マンスリーアーカイブ 1月, 2019

ビーチクルーザー型E-Bike「Electra Townie GO!」を解説

気軽に乗れる50CCの原動機付自転車は、電動アシスト自転車の登場により衰退している。ホンダ・ヤマハ・スズキといった日本のオートバイメーカーの50CC原付きは、実用性を重視したスクーターしかない。その一方で、電動アシスト自転車はE-Bikeブームにより、50CCの原動機付自転車よりも高価格なモデルが数多く登場している。 今回紹介するE-BikeはElectra Townie Go!。2014年にTREKグループに入ったアメリカの自転車ブランド「Electra」のビーチクルーザータイプのE-Bikeだ。 Electra Townie Go!とはどういう自転車か? 足つき性とファッション性を重視したスポーティなビーチクルーザー「Townie」シリーズの中でも電動アシスト自転車バージョンと言えるのが「Townie Go!」。車体デザインの特徴は、アメリカンバイクを連想させるアップライトでロー&ロングなデザインだ。サドルを低くしても軽く膝が曲がり、快適に走れる乗車姿勢を実現するため、ペダルの踏み込む位置を通常の自転車よりも前方に移動させた。このようなデザインを採用した自転車は海外ではSpecialized Roll、Schwinn SIVICAシリーズ、Momentum iWant Parkがある。 https://www.cyclorider.com/archives/21851 ドライブユニットはBosch ActiveLine Plus。シティスポーツタイプのE-bike用ドライブユニットだ。あのユニットをマウンテンバイクやクロスバイクに搭載すると、スポーティさと静音性に優れたヤマハ(PW-SE)、高回転でぶん回して楽しむシマノ(STEPS E8080)、アシストのメリハリが強くパワフルなパナソニック(マルチスピードドライブユニット)など、他のユニットを搭載したE-Bikeと見劣りする。しかし、コミューターE-Bikeやスポーティビーチクルーザーなら、Bosch Active Line Plusは合っているだろう。最大航続距離は100km。 Townie Go!は2種類のフレームデザインがある。一番最初の写真は男性用で、この写真はまたぎやすくした女性用モデルだ。 今回、Townie Go!に注目したのは、従来のスポーツ自転車ユーザー以外の層を取り込める可能性があるからだ。かつて50CCオートバイでスーパーカブのエンジンを搭載した原付き(ホンダ・JAZZ/マグナ50)があり、一種のファッションとして愛用されていたが、販売終了した。Townie GO!は、かつて存在した原付きアメリカンバイクに乗る層など、ファッショナブルで楽に運転できる乗り物が欲しい人にウケる可能性がある。足つき性が高くアップライトな乗車姿勢に加え、幅広のサドル、泥除けを採用しているので実用性もあり、非自転車ユーザーに注目される可能性がある。価格は¥238,000。 出典:https://www.electrabike-jp.com Electra Townie Go!に試乗した感想 ビーチクルーザー型E-BikeのElectra Townie Go!をサイクルモードで試乗できた。乗車姿勢は一般的なクロスバイクのように前傾姿勢で乗るのではなく、上半身が立ったゆったりとした姿勢で乗ることができる。このような乗車姿勢は、サドルに過大な力がかかるため、おしりが痛くなりやすい問題がある。しかしTownie Go!には、ママチャリよりも大きいサドルが付いているため、お尻は痛くなりにくいだろう。 試乗して最初に感じたのは乗車時の目線。一般的なスポーツサイクルは前傾姿勢になるため、少し下を向いた目線になりやすい。しかしTownie Go!は上半身が直立した状態で走るため、一般的なスポーツサイクルよりも開けた目線で運転できる。また、一般的なクロスバイクよりもホイールベースが長いため、直進安定性も高い。直線ではクロスバイクよりもリラックスした状態で走れるだろう。 ドライブユニットはBosch Active Line Plus。Bosch製ドライブユニットの中では、コミューター向けのモデルだ。このドライブユニットはスポーツ走行を楽しむE-MTBに装着するのには疑問だが、Townie Go!のように普段はゆったりと走り、時々少しスポーティさを楽しむのには合っている。このE-Bikeに、Shimano STEPS E8080のような脚を高回転で回すスポーツタイプのドライブユニットは合っていない。 今回試乗した限りで気になる所は車体サイズが大きい事。筆者みたいに身長183cmと大柄な体格で男性用に乗車したが、肩が少し下がる姿勢だった。一般的な身長の人が乗った場合、肩が上がりすぎて運転しにくいだろう。乗車姿勢で気になった場合は、ステム調整で高さを合わせるか、フラットハンドルや手前に曲がったクルーザー用ハンドルに交換したほうが良いだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/24896

