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ヤマハ発動機 欧州市場でEバイク用共同開発プラットフォーム「PW-LINK」を発表 2輪駆動や電動パワステにも対応

ヤマハ発動機は、欧州主要eバイクメーカー向けに新たな共同開発プラットフォーム「PW-LINK」を発表したCAN-Open通信規格を用いた統合的な環境を構築し、データ交換を通じた各種機能の融合やOEM(相手先ブランド)メーカーとの緊密な連携を目指す。

同社はこれまで、マウンテンバイク(MTB)やグラベル、アーバンといったカテゴリーを中心に、欧州の主要eバイクメーカーへパワーユニット(eキット)を供給してきた。高トルクでスムーズな加速性能や信頼性が高く評価され、ヨーロッパ市場で確固たる地位を築く。同社はこのノウハウを活かし、さらなる市場拡大と製品差別化を狙う。

PW-LINKは、複数のOEMパートナー企業とヤマハ発動機が共同で、新世代のeバイク性能を「共創」する場となる。CAN-Open規格に準拠した電子データシート(EDS)交換をはじめとする標準化された開発環境を整備。これにより、OEMメーカーはヤマハが保有する高度な技術資産を必要に応じて取り込み、自社のコンセプトに沿ったeバイクモデルを効率的に生み出すことができる。

具体的には、ヤマハ側がパワーユニットの基本性能や信頼性に関わるコア領域を統制しつつ、OEMはその上に先端的なソリューションを自由に付加できる仕組みとなる。デュアルドライブや電子パワーステアリング、セキュリティ機能などヤマハの先行技術を基盤として活用することで、開発期間の短縮やコスト削減が期待される。

EDSファイルの交換により、OEMパートナーはIoT接続、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、GPSトラッキング、電子・自動変速、スマートロック、スマートライトなど、外部の革新的ソリューションを容易に統合可能となる。これら拡張機能を柔軟に組み合わせることで、各メーカーは単なるeバイクを超えた「ライフスタイル提案型」や「高度なセキュリティ・安全性を重視した」モデルなど、ユーザーの多様なニーズに即応できる独自性の高い製品を開発できる。

ヤマハはこうした協調戦略によって、次世代eバイク市場における存在感をさらに高める考えだ。従来、eバイク市場はモーターやバッテリーなどの基本性能競争が中心だったが、今後はコネクテッド機能や安全性、多用途性など、さらなる付加価値による差別化が成長のカギを握るとみられる。

同社はPW-LINKを「共に未来を創り上げる」ための礎と位置づけ、パートナー各社と相互補完的な関係を深める方針。これにより、ユーザーにとっては、より先進的な機能と洗練された乗り心地が期待でき、またOEMメーカー側は、ビジネス拡大の新たなチャンスを手にすることができる。

ヤマハのPW-LINKによる取り組みは、欧州eバイク市場のみならず、グローバルな技術共有と発展に影響を及ぼす可能性がある。新たな共創型のエコシステムが、電動モビリティの未来を一段と豊かで多様なものへ変えていく契機となりそうだ。

YAMAHA PW-LIMK New Generation System – Yamaha Motor

AYAさんとコラボした純白の限定eバイク誕生 渋谷発「ROCKA FLAME」

東京・渋谷発のeバイクブランド「ROCKA FLAME(ロカフレーム)」を展開するイエローソウルクリエイション株式会社は、フィットネスプロデューサーのAYAさんとのコラボレーションモデル「NEW MAKAMI / AYA WHITE」を10台限定で発売した。価格は38万6936円(税込)。

ベースとなる「NEW MAKAMI」は、2019年に同ブランドが発表したファットタイヤ仕様の電動アシスト自転車「MAKAMI」の最新モデル。もともとアメリカでブームとなったミニバイクを想起させるファッショナブルなデザインが特徴で、日本国内で型式認定を取得した公道走行可能なeバイクとして注目を集めてきた。

今回は、兵庫県出身の人気フィットネスプロデューサーであるAYAさんの新婚生活に彩りを添えるべく、車体全体を純白でコーディネート。白のリボンタイヤやホワイトのシンセティックレザーダブルシート、銀色のミラーやホワイト塗装のリアキャリアなど細部までこだわった「AYA WHITE」仕様となっている。コンセプト動画は公式YoutubeやInstagramで公開中だ。

最大アシスト距離約45キロメートル(条件により異なる)の走行を支えるバッテリーやシマノ製7段変速、ディスクブレーキなど基本性能も充実。さらに、オプションパーツを豊富に取りそろえており、一人ひとりのライフスタイルに合わせてカスタマイズできる点が、同ブランドの大きな魅力だ。

