日本製カーボンフレームプレミアム折りたたみ自転車「fill 305 2代目プロトタイプ」登場

サイクルモード東京2022のサイクルファンディングブースでは、カーボンフレームの折りたたみ自転車で有名となった「fill 305」の2代目プロトタイプが登場した。「fill 305」は、重さ8.9キロ、厚さ20センチの世界最小体積を売りにしたカーボンフレームの折りたたみ自転車。新幹線のフットスペースに斜めに配置して、テーブルの使用が可能なほどコンパクトに折りたたむことができ、省スペースでの屋内保管や公共の交通機関への持ち込みを売りにしている。

サイクルモード東京2022で公開された「fill 305 2代目プロトタイプ」の特徴は、細かい部分のデザインを変更しブラッシュアップを図った。 細かい所のデザインは非常にこだわっており、上の写真で公開されているリアステー付近に関しては、非常に複雑な造形を採用しており、製造するのが難しいとのこと。

プロトタイプではシールとなっているfillのマークは、市販車ではレーザーなどの切削加工でくぼんだデザインにするのを予定しており、プロトタイプよりも高級感があるデザインになるようだ。ホイールはバトンホイールを採用しているが、市販車で採用されるかは不明。また、細かい部品も市販車で変更される可能性がある。
レーシングデザイナー由良拓也氏率いるムーンクラフト社と共同開発でプロトタイプを製造した事で有名だが、市販車の製造も日本国内にあるムーンクラフト社の工場で製造を行うようだ。ちなみに、この工場は、レーシングカーのパーツを製造するための工場で、fillも同じ工場で製造を行う。価格に関しては100万円との噂がある。

同ブースでは14インチモデルも展示されていた。この14インチモデルが発売されるかは現時点では不明だ。

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