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驚きの制限体重150kgの折りたたみ自転車 Bikefriday Diamond Llama

アメリカにある折りたたみ自転車ブランド「Bike Fraiday」は、折りたたみ自転車の世界では貴重なオーダーメイドが可能な自転車ブランドだ。通常の折りたたみ自転車は既成品を購入することがほとんどだが、Bikefridayはフレームオーダーができる貴重な折りたたみ自転車となっている。 Bikefridayの折りたたみ自転車で有名なのは、ロードバイクタイプのPocket Rocketや、ツーリングモデルのNew World Touristだが、マウンテン/ツーリングタイプのPocket Llamaが存在する。 Pocket Llamaの特徴は、折りたたみ自転車では珍しいダイヤモンドフレームを採用しているということ。通常の折りたたみ自転車のメインフレームは一本のパイプなのが多い。BikefridayではDiamond Llamaというようだ。 Diamond Llamaの一番の特徴は体重制限。通常のPocket Liamaでは、制限体重は108kg、 ヘビーウェイトアップグレードにより118kgまでの方に使用できるのに対して、Diamond Llamaは、150kgまで対応しているとのこと。ダイアモンド形状のフレームが、設計的に優秀かがわかるだろう。 因みにTern Link N8の制限体重は110kg。Bikefridayを見ると、アルミフレームでフレームが分離している横折れ式折り畳み自転車では限界なのではないかと思う。 http://www.bikefriday.tokyo/products/entry/pocket-llama-diamond-llama/

三年間盗難保証が付き、ますますお買い得になったBridgestone CYLVAシリーズ

ブリヂストンのクロスバイク、CYLVA Fシリーズと言えばお買い得に乗れるクロスバイク/ロードバイクとして知られている。今までのCYLVAシリーズは、ストリート系のグラフィックを採用していたが、2017年モデルからはストリート系のグラフィックは廃止し、BRIDGESTONE GREEN LABELロゴをフレームに貼り、落ち着いたスタイリングとなった。 今回のCYLVA Fシリーズで一番注目する部分は、三年間盗難補償がついたことだろう。 三年間盗難保証は、条件を満たした場合で自転車が盗難された場合、僅かなお金で自転車を手に入れることができる制度。今までのブリヂストンの自転車では電動アシスト自転車全車と、一部のシティサイクルとOrdina S5Bしか採用されていなかったが、普通のクロスバイクであるCYLVA F24に採用されたことに衝撃を受けた。 参考:各種補償制度、防犯登録 | お客様サポート | ブリヂストンサイクル株式会社 今迄のCYLVAは一年間の盗難補償しかついていなかった。それでも盗難保証自体が存在しないスポーツ自転車が殆どの中、一年間盗難保証付きの自転車は貴重だったが、その盗難補償が3年間と延長された。 この3年間盗難補償はお買上げと同一車種(生産中止又は価格変動等が発生した場合は最近似の自転車・盗難補償は1回のみ有効)を自転車は3,000円(税抜き)、電動アシスト自転車は標準現金価格の30%で代替車として購入できると、非常にお買い得な制度だ。ちなみに従来の1年間盗難補償の場合、お買い上げ車と同じ新車(生産中止、または価格変動の場合は最近似の自転車)を標準現金販売価格の60%に消費税と組立手数料(大人車2,500円(税抜き)、幼児・子供車2,000円(税抜き))を加えた価格で代替車として購入できるとなっているため、以下にお買い得な制度なのかがわかるだろう。 今回の3年間盗難補償を採用したCYLVAは、ドロップハンドルのロードバイクのDシリーズ、フラットバーロードバイクのFRシリーズ、クロスバイクのFシリーズに採用された。折りたたみ自転車のF6F/F8Fには3年間盗難補償は採用されていない。 出典:CYLVA F24|CYLVA|BRIDGESTONE GREEN LABEL   CYLVA F24 究極の初心者向けクロスバイクとなったBridgestone CYLVA Fシリーズ とにかくクロスバイクに乗りたいが、初心者にも乗りやすくてお買い得なクロスバイクが欲しいと聞かれたら、自分はCYLVA F24を薦めるだろう。CYLVA F24は5万円台のクロスバイクなので、スポーツ自転車の走りを持っているのは当然で、プラスして街乗りでも安心の装備を搭載している。 タイヤ幅は32ミリとママチャリよりも少し細いだけのタイヤ幅は、歩道の段差の通過にも安心感があり、タイヤもパンクリスクを軽減するプロテクターをタイヤに搭載している。フレームサイズは4種類と比較的幅広い身長に合わせることができる。普通のクロスバイクでは標準装備されないスタンド、ライトが標準装備されているため、後から購入しなくてもいい。 マウンテンバイク並に軽いギアがあるギア比は、きつい峠越えも苦にならず、裾が痛みにくい簡易ガードは装備されている(但し裾バンドは持っていたほうが良い)。泥除けや荷台の純正オプションがあるので快適街乗り仕様に変更が可能となっている。 部品構成も5万円台のクロスバイクには採用されにくい、シマノ製Vブレーキやボトムブラケットを採用し、3年間盗難補償で万が一の盗難にも対応可能と至れり尽くせりすぎるクロスバイクとなっている。非常にお買い得な一台でケチを付ける部分が無いほどだ。あえて言うのならスポーク数が少し少ないホイールだけだろう。 参考:CYLVA|BRIDGESTONE GREEN LABEL