「ROCKA FLAME」は、独特のカウンターカルチャー「ROCK&SKA」を背景に、“街を走るため”のスタイリッシュなeバイクを発信。合法的な公道走行を裏打ちする型式認定取得済みで、街乗りが楽しくなる1台として人気を博している。

eBike,電動アシスト自転車,ROCKA FLAME,ロカフレーム【公式】オンラインショップ

ヤマハ、通学向け新型電動アシスト自転車「PAS ULU」を発売 ~高校生の日常にフィットするファッショナブルでタフな一台~

ヤマハ発動機株式会社は2024年11月18日、通学向け電動アシスト自転車「PAS ULU(パス ウル)」を2025年3月21日に発売すると発表した。「PAS ULU」は、高校生の日常使用を想定し、デザイン性と実用性を両立させた新しい通学モデルである。

「PAS ULU」は、「気張らずに使えるファッショナブルでタフなモデル」をコンセプトに開発された。力強い新型骨太フレームを採用し、低重心設計により安定した走行性を実現。毎日の通学や部活動での利用に耐える堅牢さを備えつつ、洗練されたスタイリッシュなデザインが特徴だ。

主な機能として、重量物を運びやすい5kg耐荷重のワイヤーバスケットや、荷物の安定性を高める幅広リヤキャリアを搭載。特にリヤキャリアは高い位置に配置したことで、リュックを背負ったまま乗車した際、リュック底面をリヤキャリアに載せやすく、肩にかかる荷物の重さを軽減可能になった。また、リフレクターをリヤキャリア下に設置したことで、転倒時や駐輪場での外的損傷の機会を防ぐ。

さらに、大型フィン付きリヤローラーブレーキを搭載。長い下り坂でも安定した制動力を維持できる放熱性に優れた設計となっており、安全面でも安心して使用できる。

「PAS ULU」のタイヤには前後とも1.95インチのワイドタイヤを採用。日々の長距離通学に適し、安定感と操縦性を高めた仕様だ。これにより、高校生にとっての走行時の安心感を向上させている。

カラーは、カジュアルでタフな印象の「マットカーキグリーン」、落ち着いた中にも個性を感じさせる「マットダスティダークブルー」、エレガントで洗練された「マットエクリュ」、どんな服装にも合わせやすい「マットブラック2」の4色展開。それぞれフェンダーやキャリア部分にマットブラックの塗り分けを施し、シンプルながら個性を引き立てる仕上がりとなっている。PAS ULUの価格は15万5,000円(税込)。

電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機

沖縄発の次世代Eバイクブランド「RIDEARTH」、先行予約販売開始 

沖縄県国頭郡を拠点とするONE’S WORD株式会社は、環境に優しい設計と高度な技術を組み合わせた電動アシスト自転車「RIDEARTH(ライダース)」を発表し、2024年12月1日正午からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて先行予約販売を開始した。この販売プロジェクトは2024年12月30日23時59分まで続き、購入者には2025年3月末までに製品が届けられる予定である。

「RIDEARTH」は、脱炭素社会の実現に向けて日本国内で設計・製造された次世代モビリティブランド。この電動アシスト自転車は、航空機部品に用いられる高強度アルミ素材「A7204」をフレームに採用。駆動システムには世界的な自転車パーツメーカーのシマノ9段変速機構が搭載されている。

今回発表された製品ラインナップには、用途や嗜好に応じた2つのモデルが用意されている。

モデル「EARTH1 CE」は、モーターサイクルを連想させるデザインを採用しているのに対し、MOON 1は跨ぎやすいステップスルータイプを採用した。

ブラックとホワイトの2色展開で、最大航続距離は110km(48V/21AH仕様時)。モーターはOKAWA製のリアインホイールモーターで定格出力500Wを発生する。

RIDEARTHは環境配慮の面でも革新的な取り組みを行っている。VOC(揮発性有機化合物)を含まない塗装技術を採用することで、大気汚染の原因物質を排除するとともに、フレームや主要パーツにリサイクル可能なアルミ素材を使用。これにより、製品のライフサイクル全体を通じて環境負荷を最小限に抑えることを可能にしている。さらに、リアルタイムでCO2削減量を表示する機能も搭載されており、国土交通省の基準に基づく算出により、利用者が自身の環境貢献を視覚的に把握できる仕組みを導入している。

この次世代モビリティの生産拠点となるのは、沖縄県に設立された電動モビリティ専門工場「JOeB」である。この施設は、2022年に内閣府の認定を受けて設立され、最先端の製造設備と若手技術者によるチームが手掛ける製品で、国内外から高い評価を得ている。全ての工程を日本国内で完結させることで、品質と安全性を徹底管理し、JIS規格の認証を取得。これに加え、購入者には5年間の長期保証と国内自転車専門店でのメンテナンス対応を提供することで、安心して製品を利用できる体制が整えられていると謳っている。

