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乗鞍高原をE-Bikeでサイクリング 乗鞍観光センターで軽量E-Bike「Turbo Vado SL」のレンタルを開始

長野県にある乗鞍観光センターで、Specializedの軽量E-Bike「Vado SL」のレンタルを開始した。 乗鞍観光センターは乗鞍高原の観光拠点で、乗鞍岳山頂シャトルバスの発着所でもある。建物内には、のりくら高原観光案内所、バスの乗車券発売所、食事処などが用意されている。 今回、レンタルを行うTurbo VADO SLはSpecializedのE-クロスバイク(E-Bike)。SpecializedのE-ロードバイク「Turbo Creo SL」、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)を搭載することで、車体重量は14.9キロを実現。その軽量性からアシストが切れた場合でもスポーツバイクのライドフィールを損なわず、ライドを楽しむことができるのを売りにしている。バッテリーの容量は320Whで最大航続距離は130キロを実現。また、レンジエクステンダーを追加すれば、航続距離を65キロ伸ばすことも可能だ。 レンタル料金は1日5,000円(ヘルメットを含む)で、保険料が500円。事前の電話予約を推奨している。貸し出し日時は7月1日から10月31日まで。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/44176 関連リンク 乗鞍観光センター

”走り”と”遊び”が楽しめるハードテールE-MTB Corratec E-POWER X VERT CXをインプレッション

オフロードだけでなく舗装路等様々な道を楽しめる電動アシストマウンテンバイク「E-MTB」。E-MTBの主流は、前後にサスペンションを搭載した高価なフルサスペンション仕様が多い。シクロライダーでも、フルサスペンションタイプのE-MTBを何度かインプレッションを行った事があるが、もっと現実的な価格のE-MTBについて知りたい人は多いだろう。 今回、紹介するE-MTBはCorratec(コラテック) E-POWER X VERT CX。フロントにサスペンションを搭載したハードテールE-MTBで、価格は39万8000円(税抜)と、現実的な価格で購入できるE-MTBだ。 Corratecは、1990年に南ドイツのローブリングで誕生した自転車ブランド。日本には日本市場向けのオリジナルモデルを用意したり、ロードバイク「R.T.CARBON」「DOROMITI」「A-ROAD」は、大阪府堺市にある「株式会社ワコー」で組み立てが行われているモデルが用意されている。 今回紹介するE-POWER X-VERT CXは、日本オリジナルのハードテールE-MTB。日本のプロフェッショナルライダーが設計に参加し、寝かせたヘッドアングル、やや長めのトップチューブ、短めのリアセンターを採用した「トレイルジオメトリ」を採用し、日本のトレイルを快適に走行できるハードテールE-MTBを目指して作られたとのこと。 日本仕様と海外仕様の違いは、日本仕様は前後ホイールは27.5インチ(海外仕様では前輪29インチ、後輪27.5インチホイールを採用)。リアチェーンステーは445ミリと短い(海外仕様はリアチェーンステー455ミリ)。フレーム内蔵ライト「C-LIGHT」の削除(海外仕様には装備)。フレームサイズ39は、一般的なトライアングルフレーム(海外仕様はスタッカードタイプ)にするなど、多くの変更を施しており、日本オリジナルの構成となっている。   E-POWER X VERT CXの車体をチェック 車体デザインは、定番の取り外し可能なインチューブ(内蔵型)バッテリーで、ダウンチューブは曲線も加えて滑らかな形状となっている。リアキャリア装着用のダボ穴も用意されている。ボトルケージ台座はダウンチューブとトップチューブの2箇所に付いている。ドライブユニットはBosch Performance Line CXで定格出力は250W。最大トルクは75Nm。eMTBモードが搭載されている。 フロントサスペンションはSR SUNTOUR XCR34-AIR-Boost LOR DS 27.5 140ミリトラベル。ブレーキはシマノ MT200油圧ディスクブレーキで、ディスクローターはシマノ SM-RT30 180ミリ。 E-MTBでは必需品であるサイドスタンド台座も用意されている。専用スタンドは3000円(税抜)で、コラテック取扱店で購入可能。 車体に装着されている充電口は、ダウンチューブ下部に装備。この部分に付いていると、充電を行う際、自転車を置く場所に左右されにくい利点がある。但し、充電口は泥がかぶりやすいので、頻繁に使う人はライド前に充電口のカバーがしっかり閉まっているかチェックしよう。 タイヤはWTB RANGER 27.5×2.8インチ。フレームのクリアランスは余裕がある。 バッテリーハウジングの蓋は、グラスファイバー補強のハイグレードポリアミド製で、バッテリー一体型。車体同色に塗装されており一体感があるデザインを採用。 バッテリーを外して興味深いと思ったのは、フレーム内部に補強を入れている事。これはフレーム剛性のために行っているとのことで、CorratecのクロスバイクタイプのE-Bike「E-POWER SHAPE PT500」にも採用されており、車体(フレーム)の良さにも担っているようだ。 バッテリーは容量500Whの「Bosch PowerTube 500」を採用。さらに容量が大きく、PowerTube 500よりも長い625Wh大容量バッテリー「Bosch PowerTube 625」の装着は想定していない。 一部メーカーでは、フレームをBosch PowerTube 625を搭載するのを前提とした設計にして、Bosch PowerTube 500を装着する場合は、スペーサーを入れている会社もある。E-POWER X-VERT CXに関しては、ハンドリングにこだわるためにBosch PowerTube 625と共用せず、Bosch...

