike https://www.youtube.com/watch?v=_XIO_crP-i4 Harry...

ミニベロE-Bike「BESV PSシリーズ」を解説 違いや折りたたみモデルも紹介

原動機付自転車よりも自由度が高いE-Bikeは、従来の自転車や原動機付自転車よりも自由なモノが生まれている。そんな個性的なE-Bikeの中で、成功例と言えるのがBESV PSA1/PS1。モトベロの電動アシスト自転車販売ランキングでは、プレミアム部門(高価格帯でありデザインに優れたタイプや、スポーツe-bikeタイプ)で1位(PSA1)と3位(PS1)に入るほど売れているようだ。 電動アシスト自転車専門店『モトベロ』 2018年年間販売ランキングを発表!:http://www.motovelo.co.jp/blog/201901-16089/ 埼玉サイクルエキスポ2019でBESV PSA1・PS1に試乗できた。今回はPSA1とPS1の違いやなどを紹介する。 BESV PSA1を解説 リアキャリアはオプション BESV PSA1は、先行発売されたカーボンフレームのミニベロE-Bike「PS1」のエントリーモデル。PS1のデザインを意識したアルミフレームや、機械式ディスクブレーキやShimano Altus 7速コンポーネントを採用することで低価格を実現した。価格は¥185,000(税抜き) https://www.cyclorider.com/archives/26947 BESV PS1を紹介 BESVブランドの中でアイコニックなモデルがPS1。デザイン性を重視したカーボンフレームに油圧ディスクブレーキ、Shimano Deore 10速コンポーネントを搭載。価格は¥276,000(税抜き) BESV PSA1とPS1の違いは? BESV PS1とPSA1はフレーム、ブレーキ等、様々な所が違うが、一番の大きな違いはアシスト制御だろう。埼玉サイクルエキスポで聞いた所、PSA1は初めてE-Bikeに乗る人のためにマイルドな制御を採用しているのに対し、PS1は既存のスポーツサイクルに乗っていた人が買うのが多いと考え、メリハリがあるアシストを採用していると語っていた。 実際にPSA1・PS1を比較試乗すると簡単に理解できる。同じアシストモードにした場合、発進時のアシストはPS1のほうがパワー感がある。モーターはPSA1・PS1も同じと語っていたが、全く別の特性なので、購入する前は確認を薦める。 初期型のPS1と現行型PS1の違い BESV PS1は日本に来てから既に数年立っているE-Bikeだ。PS1登場初期は、「パナソニック・ハリヤ」などの、ママチャリ用ユニットを搭載した電動アシストスポーティモデルか、超小型バッテリーを搭載した「ヤマハ・YPJ-R」しか無かったが、2019年現在は、様々なE-Bikeが登場している。 BESV PS1も時が経過するごとに改善しているようだ。2017年にバッテリーアップグレードキャンペーンが行われており、大容量バッテリーが追加でプレゼントされた。 BESV PS1 バッテリーアップグレードキャンペーン:http://besv.jp/news/201705-2181/ また、2018年では以下のようにアップグレードされた。 ・Shimano Altus7から、Shimano Deore 10sへグレードアップ。 ・バッテリーは、6.6Ah→10.5Ahに容量アップ ・油圧ディスクブレーキをTEKTRO社の油圧&エレクトリックブレーキ(制動時にモーターへの給電を停止)に変更。 BESV TRS1を始めとする2018年の製品ラインナップにつきまして:http://besv.jp/news/201803-2787/ また、話を聞くとセンサー類を高性能化やマッピングの進化も行っているとのこと。最新型のPS1に試乗した時、初期型のPS1よりも出だしのアシストが進化したのに驚いた。(筆者はサイクルモードで初期型のPS1に試乗済) 初期型のPS1は、発進や低速時にペダルを踏んだ時、アシストの遅れがあった。一方、現行型のPS1は同じ場面でペダルを踏むと、瞬時にふんわりとした緩やかなアシストが発生した後に力強いアシストが発生するセッティングに変更したようだ。この違いは試乗コースのヘアピンカーブを曲がる時にわかる。初期型PS1はアシストがギクシャクしており乗りにくいのに対し、現行型PS1はなめらかにアシストしてくれるので乗りやすいのだ。 発進や低速時は、瞬時にふんわりとした緩やかなアシストがかかるセッティングは、BESVオリジナルユニット(後輪インホイールモーター)搭載車の特徴のようだ。筆者はイベントで現行型PS1・PSA1・JR1・JF1に試乗したことがあるが、どれも同じアシスト感だった。 BESV PSF1とは? BESV初の折りたたみ自転車タイプのE-bike(E-フォールディングバイク)がBESV PSF1。ハンドルステム・フロントフォーク・リアスイングアームが折り畳めるため、PSシリーズ独特のモダンなデザインと折りたたみ性能を両立した。アシストの味付けはPSA1と同じ。 https://www.cyclorider.com/archives/30782

NESTOのクロスバイク「Vacanze1」と「LIMIT2」は何が違うのか?