ONE’S WORD株式会社は、製品そのものが持続可能なライフスタイルの一端を担うよう設計されている点を強調している。自転車の購入者には特別保証が付与されるだけでなく、NFT(非代替性トークン)を活用した体験型サービスも提供される予定で、単なる移動手段としてだけでなく、新しいライフスタイルの一部として位置付けられている。

国内初の常設型eモビリティ体験施設「eモビリティパーク東京多摩」、東京都武蔵村山市にオープン

株式会社キズキは11月29日、国内初の常設型電動モビリティ体験施設「eモビリティパーク東京多摩」をイオンモールむさし村山の「つむぐひろば」内に開設した。同施設は、電動二輪車や小型モビリティを一般ユーザーが気軽に試乗できる場を提供し、東京都が推進するゼロエミッション社会の実現に寄与する取り組みの一環である。

東京都は2035年までに都内で販売される二輪車の100%非ガソリン化を目指しており、電動モビリティの普及はその重要な柱となっている。「eモビリティパーク東京多摩」はこの政策に応える形で設立され、電動モビリティを実際に体験できる日本初の常設型施設として注目されている。

施設では、16歳以上の若年層から高齢者まで幅広い層が利用可能で、最新モデルを含む20種類以上のeモビリティが試乗できる。免許不要の特定小型原動機付自転車から、通勤や配送に適した原動機付自転車、趣味用途の普通自動二輪まで多彩な車種がそろう。

加えて、同施設では利用者が安全に電動モビリティを活用できるよう、交通ルールやマナーに関する講習も実施。体験走行エリアには、実際の道路環境を再現するために坂道や排水溝の金属格子(グレーチング)などの障害物が設置されており、街中に近い条件での試乗が可能となっている。これにより、楽しさと利便性に加え、安全意識の向上を図ることができる設計だ。

国内初となるこの施設は、利用者が電動モビリティの特性を理解し、実生活での活用方法を具体的にイメージするきっかけとなることを目指している。試乗体験はもちろん、免許が不要な車種もラインアップされているため、これまでモビリティに触れる機会がなかった人々にも新たな移動手段を提案する。

「eモビリティパーク東京多摩」は、水曜日から日曜日までの週5日間営業しており、体験料は税込み220円と手頃な価格設定となっている。

eモビリティパーク東京多摩

PELTECHが新製品「TDA-207Zplus+」を発表、低価格を追求した電動アシスト通勤クロスバイクが登場

電動アシスト自転車ブランド「PELTECH」を展開する株式会社PELTECH(本社:大阪府堺市堺区、代表取締役:園田猛)は、2024年12月6日に新製品「TDA-207Zplus+」を発売します。この最新モデルは、通勤や通学といった日常利用に特化し、従来の「TDA-712LP」や「TDA-207Z」のフィードバックをもとに改良を重ねて開発された電動アシストクロスバイクです。

「TDA-207Zplus+」の最大の特徴は、同ブランド初となるUSBポートを備えた操作パネルの採用です。この機能により、移動中でもスマートフォンやその他のデバイスの充電が可能となり、デジタルライフをサポートします。また、防災時にも役立つ機能として、災害時にデバイスを充電する手段を提供する実用性が評価されています。

本製品は、27.5インチの幅広いタイヤを採用し、さまざまな路面状況でも安定した走行を実現します。新開発の後荷台キャリアは耐荷重25kgを誇り、サイド部分に追加されたパイプにより、部活動の道具やパニアバッグなど多様な荷物をしっかり固定可能です。さらに、チャイルドシートや傘立てを取り付けるなど、用途に応じた自由なアレンジも可能なデザインとなっています。

駐輪時の利便性も考慮され、スポーツタイプの自転車には珍しい両立スタンドが採用されました。この設計により、荷物の積み降ろしがスムーズに行えるほか、駐輪中の安定感が向上しています。

「TDA-207Zplus+」は2種類のバッテリーモデルを展開しており、8.0Ahバッテリーモデルは最大42km、12.0Ahバッテリーモデルは最大60kmの走行が可能です。いずれのモデルもエコモード時での測定結果であり、通勤・通学に十分な航続距離を提供します。さらに、外装6段変速機としてシマノ製を採用し、走行性能の向上も図られています。

本製品は、税込価格99,800円(8Ahモデル)および119,800円(12Ahモデル)で提供され、公式オンラインショップのほか、Amazonや楽天などの主要ECモールでも購入可能です。