工具を持ち運ぶための必需品「ツールボトル」 注目のツールケース4選をピックアップ

ロードバイクやクロスバイク、MTB等、様々なスポーツ自転車でサイクリングを行う時、万が一のトラブルにも対応するために工具は持ち運びたい。そんな工具を持ち運ぶのに便利なのがツールケースだ。ツールケースは主にフレームのボトルケージに差し込んで使うモノで、走行中にトラブルが発生した場合に対応するための工具を入れるアイテムで、タイヤレバーや、予備のチューブ、携帯ポンプ、携帯工具など、トラブルに対応するための工具を入れるのが一般的だ。 ツールケースの利点は、ペットボトルや自転車専用ボトルを入れるボトルケージに装着できること。ボトルケージに気軽に脱着が可能なため、別の自転車で運転する時や長時間の駐輪では、さっと取り外して持ち運ぶことができる。欠点は、ボトルケージを占領してしまうため、ボトルケージに装着できる飲み物の数が減ってしまうことだ。 このような場合、サドルバッグに変更するか、ツールケースをバッグパックに入れておくのをお薦めする。 ツールケースには様々なタイプが存在する。現在主流のツールケースがファスナーで全体が開くタイプで、簡単に工具や修理用具が取り出せる事ができるため、多くの人に使われている。また、開けた時、中に入っている工具などがすぐに確認でき、整理して収納ができるのも特徴だ。 その他にもボトル上部がキャップで開け締めするボトルタイプもある。ボトルタイプはシンプルで低価格で購入できるのが特徴だ。しかし、工具を取り出す時、中身を全て出す必要があり、出し入れが面倒に感じることが多い。そのためシクロライダーでは、ツールケースをお薦めしている。 注目のツールケース4選 TOPEAK ケージパック ツールケース 素材にEVAフォームを採用することでボトルケージ装着時の音鳴りを防いでいるツールケース。内部には取り外し可能なオーガナイザーが付いており、様々な収納に対応している。サイズ はφ74×H180ミリで、重量は98グラム。 R250 ツールケースシリーズ ワールドサイクルのオリジナルブランド「R250」のツールケース。外寸225ミリのロングサイズで、長さ215ミリまでの携帯ポンプが収納可能な大容量モデルとして知られている。内部には、メッシュポケットとジッパー付きメッシュカバーがついている。サイズは225✕75から70ミリで上下が少し細くなっている。重量は118グラム。 また、R250 ツールケースには、スーパーロングタイプも用意されている。従来のツールケースと比較してプラス30ミリ長くなった大容量仕様だ。これまでにない外寸260mmのロングサイズで、上端の直径を5mm細くした設計になったことで、従来モデルでは入らなかった長さ250ミリまでの携帯ポンプが収納可能だ。内部には新開発の仕切り板を3個標準装備することで、整理して収納可能。メッシュポケットとジッパー付きメッシュカバーも付いている。サイズは、100x20x190ミリで重量は78グラム。 LEZYNE ツールケース フローツールキャディープロ LEZYNE ツールケース フローツールキャディープロは防水素材を使い、なめらかな質感が特徴のボトル型ツールケース。中のポケットは2つに分かれていて、メッシュで仕切られたポケットを採用している。雨の日でも安心して使用できる。