他の自転車ブランドよりも安価な価格でありながら、1本4,000円オーバーの高価なタイヤを装着するなどコストパフォーマンスの高さを売りにしているNESTO。NESTOのクロスバイクでメインなのは舗装路を軽快に走るスピードクロスタイプのVacanzeとLimitだろう。 VACANZE 1-K (2018NEW)|NESTO - ネスト LIMIT 2-K|NESTO - ネスト 写真上がVacanze1で写真下がLIMIT2。車体価格は4万円台後半(Vacanze1が45,000円。LIMIT2が48,000円。どちらも税抜価格)。フレームもほぼ同じで価格帯も同じこの2台は、一体どこが違うのだろうか。 https://www.cyclorider.com/archives/21827 Vacanze1とLIMIT2の違い Vacanze1とLIMIT2の違いを簡単に書くと以下の通りだ。 LIMIT2のほうが溶接が滑らかに処理されている。 Vacanze1はリアの変速の段数は7段。LIMIT2は8段。 ブレーキ本体はLIMIT2はシマノ製を採用しておりグレードが高い。 この辺に関して言えばLIMIT2のほうが高いグレードの部品を採用している。 タイヤ幅はVacanze1は32ミリ幅、LIMIT2は28ミリ幅を採用している。一般的にタイヤ幅が細い場合は舗装路を高速走行するのに向いている。その点を考えるとLIMIT2は舗装路をスポーティに走りたい人に向いていて、Vacanze1はスピードよりも段差を安心して通過したい人や、乗り心地を重視したい人に向いているだろう。タイヤは両方ともMaxxis Datonator(ケブラービード)を採用している。4万円台の自転車に定価で1本4,000円オーバーのタイヤを装着するというとんでもない事を今回も行っている。 (参考)MAXXIS | デトネイター“シティーライド用カラータイヤの決定版” Vacanze1とLIMIT2の一番の違いは取扱いディーラーの違い 軽量なフレームに、スタンド・ライトを標準装備し、1本4,000円のタイヤを装着するというコストパフォーマンスに関しては他の自転車ブランドを寄せ付けないNESTO。Vacanze1とLIMIT2の両方共お買い得なクロスバイクだが、個人的には後々を考えたら48,000円のLIMIT2を薦める。しかしここで問題になるのが取扱いディーラーの数だ。 NESTOは、車種によってスタンダートモデルとプレミアムモデルに分かれている。スタンダートモデルは量販店でも販売されていて幅広い場所で購入できるのに対し、プレミアムモデルは一部の自転車専門店でしか購入できないようになっている。LIMIT2はプレミアムディーラーでしか購入できないモデルで、購入できる店舗が少ないという問題がある。LIMIT2を購入する時に困るのは、プレミアムディーラーが少ないため家の近くの自転車店では買えない問題が発生するということだろう。此の様な場合は取扱ディーラーが多いスタンダートモデルのVacanze1を買うしかないだろう。 このような例は自転車業界に限らず、様々な業界で発生している。プレミアムなモデルは何処でも購入できるのではなく、販売店をある程度絞り専門店で購入できるようにするのが今の流れのようだ。オートバイの世界では、ホンダは、2018年4月にオートバイのディーラーを250CC以下しか取り扱えないHonda Commuter(5,350拠点)と、大型オートバイの取扱を行っているが他ブランドのオートバイの取扱は行っていないHonda Dream(150拠点)に刷新するとのことだ。高校生で大型オートバイに乗り、通学できた時代のように大型オートバイがバカスカ売れる時代ではなく、ブランド力を付けて少ない客を囲い込みたいのではないかと思う。 Honda | 国内二輪 新販売チャネル施策を展開 https://www.cyclorider.com/archives/18698 https://www.cyclorider.com/archives/10266