電動アシスト自転車PELTECH(ペルテック)公式オンラインショップ

自転車のデザインを損なわないスマホマウント、LOOP Micro Mountが登場

イギリス発のスタイリッシュな自転車用スマホマウントブランド「LOOP(ループ)」が、新商品『LOOP Micro Mount(ループマイクロマウント)』を日本市場に投入しました。この商品は、同ブランドの日本総代理店である株式会社GEEK TRADE(本社:大阪府阪南市)を通じて販売され、日本全国の正規販売店約230店舗およびオフィシャルショップにて取り扱われています。

『LOOP Micro Mount』は、ロードバイクなどの自転車に取り付けるスマホホルダーとして、コンパクトさと機能性を極限まで追求した製品です。前作「LOOP Mount Twist(ツイスト)」の約半分のサイズと重量を実現し、スマホを取り外した状態でも、ロードバイクの持つ美しいデザインを損ねないシンプルな外観が特徴です。

このマウントは、専用ケースを必要とせず、スマートフォンをそのままワンタッチで固定できる利便性も魅力です。取り付け作業は非常に簡単で、既存のステムキャップとボルトを交換するだけでわずか1分程度で完了します。また、工業用バネを採用し、小型・軽量でありながら最大3kgの力でスマートフォンを確実にホールド。ホールド力と耐久性にも妥協はありません。

さらに、『LOOP Micro Mount』は柔軟な拡張性も備えています。オプションのステムキットを使うことで、複数の車体で簡単に併用できる設計となっており、Garminマウントとの互換性も確保されています。また、Oリングキットを使用すれば、通常のステムにボルトオンで取り付けができない車体でも、ハンドルやステムに直接装着することが可能です。これにより、さまざまな自転車タイプに対応した汎用性の高さが特徴です。

価格は税込7,700円で、前作「LOOP Mount Twist」よりも手に取りやすい設定となっています。軽量化された本体はわずか68gで、サイズもコンパクトな3.6cm×1.8cmを実現しています。一方で、固定後にスマートフォンの向きを変更する機能は削られていますが、取り付け時に事前に調整することで問題なく対応可能です。

LOOP Micro Mount(ループマイクロマウント)自転車用スマートフォンホルダー – GEEKTRADEオフィシャルショップ

石川県と日本RV協会、包括連携協定を締結 - キャンピングカーを活用した防災と観光振興を強化

一般社団法人日本RV協会(以下、JRVA)は、2024年11月21日、石川県と包括連携協定を締結しました。この協定により、両者は防災や観光振興を中心とした地域課題の解決に向けて協力し、石川県のさらなる発展を目指します。

この協定は、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震に際し、JRVAが石川県からの要請を受けて珠洲市と輪島市に60台のキャンピングカーを派遣したことを契機としています。派遣された車両は、復興作業を担う自治体職員や全国からの応援職員の宿泊施設として使用され、被災地復旧の一助となりました。

さらにJRVAは「能登災害RVパーク村支援プロジェクト(JRVA-N.R.S.P)」を立ち上げ、派遣車両のメンテナンスを継続的に行うなど、キャンピングカーの安全な利用を支援しました。車両のバッテリーやタイヤの点検、修理を行うことで、長期間の活用を可能にした点が高く評価されています。

協定締結と同時に、JRVAは災害支援で活躍したキャンピングカーの一台(株式会社キャンピングカーランド製「Yosemite」)を石川県に寄贈しました。石川県知事の馳浩氏は、この寄贈に対し感謝状を贈呈し、キャンピングカーが今後観光振興や災害対策に活用されることへの期待を述べました。

キャンピングカーは災害時にプライベートな宿泊空間や基本的な生活設備を提供できるため、避難所での長期滞在のストレスを軽減し、衛生環境を維持する上でも有用です。また、車内の電源供給設備を活用することで、通信手段の確保やエコノミー症候群の予防にも貢献できます。これらの特性が、防災支援においてキャンピングカーを不可欠な存在としています。

加えて、キャンピングカーは観光面でも魅力的なツールです。地域を巡りながら宿泊が可能なことから、観光地の魅力を余すところなく体験できる手段として注目されています。

JRVAはこれまでも全国の自治体と連携を深め、防災協定を結んできました。石川県との包括連携協定はその一環であり、キャンピングカーを活用した防災・観光振興のモデルケースとして期待されています。

JRVAは今後も自治体との協定を推進し、キャンピングカー文化の普及とともに、災害時の迅速な支援体制を構築していく方針です。

JRVA.com|一般社団法人日本RV協会公式サイト

ヤマハ、「PAS CITY-SP5」2025年モデルを発表 ― 機能性と新カラーリングで通勤・通学をサポート

ヤマハ発動機株式会社は2024年11月15日、通学・通勤用途に特化した電動アシスト自転車「PAS CITY-SP5(パス シティ エスピーファイブ)」の2025年モデルを、12月20日に発売すると発表しました。

