マンスリーアーカイブ 7月, 2015

2016年モデル KHS 4seasonで見るファットバイクの部品規格

KHSの公式Webサイトで、2016年モデルの先行発表が行われている。車種は折り畳み自転車のF-20シリーズに、ファットバイクの4 Seasonシリーズが登場した。4 SeasonはカーボンフレームのATB-5000、アルミフレームの3000、1000と500、300がある。ATB-3000、1000とATB-500、300は、フレームが違うようで部品規格も違うみたいだ。今回は4Seasonのアルミフレームに焦点を当ててみてみることにした。 一番の違いはタイヤ幅の違い 4Seasonのアルミフレームは2種類があり一番の違いはタイヤ幅だ。高価格モデルのATB-3000・1000のタイヤ幅は26×4.8(ATB-3000)、26×4.9(ATB-1000)なのに対し、ATB-500・ATB-300は26×4.0となっている。上級モデルはタイヤ幅が太く、ATB-3000にはVee TireのSnowShoeという雪道に対応したタイヤを装着している。 ボトムブラケットのサイズの違い 上級モデルのATB-3000・1000はボトムブラケットの長さは120ミリなのに対し、下級モデルのATB-500・ATB-300のボトムブラケットの長さは100ミリと上級モデルのほうが長い ハブのサイズの違い ハブのサイズも違う。ATB-3000・1000は前150ミリ、後ろは190ミリなのに対し、下級モデルのATB-500・ATB-300は前135ミリ、後ろ170ミリとなっている。 上級モデルのATB-3000・ATB-1000は、ATB-500・ATB-300はタイヤ幅が太く、太いタイヤを装着するためにボトムブラケットやハブのサイズを長くしているのだと思う。ファットバイクの世界では、車種によってタイヤを装着できるサイズが違うようだ、ファットバイクの世界では4インチ以上のタイヤがあるので、4インチ以上のタイヤを装着できるのは重要かもしれない。 参考:FIND YOURSELF..... ON A KHS

数値で見る通常のタイヤとパンクしないタイヤの走りの違い

自転車に限らず、ほとんどのタイヤは空気入りタイヤを装着している。空気入りタイヤは軽量で走りが軽く、乗り心地が良い利点があるが、パンクが発生する欠点がある。 そんなパンクの欠点を解消するために、パンクしないノーパンクタイヤを売りにした自転車がシティサイクルを中心にそれなりにラインナップされているが、この手のノーパンクタイヤは走りが重い欠点がある。 Tannus ノーパンクタイヤは「走りの悪さ」で普及しないだろう 通常のタイヤとノーパンクタイヤの走りの違いを数値でわかる方法では、電動アシスト自転車の航続距離が一番わかりやすい シティサイクル中心のラインナップで有名なマルキンが、ショプカハイブリットシリーズという電動アシスト自転車を登場させた。ショプカハイブリットには通常のタイヤのモデルとノーパンクタイヤのモデルの両方があり、タイヤ以外の動力性能やバッテリーの容量の違いはなさそうだ。 ショプカハイブリットは電動アシスト自転車なので、航続距離が書いてあり、自転車選びの参考になるが、通常のタイヤの航続距離と、ノーパンクタイヤの航続距離では大きな差がある。 通常のタイヤを装着したショプカハイブリッドの航続距離は最大45キロ。一方でノーパンクタイヤを装着したショプカハイブリットプラスは35キロと航続距離に違いがある。 電動アシスト自転車の航続距離10キロの違いは1クラスほどの違いがあるほどで、通常の空気入りタイヤとノーパンクタイヤではどのくらい走りの重さが違うのかわかると思う。パンクしないタイヤが装着された自転車を買う場合、パンクが嫌でパンクしないタイヤの自転車に乗ったら、走りの重さで嫌になる可能性があるのを覚えたほうが良いだろう。 参考:【新製品情報】絶対にパンクしない電動ハイブリッド自転車 | マルキン自転車

ロードバイクを意識したスタイリングを持つクロスバイク Felt Verza Speed 50

日本ではロードバイクを中心にラインナップしているFELT。そんなFELTのクロスバイクで、2016年モデルからはVerza Speed 50というモデルが登場するようだ。 Felt Verza 50のデザインは、ロードバイクのFシリーズやZシリーズを意識したデザインになっている。ただ、車体の設計は38ミリ相当のタイヤが装着可能で、荷台や泥除けの装着ができる、フレームにディスクブレーキ装着可能台座がある等、ロードバイク風のシャープなデザインとは裏腹に車体設計は汎用性が高いクロスバイクの設計になっている。 ギア比は前48/38/28T、後ろ14-34Tの7速。後ろギア(スプロケット)は一番軽いギアが34Tと大きく、軽いギアが付いているが7速となっている。 タイヤは安価な自転車ではよく装着されているKENDA製だが、多くのクロスバイクに採用されている、ロードパターンタイプのK193「KWEST」ではなく、K197「Eurotrek」を採用している。Eurotrekのタイヤパターンは舗装路重視だがやや荒れた道も走れるようになっている汎用性重視のタイヤに見える。 日本で先行発売されたFelt Verza Speed 50だが、海外ではVerzaシリーズ全車が公開されていて、上級モデルもラインナップされている。上級モデルのVerzaシリーズのほうが舗装路のタイヤを装着しているなど、Escape R3等ロードバイク寄りのクロスバイクがヒットしている日本市場に合っているような気がするが、上級モデルは日本にやってくるのだろうか。 Felt Verza Speed 50 スペック フレーム:6061アルミフレーム フロントフォーク:スチールフォーク ブレーキ:TEKTRO RX1 Vブレーキ クランク:SR SUNTOUR 48/38/28T スプロケット:SUNRACE 7速 14-34T タイヤ:Kenda Eurotrek 700 x 35c フェルト 2016 ベルザ スピード 50/VERZA SPEED 50【クロスバイク】【アルミ】【TOURNEY(ターニー)×ALTUS(アルタス)】【FELT】【2016年モデル】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる