ロードバイクで長距離ツーリングをする時、どうしても荷物を積む必要があるが、ここで問題になるのが車体の積載重量。ロードバイクでツーリングを行うのが流行っているため、重い荷物をロードバイクに積むのが普通になっているが、ロードバイクは重い荷物を積む設計になっているのだろうか?

今回は英語版の自転車ブランドの取扱説明書を見て、ロードバイクの積載重量がどうなっているのかまとめてみた。

Cannondale・FELT・Jamis

Cannondale、Jamis、Feltはハイパフォーマンスロードバイクには4.5kgの荷物を積むことができるとのこと。荷物を積む場合、ハンドルにバッグを装着するかシートポストバッグの装着のみとなっていて、荷台を装着することはできないようだ。

http://www.cannondale.com/en/USA/Support/OwnerManuals/Road

http://www.feltbicycles.com/USA/Single-Nav/Inside-Felt/Manuals/Road.aspx

http://www.jamisbikes.com/usa/support.html

Specialized

Specializedはフレームによって、耐荷重が違うようになっている。

  • ラックマウント付いている場合:25kg
  • 非カーボンフレーム車:14kg
  • カーボンフレーム車:2.3kg

因みにロードバイクの場合はフロントに荷物を積む項目はない。

スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF)

Canyon

ロードバイクは荷台の装着不可。荷物を運ぶ場合は専用のサイクリング用リュックサックを使うのが唯一の方法と書いてある。

https://www.canyon.com/ja/service/downloads/

ブリヂストンサイクルの場合

CYLVA D等のロードスポーツ車の取扱説明書では10kgまで。前は3kgまでとなっている。

http://www.bscycle.co.jp/support/pdf/

GIANT

GIANTの場合、ハイパフォーマンスロードバイクはフレーム素材に関わらず1.5kgの荷物しか積めない。

https://www.giant-bicycles.com/us/owners-manuals

パナソニック・オーダーシステムの場合

車種にもよるが、ロードバイクやシクロクロス車は荷台の装着は想定していないのか、荷台の装着はできないと書いてある。

http://cycle.panasonic.jp/manual/

Surly(Pacer、Midnight Special)

ロードバイクながらASTM規格では砂利道や多少の段差を走行しても大丈夫なカテゴリー2を採用しているSurly Pacer。説明書では14kgの荷物を積むことができるようだ。

http://ja.surlybikes.com/bikes/pacer

Midnight Specialに関しては、詳しい記述がなく乗員体重と荷物を合わせて136kgと定めている。

https://ja.surlybikes.com/bikes/midnight_special

競技用ロードバイクでバイクパッキングや長距離ツーリングは不可能か?

F1カーが荷物を積んで走るのを想定していないのと同じように、競技用ロードバイクで重い荷物を積むことはできないと思ったほうが良い。バイクパッキングなどで重い荷物を積む場合、自転車が壊れても仕方ないのを承知で行うしかないようだ。意外だったのがSpecialized。アルミフレーム車なら、荷台が装着できなくても14kgの荷物を積むことができるということ。他の競技用ロードバイクではこれほどの荷物は積めないため、上手く宣伝すれば大きなアドバンテージになるだろう。