【自転車漫画】日常系な自転車ネタあるある「サイクル。」Part23

レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している人気の自転車漫画「サイクル。」。今回はキャンプツーリング後の日常系な自転車ネタあるあるとなります。 View this post on Instagram   【サイクル。】三色団子ちゃん 実演無水洗車だよ団子ちゃん #イラスト #イラストレーター #イラスト #イラストレーター #漫画 #4コマ漫画 #漫画家志望 #マンガ #マンガ好き #まんが #自転車漫画 #自転車 #自転車女子 #自転車で #サイクリング #サイクリング女子 #サイクリング日和 #ロードバイク #ロードバイク女子 #ロードバイク漫画 #ロードバイク乗り #illustration #illustrations #コミック #コミックエッセイ #シクロクロス #ビワイチ #ロードバイク乗りと繋がりたい #三色団子ちゃん 五十嵐英貴さん(@rengokulab)がシェアした投稿 - 2018年10月月6日午後7時54分PDT View this post on Instagram   【サイクル。】三色団子ちゃん 擦過傷だよ団子ちゃん #イラスト #イラストレーター #イラスト #イラストレーター...

モトクロスインターナショナルFATBIKE雪上試乗会 2019年度まとめ

SALSAやMONGOOSE、SURLY等のファットバイクを輸入しているモトクロスインターナショナルは、冬季にファットバイクの試乗会を行っていることで有名だ。2012年に始まったモトクロスインターナショナルのファットバイク雪上試乗会は、2019年1月4日現在、2会場で行う発表されている。今回は2019年1月4日現在公開されているFAT BIKE雪上試乗会をまとめてみた。 国営アルプスあづみの公園内MTBパーク:2019年1月26日(土)、27日(日) 出典:http://ride2rock.jp/blog/107995/ FATBIKE雪上試乗会第1段は、2018年にも開催された長野県大町市「国営アルプスあづみの公園(大町松川地区)」で行われる。国営アルプスあづみの公園内MTBパークは冬季閉鎖中だが、2019年1月26日(土)と27日(日)の2日間限定でオープンされる。特設エリアでは最新のFATBIKE(SURLY ICE CREAM TRUCK、WEDNESDAY、PUGSLEY、mongoose ARGUS KIDS)が試乗可能。さらに特別ガイドツアーも開催される。自転車の持ち込みもできるが、タイヤ幅3.8インチ以上のファットバイクのみとなっている。 開催日程:2019年1月26日(土)、27日(日) 試乗時間:10時~15時 場所:国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)内 MTBパーク    長野県大町市常盤7791-4 TEL 0261-21-1212 料金:コース内を走る方は、必ず入場前に公園入園料をお支払いください    大人450円、小中学生、幼児無料    ※試乗は無料です    ※試乗は身長130㎝以上で、安全に自転車に乗れる方    ※ブレーキレバー操作ができないお子様の試乗は安全のためお断りいたします    ※自転車の持ち込みは、コース保全のため、     タイヤ幅3.8インチ以上のファットバイクに限定いたします    ※ガイドツアーは有料になります    ※ガイドツアーの事前お申し込みは、国営アルプスあづみの公園までお電話でお問い合わせください 特別協力:小谷ファットバイクセンター http://ride2rock.jp/blog/107995/ ファットバイクミーティング 蒜山・津黒高原 試乗会&ガイドツアー:2019年2月9日(土)、10日(日) 岡山県真庭市にある蒜山・津黒高原で行われる「ファットバイクミーティング 蒜山・津黒高原 試乗会&ガイドツアー」に出展を行う。当日は、蒜山サイクリング部による雪上ガイドツアーに、ファットバイクの試乗も可能。試乗エリアは、KHSジャパンも出展予定で乗り比べ可能。それだけでなく、鳥取砂丘で活動するFATBIKEのガイドツアー「TRAIL ON」も、同日に試乗会場に近い津黒高原スキー場でイベントを開催予定のようだ。 名称:ファットバイクミーティング 蒜山・津黒高原 試乗会&ガイドツアー 主催:蒜山サイクリング部 協力:KHSジャパン、FARM、モトクロスインターナショナル 日程:2019年2月9日(土)10時~16時        2月10日(日)10時~15時 会場:津黒高原荘周辺(岡山県真庭市) http://ride2rock.jp/blog/108131/ https://www.cyclorider.com/archives/17539