Dahon CURLとBromptonを比較する時に気にするべき部分

様々な折り畳み自転車を製造しているDahonには、Bromptonみたいなデザインを採用しBromptonみたいにコンパクトに折り畳むことができ、Bromptonのコピーみたいなデザインを採用したCURLという折り畳み自転車がある。CURLは海外で販売されていてBromptonに似たデザインは、日本発売前から折り畳み自転車ファンに注目されていた。そんなCURLが2018年モデルとして日本で発売されるようだ。今回はCURLとBromptonを比較を行う時に気にしたほうがいい2つの部分を紹介したい。 CURLとBromptonを比較を行う時に注意したい部分:折りたたみヒンジ編 自分がCURLとBromptonを比較する時、真っ先に折り畳みヒンジの設計に注意したい。 多くのDAHONの折り畳み自転車で採用されている折り畳みヒンジシステムは、レバー式でワンタッチで開閉できるシステムを採用している。このタイプの利点は比較的軽い力で折り畳み時に開閉が可能で、欠点はテンション調整を行わなくてはいけないことだろう。 折り畳みを頻繁に行うと緩むためテンション調整を頻繁に行わないといけない。このテンション調整を怠るとテンション調整ボルトが破損し廃車になる可能性が高いため注意が必要だ。因みにDAHONは車種により折りたたみ部分の機構が違うため調整を行う場合は、取扱説明書を読んだほうが良い。 http://www.synapse.ne.jp/s-hara/velo/fdb_maintenance.html#lcadjust 一方、Bromptonはヒンジクランプ方式を採用しており、DAHONのようにワンタッチで開閉できる構造ではないが、シンプルで手で締め込むことによりDAHONのように工具を使用して折り畳み部の調節を行わなくていいようだ。 折り畳み部分の調整で工具を使用しなくていいのは大きな利点の一つだ。自分が所有しているTern Link N8とRenault ULTRA LIGHT7は折り畳み部分の調整を行うには工具が必要だが、Tern Link N8は工具を家に忘れてしまい、旅行先(伊豆大島)で折りたたみ部が緩くなってしまい恐る恐る走り、Renault ULTRA LIGHT7は何度も旅先で折りたたみ機構の調整を行っている。 Dahon Curlの折りたたみ部分はワンタッチタイプのようだが、どのような調整を行うかが気になる。またCurlは明らかにBromptonをコピーしたデザインのため、Bromptonように折りたたみ部分を交換して長期間使用できるかも調べないといけない。 CURLとBromptonを比較を行う時に注意したい部分:フレーム素材編 DAHON CURLとBromptonの違いで気になる部分にフレーム素材がある。CURLのフレーム素材はアルミなのに対して、Bromptonはクロモリと違う素材を採用している。 自分が所有している折りたたみ自転車、Tern Link N8とRenault ULTRA LIGHT7の2台はアルミフレームと一般的な折りたたみ自転車に多く採用されているフレーム素材だ。この2台に乗っていて気になるのが、折りたたみ部の劣化だ。 アルミは素材特性的に柔らかく加工がしやすいのが知られている。多くの折りたたみ自転車にもアルミフレームの折りたたみ自転車があるが、折りたたみ部分が摩耗しやすいのはあまり知られていない。 自分が所有しているTern Link N8とRenault ULTRA LIGHT7は、執筆時点で両方共1年未満しか使用していないが、フレームの折りたたみ部を見ると既に塗装はげがあり、力がかかり摩耗しているのを実感する。 自分はKHSやDAHON Speed等のクロモリフレームの横折れ式折り畳み自転車を所有したことはないが、アルミよりも強度があるクロモリフレームのほうが折りたたみ部の摩耗が少ないのでは無いかと思う。 http://syluet.com/blog/2016/08/07/5%E5%B9%B4%E7%B5%8C%E9%81%8E%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B32/ 5年経過したBromptonのフレーム折りたたみ部の摩耗が見れる。正直Tern Link N8やRenault Ulita Light7がここまで持つかはわからない。 Dahon...

