グラベルロードが一般的なロードバイクと違うのは、多様性だろう。グラベルロードはレース用ロードバイクのように明確な定義がないため、ブランドによってキャラクター性が違う物が多い。

しかし、グラベルロードのキャラクターを理解するにしても、メーカーサイトや一般的な自転車メディアでは詳しく書かない所が殆ど。そこでユーザーインプレッションからグラベルロードの特徴を読み取るのをお薦めする。

出典:https://ameblo.jp/ordina-m3/entry-12366672198.html

今回、紹介するのはBOMBTRACK ARISE2。ドイツ・BOMBTRACK社には、クロモリフレームのARISE、アルミフレームのHOOK等、様々なグラベルロードがある。その中でもクロモリフレームのARISEシリーズは、BOMBTRACK製グラベルロードの中でカスタマイズしやすいモデルだ。

日本国外モデルのARISEシリーズには、シングルスピード・Vブレーキ仕様のARISE1、シングルスピード・ディスクブレーキ仕様のARISE2、泥除け、荷台、ライト、多段仕様のARISE TOUR、フラットバー、前キャリア付き、フロントシングル、リア多段仕様のARISE Geardと豊富なモデルがある。その中で、日本市場ではARISE2のみの販売となる。

BOMBTRACK ARISE2ってどんな自転車?

BOMBTRACK ARISE2のフレーム・フロントフォークは4130クロモリ製。ARISE2はシングルスピード仕様だが多段変速化も可能な仕様だ。フレームにはスライド可能なリアディレイラー台座を装備し、クランクは多段変速にできるナローワイドチェーンリングを装備。リアホイールも11速スプロケットを装着できるため、容易に1x11化が可能だ。

タイヤはKENDA “Small Block 8” 700c x 35cというオフロード用タイヤ。また、ARISE2は他のグラベルロードと同じく、マウンテンバイク並に太いタイヤを装着できる。BOMBTRACK ARISE2は最大700x42c/650bx47cに対応のようだ。

しかし、実際はもっと太いタイヤを装着できる話もある。 井戸端監視カメラのBOMBTRACK ARISE2(2017年モデル)の記事(URL)によれば、700cなら前後45cまでは安全圏、27.5インチは銘柄によっては27.5×2.1インチくらいが履ける可能性があるとのこと。

出典:https://ameblo.jp/ordina-m3/entry-12369563380.html

実際、ARISE2に700×38C相当の太いタイヤと泥除けを両方装着した写真があるので、信憑性は高いだろう。筆者が所有している「Specialized Diverge E5」は、BOMBTRACK ARISE2と同じく、700x42c/650bx47cまで対応していると書いてある。しかし、ARISE2と比べるとタイヤとフレームのクリアランスが少ないため、写真のように700×38C相当の太いタイヤと泥除けを両立するのは不可能だろう。

BOMBTRACK ARISE2のカスタマイズは?

クイックリリースレバー仕様のホイールハブに、一般的なネジ切。りタイプのボトムブラケットなど、汎用性の高さを重視したBOMBTRACK ARISE2。一般的な大企業のグラベルロード(Specialized Diverge E5など)は、スポーツ走行を重視しているが、ARISE2はそれらのグラベルロードよりも汎用性も求めている。マッドガード+フロントキャリア(URL)を装着したコミューター仕様にすることも可能だ。

また、シングルスピードだけでなく多段化も可能。流行のフロントシングル、リア大型スプロケットを装着した1×11化も可能だ。

 

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納車から一か月だった現在のコクピット。 #bombtrack #bombtrackarise #bombtrackarisetwo18 #1×11 #cockpit #inlinelever

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1×11化で問題なのは、変速レバー部品選択に縛りが発生してしまい、高価になることだ。低価格で行うには、ハンドルバーにアクセサリーを装着するバーを装備し、そこに変速レバーを装着する方法が安い(URL1URL2)。利点は、低価格で行え変速レバーの選択肢が広い所。欠点はハンドルを握った状態で変速できない、アクセサリーバーがきちんと固定されているか頻繁に確認する必要がある。

副次的な利点では、1×11仕様と、シングルスピード仕様に変更するのが簡単だということ。シングルスピード化の換装(URL)を見ると、わずか20分ほどで行えたようだ。これは、変速レバーが簡単に外せるのと、ARISE2のワイヤーがフルアウター仕様で簡単に脱着できるのもあるだろう。

一部画像出典:ordina M3 (オルディナM3)2013年式RM348 を買ってみたブログ