ジャスト・ライド──ラディカルで実践的な自転車入門が2016年10月24日発売になる

非競技者のための自転車本「ジャスト・ライド──ラディカルで実践的な自転車入門」が、ついにAmazonで表紙が出た状態で予約できるようになった。 ジャスト・ライド──ラディカルで実践的な自転車入門 posted with カエレバ グラント・ピーターセン Pヴァイン 2016-10-24 Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す 7netで探す 前回、非競技者のための自転車本「JUST RIDE ラディカルで実践的な自転車入門」ついに日本語版が発売 | シクロライダーも紹介したが、日本でも一部の人がKindleや英語版ペーパーバックを読んでいて、「自転車雑誌を3年購読するより自転車とその楽しみ方に近付く事が出来る」や、「自転車の雑誌や専門書・エッセイ等を40~50冊も読みあさったが、世間の常識に惑わされずに、自分が本当に望んでいる自転車ライフを実現したいのであれば、この本をおいて他には考えられない。」など、非常に評価が高いことで知られている。   自転車界の常識にメスを入れる 海外で話題を呼び、自転車文化に一石を投じた問題の書がついに翻訳刊行される! この10年、スポーツバイクは人気の趣味/人気のスポーツとして定着している。オランダ、ドイツ、北欧、イギリスのように、自転車が安心して走れる都市の道路の再整備は、いまでは先進国のトレードマークでもある。日本も安いママチャリの時代から脱し、最近では、少々値は張るが性能的に優れたスポーツバイクに乗る人たちの姿が日常的に見られている。気合いを入れて、ぴっちりしたレーサージャケットに、もっこりしたレーサーパンツ(通称レーパン)を履いて、ロードバイクを漕いでいる人たちの姿は珍しくない。しかし、それって本当に正しい乗り方なのか? ロング・ライドはどこまで健康に良いのか? ダイエットに良いって本当なのか? ベンディングペダルにすれば引き足も使えるなんていうのは幻想だって? そもそも自転車を楽しむのに、なんで服からアクセサリー、細かいパーツまでプロの真似をしなければならないのか? 自動車を楽しむ人たち、スキーが好きな人たち、みんなプロの真似をしていないのに、なんで自転車乗り(バイクライダー)だけが何でもかんでもプロの真似をしているのか。それってどこかおかしくないかい? 長年自転車業界で仕事をしている著者=グラント・ピーターセンがサイクリング文化の間違いを説く。自転車を乗る上でのすべての常識をひとつひとつ検証し、読者に新たな考えを巡らせる。そして、自転車生活の魅力をあらたに提唱する。 サイクリスト必読の書、ついに翻訳刊行! Amazonから引用。出版社はPヴァイン。恐らくレコード会社・出版社のPヴァインだと思われる。従来の自転車関連の出版社では無く、自転車と関係が無い出版社から出るが、自転車と関係が無い出版社だからこそ刊行できるのだろう。勿論購入してレビューするつもりだ。

クロスバイクのGIANT Escape RX3に日東B261AAを装着しエビホーン化を行う

 クロスバイクのフラットハンドルは長距離走行をするのには不向きだ。そのため、多くのクロスバイクのユーザーはハンドルを交換するのが一般的となっている。 GIANT Escape RX4は、GIZAプロムナードハンドルローライズにTOGSを装着し、日本流トレッキングバイクをイメージした。新たなメインサブマシンのEscape RX3は、同じようなハンドルを装着して同じコンセプトで作るのもどうかと思ったので、従来型の自転車の考えで作ってみることにした。   購入したハンドルは日東B261AA 今回購入したハンドルは日東B261AA。ハンドル幅は480ミリと、ロードバイク用のハンドルと比べると広い。通常はフラット部分にブレーキレバーを装着するのが一般的な使い方のハンドルだ。 NITTO(ニットー) B261 AA ハンドルバー シルバー posted with カエレバ Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す 7netで探す 一般的な使い方でも、フラット部は少し手前にベントしていて、バーエンドバーの装着部分になる部分も一体で握りやすい。世界1週した自転車にも装着している事例もあるようだ。 参考:http://someyoung.web.fc2.com/equipments/text_equipments_bicycle_handle.html GIANT Escape RX3では、バーエンド先端部分に装着しエビホーン化を行った。シフトレバーに関しては前はシマノ・A050、後ろはEF51のシフトレバー一体型を採用している。 B261AAにドロップハンドル用シフトレバーのA050を装着するのは、A050の装着径がハンドルの径よりも大きいため、ハンドルの径の関係で通常では装着はできないため注意が必要。 参考:http://chartreuse.at.webry.info/200810/article_14.html KHS F-20TにB261AAを装着した写真。グリップシフトはハンドル中心近くに装着することはできなかったと書いてある。 装着した感想は良評価。エビホーン化を行うことで、常時バーエンドバーを握って走行することができるので手首はつかれない。また、エビホーン化が飽きた場合はフラット部分にブレーキレバーを装着して通常の使用方法にすることもでき、つぶしが効くハンドルとなっている。 欠点はハンドル幅が広いということ。ハンドル幅が480ミリある。通常の人ならやや広めのハンドル幅の広さで、オンロードとオフロードの中間のハンドルだろう。ただ、エビホーン化を行う場合は広すぎて気になる人もいると思う。そのような人は別のハンドルを選択すれば良いだろう。  