エントリーロードバイクとクロスバイクは何処が違うか GIANT Escape RX/GIANT DEFY・CONTENDを比較する

スポーツサイクル趣味を始めるとき、ロードバイクとクロスバイクのどちらを選べば良いのか迷うのが多いと思う。 初めてスポーツサイクルを始める時、できるだけ汎用性があるモデルを買ったほうがいい。どのような方向に進むかわからないため、下手に競技用自転車を買うと合わなくてすぐ辞めてしまう場合があるからだ。 比較的手頃な価格で買えるエントリー向けの流行のスポーツサイクルといえば、ロードバイクとクロスバイクだろう。比較的安価なエントリーロードバイクとクロスバイクの価格は同じ物が多く、スポーツサイクルを選ぶときはどちらを選ぶか迷うだろう。 そこで、今回はGIANTのエントリーロードバイクのDEFY4、CONTENDとクロスバイクのGIANT ESCAPE RXを比較してみた。DEFY4は静岡のサイクルスポーツセンターの5キロサーキットコースで試乗した。 フレームよりも部品の差が大きいDEFY4とESCAPE RX DEFY4に乗り、サイクルスポーツセンターの5キロコースを走ったときの感覚は、細いタイヤを履いたEscape RXのように、ロードバイクの軽快な走行感覚があった。レースのように限界まで走るのならまだしも、ESCAPE RX3とDEFY4は、ポジションとタイヤとギア比、ハンドルの差のほうが大きく、フレームの差はあまり関係ないのではないのかと思った。 Escape RXとDEFYのフレームの差 Escape RXとDEFY4の大きな違いはフレームの設計。DEFY4はエンデュランス用という長距離走行を重視した設計で通常の競技用ロードバイクよりも前傾姿勢が緩いが、それでもハンドルよりもサドルが高い前傾姿勢となる。一方Escape RXはハンドル位置が比較的高く、基本的にはサドルとハンドルの位置が水平となり、一般的なロードバイクよりも比較的楽な乗車姿勢となる。 前傾姿勢が強いほど、空気抵抗が減るため高速走行では有利だが、前方視界の不良による事故の危険と、体が疲れやすくなる。 また、DEFY4はドロップハンドル専用の設計のため、GIZAプロムナードハンドルローライズなどのバックスイープがあるハンドルの装着は想定されていない。 DEFY4とEscaoe RXは両方共泥除けと荷台の装着が可能だが、車体のクリアランスがEscape RXのほうが大きい。そのためEscape RXのほうが太いタイヤをはいても泥除けを装着することができるだろう。 タイヤの違い 一般的にはDEFYのようなロードバイクのほうがタイヤが細い。DEFYの25ミリとEscape RXの28ミリでは大きく違う。25ミリはロードバイクみたいな軽快感はあり、28ミリは25ミリと比べると軽快感よりも安定感が高い。自分はEscape RX4にグラベルキング28c、ESCAPE RX3にグラベルキング25cを装着しているが25cのほうが軽快に走ることができるが乗り心地は硬く、25cと28cを使い分けている。 ギア比の違い DEFY4は前二段、後ろ八段なのに対して、ESCAPE RX2以降は前三段、後ろ八から九段。ここで重要なのはギアの段数ではなくギア比。前のクランクのギアが大きいほど重いギアとなり、後ろのスプロケットが大きいほど軽いギアとなる。 ここで重要となるのはギアの枚数ではなくギア比。Escape RX2,3,4は、前ギアが三枚で小さいギアがあるため、長い上り坂でものんびり走ることができる。DEFYは標準装備のギア比では初心者には市街地のストップアンドゴーやきつい上り坂には向かず、常にスピードを出すためのギア比となっている。 ブレーキレバーの違い DEFYはキャリパーブレーキを採用し、ESCAPE RXはVブレーキを採用している。キャリパーブレーキはドロップハンドルの自転車に多く採用されており、Vブレーキよりも制動力は低い。Vブレーキはキャリパーブレーキよりも制動力は高いが、ブレーキレバーの種類がフラットハンドル用しかない問題がある。 ハンドルの違い ロードバイクのDEFYはドロップハンドルを装着しているのに対して、クロスバイクのEscape RXはフラットハンドルを装着している。 クロスバイクで長距離を走る場合一番ネックとなるのがフラットハンドルだ。手首を捻るようなフラットハンドルは長距離を走るのには向かない。某Y氏のESCAPE RXWや自分のEscape RX3や4は手首を捻らないハンドルを採用している。 クロスバイクで厄介なのは、クロスバイクに多く採用されているVブレーキでは一般的なドロップハンドル用のブレーキレバーが使えないこと。ロードバイク用のブレーキレバーが使えると幅広いハンドル選びができるからだ。 https://www.cyclorider.com/archives/13002 ロードバイクのDEFYの場合最初からドロップハンドルが装着されている。ドロップハンドルは、通常のブレーキレバーと比べると、てこの原理の関係上フラットハンドルよりもブレーキが効きにくい。そのため街乗りには向かないブレーキレバーだ。もし、ロードバイクで街乗りするのなら補助ブレーキレバーを装着するのを薦める。 ライバル車の存在の違い ロードバイクのDEFY4はメリダやブリヂストングリーンレーベルなどの数多くのライバル車がある。ライバル車があるということは、選ぶ楽しみや販売店の縛りが少なくなるということでもある。 一方、ESCAPE RXのようにロードバイクに近いくらいクロスバイクを探すのは少なく、フツーにロードバイクを買ったほうがいい場合もある。 ライバルが少ないのは、ESCAPE RXのようにクロスバイクにスピードを求めるユーザーが少ないのだろう。世界的に見てもEscapeシリーズのようなクロスバイクのほうが少数派でさらにロードバイクのような走りを求める人が少ない。アメリカやヨーロッパ市場には既にEscape RX/Rはなく、台湾も消え、残っているのは中国のみ。ちなみに中国では日本には装着されていないディスクブレーキが付いている。 http://www.giant.com.cn/front/getbikemodel?productId=158 http://www.giant.com.cn/front/getbikemodel?productId=127 スポーツサイクル初心者が買うなら汎用性が高い物を選ぶのが良い理由 GIANT...

