後付E-Bike用モーター「CYC MOTOR X1」JVIA(日本車両検査協会)でアシスト比率チェックを実施 日本規格に適合

後付E-Bike用モーター「CYC MOTOR X1」の代理店を行っているoldschoolmtb.jpは、公式サイトで、CYC MOTOR X1をJVIA(日本車両検査協会)で、アシスト比率チェックを実施したと発表した。

「CYC MOTOR X1シリーズ」は、既存の自転車をE-Bike化する後付キット。サイクルモード東京2022では、CYC MOTOR X1シリーズの展示、試乗を行っていた。

今回のテストは、JVIAの検査機器を借用して自主検査となり、最終的には、アシスト比が最大値1.74 と、日本国内法の最大アシスト比率2.0位内におさまったと語っている。出力を通常のstreet mode(250w)でも、race mode(600w)でも検査機の入力値では結果は変わらず、規定値内だったとのこと。

ちなみに、アシスト比率が最大値と比較して余裕があるのは、CYC MOTOR X1だけでなく他社製モーターでもよくある。日本国内法のアシスト比率の関係上、電動アシスト自転車やE-Bikeのモーターの力強さは、モーター単体のパワーやトルクだけでなく、アシスト比率がどれだけ法の限界まで追い込んでいるのかが鍵となる。

同社は、CYC MOTOR X1が、JIS D9115 規格に準拠している製品であること説明することができるようになったと語っている。また、製品の性質上、型式認定は取得できない。これは、電動アシスト自転車の型式認定というのが、アシスト比等の電動システムに関わる箇所の検査だけでなく、完成車に対する企業としての品質管理体制や取り扱い説明書等も重点的に検査を行うため、CYC MOTOR X1のようにパーツ単体での提供を行う場合には、型式認定の取得は不可能なためだ。

CYC MOTOR X1 Stealth JISD9115仕様 コンバージョンキットの価格は14万3000円(税込、以下同)。36V 7Ah ボトル型バッテリーの価格は3万3000円。

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