アーバン用自転車コンポーネント「シマノ・METREA」を触ってみた・乗ってみた・質問してみた

シマノが新たにストリート系自転車向けコンポーネント「METREA」が発売された。METREAは、街乗り用の内装変速が中心のコンフォートタイプコンポーネント「NEXUS」、トレッキングバイクといった実用的なスポーツ自転車が中心の「DEORE XT/DEORE LX/DEORE/ALIVIO/ACERA/ALTUS Tシリーズ」などといった非競技向け自転車用コンポーネントとは違い、やや前傾姿勢で乗り、ファッショナブルなアーバン用自転車向けのコンポーネントとなっている。型番はU5000番台。 一番注目する部分はSTIレバー。従来のドロップハンドル用レバーではなく、ブルホーンバー専用のSTIレバーとなっている。ブレーキは油圧式ディスクブレーキで変速は機械式となっている。また、METREAのSTIレバーを装着する場合は、専用ハンドルを装着する必要があるとのことだ。 SHIMANO(シマノ) STIレバー(デュアルコントロールレバー) ST-U5060 右レバーのみ 11S METREA(メトレア) ISTU5060RI posted with カエレバ SHIMANO(シマノ) Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す 7netで探す チェーンリングは裾を守るがチェーンガードが標準で装備されている。シマノのロードバイク用クランクでは、現在チェーンガードがついたクランクはTOURNEY A070とCLARISのみで、シマノのハイエンドモデルでは唯一のチェーンガード付きロードバイクタイプのクランクだ。チェーンガードも樹脂製ではなく金属で、クランクの造形に合った形状をしている。 SHIMANO(シマノ) クランクセット FC-U5000-1 42T 170mm 11S BB別売 METREA(メトレア) IFCU5000CXB2C posted with カエレバ SHIMANO(シマノ) Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す 7netで探す METREAを触ってみた感想 シマノ・メトレアを装着した自転車が試乗可能だったので試乗した。試乗した限りではブルホーンバー仕様のデュアルコントロールレバーのシフト操作は扱いやすい。ロードバイク用のデュアルコントロールレバーをブルホーンバーに装着すると、フラット部に近い部分で変速を行わないと行けない。メトレアのデュアルコントロールレバーは、ブルホーンバー専用のデュアルコントロールレバーのため、ブルホーンバー上部を握っても変速ができる。形状もドロップハンドル用のレバーの場合はドロップの下部分を握るように最適化された形状なのに対して、メトレアの場合、ブルホーンバーに装着するのに最適化した形のレバーとなっている。 METREAのコンポーネントで疑問に思ったことを質問してみた シマノ・METREA搭載の自転車を試乗した後、感想を尋ねられたので、感想や疑問に思った事の質問と回答についてまとめてみた。 Q:シマノの部品と言えば汎用性を重視したものが多いのに対して、メトレアは非常に尖ったコンポーネントでシマノらしくないと感じた。 →METREAはシマノにとって、新たな挑戦の意味合いもあるとのこと。アーバンコンセプトを打ち出すためにあえて尖った仕様にしたらしい。 Q:デュアルコントロールレバーの大きさが気になってしまう。 →油圧機構を搭載しているため、現時点ではこのぐらいの大きさになってしまうとのこと。 Q:ワイヤー式ブレーキ仕様や、従来型のブルホーンバーに搭載できる物を作る予定は? →ワイヤー式ブレーキ仕様や、汎用品のブルホーンバーに対応できる物の作成は考えているとのこと。 Q:サンエクシードやVelo Orangeのようなレトロ部品を、シマノはなぜ作らないのか →過去を向いた物を作ると会社が衰退してしまうためとのこと。ただ、社内ではレトロな部品を採用した自転車に乗っている人はいるとのこと。 シマノ・METREAは公道用コンポーネントと言えるか アーバン用コンポーネントのMETREAは、非競技用で制動力、コントロール性が高い油圧式ディスクブレーキ、チェーンガード付きクランク、ブルホーンバー用デュアルコントロールレバーと、公道でも扱いやすい部品を採用していて、公道用コンポーネントとも言えるだろう。しかし、METREAのアーバン用コンセプトを重視しているため、専用ブルホーンバーが必要な部分はハンドル選択が少なくなるのは大きなマイナスだ。  

折り畳み自転車の部品をスチール化して耐久性を上げる方法がある

一般的に折りたたみ自転車に採用される部品は、安価なモデルでは重いスチール製を採用し高級モデルになればなるほど、軽量なアルミ製の部品を採用している。 折りたたみ自転車は折りたたんで持ち運びを行うため、アルミ製部品等の軽量な部品を採用しているモデルほどありがたられる一方で意図的にスチール製の部品に変更するユーザーもいるようだ。 折り畳み自転車にはスチールパーツが、、、: Theっ学健究所!壱元亭 上記のブログの内容を書いている人は、西DAHON(DAHON SPEED P8タイプ改)、スピママGTR(DAHON SPEED P8改)、パナソニック・ビーンズハウス改、ルイガノMVF、オモイヨWW(パナソニック・レマイヨW改)、トーエイ・ランドナー、BSユーラシアスポルティーフ、オールメッキフレームロードバイク、ステンレスフレームロードバイク、片倉シルク・ピストR1-R、GT Finale(フラットランドBMX)と多種多様な自転車を持っていて、さらに多くのオートバイも所有している。 参考:http://replica2st.la.coocan.jp/Motorcycle/MotorCycle.htm ブログの内容を見ていると、街乗り用のDAHONはステム・シートポストを敢えてスチールパーツに交換しているとのこと。理由はアルミパーツだと可動部分の摩耗が進んでしまい、ガタツキが進行したり、ポスト径が痩せて締まらなくなるとのこと。 DAHON系の折りたたみ自転車は、折りたたむ時にステムやシートポストを動かす必要がある。アルミ素材はスチール素材と比べると柔らかいため、摩耗しやすいのも理解できる。 折りたたみ自転車の部品をスチールパーツを使用して摩耗を減らす方法は、DAHON系統の自転車だからこそできる芸当だと思う。他の量産折りたたみ自転車はスチールパーツを採用しているモデルの多くはできの悪い車体が殆どで、高価なモデルになるとスチールパーツを採用していないのが殆どになるからだ。個人的に気になるのはスチール部品が摩耗に強いのなら、フレームもスチール製のほうが折りたたみ時の摩耗に強いのではないのではという仮説も生まれてくる。