「PAS CITY-SP5」は、その名の通り、都会での長距離移動や荷物が多い通学・通勤シーンを想定して設計された高性能な電動アシスト自転車です。最大の特徴は、高回転のペダリング時にも安定したアシスト性能を発揮する快適な乗り心地と、走行状況に応じて自動的にアシスト力を調整する「スマートパワーモード」の搭載にあります。この機能により、坂道や信号の多い都市部での運転もストレスを軽減することが可能です。

また、27インチリムと太めのタイヤ、内装5段変速の採用による快適な走行性能や、大容量バッテリーによる長距離対応力も大きな魅力となっています。さらに、日常の使い勝手を重視し、大型バスケット(容量約25L)、ステンレス製リヤキャリア、両立スタンドなどの実用的な装備を標準で搭載している点も評価されています。

今回の2025年モデルでは、従来のカラーリングに加え、新たに「マットインディゴ」と「マットオリーブ」が採用されました。「マットインディゴ」は知的で洗練された印象を与える一方、「マットオリーブ」はカジュアルでどのような服装にも合わせやすいデザインが特徴です。これにより、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択肢が広がりました。価格は15万5,000円(税込)です。

電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機

ヤマハ、「PAS babby」「PAS kiss」2025年モデルを発表 ~親子で快適に使えるフルモデルチェンジ~

ヤマハ発動機株式会社は2024年11月18日、子ども同乗基準に適合した20型小径電動アシスト自転車「PAS babby(パス バビー)」および「PAS kiss(パス キッス)」の2025年モデルを発表した。両モデルはフルモデルチェンジを経て、2025年1月30日より発売される。新モデルは「日常に冒険のスパイスを」をコンセプトに、ママやパパが日常的に使いやすく、週末のお出かけが楽しみになるような仕様を備えている。

両モデルに共通する改良点として、車体フレームがコンパクト化され、跨ぎやすさが大幅に向上。また、車体の低重心化により、走行中や押し歩き時の安定感も高められた。ペダルを漕ぐ際にはハンドルやチャイルドシートとの距離が確保され、背の高いパパでも快適に使用可能だ。

スタンドは足元近くで操作しやすい形状に変更され、小柄なママでも軽い力でスタンドを立てられるよう設計。サドルは日本人の97.5%の体型に対応するよう人体データを基にデザインされ、夫婦での共用に配慮してクイックレバーで高さ調節が可能となった。

また、制動力を強化するため、前輪にはVブレーキ、後輪には大型フィン付きローラーブレーキを採用し、安心して走行できる仕様となっている。

「PAS babby」は、オシャレなスタイリングを重視した後ろ子ども乗せモデル。新型リヤチャイルドシート「ハグシートプラス」を採用し、従来から定評のある270度包み込むヘッドレストを維持しつつ、開閉式ハンドルバーでお子さまの乗せ降ろしがよりスムーズに。座面にはクッション性を高めた素材を採用し、快適性を向上させた。カラーリングは、車体とシートの組み合わせを考慮した6色展開で、アクティブな印象から落ち着いた色合いまで幅広く揃えている。

「PAS kiss」は、親子の安心感を重視した前子ども乗せモデル。新型フロントチャイルドシート「コクーンルームプラス」は繭型の形状でお子さまを足元から包み込み、「マグネットバックル」による簡単な固定操作が可能。バックルの位置設計にも配慮し、乗せ降ろし時の煩わしさが軽減された。従来のブラック1色展開だったチャイルドシートは、ホワイトカラーが追加され、車体との統一感が高められた。全体では4色展開となり、シンプルからカジュアルまで好みに応じた選択が可能だ。

価格はPAS babbyが18万4,000円(税込、以下同)。PAS kissが18万7,000円となる。

電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機

パナレーサー、「PURPLE LITE」チューブを発売 ~軽量性と高い携行性を備えた次世代TPU製チューブ~

パナレーサーは、弾力性と強度を兼ね備えたTPU(熱可塑性ポリウレタン)製の新型チューブ「PURPLE LITE(パープルライト)」を発表した。この新製品は軽量性と携行性を重視し、ロードバイクやグラベルバイクの愛好者に向けた高性能モデルとして登場する。

「PURPLE LITE」は、柔軟でしなやかな弾力性と高い強度を持つウレタン樹脂を素材に採用。ロードタイヤ用では重量36g、グラベルタイヤ用でも45gと軽量であり、コンパクトに折りたためるため、持ち運びが容易。

