サイクルベースあさひ プレシジョンシリーズのクロスバイク・ロードバイクを紹介


大手自転車チェーン店のサイクルベースあさひは、通勤・街乗り用自転車のオフィスプレスシリーズ、ストリート系の街乗りスポーツ自転車のレユニオンシリーズ、街乗り系低価格スポーツ自転車のウィークエンドバイクスシリーズと様々なシリーズがある。その中でもプレシジョンシリーズは、自転車趣味を初めるためのエントリー向けのクロスバイク・ロードバイクのシリーズだ。今回は、あさひのプレシジョンシリーズについて紹介する。

このシリーズの一番の特徴は、他社の有名ブランドのクロスバイクやロードバイクよりも安いということだろう。特にプレシジョンスポーツは、税込みで4万円を切る39,980円と戦略的低価格を採用しており、他社にはない低価格を採用することで、買いやすいという大きな特徴を持っている。プレシジョンシリーズには、クロスバイクのプレシジョンスポーツと、ロードバイクのプレシジョンR/プレシジョンRSの3種類がラインナップされている。

プレシジョンスポーツ

プレシジョンシリーズ唯一のクロスバイク「プレシジョンスポーツ」の一番の特徴は、低価格で購入できることだ。大手スポーツサイクルブランドのクロスバイクが4万円以上する中、このクロスバイクは39,980円(税込み)と4万円以下で購入できる。低価格のクロスバイクはスポーツ自転車生活を送るのには難しい車種が多くあるが、プレシジョンスポーツに関しては例外だ。車体重量は12kgと重いが、車体サイズは3種類あり、前後車輪が工具なしで簡単に外せるクイックリリースレバー式や、街乗りから峠まで対応の3✕8段変速を装備しているため、自転車趣味を行うための最低限の基準は揃っている。タイヤに関しては700✕28Cと細いタイヤを装備しており、舗装路をスポーツ走行する人に向いているだろう。

プレシジョンディエナ

プレシジョンディエナはプレシジョンスポーツを女性向けにしたクロスバイクだ。プレシジョンスポーツとの違いは、車体形状を跨ぎやすい形に変更し、身長が低い人でも乗れるようにした。部品構成も女性でも運転しやすくするために、幅広サドルやややアップしたタイヤは700✕32Cと少し太いタイヤを採用することで、クロスバイクに乗ったことがない女性でも乗りやすくした自転車だ。

プレシジョンR

プレシジョンシリーズの中でもエントリー向けのロードバイクなのがプレシジョンRだ。シャープなロゴやスポーク数が少ないホイールを採用し、レーシーな雰囲気を出している。しかし、このロードバイクはロードバイクに乗ってみたい初心者でも扱いやすいように、競技用自転車よりは前傾姿勢を緩くし、街乗りでも安心してブレーキをかけることができる補助ブレーキレバーを装備した。7万円を切った価格も魅力だろう。

プレシジョンディエナR

エントリーロードバイクのプレシジョンRの女性版がプレシジョンディエナR。女性用クロスバイクのプレシジョンディエナと同じように、またぎやすく小柄な人でも乗れる女性専用設計のフレームを採用。ギアはプレシジョンRよりも軽いギアを採用することで、脚力が無い人でも扱いやすくなっている。

プレシジョンRS

ロードバイクのプレシジョンRSは、プレシジョンシリーズの中で一番高価なフラグシップモデルだ。プレシジョンRよりも軽く(車体重量9.6kg)前傾姿勢で乗るスポーツ性能を求めたモデル。フロントフォークはカーボン製を採用し、振動吸収性が高いのを売りにしている。コンポーネントはプレシジョンRやプレシジョンディエナRよりも1ランク上のシマノ・ソラを採用している。

 

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