YPJ-Rのフラットハンドルモデル ヤマハ・YPJ-CとYPJ-Rを比較してみる

ヨーロッパ圏を中心に電動アシストスポーツ自転車が多くラインナップされているが、日本では、電動アシスト自転車は街乗り用の買い物自転車のモデルがほとんどだった。 パナソニック・ハリヤ等のスポーツタイプも存在しているが、従来型の電動アシストスポーツ自転車は国内の電動アシストユニットではアシストON・OFFの違いが大きく、アシストOFF時に走りが重くなる欠点があった。 そんな日本の電動アシスト自転車市場で、ヤマハはヨーロッパ市場の電動アシストユニットを搭載した本格的電動アシストスポーツ自転車「YPJ-R」を登場させた。試乗した限りでは電動アシストロードバイクというコンセプト以外は、アシストのオンとオフが非常にわかりにくいのに、確実に力を出す滑らかなアシストは感動し、電動アシスト自転車の新たな時代を感じさせた。 (電動アシスト自転車インプレッション)ヤマハ YPJ-Rに乗ってみた(シクロアシスト) アシストセッティングが素晴らしい一方で、公道用自転車なのに競技仕様を元にした汎用性が低い車体設計は、電動アシスト自転車のよさをスポイルしていると感じた。 ユーザーインプレッションを見ても、補助ブレーキレバーや泥除けの装着に難儀していて、スタンドの純正オプションが無いという、街乗り用自転車としては欠点が多い。 ヤマハ・YPJ-Rのユーザーインプレッションをまとめてみた(シクロアシスト) そんなYPJ-Rは、2017年モデルではYPJ-Rのフラットハンドルモデルである、YPJ-Cが登場した。 フレームは、700×28Cタイヤを装着するためか、YPJ-Rよりも隙間が多少ながら大きくなった。しかし、ロードバイク用のキャリパーブレーキを装備しているため、シティサイクルに近い32ミリ幅のタイヤは装着できそうになさそうだ。 ハンドル~サドル長(トップチューブ長)はYPJ-Rよりも長く、フラットハンドル車用に最適化されている。しかしハンドル高さを決めるヘッドチューブ長はYPJ-Rとあまり変わらないためやや前傾姿勢で乗る自転車となっている。 フロントフォークは泥除けが装着できる穴がある一方、フレーム側には、荷台や泥除けが装着可能な台座が無いように見え、ちぐはぐさが出ている。因みにYPJ-Rでは泥除け、荷台の装着可能な台座は無い。 ギア比はYPJ-Rは前クランクは50-34T、後ろスプロケットはロードバイク用の11速で、全体的に重めのギア比なのに対し、YPJ-Cは前クランクは46-34T、後ろスプロケットは11-30Tのマウンテンバイク並に軽いギアがある9速を採用している。アシスト可能な距離はYPJ-RとYPJ-Cは同じだが、YPJ-Cは軽いギアがあるため、軽いギアで走行してアシストを少なくした燃費走行ができるだろう。 ハンドルはYPJ-Cはフラットハンドルを採用している。街乗りではフラットハンドルのほうが乗りやすいが、スイッチ類はドロップハンドルモデルのYPJ-Rと変わらない。 アシストユニットは恐らくヤマハ・PWシリーズと思われる。2017年モデルから海外では、ヤマハ・PWシリーズはPW-Xと名前を変えて進化している。PWよりも小型、軽量化を行い、高出力、クイックレスポンス化を行い、EXPWモードというパワーモードよりも1ランク上のパワーモードが登場しているが、日本にはまだやってこないようだ。 YPJ-CはYPJ-Rを元にしているため、街乗り自転車として見ても各部の爪が甘い所は残っているが、28ミリタイヤを装着しているためYPJ-Rよりも街乗りに向いている。個人的には公道を走るのなら、YPJ-Rよりも太いタイヤを装着し、軽いギア比を採用しているYPJ-Cを選ぶだろう。 YPJ-C - YPJ,YAMAHA | ヤマハ発動機株式会社 参考:YPJ-C 100キロインプレッション http://cycloassist.com/archives/1095

個性的なモデルが多いDAHON 2017年モデル(アキボウ取扱)をまとめてみた

折りたたみ自転車の世界で多く見るブランドと言えばDAHONだろう。最近では少ないが低価格モデルではOEMモデルがあり、高価格モデルもあり幅広いユーザーに支持されている。 今まで、Dahonの折りたたみ自転車のイメージと言えば尖っていないモデルが多く、コストパフォーマンスが高い折りたたみ自転車というイメージがあった。 だが、2017年のアキボウ取扱モデルは、高価格帯では個性的なモデルが多くなった。従来型の尖っていないモデルが欲しいのならTernを購入したほうがいいと思えるほどだ。 今回はDAHONの折りたたみ自転車の中で、個性的なモデルをピックアップしてみた。 DAHON Visc EVO DAHON(ダホン、ダホーン) 2017年モデル VISC EVO (ヴィスクエヴォ)【0824楽天カード分割】 posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す 7netで探す フレーム上部にもパイプがあるRe-Barフレームを採用したVisc。折りたたみ自転車ではあまり見ない前2段変速を採用していて、長距離走行も行える。 2017年モデルからは、車輪が従来の20インチHE(406)から、同じ20インチでも直径が大きい20インチWO(451)を採用している。 多くの折りたたみ自転車に採用されている20インチHE規格より、直径は大きくタイヤ幅は細い舗装路を高速で走るのに適した車輪を採用している。 ブレーキもマウンテンバイクやクロスバイクで多く採用されているVブレーキから、ロードバイクに多く採用されているキャリパーブレーキに変更されている。因みにアキボウ取扱のDAHONには同じ20インチWO(451)を採用したSPEED Falcoがあり、2017年モデルでもラインナップされている。 【P最大17倍(9/3 19時〜9/8 2時)】2017モデル DAHON(ダホン)SPEED FALCO(スピードファルコ)折り畳み・フォールディングバイク【送料プランC】【02P03Sep16】 posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す 7netで探す DAHON Horize DAHON(ダホン、ダホーン) 2017年モデル HORIZE (ホライズ)【0824楽天カード分割】 posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す 7netで探す 前後のハブは汎用性が高い一般的なスポーツ自転車用規格を採用しているHorize。2017年モデルのHorizeは、タイヤ幅を1.95インチとマウンテンバイク並に太いスリックタイヤを採用している。 SPEED FalcoやVisc EVOのように舗装路の高速走行を重視したのとは対称的に、スピードよりも安定性や乗り心地重視になっている。 DAHON Helios DAHON(ダホン、ダホーン) 2017年モデル HELIOS (ヘリオス)【0824楽天カード分割】 posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す 7netで探す 軽量モデルで有名だったHeliosが復活。従来のHeliosとの違いは、シングルギア化、キャリパーブレーキ化されていること。フロントディレイラー、リアディレイラーの装着は可能で、ホイール(Dahon Pro)は11速まで搭載できるとのことなので、カスタムベースとして見るのが一番だろう。 参考:橋輪 : 2017 DAHON / tern / FUJI 最新情報!...