10万円台で選ぶ通勤用ロードバイク/グラベルロードをシクロライダー流に解説

『ロードバイク購入計画個人的メモ投稿』 ジテツウ用自転車を考える😌 予算はペダルやなにやらこみこみでなので、本体は~130000円ぐらい💦 エントリークラスしか買えないけど、せめてSORAぐらいは付いていて欲しいし… 雨でもよく効くディスクブレーキが良さそうな気もするし… オススメあったら教えてほしいです🙇 現時点での候補 左上段 fuji feather cx+ 105000円 街乗りシクロってかんじ、フジってデザインとかカッコイイ! パンクしそうに無いところがイイ 左中段 centurion クロスファイア2000 120000円 ドイツメーカーらしく質実剛健でイイバイクだと思う 最初に乗ったクロスバイクがセンチュリオンだったから、悪いイメージ無い 左下段 MERIDA Scultura disc...

2017年モデル編Tern Link B7・Link C8・Link N8の大きな違い

Tern LinkシリーズにはLink B7、Link C8、Link N8、Link D16の4つのモデルが存在する。その中でフロントシングルギアのLink B7、Link C8、Link N8は似たようなモデルに見えるため価格の違いがわかりにくい。そこで今回はLink N8を比較の原点として、Link C8、Link B7の違いをまとめてみたい。 フレームはLink N8とLink C8・Link B7は違う Link N8は上位モデルのVergeシリーズに採用されているOCL Frame Joint折りたたみラッチを採用している。N8の折りたたみラッチはセーフティ機構を採用し軽い力で開閉できる楽な機構を採用している。 Link C8とLink B7は、Dahon風のFBL 2 Frame Jointラッチを採用している。Link N8に採用されているラッチと比較すると、開閉を行うとやや重いだろう。 また、Link...

ブレーキレバーの2フィンガーと4フィンガーの違いは何か?

青春18切符を使い軽井沢でレンタサイクルのポタリングをしてきた。この時、軽井沢ライドタウンでルイガノ・シャッセを借りて走った。ルイガノ・シャッセに搭載されていたブレーキレバーはテクトロ製2フィンガーブレーキレバーで、今回はブレーキレバーに注目したい。 2フィンガーブレーキレバーと4フィンガーブレーキレバーの違い フラットハンドルのスポーツ自転車のブレーキレバーは、2フィンガータイプと4フィンガータイプに分けられることが多い。2フィンガーの場合は、人差し指と中指でブレーキをかけるタイプのブレーキレバーで、4フィンガーは親指以外の指でブレーキをかけるタイプのブレーキレバーだ。 2フィンガータイプのブレーキレバーは、人差し指、中指でブレーキをかけるため、コントロールしやすい。指を二本でかけるので絶対的な制動力よりもブレーキのコントロール性を重視しているのが一般的。 シマノ ブレーキレバー 左右セット ケーブル付 BL-T4000 ブラック posted with カエレバ SHIMANO(シマノ) Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す 2フィンガーと比べると、4フィンガーは動かしにくい。恐らく4フィンガータイプは薬指と小指も含めてブレーキをかけるためだと思う。コントロール性は落ちるが、四本の指でブレーキレバーを動かすためブレーキが効きやすく、コントロール性よりも制動力重視のブレーキレバーと考えたほうが良いだろう。 シマノ ブレーキ+シフト一体型レバー(機械式) ST-EF51(SL) 左レバー 4F 3S Silver V/CR ESTEF514LVSBS2P posted with カエレバ SHIMANO(シマノ) Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す 指のかけ方で力の加わる違いを理解するには、二本指と四本指で、手すりなどなにかを掴むのが分かりやすい。人差し指と中指は日常的にメインで使うためか動かしやすい。これが薬指と小指を含めた四本指だと掴む力がアップするが、人差し指と中指と比べて、薬指と小指は比較的動かしにくいのはわかるし、人差し指・中指・薬指・小指でかけるような動作をすると、薬指と小指につられるのか、人差し指・中指の動きが悪くなるのがわかると思う。また、4フィンガータイプはテコの原理で端を握る程軽く引けてしまうため、強い制動力を発揮すると思われる。 3フィンガーブレーキレバーは、2フィンガー寄りか4フィンガー寄りか   シマノ(SHIMANO) DEORE BL-T611 ブレーキレバー 左右セット(3フィンガー/ケーブル&PM70付)ブラック EBLT611PAL1 posted with...

