マンスリーアーカイブ 2月, 2017

LEDライトやGPSナビシステム、盗難防止装置がついたハイテク自転車「VOLATA Model 1シリーズ」

https://www.youtube.com/watch?v=zMrOY6hheBk 非競技用自転車はライト等を装着する必要があるが、この時問題になるのがバッテリー切れや取り外し関連だろう。スポーツ自転車はライト等は後付が基本のため、バッテリーは一々充電や交換する必要があり、駐輪時は盗難を恐れて頻繁に取り外しを行わないといけない。 このような自転車はライトは電池式ではなくダイナモ式等、電池交換や充電を行わないほうがいい。日本のママチャリやヨーロッパのトレッキングバイクではハブダイナモを使用してライトを点灯させるのは一般的だ。 今回紹介するVOLATA Model 1シリーズは、ママチャリやトレッキングバイクよりも先進的な自転車となっている。VOLATA Model 1シリーズに装着されているハブダイナモは、車体に搭載されているバッテリーに給電しているのが特徴だ。 通常の自転車にバッテリーを装着する事例は、かつて日本で売られていたTREK LYNCがある。LYNCに装着されているバッテリーは車体に内蔵されているライトを光らせるための物だった。 https://www.cyclorider.com/archives/12278 ハブダイナモで充電を行うことができるのかと疑問に思う人もいると思うが、スポーツ車用ハブダイナモなら充電できるだけの力はあるようだ。写真左のRXWは、シマノのスポーツ自転車用ハブダイナモ付きホイールを装着している。ライトは片目消灯スイッチ付きデュアルLEDヘッドライトを装備し、単3充電池2本を充電することができる装置(自作)も搭載している。実際に充電を試した所作動したとのこと。自作レベルで充電が可能ならVOLATA Model 1シリーズのようなマスプロダクションモデルなら実現は容易だと思う。 VOLATA Model 1シリーズのバッテリーは、前後ライトの点灯させるだけでなくGPSシステムや盗難防止機能を作動させるためもあるとのこと。フロントライトはフロントフォーク、テールライトはフレームに装備され、GPS機能などを表示する小型ディスプレイはステムに内蔵されている。 VOLATA Model 1シリーズは、ライトやワイヤー類等を内蔵しているおかげで非常にすっきりとしたデザインとなっている。ただ気になるのはライト等を内蔵しているため壊れた時の修理はどうなるのかが気になる。 細かい部分が気になる所があるが、LEDライトやGPSなどを綺麗に内蔵したVOLATA Model 1シリーズはもっと注目されてもおかしくないと思う。 https://volatacycles.com/

6輪生活 ルノーカングーに自転車を積む方法をまとめてみた

日本で比較的馴染みがあるフランス車のルノー・カングー。ルノー・ジャポンの最量販モデルのカングーが街中で見かける理由は、日本のミニバンに無いユニークな設計やデザインを採用しているためだろう。 カングーはトヨタ・ノア、ヴォクシー、日産・セレナ、ホンダ・ステップワゴン等の日本製ミニバンとは違うスタイリングを採用している。日本製ミニバンの多くは豪華さを重視しているのに対して、カングーは豪華さは無いがポップで親しみやすいスタイリングを採用している。恐らくカングーに乗っている人たちも、カングーのポップなスタイリングを気に入って購入したのだと思う。 https://www.youtube.com/watch?v=kZMjaTWGdZQ カングーで気をつけないといけない所の1つにサイズがある。カングーのサイズは、全長4280mm x 全幅1830mm x 全高1810mmとなっている。全長はシエンタと同じぐらいなのに対して、全幅はクラウンよりも幅があるため、駐車場の大きさや狭い道を走る時、問題になる場合があるので気をつけたい所。 現行モデルの2代目カングーは、自転車の積載を行う時でも全幅の広さを活かすことができるようだ。 http://d.hatena.ne.jp/type_roady/20120814/p1 上記のブログではカングーにロードバイク(GIANT TCR)を積載している。 通常の積み方では全長が短いため後席を倒して前輪を外す必要があるようだ。 しかしカングーは全幅の広さを活かせば後席を畳まなくても自転車を積むことができる。 両輪を外し自転車をひっくり返して荷室に横に積めば、後席を畳まなくても自転車を積むことができるようだ。 http://www.hiromachi.com/wpwpwp/?p=7973 こちらのブログではロードバイクが4台積むことができるとのこと。 このブログでは横に積むのはリアのディレーラーの長さだけ分が入らないと書いてあるので、自転車のサイズが大きいと横積みはできないのかもしれない。 日本製ミニバンには見られない車内空間の設計やデザインを持つカングーは、独特の個性があり、カングーが売れる理由も納得できる。  

外装変速機とディスクブレーキが装着された競輪練習用自転車が興味深い

競輪選手が公道で練習する時、ブレーキが装着された練習用ピストを使うのが一般的とのこと。しかし、人によっては通常の練習用ピストでは不満があり、ロードバイクをベースにして練習用の競輪用自転車を作る人もいるようだ。 http://8rinan.blogspot.jp/2017/01/road-bike-panasonic-frcd03.html 今回注目したのは八輪庵のPANASONIC FRCD03 ディスク競輪トレーニングバイク。練習用バイクのブレーキの利きに不満があり、ディスクブレーキのピストバイクみたいなのが欲しいという現役競輪選手のオーダーで作られた物のとのこと。 ブレーキはTRP Hylex ROAD/CX DISCという油圧ディスクブレーキ。ブラケットポジションでも非常によく効くとのことだ。 競輪の練習用の自転車ながら変速が可能になっていて、ギアやシフトレバーの選択も興味深いチョイスをしている。