非競技者のための自転車本「JUST RIDE ラディカルで実践的な自転車入門」ついに日本語版が発売

追記:2016年10月24日に発売予定日となりました。 ジャスト・ライド──ラディカルで実践的な自転車入門が2016年10月24日発売になる | シクロライダー 普通の人はレースで勝つ方法よりも市街地・サイクリングロード・荒れた峠道・ジープロードといった道が混ざり合う公道を、安全に軽く楽しく疲れずにずっと走る方法の紹介のほうが重要だが、このような公道思考は実は難しい。競技仕様のように一方の性能を減らしてもう一方の性能を上げるのは比較的簡単で考え方は多くあるので参考しやすいが、公道仕様のように総合性能を全部上げるとなると新たな理論の構築や実践を行わないといけないので、競技仕様をコピーするよりも難しい。シクロライダーの公道仕様コンセプトも、中学生の時は家にあったランドナーで旅をし、高校生でヤマハ・RX350→カワサキ・W1-SA→ホンダ・ドリームCB500FOURに乗り、就職後はXS650E→TX500と乗り換え、オートバイからは冬山登山→自転車と趣味をやってきた某氏等のアシストがなければ、ここまで書けなかった。 近年、公道用自転車のコンセプトを打ち出している自転車ブランドや自転車が登場している。そんな公道用自転車ブランドで個人的に注目しているのがRivendellだ。 写真の自転車はRivendell Cheviot。アップライトツーリングバイクの1つで日本ではBlue Lugが取扱をしている。 Rivendellの創業者「グランド・ピーターセン」は、折りたたみ自転車のブリヂストン・グランテック(現行モデル名はトランジットスポーツ26)や、ダウンヒルを中心に考えたマウンテンバイクのジオメトリーを大幅に変更し、クロスカントリーハードテールMTBの基礎を作る等の影響を与えているとのことだ。 (参考) ちろの山岳自転車哲学:グラン・ピーターソン、ブリジストン北米進出、そして撤退・・・ - livedoor Blog(ブログ) Bridgestone Bicycles ブリヂストンサイクルの北米撤退後、グランド・ピーターセンは、競技用自転車とは違う非競技用自転車「Rivendell」を立ち上げ、CheviotやClem Smith Jrなど、独自の考えを採用した自転車を製作している。 アップライトに乗れるツーリングバイク Rivendell Cheviotを見てみる – シクロライダー そんなグランドピータセンは、自転車だけでなく本も執筆している。Just Ride: A Radically Practical Guide to Riding Your Bike (English Edition)は、レース用自転車を元にした従来型の自転車趣味の悪影響を指摘し、非競技ユーザーの人に向けた自転車本となっている。 Just Ride: A Radically Practical Guide to Riding Your Bike (English Edition) posted with カエレバ Grant...

リーベンデールスタイルを採用したフラットペダル 三ヶ島・ラムダペダル

スチールフレームの非競技用自転車ブランド「リーベンデール」と、ペダルで有名な三ヶ島ペダルが共同で開発したペダルにラムダペダルがある。ロードバイクでもマウンテンバイクでもない、クラシックでもモダンでもない独特な形をした公道用フラットペダルは興味があった。今回、修善寺のレンタサイクルにあったヤマハ・Pas Minaにラムダペダルが装着してあったため、ラムダペダルについてまとめてみた。 多くの自転車のペダルには滑り防止のための突起がある。ラムダペダルのペダルの突起部分はマウンテンバイクタイプよりも直径が大きくて低い。また突起自体も面取りをしており、触ってもそんなに痛くはない。靴底のダメージはマウンテンバイク用フラットペダルよりも低いだろう。比較的大きく縦長で前後の踏む位置をずらすことができる。 前後の踏む位置をずらすことができる似たようなペダルでDixnaWロードペダルがある。Wロードペダルは滑り止めの突起が少なく面で踏むのような感覚となっている。一方でラムダペダルは、ピンがあるマウンテンバイク用ペダルとWロードペダルの中間と言っていい。 写真のEscape RX4にDixna・Wロードペダルを装着して今でも使っているが、Wロードペダルは、オフロード走行はしない・できるだけ靴底が傷みにくいペダルが欲しい・シンプルなペダルが欲しい人に向いている。MKS・ラムダペダルは、オフロード走行もしたい・靴底の摩耗のしにくさと喰いつきとのバランスが取れているペダルがほしい・特徴的な形のペダルが欲しい人に向いているだろう。 ディズナ(DIXNA) ロード W ペダル パウダーホワイト posted with カエレバ ディズナ(DIXNA) Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す 7netで探す MKS(エムケーエス) ラムダ ペダル posted with カエレバ ミカシマ Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す 7netで探す