5万円以下の格安ロードバイクよりも5万円クラスのエントリーモデルのクロスバイクのほうが良い理由

ロードバイクブームのお陰で少ないながら、5万円以下で安価に買うことができるロードバイクがある。MomentumのI want R-1、Art Cycle Studio SシリーズやAシリーズが有名だ。この手の使える激安ロードバイクが買える価格で、大手スポーツ自転車ブランドは、エントリーモデルのクロスバイクを販売している。 7/16(10:00)〜7/23(9:59)PCエントリーで10倍【お店受取対象商品】【momentum モーメンタム】 iWant R-1-H 430mmサイズ ブラック 700x25C(仏式バルブ) 外装14段変速【ロードバイク】【ロードレーサー】【自転車】 posted with カエレバ 楽天市場で探す そこで気になるのが性能差。エントリーモデルのクロスバイクと激安ロードバイクには、どのくらいの差があるのか?激安ロードバイクのPROGRESSIVE RRX-110からEscape R3にチェンジした某Y氏は、最初はEscape R3はサブマシンとして使う予定だったのが、Escape R3のほうがRRX-110よりも性能が高く、最終的にはRRX-110は分解されている状況となっている。 ブレーキ性能の違い Escape R3に代表されるクロスバイクは、マウンテンバイクに採用されていたVブレーキを採用している。Vブレーキは制動力が高いのが特徴で、自分たちみたいに大型観光バスが走らないような急な下り坂を下るのには、Vブレーキのような制動力が高いブレーキのほうが、余裕を持って下ることができる。 RRX-110に代表されるロードバイクにはキャリパーブレーキが採用されている。キャリパーブレーキは一般的にはVブレーキよりも制動力が低い。また、安価なロードバイクに採用されているキャリパーブレーキは制動力が低く、ブレーキ本体の価格もVブレーキと比べて高価だ。 フレーム性能の違い GIANT Escape R3はエントリーモデルのクロスバイクの中でも、フレームは比較的凝っている。旧型のEscape Rのフレーム重量は1.5kg台、現行のEscape R3の場合、1260gと軽量となっている。また、フレーム造形も単純なパイプをつなげたものではなく、立体的なパイプとなっている。外からは見えないが、応力がかからない部分はパイプの厚みを薄くしていると思われる。 参考:Escape Airのフレームよりも軽い、GIANT...

激安ファットバイクが本物のファットバイクの代用品にならない理由

近年、注目されている自転車の中の1つにファットバイクがある。大手企業の参入しつつあり、盛り上がっているファットバイクにも、格安ファットバイクが登場している。 有名なのはRainbowのBRONX。5万円以下で買えるファットバイクだ。細いパイプを使ったフレームにカラーリムとカラーハンドルを採用していて、カッコいい。もっとも性能は本物のファットバイクと比べたら落ちる。 性能の低さを体感するのはやはり走りだ。RainbowのBRONXは、オフロードでの派手な運転はできない街乗り用らしいが、車体重量が重いため漕ぐ力が必要だ。サイクルモードでの試乗では、コースで走っている自転車の流れに乗ることができないので、基本的にはのんびり走る自転車だと思ったほうがいい。またBRONXは、車体重量が重いためかカーブを曲がるのも重い。 それなら、本物のファットバイクはどうなのか。今回試乗した本物のファットバイク、SurlyのMoonlanderは、BRONXで感じた欠点はなく、試乗コースを走っている自転車の流れに乗ることができてしまう。ロードバイクやクロスバイクの後ろを、ゴォーとタイヤの摩擦音を立てて普通に走ってしまうので、不気味な乗り物だと運転しながら思った。 やはり価格の差があるのは確かだ。RainbowのBRONXはファットバイクタイプのクルーザーだと思って購入すればいいだろう。

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2021年モデル最新版 10万円以下のロードバイクまとめ ディスクロード等もピックアップ