さらに、ユーザーフレンドリーな設計が施されている。ポンプの口金が確実にセットできるようリムナットを標準装備し、リムの形状に合わせたベーススペーサーを採用することで、走行中の音鳴りを防止する工夫がなされている。また、近年普及している電動ポンプにも対応できるよう、バルブの先端部分を金属製とした2ピース構造が特徴だ。

「PURPLE LITE」は、ロードタイヤ用とグラベルタイヤ用の2タイプが用意されており、それぞれ対応サイズや重量、バルブ長が異なる。以下が詳細な仕様である:

  • ロードタイヤ用
    • 対応サイズ:700×23~32C
    • 重量:36g
    • バルブタイプ:仏式(2ピースバルブ)
    • バルブ長:65mm(品番:TW723-32F65-PL)、85mm(品番:TW723-32F85-PL)
    • 税込参考価格:1,980円
  • グラベルタイヤ用
    • 対応サイズ:700×32~47C
    • 重量:45g
    • バルブタイプ:仏式(2ピースバルブ)
    • バルブ長:65mm(品番:TW732-47F65-PL)、85mm(品番:TW732-47F85-PL)
    • 税込参考価格:2,300円

Panaracer Corporation パナレーサー株式会社

ヤマハ、通学向け電動アシスト自転車「PAS RIN」と「PAS Ami」の2025年モデルを発表

ヤマハ発動機株式会社は2024年11月14日、通学用電動アシスト自転車「PAS RIN」と「PAS Ami」の2025年モデルを発表し、2025年1月30日より発売すると発表した。これらのモデルは、登坂時の高回転ペダリングにも対応した快適なアシストフィーリングと、状況に応じてアシスト力を自動調整する「スマートパワーモード」を搭載している。

PAS RIN

両モデル共通の特長として、長距離通学に対応可能な15.8Ahの大容量バッテリーや、大型バスケットを装備。さらに、車体後方に配置されたサークル錠は、狭い駐輪場でもスムーズに施錠・開錠できる仕様である。これにより、通学時の利便性が一層向上している。

「PAS RIN」は、「シンプルでかっこいい通学車」をコンセプトに、ストレート基調のフレームデザインを採用し、ユニセックスでスポーティーな外観を実現している。2025年モデルでは、新たに「マットカーキグリーン」「パウダーブルー」「マットライトグレー」の3色を追加し、全5色で展開。

一方、「PAS Ami」は「かわいいと実用性を両立した通学車」をテーマに、女性らしい柔らかなデザインが特徴である。2025年モデルでは、よりナチュラルな印象を意識し、サドルとグリップを深みのあるダークブラウンに変更。さらに、新色「マットソフトラベンダー」が加わった。

PAS RINの価格は14万8,500円(税込、以下同)、PAS Amiの価格は15万2,900円。

電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機

ヤマハ、電動アシスト自転車「PAS CRAIG」と「PAS CRAIG PLUS」を新発売

ヤマハ発動機株式会社は2024年11月15日、電動アシスト自転車「PAS CRAIG」の2025年モデルと、新たに実用性を強化した「PAS CRAIG PLUS」を発表した。「PAS CRAIG」は2025年1月30日、「PAS CRAIG PLUS」は2024年12月20日に発売予定だ。

「PAS CRAIG」は「Urban Outrunner」をコンセプトに、週末の街乗りや通勤を主な利用シーンとして設計され、都市生活にマッチするデザイン性を重視している。細身のパイプフレームとブラックリムを採用したスタイリッシュなデザインが特徴で、内装3段変速を搭載。これにより、日常的な数キロ圏内の移動に適した利便性が実現されている。また、2025年モデルでは従来の人気カラーを継続しつつ、新たに「マットニュアンスグレー」というナチュラルで落ち着いた色合いを加えた全3色で展開される。

一方、「PAS CRAIG PLUS」は「PAS CRAIG」の洗練されたデザインを維持しながら、通勤・通学といった日常的な用途に応じた実用性を強化したモデルである。最大の特長は、15.8Ahの大容量バッテリーを搭載し、少ない充電頻度で長期間利用できる点だ。また、前後にフルフェンダーを装備することで、突然の雨天時にも安心して使用できる。カラーバリエーションは「マットジェットブラック」と「カーキジェイド2」の2色。

価格はPAS CRAIGが12万9,000円(税込、以下同)で、PAS CRAIG PLUSが14万2,000円。

電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機

YOTSUBA CYCLE、キッズ向けマウンテンバイク「ZERO STRIPE」新色を2024年12月発売

株式会社ダートフリーク(本社:愛知県名古屋市)は、子どもたちが楽しみながら安全にサイクリング体験を満喫できるキッズ専用マウンテンバイクブランド「YOTSUBA CYCLE(ヨツバサイクル)」の新色モデル「ZERO STRIPE」を2024年12月に発売します。この新モデルは、シンプルなホワイト&グレーのモノトーンをベースに、遊び心あふれるオレンジとライトブルーのストライプを組み合わせたデザインが特徴です。