Ternから新たに出たスポーティな20インチミニベロ「Crest・Surge」シリーズ

Ternといえば、折りたたみ自転車が有名だが最近では、折りたたみ自転車ではないタイプのスポーツ自転車もラインナップされている。今までは650Cホイールを採用した街乗り用スポーツ自転車が有名で、2017年モデルからは20インチのミニベロも登場するようだ。全車20インチの中でも車輪径が大きい451タイプを採用し、ロードバイク用のキャリパーブレーキを採用している。フレームはステムの移動量を大きくした設計となっており、前傾姿勢を容易に行えるフレーム設計となっており、タイヤは細くロードバイク的なミニベロとなっている。そこで今回はTernの小径車について解説してみた。 Tern Crest:¥51,000(税別)   Tern Clutchの20インチ版ともいえるのがCrest。泥除けな荷台が装着できる設計となっており、センタースタンドを標準装備している。フレームサイズは46 (150 to 165cm)50(165 to 180cm)の2種類がある。 Tern Surge:¥89,000(税別) Tern RIPの小径車版といえるモデルがSurge。RIPで採用されたエアロ形状のフレームを採用している。レース用ロードバイクでは流行のエアロ形状のフレームだが、小径車で採用されているのは珍しいだろう。前2段と多段仕様となっていて、長距離走行も可能となっている。小径車は、通常の大径車と比べて前変速機の位置が変わるためか、フロントディレイラーの位置を適正な場所にするために、変速性能を落とさないオフセット台座を装備している。フレームサイズは46 (150 to 165cm)50(165 to 180cm)の2種類がある。 Tern Surge LTD:¥198,000(税別) Surgeの各部品をグレードアップし、バトンホイールを装備したSurge Ltd。Frame Size 46は25台限定、50は50台の限定発売となるとのこと。 ストリート系の自転車はピストバイクやロードバイクなどで多くあったが、ストリート系のミニベロはTernのMiniveloシリーズが初めてだと思う。限定車のSurge Ltdは純正カスタムミニベロとも言えるだろう。TernのMiniveloシリーズは画像と簡単なスペックしか出ていないので、購入を検討している人は今後の情報をチェックしたほうがいいだろう。 出典:Tern Bicycles Japan Official Blog: 2017年ニューモデル「Non-Folding ミニベロ」 先行発表と先行限定販売のお知らせ

自転車店の店員が言う自転車部品のグレードの違い シマノ・Tourney編

シマノの変速機にはロードバイク用、マウンテンバイク用、トレッキングバイク用、小径車用、シティサイクル用などの多種多様な部品があり、ロードバイク用とマウンテンバイク用、トレッキングバイク用ではグレードの違いが存在する。 ロードバイク用、マウンテンバイク用、トレッキングバイク用の部品の中で一番安いグレードがTourneyというグレード。主にエントリーモデルのスポーツ自転車やルック車、格安自転車の変速機に装着しているグレードだ。 そんなTourneyにはTourney内部のグレードの差がある。TourneyにはTX・TY・TZと分かれている。その中でもTXだけはシマノのホームページで見ることが可能となっている。 参考:TOURNEY TX Webで見れるTOURNEY TXの部品は、カートリッジ式ボトムブラケットや、ワイヤー式ディスクブレーキなど、ルック車に使われるような安物部品というよりは、ルック車よりも高価な自転車に使われる部品だろう。 そんなTourney TXは、もっと安いTourneyとどのくらい違うのか。ikupon.comの2016/7/13の記事で、自転車技士&自転車安全整備士の実技試験で使用する自転車のリアディレイラーにTourney TYが使用されていて、フロントトリプルだと、フロントインナー、アウターどちらかで正確にシフトできずリアが上がりきれない、下がりきれない状態だったため、TX(TX35)に交換したら、正確に変速できるようになったとのこと。TXとTYではブラケット部や本体リンク部の剛性が全然違うと書いてある。 変速機のグレードというのは、普通にサイクリングをするのでは、大した問題では無いと思っていたが、ルック車についている安すぎる部品の場合は、あまりの低クオリティーで変速の動作まで支障が出るようだ。ただ、基本的にTourney TYのような変速機は、有名ブランドのエントリーモデルのスポーツ自転車には装着されていないため、スポーツ自転車を買う時はそこまで気を使う必要は無いと思う。

ディスクブレーキになったツーリング用自転車 2017 RITEWAY SONOMA D

RITEWAYのSONOMAシリーズは、安価ながら旅をするためのツーリング用自転車としてのコンセプトを変えずに販売している。2017年のSONOMA Dは、ディスクブレーキを搭載したツーリング用自転車となった。 出典:SONOMA D | ライトウェイバイクブランドサイト フレーム・フロントフォークは軽量スチールと書いてある。泥除けや荷台を装着するためのダボ穴は多くあり、フレームにはWレバーを装着するための台座も装備されている。タイヤ幅が約40ミリと太いが、泥除けを装着できる空間は十分にあり、タイヤももっと太く出来そうな気がするほどだ。安定性を重視しているためか、リアチェーンステイを470ミリと通常のクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクよりも長くしている。リアチェーンステイを長くして直進安定性を高くする、リアサイドバッグとかかとが当たらないようにするようにしていると考えられる。このような車体設計はSURLYの長距離ツーリング用自転車「Long Haul Tracker」でも採用されている。車体重量13.7kgはこのような自転車としては重い。 (自転車インプレッションまとめ)Surly Long Haul Truckerはどういう自転車か? – シクロライダー ブレーキはTEKTRO Mira機械式ディスクブレーキ。ギアは前はSHIMANO FC-A073 (50x39x30T)。後ろはSHIMANO CS-HG20(12-28T) 7速のカセットスプロケットタイプとなっている。前ギアがロードバイク用のため重めだが前ギアが3枚あるトリプルクランクのため、きつい峠でもなんとか走れるだろう。後ろギア(スプロケット)は標準装備の28Tよりも軽い32Tが存在する。 外装7段変速用カセットスプロケット一覧 シマノ編 – シクロライダー タイヤはKENDA 700×40C。タイヤパターンは多少の砂利道でもグリップしそうな雰囲気を持っている。リムはALEX・Z1000というシングルウォールリム。多くの有名ブランドのスポーツ自転車はダブルウォールリムという2重構造タイプを採用しているのが一般的で、構造的に強度が低いシングルウォールリムはマイナスポイントだ。 ライトウェイ・ソノマDが合っている人・合っていない人 ライトウェイ・ソノマDが合っている人はスピードを出すよりも、荷物を積んで走ったり砂利道走行や、通勤通学などの段差やパンクに強いスポーツ自転車が欲しい人向け。ライトウェイプロダクツジャパンはRITEWAYだけでなく、GTを取り扱っていて、その中にはグラベルロードのGRADEシリーズもある。GRADEシリーズはSONOMA Dよりもタイヤが細く車体重量も軽いため、走り重視ならGRADEシリーズだろう。 お買い得になったグラベルロードバイク 2017 GT GRADE CLARIS/GRADE FB COMP – シクロライダー 【送料無料】【特典付】ロードレーサー 2017年モデル RITEWAY ライトウェイ SONOMA D ソノマD アドベンチャーグリーン posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す

