マンスリーアーカイブ 7月, 2016
組み間違えによるベルトドライブの破損事例とヘルムズSSSDの凄さ
自転車の駆動方式の1つにベルトドライブがある。オートバイの世界ではハーレーダビッドソンや無段変速のスクーターに採用されているが、自転車の駆動方式でベルトドライブは少なく、チェーンのほうが主流となっている。
このベルトドライブは、チェーン方式と構造が違うため、組み間違えを行うと壊れてしまうようだ。
参考:自転車のベルト交換│浜松・自転車・バイク店☆プレステージのあんなこと
上記のサイトでは、歯がところどころ平面になるぐらい削られていたとのこと。調べた所、前輪ギヤの部分がかなり緩んでいてベルトの装着位置が逆になっていて、組み間違えが行われていたと書いてある。そのため、ベルトを押さえるテンショナーが激しく消耗していたとのことだ。
ここで思ったのはヘルムズのベルトドライブモデル「SR1」というのは、実は凄い自転車ということだろう。ヘルムズのベルトドライブモデル「SR1」は、簡単に車輪を脱着できるのを売りにしていて、ベルトドライブモデルにはテンショナーがない。
出典:HELMZ 2014 / SR1,S10,H1X,H10,H65
テンショナーが無くても壊れないというのは、通常のベルトドライブとは違う設計という風に考えるのが普通だが、ブリヂストンサイクルはこのような比較を売りにしていないもは勿体無いだろう。
ディスクブレーキになったツーリング用自転車 2017 RITEWAY SONOMA D
RITEWAYのSONOMAシリーズは、安価ながら旅をするためのツーリング用自転車としてのコンセプトを変えずに販売している。2017年のSONOMA Dは、ディスクブレーキを搭載したツーリング用自転車となった。
出典:SONOMA D | ライトウェイバイクブランドサイト
フレーム・フロントフォークは軽量スチールと書いてある。泥除けや荷台を装着するためのダボ穴は多くあり、フレームにはWレバーを装着するための台座も装備されている。タイヤ幅が約40ミリと太いが、泥除けを装着できる空間は十分にあり、タイヤももっと太く出来そうな気がするほどだ。安定性を重視しているためか、リアチェーンステイを470ミリと通常のクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクよりも長くしている。リアチェーンステイを長くして直進安定性を高くする、リアサイドバッグとかかとが当たらないようにするようにしていると考えられる。このような車体設計はSURLYの長距離ツーリング用自転車「Long Haul Tracker」でも採用されている。車体重量13.7kgはこのような自転車としては重い。
(自転車インプレッションまとめ)Surly Long Haul Truckerはどういう自転車か? – シクロライダー
ブレーキはTEKTRO Mira機械式ディスクブレーキ。ギアは前はSHIMANO FC-A073 (50x39x30T)。後ろはSHIMANO CS-HG20(12-28T) 7速のカセットスプロケットタイプとなっている。前ギアがロードバイク用のため重めだが前ギアが3枚あるトリプルクランクのため、きつい峠でもなんとか走れるだろう。後ろギア(スプロケット)は標準装備の28Tよりも軽い32Tが存在する。
外装7段変速用カセットスプロケット一覧 シマノ編 – シクロライダー
タイヤはKENDA 700×40C。タイヤパターンは多少の砂利道でもグリップしそうな雰囲気を持っている。リムはALEX・Z1000というシングルウォールリム。多くの有名ブランドのスポーツ自転車はダブルウォールリムという2重構造タイプを採用しているのが一般的で、構造的に強度が低いシングルウォールリムはマイナスポイントだ。
ライトウェイ・ソノマDが合っている人・合っていない人
ライトウェイ・ソノマDが合っている人はスピードを出すよりも、荷物を積んで走ったり砂利道走行や、通勤通学などの段差やパンクに強いスポーツ自転車が欲しい人向け。ライトウェイプロダクツジャパンはRITEWAYだけでなく、GTを取り扱っていて、その中にはグラベルロードのGRADEシリーズもある。GRADEシリーズはSONOMA Dよりもタイヤが細く車体重量も軽いため、走り重視ならGRADEシリーズだろう。
お買い得になったグラベルロードバイク 2017 GT GRADE CLARIS/GRADE FB COMP – シクロライダー
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コロンバスチューブを採用したミニベロ 2017 Bianchi Minivelo 10
ビアンキのミニベロの中で、クラシックなスタイルを採用したモデルはMiniveloシリーズ、現代的なスタイルを採用したモデルはPisaシリーズと名前が分かれている。
スポーツ自転車としての性能を持つMinivelo 8以上のモデルは、スリムなパイプを採用していてクラシカルなデザインのため、フレームはクロモリ素材を採用していると思うかもしれないが、実はアルミ素材を採用している。
あれだけクラシカルなスタイルなのにアルミ製フレームとは珍しいが、2017年モデルからはMinivelo 10はコロンバス製のチューブを採用したモデルとなったようだ。
参考:Columbus Tubi
調べてみると、コロンバスという会社はイタリアのチューブ(鋼管)メーカーで、今は鋼管だけでなく、カーボンフレームもラインナップらしているらしい。Webサイトを見るとコロンバスのチューブは様々な種類があるが、Minivelo 10のスペック表では特に詳しい表記はない。
アルミフレームのMinivelo 8もクラシックな雰囲気となっているが、Minivelo 10ではブレーキレバーからワイヤーが出ていたり、クラシックなデザインのクランクを採用していたり、BROOKSの革サドルを採用するなど、よりレトロなスタイリングとなっている。
2017年のMinivelo 10には、メインコンポーネントがTIAGRAとCampagnolo VELOCEを採用した2種類のモデルがある。両車の違いはメインコンポーネントのみの違いとなっているので、合っている物を選んだほうが良いだろう。
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