(2020年10月13日更新)ロードバイクと言えば何十万円もするモデルや、100万円クラスの非常に高価なモデルが少なくない。そんなロードバイクの世界でも、10万円以下のロードバイクもエントリークラスの価格帯が用意されている。自転車ブランドのロードバイクなら、安価なロードバイクでも楽しく走れるだろう。 今回は10万円以下のロードバイクをピックアップ。また、参考として10万円にプラスアルファで購入できるロードバイクも紹介する。10万円に少し加えると、最新のトレンドを採用したモデルを選ぶ事ができるので、可能であれば予算は増やしたほうが良いだろう。価格は追記が無い限り税抜き表示。 2021年モデルの10万円以下のロードバイクの傾向 2021年モデルでは、10万円プラスアルファや10万円以下で購入できるロードバイクでも、ディスクブレーキ仕様が増えてきた。高価格帯のロードバイクでは定番となっているディスクブレーキロードバイク。2021年モデルでは低価格のエントリーモデルと呼ばれている物でも増えている。 また、時代の流れに合わせて、フレームとタイヤの隙間にゆとりがある車体設計が増えている。これにより、ロードバイクでも28ミリや32ミリ以上の太いタイヤを装着できるモデルが増えている。 ディスクブレーキを採用したロードバイク ハイエンドロードバイクで主流になりつつあるディスクブレーキ付きロードバイク。10万円以下のモデルでもディスクロードが登場している。従来のキャリパーブレーキよりも軽いタッチで効くため、エントリーモデルでも普及するのは時間の問題だ。規格に関しても、殆どのモデルがハイエンドモデルと同じ規格(前後12ミリスルーアクスル、フラットマウントディスクブレーキ)を採用しているのがほとんどだ。   GT ROAD SPORT アメリカの自転車ブランド「GT」と言えば、マウンテンバイクやBMXで有名だがロードバイクもある。GT ROAD SPORTは、GTのアイコンであるシートステイはシートチューブと接触することなくトップチューブに接続されたフローティングデザインのトリプルトライアングルを採用。10万円を切る価格では貴重なディスクロードバイクの1台。 フレームはアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはFSA Tempo、50/34T、スプロケットはSunrace, 11-32 8速。ブレーキはPromax Render R機械式ディスクブレーキ。タイヤはVittoria Zaffiro、700x28c。価格は9万9800円。 出典:GT Bicycles KhodaaBloom FARNA DISC Claris KhodaaBloom FARNA DISC Clarisは8万円台で購入できる貴重なディスクロードバイク。小柄で手足が短めな日本人に合わせたフレーム設計のエンデュランスロードバイク「FARNA」をベースにしたディスクロードバイク。8万円台と低価格ながら、コスト削減しやすいクランクやスプロケットはシマノ製を採用したり、コンチネンタル製のタイヤを装着するなど、低価格ながら細かい所にこだわっている。 フレームはAll-New“EAST-L”Triple butted.SmoothWeldアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはSHIMANO FC-R2000、50/34T、スプロケットはShimano, 11-32 8速。ブレーキはTEKTRO...

超軽量でスポーティなE-Bike Specialized(スペシャライズド)「Turbo SLシリーズ」を解説

レーシングロードバイクやマウンテンバイクで有名な自転車ブランド「Specialied」。海外では2010年代から、E-Bikeを製造していたが、長らくの間、日本市場では販売されていなかった。そんな中、2020年に登場し一躍有名となったのが「Turbo SLシリーズ」だ。 日本市場に導入されているSpecialized製E-Bikeの一番の特徴が軽さだ。Turbo SLシリーズの特徴は、従来の人力自転車(ペダルバイク)のフィーリングを重視したE-Bikeだということ。モーターの重量を従来型のE-Bike(3キロ台が多い)よりも軽量な1.95キロにし、バッテリーのサイズを一般的なE-Bikeよりもコンパクトなバッテリーにするなど、様々な部分で軽量化を重視した設計にすることで、一般的なE-Bikeよりも軽いのが特徴だ。 重量はE-ロードバイクの「Turbo Creo SL」の場合、S-Works Creo SLなら12.2キロと、クラス最軽量を実現。E-クロスバイク「Turbo Vado SL」は重量15キロ台と、一般的なE-Bikeと比較して40パーセント軽量なのを売りにしている。 Turbo SLシリーズの特徴 従来のE-Bikeと比較して軽さを重視したドライブユニット Specialized Turbo SLシリーズ(Turbo Creo SL、Turbo Vado SL、Turbo Levo SL)には、「Specialized SL1.1」という自社製ドライブユニットを搭載している。 Specialized SL1.1モーターのスペックは重量1.95キロ、最大出力240W、最大トルク35Nm。因みに、一般的なE-Bike用モーター(Bosch Performance Line CX)の場合、重量2.9キロ、定格出力250W、最大トルク85Nm(2021年モデルの場合。2020年モデルは75Nm)。従来型E-Bikeと比較して、パワーとトルクを少なくした代わりに、ドライブユニットをコンパクトに仕上げた。 Sprcializedによれば、アシストはさまざまなケイデンス範囲で一貫したパワフルなアシストを発揮させ、自然なペダリング感覚を得られるようにチューニングを施したとのこと。走行モードはECO、SPORT、TURBOの3種類。アシスト力は、ECOモードでモーター出力の30%、SPORTモードで60%、TURBOモードで100%となる。また、モーターから一切のアシストを受けたくない非アシストモードも搭載されている。 人力自転車感を重視したフィールで、力強い追い風のようなアシスト感とアシストOFFでも走行感が変わらないアシストは、E-Bikeというより夢のペダルバイク(人力自転車)に近い感覚だ。 従来型E-Bikeとフィーリングの違いは? 低トルク、軽量E-BikeのTurbo SLシリーズと、高トルクの従来型E-Bikeは何が違うのか。 シマノやBosch、ヤマハなどの従来型E-Bikeは、モーターの力強いトルクを生かして、平地や上り坂ではグイグイと走る事ができる。そのため、強い力を活かせばフルサスE-MTBでも、上り坂を時速18キロで走行し、人力ロードバイクを抜いていく芸当もできる。 その一方で、重いバッテリーを車体に装着しているため、コーナリングは人力自転車(ペダルバイク)とはジャンルが違う乗り味だ。また、アシストが切れる時速24キロ以上のスピードでは、人力自転車と比較して加速が緩やかだ。 軽量・低トルクユニットのE-Bike「Specialized...