今治駅前にサイクリングターミナル「i.i.imabari! cycle station」オープン レンタサイクルや観光情報の提供も実施

愛媛県今治市は7月13日、今治市の新しいランドマークとして「今治駅前サイクリングターミナル『i.i.imabari! cycle station(アイアイ今治サイクルステーション)』」を、2020年7月20日にオープンすると発表した。 サイクリストの聖地として知られている「瀬戸内しまなみ海道」は国内だけではなく海外からも注目されており、レンタサイクル利用者数も急激に伸びている。これに伴い、「JR今治駅臨時レンタサイクルターミナル」でも利用者数が増え、配置している自転車だけでは足りない状況となっていた。 今回、より利便性が高い駅前に場所を移し、今治市の新しいランドマークとして「今治駅前サイクリングターミナル『i.i.imabari! cycle station(アイアイ今治サイクルステーション』」をオープンする。快適に利用できるように、更衣室やシャワー室を完備し、自転車の洗車、組立て、メンテナンスができ、サイクリスト同士が交流できるウッドデッキ広場を設けている。 また、「i.i.imabari! cycle station」は、レンタサイクル利用者以外のサイクリストにもサイクリング情報及び観光情報の提供を行い、サイクリングを通して “今治の魅力についハマってしまう” ようなサービスを今後も提供するとのことだ。 i.i.imabari! cycle station施設の機能について サービスエリア(事務室、受付カウンター) ・手荷物の一時預かりサービス 1日 500円 ・手ぶらサイクリング手荷物預かりサービス(佐川急便) ・英語対応可 リフレッシュエリア(更衣室、トイレ、シャワー室) ・更衣室使用料 1人 30分 200円 レンタサイクルエリア(自転車置場、メンテナンススペース、フィッティングスペース、洗車スペース) ・レンタサイクル 1日 1,100円 + 保証料1,100円 ・電話予約可(予約用電話番号:0898-41-3196) ・メンテナンス工具貸出 無料 ・洗車スペースの利用 無料 交流エリア(サイクリスト交流スペース、サイクリング情報提供スペース) ・Wi-Fi 無料 ・携帯電話充電サービス 無料 ・大型モニターにて観光プロモーション映像放映 ・サイクリング関連雑誌の設置 ・サイクリング及び観光関係パンフレット、今治ブレストマップ等設置 ・ミニキッチンにて水分補給可(スポーツドリンクなどの補充にご利用ください。) 公衆トイレ ・公衆トイレ(24時間利用可)、多目的トイレ(20時まで) ウッドデッキ広場 ・今後イベントの実施などを検討しています。 i.i.imabari! cycle station概要 ・正式名称     :今治駅前サイクリングターミナル ・愛称       :「i.i.imabari! cycle station(アイアイ今治サイクルステーション)」 ・オープン     :2020年7月20日(月) ・所在地      :今治市北宝来町二丁目甲773番地8 ・営業時間     :8~20時(通年) 年中無休 ・自転車収納可能台数:172台 ・自転車配備予定台数:約100台(クロスバイク、軽快車) ・敷地面積     :1,132.35㎡ ・床面積      :591.03㎡ ・構 造      :鉄骨造 平屋 ・デザイン監修   :株式会社サムライ 関連リンク アイアイ今治