Escape Rより多目的に使えるクロスバイク GIANT GRAVIER/Liv GRAMME

GIANTのクロスバイクの多くは、Escape R3やEscape RXシリーズなど舗装路の走行性能を重視するクロスバイクがメインとなっている。かつてはトレッキングバイクタイプのCROSSシリーズやデュアルスポーツタイプのROVEがあったが、今は日本に導入していない。 GIANTのクロスバイクの中でもGRAVIERは、27.5インチ(650B)規格のマウンテンバイクのタイヤを装着したクロスバイクで、Escape R3やRXシリーズよりも舗装路ではスピードは出にくい一方、砂利道や段差などに強く道を選ばないで走ることが出来るクロスバイクとなっている。2017年モデルは1万円安い5万円台で購入できる。 GIANT GRAVIERの解説 出典:2016 Giant Bicycle フレームはALUXX-Grade アルミ素材を採用。泥除け、荷台装着用のダボ穴はある。フロントフォークはCr-mo SLというクロモリ素材を採用している。フレームサイズは155cmから乗れるXSや、190cmの人まで乗れるLサイズもある5種類を展開している。フレームとタイヤの隙間を見ると、これ以上タイヤを太くすることはできないようだ。 ブレーキはTEKTRO TB07AL Vブレーキ。この価格帯では平均的なブレーキで必要十分の性能を持っている。 ギアは前はPROWHEEL SWIFT 28/38/48Tの3段、後ろはSHIMANO HG41 8S 11-32Tの8段のクロスバイク用ギア。重いギアから軽いギアまであり、普通の人なら軽いギアが無い不満は恐らく無いだろう。 タイヤはKENDA K-1082 27.5x1.75。海外ではKOASTと呼ばれているようだ。2016年モデルはMaxxis デトネイターが装着されていたが、2017年モデルからはKENDA製のタイヤに変更してコストダウンしたか。 ホイールは27.5インチを採用している。後輪を取り付けるためのフレームのOLD幅が130mmから135mmとなり、マウンテンバイク用の27.5インチホイールの装着が可能となった。但しマウンテンバイクの世界では27.5インチ用ホイールはディスクブレーキが多く。GRAVIERのような27.5インチ用リムブレーキは少ない。またGRAVIERにはディスクブレーキ用の取付台座は無いようだ。 GIANT GRAVIERの女性用モデル「Liv GRAMME」の解説 出典:2016 Giant Bicycle GRAVIERの女性専用モデルがLiv GRAMME。GRAVIERとの違いは、GRAVIERには無い女性専用サイズのフレームと、女性専用サドル「LIV COMFORT LITE」を装着していることだろう。 GIANT GRAVIER/Liv GRAMMEが合っている人、合っていない人 GIANT GRAVIER/Liv GRAMMEが合っている人は、クロスバイクに乗りたいがEscape R3やRXシリーズのようにタイヤが細いのが不安に感じる人が良いだろう。ロードバイクに近いぐらい細いタイヤを装着したEscape R3やEscape RXは、日常利用ではずぼらな管理をすると使いにくい。現在某Y氏が乗っているEscape R3の元オーナーがEscape R3を手放した理由の1つに、パンクしやすいという理由で手放している。 参考:マウンテンバイクが街乗りで有利な場面とは – シクロライダー パンクしにくいEscape...

多くの店で買える街乗りクロスバイク サカモトテクノ オールストリート

安価なスポーツ自転車風街乗りクロスバイクで一番お買い得なのは、恐らくサイクルベースあさひのウィークエンドバイクスだろう。そんなウィークエンドバイクスのライバルの1つにサカモトテクノのオールストリートがある。価格は3万円ぐらいで買えるモデルで、ベアリング部分や車輪は長距離走行を継続的に行える本格的エントリースポーツの耐久性は期待しないほうが良いとおもう。ウィークエンドバイクスのように街乗りの安価なモデルと考えるのが普通だ。 フレームやフロントフォークはスチール。ウィークエンドバイクスとは違い、フレームサイズは一種類しかないないので、幅広い身長には対応していない。 ギアは、前シングルで後ろ7段変速。長距離走行は想定していない街乗り用ギア比となっている。 ブレーキはロードバイク用のデュアルピボットキャリパーブレーキ。多くのモデルに採用されているVブレーキよりも、制動力は落ちるが、ドロップハンドル用ブレーキレバーの装着は容易。安価なモデルのため、ブレーキが効きにくい場合がある。気になったらブレーキシューの交換を想定したほうがいいだろう。 車輪径は700Cで、タイヤ幅は28ミリ。多く出回っているサイズとなっている。ブレーキとタイヤの隙間が少ないため、シティサイクルのような、少し太めのタイヤは装着できず、ロードバイクのような、舗装路での高速走行を重視したタイヤしか装着できない。 サイクルベースあさひと一部のホームセンター(ヤサカ)でしか買えないウィークエンドバイクスとは違い、オールストリートは何処でも購入できるのが利点だが、サイクルベースあさひのウィークエンドバイクスと比べると、ウィークエンドバイクスのほうがフレームサイズが豊富で少し軽いため、オールストリートのお買い得度は落ちる。個人的にはウィークエンドバイクスを買うだろう。 クロスバイク サカモト オールストリート 6段変速 (ブラック) 2016 SAKAMOTO ALL STREET 02P27May16 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク!