「YOTSUBA CYCLE ZERO」は、「自転車あそびの楽しさを子供たちに」をコンセプトに開発されたシリーズで、子育て世代の保護者が「自分の子どもに乗らせたい自転車」を形にした製品です。軽量かつ操作しやすい設計により、幼児から小学生までの幅広い年齢層の子どもたちが安全にサイクリングを楽しめるよう工夫されています。

各モデルは、子どもの力でも操作しやすいよう設計され、安定感のあるライザータイプのハンドルバーや、少ない握力で確実に停止できるVブレーキを装備しています。16インチモデルでは、補助輪を標準装備し、チェーンガードも備えることで、安全性をさらに高めています。

フレームとフォークには、傷に強く対候性の高い5層コート塗装を採用。足付き性を高めるスローピングフレームに加え、サドルには反射鏡一体型の軽量設計を採用することで、夜間の視認性も向上しています。

サイズは、16インチ(4~6歳)から24インチ(8~12歳)まで、5つのサイズを展開。22インチと24インチモデルにはシマノ製の8段変速機が搭載され、スポーツライドにも対応できる本格的な仕様となっています。価格は46,200円(税込)から64,900円(税込)までです。

ヨツバサイクル ジャストフィット子供自転車

サイクリング中もホットドリンクを楽しむ—サンコー、USB給電式『あったかポーチ』発売

サンコー株式会社は、ペットボトルや缶の飲み物を温かく保つことができる画期的なアイテム『自転車用アタッチメント付きUSBあったかポーチ』を2024年11月15日に発売しました。この製品は、自転車での移動中でもホットドリンクを楽しみたいというニーズに応え、サンコー公式オンラインストアや各種取扱店で販売されます。

『自転車用アタッチメント付きUSBあったかポーチ』は、USB給電式ヒーターを内蔵したポーチで、400mlまでのペットボトルや缶を温かい状態で保つことができます。ヒーターには3段階の温度設定(約50℃、60℃、70℃)があり、寒冷な環境でも好みの温度に調整が可能です。

さらに、この製品は自転車用アタッチメントを備え、ハンドルバーやサドルなど、好みの位置に360度回転可能なクランプで取り付けることができます。これにより、サイクリング中も簡単にアクセスできるだけでなく、ベビーカーやキャンプ用チェアなど他の移動手段やシーンでも活用が可能です。外側にはモバイルバッテリーを収納できるメッシュポケットを搭載し、使用中の利便性を高めています。

このポーチの寸法は幅11cm、奥行10cm(クランプ含む17cm)、高さ17cmで、重量は約160g。カーボンヒーターを採用し、モバイルバッテリー(別売り)で駆動する仕様です。消費電力は8Wで、例えば5000mAhのモバイルバッテリーを使用した場合、強モードで約2時間の稼働が可能です。

付属の自転車アタッチメントは15mmから40mmまでのクランプ幅に対応し、さまざまな自転車や取り付け対象に柔軟にフィットします。また、本体の耐久性を考慮し、ポリエステル繊維とABS樹脂を使用しています。

販売価格は3,980円(税込)で、サンコー公式オンラインストア、直営店、ECサイトを通じて購入可能です。

サンコー公式オンラインショップ | 秋葉原で生まれた家電メーカーTHANKO

サイクルベースあさひ 若者のライフスタイルに寄り添う自転車「COOSA COMFORT」販売開始

若者の多様なライフスタイルに応える自転車ブランド「COOSA」が、株式会社あさひ(本社:大阪市、代表取締役社長:下田佳史)から新たに登場しました。今回、街中を快適に走行できる「COOSA COMFORT」が2024年11月下旬より順次販売を開始しています。

「COOSA COMFORT」は、段差の多い街中でもリラックスした走行を可能にする高いクッション性が特徴のコンフォートクロスバイクです。通勤や通学、休日のアクティビティなど、さまざまなシーンで活躍する一台となっています。

「COOSA」は、「どこまでも、自分らしく」をコンセプトに、自己表現を重視する若者たちのニーズを反映したブランドです。SNSを通じて情報を発信し、共感を求める若者たちに向けて、個性と実用性を兼ね備えた自転車を提供することを目指しています。このブランドの立ち上げには、あさひの20代スタッフが中心となったプロジェクトチームが約1年間をかけて取り組みました。コンセプトの設計から商品開発、さらには販促方法まで、若い視点を活かした議論が重ねられ、「人と人、人と自転車が交わる瞬間を創り出す」という想いが形にされています。