E-Bikeでオーガニックコーヒーをデリバリー スペシャライズドがバイシクルコーヒーにE-Bike「VADO SL」を供給すると発表

スペシャライズド・ジャパンは7月9日、バイシクルコーヒー東京にクロスバイクタイプのE-Bike「Turbo Vado SL(ターボヴァドエスエル)」を供給すると発表した。 スペシャライズドは、日本市場において従来のE-Bikeとは違う軽量E-Bike「Turbo SL」シリーズを発売。E-ロードバイク「Turbo Creo SL」やフルサスペンションE-MTB「Turbo Levo SL」、E-クロスバイク「Turbo Vado SL」をラインナップしている。 バイシクルコーヒーはカリフォルニア オークランドを拠点とし、「有機栽培されたコーヒー豆を、正当な取引(フェアトレード)で購入することでコーヒー農家が経済に大きく左右されずに安定し、自分達で焙煎した豆を、自転車を使って得意先に届けて行くという形で自らそのサイクルの中に参加する」というコンセプトで展開している企業。コーヒー豆のパッケージには生分解性100%のバイオプラスティックを使用するなど、環境負荷を減らす取り組みも積極的に取り入れている。スペシャライズドとバイシクルコーヒーは、自転車というツールを通して「人々の生活の質」や「地球環境を改善」するというビジョンに共鳴し、スペシャライズドのE-Bikeでコーヒーデリバリーを開始する。 バイシクルコーヒーは日々のコーヒーデリバリーにスペシャライズドのE-Bike「Turbo Vado SL」を使用。Vado SLはE-ロードバイク「Turbo Creo SL」や、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)と、E5アルミニウムフレームと組み合わせることで、平均的なE-Bikeより40%も軽量な重量14.9キロを実現。また、完全内蔵式バッテリーを装着することで日常生活に溶け込む軽さとデザインを実現した。 バイシクルコーヒー成田氏コメント VADO SLはペダルを漕いだらすごいパワーでアシストされる普通の電動アシスト自転車とは違い、ケイデンス(ペダル回転数)に合わせて適正にアシストされるので、しっかりとギア操作をして乗りこなさないと快適なアシストにならず、バイクを徐々に乗りこなせるようになってくる感じが楽しいです。デリバリー効率が上がって仕事が捗るとともに、走り出し・坂道・逆風など今まで辛い思いをしていたシチュエーションがとても快適になり、サイクリングを楽しむ心の余裕もできました。これから「働く自転車」としてのe-Bike VADO SLについてレビューもしていきます。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/38167 関連リンク スペシャライズド バイシクルコーヒー 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/44176 https://www.cyclorider.com/archives/38417

ARAYAから5万円台のお手頃なミニベロ「MFC Muddy Fox Compact」が登場

新家工業の自転車ブランド「ARAYA(アラヤ)」から、5万円台でお手頃価格のミニベロ「MFC Muddy Fox Compact」が登場した。8月上旬発売開始予定。 ARAYAブランドの自転車には、Muddy Fox 2nd Generationというシリーズでお手頃価格のクロスバイク「MFX Muddy Fox Xross」とマウンテンバイク「MFD Muddy Fox Dirt」をラインナップしている事で有名だ。 「MFC Muddy Fox Compact」は、街乗りやポタリング向けのスポーツミニベロ。車体はアルミフレームとフロントフォークを採用することで、重量10.9キロを実現(キックスタンド、フェンダー含む。リフレクター類、ベル等除く)。街乗りやポタリングにも対応するために、踏面に樹脂をインサートして靴底との滑りを抑えたペダルや、MuddyFoxのレーザー刻印付きシンプルなアルミフラットフェンダー、両立2本ロッドで安定して駐輪可能な両立センタースタンドを装着している。 6061-T6アルミを採用したフレームとフロントリジッドフォークを採用。コンポーネントはシマノ・アルタスで、クランクは (PROWHEEL)SOLID-252PP-3F 52T ダブルギヤガード付、スプロケットはShimano CS-HG31-8, 11-34 8速。リアディレイラーはShimano ALTUS。ブレーキは(TEKTRO)RX6 ミニVブレーキ。タイヤは(MAXXIS) DTH BMX-Street 37-451 E/V(20インチ)・451規格)。カラーはマットブラック、アスファルトグレー、スモークブルーの3色を用意。価格は5万6800円(税抜)。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/36644 関連リンク ARAYA