パナソニックからフルサスE-MTB「XM-D2 V」が発売

パナソニック サイクルテックは7月20日、フルサスペンションE-MTB「XM-D2 V」を発表。2020年8月3日に発売する。パナソニック Xシリーズはパナソニックの電動アシストスポーツ自転車シリーズの中でも、高価格帯のハイエンドE-Bikeシリーズ。Xシリーズの中でも「XM-D2 V」はパナソニックの電動アシスト自転車スポーツタイプのフラッグシップとなる。 XM-D2 Vは、2019年3月1日に発売した限定モデル「XM-D2」をアップデートしたモデル。本格的な前後サスペンションに加え、要望の多かったドロッパーシートポストを採用し、オフロード走行時のパフォーマンスを向上させた。 ドライブユニットはパナソニック独自の内装2段変速「マルチスピードドライブユニット」を装備。フロントサスペンションはロック機構付きで、リアサスペンションはペダリングロスを極力軽減させるスレッシュホールド機構を搭載した。 車体はアルミダブルサスペンションタイプ 160mmトラベルROCKSHOX Monarch RT debonair ロックアウト付サスペンション搭載フレームと、SR SUNTOUR AURON35-Boost RLRC-PCS DS 27.5” 160mmトラベル リモートレバー付フロントフォークの組み合わせ。ドライブユニットは、マルチスピードドライブユニット 内装2段変速(定格出力250W)に、36V 12Ah 432Whバッテリーを組み合わせ、最大航続距離は107キロを実現。コンポーネントはShimano SLX 11段変速で、クランクは29T、スプロケットは11-42T。ブレーキはShimano DEORE XT...

クロスバイクタイプの電動アシスト自転車「パナソニック ジェッター」がモデルチェンジ E-Bike風デザインに進化

パナソニック サイクルテックは7月20日、電動アシスト自転車スポーツタイプ「ジェッター」をモデルチェンジしたと発表した。2020年8月3日に発売する。 クロスバイクのデザインを採用した電動アシスト自転車として知られている「ジェッター」は、今回のフルモデルチェンジでフォルムを一新。 ケーブル内装方式に、E-Bikeのようにダウンチューブに沿わせた新設計のバッテリーを搭載することで、スポーティなデザインに変わった。 ハンドルに装着されているサイド液晶ディスプレイを採用した手元スイッチは、走行速度や走行距離表示、スポーティーな走りをアシストするケイデンス表示など8項目表示に対応。 オプションで前後キャリアや前カゴも用意されているので、通勤などの需要にも対応している。 車体はアルミフレームに、フロントフォークの組み合わせ。ドライブユニットは、センターユニット(定格出力250W)で、25.2V 12Ah(302wh)バッテリの組み合わせで、最大航続距離85キロを実現した。外装8段変速で、タイヤは700×38C。BAA適合で、3年間盗難補償付帯。価格は15万円(税抜)。 関連リンク Panasonic https://www.cyclorider.com/archives/36913