「COOSA COMFORT」の価格は税込46,200円で、ブラック、ブラウン、グリーンの3色を展開しています。スチール製のフレームに外装7段変速を備え、タイヤサイズは27.5×2.1、重量は14.3㎏です。適応身長は160cm以上(サイズ420㎜)、または170cm以上(サイズ460㎜)となっており、街中での快適な移動をサポートします。商品は全国のサイクルベースあさひ店舗やあさひブランド取り扱い販売店、公式通販サイトで購入可能です。

COOSA|サイクルベースあさひ

 

BESV JAPAN、バッテリー4年保証キャンペーンを開始—安心の長期サポートでe-Bike市場を牽引

株式会社BESV JAPANは、創業10周年を記念した「BESV 10th Anniversary Year」企画の第7弾として、同社の電動アシスト自転車(e-Bike)のバッテリー保証期間を従来の2年間から4年間に延長する「バッテリー4年保証サービス」を提供すると発表しました。このサービスは、2024年11月16日から2025年3月31日までの期間中、対象車種の新車購入時に3,000円(税込)の追加料金で利用可能です。

このバッテリー4年保証キャンペーンは、BESVの技術力を活かし、自社製のバッテリー品質を活用した独自の長期保証が可能となっています。顧客の不安として多い「バッテリー寿命」や「交換費用」といった購入後のランニングコストへの懸念を軽減することを目的としています。

キャンペーンの対象となるのは、36V×7.0Ahのバッテリーを搭載した7モデルで、BESVからは「JG1」「JR1」「JF1」「CF1 Lena」、Votaniからは「H3」「Q3」「F3」が対象となっています。

この延長保証に加入することで、対象バッテリーの保証期間が4年間に延長され、保証対象期間中に発生したバッテリー不具合や通電不良に対し無償修理または交換が可能になります。保証適用には購入時の「保証書」と、延長保証契約で発行される「延長保証書」の提示が必要です。また、バッテリー保証書の譲渡や転売は不可とし、商用やレンタサイクルでの利用には適用されません。

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ブロンプトン、アジア限定『Classic Edition』を発表ー創業50周年を前に伝統のデザインを再現

英国ロンドン発祥の折りたたみ自転車メーカーBrompton(ブロンプトン)は、アジア限定モデル「Brompton Classic Edition」を発表しました。この特別な一台は、Bromptonのブランドが2025年に迎える創業50周年に向けた序章として、ロンドンの豊かな文化と街の活気を体現するデザインに仕上がっています。Brompton Classic Editionは、ブロンプトンの象徴ともいえるクラシカルなデザインに加え、アジア限定の特別モデルとしての価値を備え、11月中旬から順次、アジア市場で販売が開始されます。

Brompton Classic Editionは、ロンドンの伝統と多様な文化を反映した3色のカラーバリエーションを揃え、同地に根付いたクラシカルなエッセンスを感じさせます。「Pall Mall White」「Oxblood Red」「Laurel Green」の3色はそれぞれ、ロンドンの象徴的な要素をデザインに取り入れたものです。優雅な「Pall Mall White」はロンドンの古き良き街並みの品格を反映し、クラシックな「Oxblood Red」はロンドン地下鉄のタイルを思わせる深みのある色合い、そして「Laurel Green」はハイドパークのような穏やかな緑地を彷彿とさせるカラーとなっています。

Brompton Classic Editionは、「Timeless Fun(時代を超えた楽しさ)」をテーマに、クラシックなデザインと現代の機能性を融合させています。シルバーパーツの美しいプレミアムデカールやBrooks社の銅製レール付きサドル、アルミニウム製のタッチポイントなど、特別感のある仕様が随所に施されています。さらに、2速(54T)または6速(50T)のギア設定、ダイナモライト、Schwalbe Kojakタイヤといった装備により、都会の通勤や観光などあらゆるシーンで快適な走行を楽しむことができる仕様となっています。

Brompton Classic Editionには、限定モデルを証明するシリアルプレートが取り付けられており、コレクションアイテムとしての価値も高い一台です。サイクリング愛好者のみならず、ブロンプトンファンにとっても特別な意味を持つこのモデルは、ブランドの歴史と未来を見据えた特別な記念モデルとして、都市での新たなライフスタイルを提案します。

Brompton Classic Editionは、2種類の仕様が選択可能で、価格は「Urban」が税込277,640円、「Explore」が税込319,990円、さらにラック付きExploreモデルが税込334,990円となっています。販売は、Bromptonの公式サイトおよびアジア各国の取り扱い店舗にて行われます。

Brompton – The Foldable City Bike | Brompton Bicycle