パナレーサー・グラベルキングとツアラープラスの耐久性の違い

パナレーサーのグラベルキングは、ロードバイクタイプのタイヤの中では比較的道を選ばないタイヤで自分や某Y氏が愛用しているタイヤだ。そんなグラベルキングは耐久性が高いと言われているが、どのくらい高いのか。 このようなタイヤの耐久性を見るのは、最終的には長時間使うしか無い。今回使用しているグラベルキングは2015年から使用し、2016年5月まで東京~直江津1日300キロ、能登半島、獲得標高4000m、琵琶湖1週等を行った。また、普通のサイクリングでは上のような道を走るなど通常の道路よりも比較的荒い道を走行しているので、耐久性を見るのは参考になるだろう。 サイドカットについては比較的少ない。写真のように奥まで達している部分は非常に少なく、まだまだ使えそうな雰囲気はありそうだ。 一番深い部分はこのような感じとなっている。このぐらいなら特に問題はなさそうだ。 参考としてツアラープラスでは、サイドカットが発生して紙一重で使用できている状況となっている。ただ、グラベルキングは同じ状況になっていないのでどうなるかは不明だ。パナレーサーのサイトなどを見ても、グラベルキングとツアラープラスの違いはわかりにくいが、両方のタイヤの裏を見ると、ツアラープラスはタイヤを構成する繊維が一方向なのに対して、グラベルキングは繊維がクロスしていたため、違いはあるようだ。写真が紛失してしまったので、機会があったらタイヤを外して比較してみたい。 グラベルキングの耐久性は高く、乗り心地や走りの軽さもあり満足しているので、またグラベルキングを購入するだろう。 Panaracer(パナレーサー) グラベルキング 700×28C ブラック F728-GK-B posted with カエレバ Panaracer(パナレーサー) 2014-11-01 Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる Panaracer(パナレーサー) ツアラープラス ブラック F728-TRP-B posted with カエレバ Panaracer(パナレーサー) 2012-06-27 Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる

khodaa bloom rail700のように見える newアンタレスクロスバイク

ワイズロードのオリジナルブランドの自転車といえばアンタレスだろう。カーボンロードバイクやクロモリロードなどがある、アンタレスの自転車で安価なモデルといえばクロスバイクだ。従来モデルは見た目はなかなか良く出来ていて、部品は値段なりだがフレームだけなら1クラス上の5~6万円の物と同等だと思った。 http://yscollection.net/uses/1107から写真を引用 このクロスバイクはKhodaa-Bloomの旧Rail700に非常によく似ていて、恐らく同じモデルだろう。値上げが多い自転車業界の中で、部品の質は落ちたが部品のコストを落とし40,000円ちょっとで買えるスピードクロスは貴重だ。そんなアンタレスのクロスバイクに、新たにNewクロスバイクが登場した。 http://yscollection.net/uses/8536から写真を引用。 Newクロスバイクはフレームからして新しいKhodaa Bloom Rail700に似ていて、ジオメトリ表も見ると明らかに同じモデルだろう。Rail700自体は良く出来ているフレームで元は軽量クロスバイクとして知られている。ただ税込み43,000円以下という低価格を実現するため、細部をコスト削減している。分かりやすいのはホイールで、リヤハブはボスフリーとギア比の選択が難しく耐久性もそれなりと考えたほうが良い。販売店も少なくワイズロードしか買えないため全国どこでも買えるわけではない。 後輪ボスフリーハブの自転車はあまり選択しないほうが良い理由 – シクロライダー 取り敢えず安く買え、自転車にハマったらカスタムベースとして使えるアンタレスNewクロスバイク。ただ、ベースとなったKhodaa-Bloom Rail700には税込み5万円ちょっとで買えるモデル「Rail700A」がある。Rail700Aは全国の自転車専門店で買え、ハブの耐久性が高いカセットスプロケットを採用し、車体重量も10.8kgとアンタレスNewクロスバイク(重量11.7kg)よりも軽く、ベル・ライト・スタンドを標準装備装備しているなど、rail700aにも利点はある。 コーダーブルーム レイル700A khodaabloom Rail700A 2016 コーダブルーム クロスバイク 自転車 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク!

マウンテンバイクに採用していたマスタッシュハンドル

いま試しているハンドルにマスタッシュハンドルがある。口髭の意味を持つマスタッシュハンドルは、普通に見ればロードバイク用のハンドルに見える。日東は二種類のマスタッシュハンドルをラインナップしていて、B307AAはハンドルの取り付け径が、フラットハンドル用の25.4mmを採用している。 形状的にはロードバイク用の26.0mmを採用するのが普通に感じるが、フラットハンドル用なのが不思議だと思っていたら、どうやらマウンテンバイクにマスタッシュハンドルを採用したものがあったとのこと。 http://www.sheldonbrown.com/bridgestone/から引用 ブリヂストンのマウンテンバイクに、マスタッシュハンドルが採用された時代があり、それもレーシング用のモデルに採用されたようだ。調べてみると理由は以下のような理由とのことだ。 日東が作ったマスタッシュバーというハンドルがあります。もともとはマウンテンバイクの24時間耐久レースのために開発されました。低速で原野をばんばん走るレースです。長くなるとポジションを可変しないといけない。ノーマルのマウンテンバイクのハンドルでは腰に来ます。いくら角をつけても可変度が少ない。そこで、腰に来る負荷を減らすために斬新なハンドルをつくりました。 当然、未舗装ですから、ドロップの前傾姿勢は不要。下りで80キロも出るはずはないですから。それよりも安定性。さらに乗車姿勢を可変できること。アイデアはアメリカの世界チャンピオンから出ました。それで何度も優勝したので、ブリジストンがハンドルも含めて完成車にして輸出。もう10年近く前(編集注 文公開時は2002年)にです。 http://www.freeml.com/travelcycling/262から引用。形状やロードバイク用のブレーキレバーを使用しないといけなかったりするのを見ると、砂利道も走れるグラベルロードバイクに合っているように感じるが、ブレーキ性能の向上や補助ブレーキレバーの登場で、砂利道ではどちらが有利か気になる所で、乗りながらどの位違うか考えている所だ。 日東 B307AA ハンドル シルバーアルマイト posted with カエレバ Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク!