年間アーカイブ 2020

日常と自然をつなぎ「自転車のあるライフスタイル」を提案するサイクルブランド「C by CLAMP」スタート セミオーダーのグラベルフレーム「CG」を発表

CLAMPは12月16日、自転車のあるライフスタイルを提案することを目指したブランド「C by CLAMP」をスタートすると発表した。 CLAMPは、長野県伊那市を拠点に、 “GUIDE FOR MOVING.”を掲げ、自転車とアウトドアやアクティビティを総合的に提案するセレクトショップ。 サイクルライフスタイルブランド「C by CLAMP」は、バックカントリースキーをバックボーンに持つ、ディレクターである武村信宏が長野県伊那谷で、日常と自然をつなぐ存在として、これからの時代における「自転車のあるライフスタイル」として日常を豊かにする体験の提供を目指すブランド。 その第一弾プロダクトとしてセミオーダーのグラベルフレーム「CG」の受注を開始する。以下リリースから。 ABOUT C by CLAMP 日常と自然をつなぐ存在 C by CLAMP 環境に自然と溶け込み、その人の日常を一本のラインとしてつなげ、彩る事を目指すC by CLAMPのプロダクト。 バックカントリースキーをバックボーンに持つ、CLAMP ディレクター武村 信宏が長年培ってきた経験からはじまり、多彩な環境が揃う長野県 伊那谷で、自身の日常的なフィールドでテストを重ねて作られていきます。 本質的な価値を突き詰めることで生まれたフレームや道具たちは、フィールドだけでなく、その人それぞれのライフスタイルに合わせた多様性と、変わらない価値を提供していきます。 多様な経験、多彩な土地から生まれた手に馴染む道具は、日常の一部となり自然に溶け込む。これが、C by CLAMPの哲学です。 PRODUCT "CG" C by CLAMP Gravel Bike Flam C by CLAMPのフレームは、いかに日常と自然との過程をスムーズに行き来し、最大のパフォーマンスを得る事ができるかを追い求めたCLAMPのスタイルを体現します。 ブランド初となるシグニチャーフレーム「CG」の特徴は、最大29×2.25まで対応するタイヤクリアランスを確保した、C by CLAMP独自のコンセプトである「GRAVEL+(グラベルプラス)」が実現する、普段でも乗りやすく、ツーリングからトレイルライドまで、この一台でこなす幅広いフィールド適性を持ちます。 ディレクター武村 信宏の原点でもあるバックカントリースキーからインスパイアされたシンプルなストライプ。さらに、豊富に備えられた「アイレット」により、様々なキャリアやオプションにも対応することができ、その人それぞれに合わせたカスタマイズが行えるハンドメイドのセミオーダーフレームです。 DETAIL GRAVEL+(グラベルプラス) 最大29×2.25まで対応するタイヤクリアランスを確保し、ツーリングからトレイルライド、日常までを一台でこなすC by CLAMP独自のコンセプト。 ジオメトリー ワイドハンドルとショートステムの使用を前提とした長めのトップチューブ。シートチューブはドロッパーポストも使えるよう短めに設定。シートステー、チェーンステーに入れられた緩やかな曲げ加工は、タイヤのクリアランス確保の為だけでなく、しなりを活かしたしなやかな乗り心地を実現。左右のチェーンステーを繋ぐブリッジを廃することで、よりリア三角のしなりを生かす設計に。 フロントフォーク Kirk Pacenti デザインのフォーククラウンに、緩やかにベンドされたフォークブレードは地面からの衝撃を優しくいなしてくれると共に、フロント~センターを長くとることにより、安定した走りを実現し、太いタイヤを装着してもハンドルを切った際に足にあたりにくい。フォークの肩側がうすくエンド側が肉厚なバテッドチューブを使用することにより、軽さと剛性をバランス良く両立。 ヘッドチューブ 上下内径を44mmにすることでヘッド周りの剛性があがり、トレイルでの下りも楽しめる安定したハンドリングを実現。また、ヘッドパーツの選択次第でテーパードコラムのカーボンフォークもインストール可能で、用途や乗り方に合わせた選択が可能。 ブレーキ・エンド企画 Front 100x12mm、Rear 142x12mmのスルーアクスルを採用し幅広い選択肢からアッセンブル可能。剛性があがり大径タイヤを装着してもホイールがよれることなくコーナーでも思い通りのラインをトレース。ブレーキはドロップハンドル用ディスクブレーキ規格の主流となっているフラットマウントを採用。 アイレット バイクパッキングのための豊富な「アイレット」をフロントとリアに備え、今後開発予定の専用リアキャリアと専用バッグを使用することにより、大型サドルバッグを使用せずに荷物の運搬を可能にし、タイヤとのクリアランスを気にすることなくドロッパーポストのストロークを使い切ることが可能に。 HOW TO ODER すべての過程が体験です。 その人の、手に馴染む道具に仕上げることを目指したオーダーのプロセスは、試乗から始まり、時には一緒にフィールドまで足を運び、ライディングやあなたのライフスタイルに合わせてコーディネートを行い、その後フレームビルダーが一本一本ハンドメイドでつくるフレーム。ルーツであるスキーからインスパイアされたシンプルなライン。そのカラーリングは、山の上にある、ペインターのアトリエへ向かい、職人と話し合いながら決めていきます。フレームを育んだ伊那谷の織りなす自然のカラーパレットもおすすめです。つくりあげるすべての過程が体験となります。 商品詳細 モデル:C by CLAMP Gravel Bike “CG” 価 格:181,500円 (税別) 仕 様:オリジナルクロモリフレーム&フォークセット カラー:ご希望を伺い、ペインターとの相談で決定。 オプション: ・防錆メッキ 5,000円(税別) ・ドロッパーポスト加工【アウター受け付き】 ・ボトルケージアイレット 1ペア ・フロントキャリアアイレット各4,000円(税別) *フレーム、フォークキットとなります。パーツは含まれません。 *スタンダードカラー以外の特殊カラーの場合は要相談。 *遠方の方はリモートなどで対応。 公式サイト http://c-by.clamp-bike.com 公式 Instagram https://www.instagram.com/cbyclamp/ C...

自転車パーツブランド「GORIX」から防水防風サイクルグローブ「GW-TF3」が発売

ごっつは12月13日、自転車パーツブランド「GORIX」から防水防風サイクルグローブ「GW-TF3」を発売した。 秋冬用の「防水防風サイクルグローブ(GW-TF3)」は、人指し指はタッチパネルに対応していて、スマホやタブレット、サイクルコンピューターの操作もグローブを装着したまま行える。防水で急な雨でも水の侵入を遮り、防風性も強く、冷気によって手の温度が低下するのを防止すると謳っている。価格は2600円(税込 送料込)。 関連リンク ごっつプライス

自動運転で有名なヴァレオが世界初のオートマ、内蔵ギアボックス搭載E-Bikeユニットを発表

ヴァレオグループは12月15日、世界初のオートマ、内蔵ギアボックス搭載E-Bikeユニットを発表した。 https://youtu.be/NQ6Ht96mYM0 ヴァレオグループは、自動車の電動化コンポーネントや自動運転技術を開発している会社。日本では群馬大学と日本初の48V EV 4WD軽トラックを共同制作したり、茨城県行方市に自動運転車の開発・評価施設を新設した事で知られている。以下、プレスリリースから。 ヴァレオの会長兼最高経営責任者(CEO)であるジャック・アシェンブロワは、「ヴァレオは、新たな『ゼロエミッション』モビリティを新興市場で加速的に拡大させることを重点戦略の一つに据えています。これには、市街地用の電動小型車、電動オートバイとスクーター、ラストマイルデリバリー用の自動運転ドロイド、電動自転車などが挙げられます。 この実現に向けてヴァレオは、ADAS(先進運転支援システム)と低電圧の電動化(48V)に特化して自動車業界向けに開発した技術プラットフォームを活用し、適用していきます」と述べました。 ヴァレオのスマートe-bikeシステムは、世界で初めて電動モーターとアダプティブオートマチックトランスミッションの両方をペダルアセンブリに統合しました。これによって、この新たな電動アシストシステムにより、バイクのほうがサイクリストに合わせてくれ、乗り手がバイクにしばられることはなくなります。ギアチェンジは自動で行われ、システムのアルゴリズムにより、漕ぎ出しから即座に必要な電動アシストを得ることができます。 このテクノロジーは、ヴァレオの技術力と電動モビリティのリーディングプレーヤーとしての実力を体現するものです。 誰にでも手が届くハイブリッドを、をコンセプトに、ヴァレオの48Vシステムが最初に登場したのは、自動車向けのハイブリッド用で、プラグインハイブリッドおよび電気自動車向けのシステムでした。その後、eトラック、自動運転シャトル、eスクーター、三輪車、配達用ドロイド向けのソリューションが登場しました。そして、今回ヴァレオは48Vシステムの新たなソリューションをe-bike向けに開発しました。ヴァレオは廉価に車両に電力を供給でき、急成長を遂げているこのイノベーションのパイオニアであり世界的なリーダーです。 今回初登場するヴァレオのテクノロジーはEffigearとのパートナーシップによって開発されたもので、48V電動モーターと7速オートマチック・アダプティブギアボックスを備えた単一ユニットでペダルアセンブリに配置され、最適な電動アシストを提供します。現在販売されている製品では5倍のアシストであるのに対し、130Nmのトルクがあるこのシステムではサイクリストのパワーを8倍にすることができます。ヴァレオの電動アシストをカーゴバイクに搭載すると、150kgの荷物を運ぶサイクリストは、駐車場のスロープに相当する14%の勾配を前進でも後退でも汗ひとつかかずに進むことができます。 ヴァレオの電動モーターは、現在市場で多数を占めるe-bike用の24Vまたは36Vモーターよりも効率的です。 電動自転車向けでは世界初のアダプティブオートマチックトランスミッションは、アルゴリズムを使用して乗り手一人ひとりのライディングスタイルやコースに応じてニーズを理解し、即座に適応させます。 ギアシフトはスムーズに行われ、ボタンやレバーを押す必要はありません。ヴァレオのこのシステムにより、e-bikeはアダプティブオートマチックギアボックスを搭載した自動車と同じメリットを享受できるようになります。 ヴァレオのヴァレオのスマートe-bikeシステムでは、ペダルアセンブリに盗難防止機能が搭載されており、これを作動させると、e-bike自体が動かせなくなります。 また、重い荷物を運ぶ時に便利なプッシュアシスト機能や、他のサイクリストを追い越したり坂を登ったりする時に使えるブースト機能も搭載されています。 従来、自転車は新しいコンポーネントを追加することで進化してきましたが、ヴァレオは脆弱なパーツを減らすために、ゼロから開発を始めました。変速機(ディレイラー)、スプロケット、ハンドルバーシフターや付属ケーブルやチェーンは必要なくなり、よりクリーンなベルトシステムに置き換えられます。 これによりe-bikeから、壊れやすく定期メンテナンスが必要な約50種の部品をなくすことができます。従来のモデルではチェーンを締めなおしたり、チェーンや変速機に注油したり、チェーンを元の位置戻したりと、少なくとも月に1回はメンテナンスをする必要がありました。このテクノロジーにより、ヴァレオはe-bikeのもっとも脆いリンク部分であるチェーンを取り除きます。 ヴァレオが目指しているのは、e-bike自体を製造することではなく、e-bikeに搭載する電動ソリューションを提供することです。 これを念頭に置いて、シティバイク、マウンテンバイクと、重い荷物を運べるカーゴバイク(独自の後退およびブレーキ回生機能を搭載)という3種類のプロトタイプを開発し、このソリューションがあらゆるタイプのモデルに対応できることを示しています。 このハイエンドなソリューションにより、ヴァレオは自動車の最高かつ最も要求の厳しい基準を満たすシステムによって、e-bikeの市場に品質、堅牢性、耐久性、安全性における革命をもたらします。 自動車の電動化で世界をリードするヴァレオは、単一の技術基盤から幅広いニーズと用途に対応できる48Vテクノロジカルプラットフォームと大規模な生産能力をはじめ、非常に多くのアセットを保有しており、スケールメリットを実現することができます(ヴァレオは、毎年約3,000万台の電動マシーンを生産しています)。 電動自転車市場は活況を呈しており、今後10年間で15倍の拡大が見込まれ、2030年の世界での売上高は2億7000万ユーロに達する見込みです(McKinsey/Center For Future Mobility -2020による)。 特に配送用の電動カーゴバイクの市場は、車両の市内中心部へのアクセスを禁止する規制が徐々に施行されるにつれて大きく成長すると見込まれています。 あらゆる電動モビリティの主要プレーヤーであるヴァレオでは、2019年の売上の57%をCO2排出量の削減に貢献する技術が占めています。 関連リンク ヴァレオグループ