TREKからエントリーディスクロードバイク「Domane AL Disc」の2021年モデルが登場

TREKからディスクブレーキロードバイク「Domane AL Disc」が登場した。 Domane ALは、TREKのロードバイク「Domane」シリーズのエントリー価格帯にあたるグレード。今回モデルチェンジした「Domane AL Disc」は、ロードバイクながら、グラベルロードのように多用性を求めている。 フレームはEmonda ALRのような綺麗な溶接に、ハイエンドカーボンロードバイクのデザインを採用。それだけでなく、トップチューブ上部やダウンチューブ下部にボトルケージ台座を装着しアクセサリーにも対応。タイヤクリアランスは35Cでクロスバイク並みの太いタイヤを装着することで安定性と耐パンク性も実現した。フレームは全モデル200 Series Alpha Aluminumで、フロントフォークはDomane AL カーボン。 Domane AL 4 DiscのコンポーネントはShimano TIAGRAで、クランクはShimano Tiagra 4700, 50/34T、スプロケットはShimano HG500, 11-32 10速。ブレーキはShimano TIAGRA油圧式ディスクブレーキ。タイヤはBontrager R1 Hard-Case Lite, wire bead, 60 tpi, 700x32c。価格は15万9000円(税抜、以下同)。 Domane AL 3 DiscのコンポーネントはShimano Soraで、クランクはShimano Sora R3000, 50/34T、スプロケットはShimano HG400,...

スペシャライズドの軽量E-Bike「Vado SL」を写真でチェック

7月にスペシャライズド銀座はE-Bike専門ストアにリニューアルオープンした。今回、スペシャライズド銀座に展示されていたE-Bike「Turbo Vado SL」を写真を交えて紹介しよう。 Turbo Vado SLはクロスバイクタイプのE-Bike(E-クロスバイク)。E-ロードバイク「Turbo Creo SL」や、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)と、E5アルミニウムフレームと組み合わせることで、E-クロスバイクとしては軽量な重量14.9キロを実現した。写真のモデルはVado SL5.0で価格は46万2000円(税込)。 Vado SLには全モデルにフロントライトが装備されている。メーカーはCNC加工で有名なアメリカのブランド「Lezyne」。Vado SL5.0には、Lezyne Ebike Power STVZO E115, 310Lumens, 12Vが、Vado SL4.0にはLezyne Ebike Hecto STVZO E65, 210Lumens, 12Vが装備されている。 ボタンはE-MTB「Turbo Levo SL」で使われているコンパクトなタイプ。小さいながらボタンが離れていて押しやすく、特に不満はない作りだ。 Vado SL 5.0シリーズには、液晶モノクロディスプレイ「SPECIALIZED TURBO CONNECT DISPLAY (TCD)」が標準装備されている。速度(現在、最高、平均)、走行距離、走行時間、ケイデンス、バッテリー残量、ライダー出力、サポートモード、心拍数、平均速度、時計が表示可能。Vado SL 4.0には装備されておらず、オプション品となる。 タイヤは700×38Cを採用。フロントハブは12x110ミリでリアハブは12×148ミリ。最大タイヤサイズは700Cホイールの場合は最大で42ミリまで、フェンダーを使う場合は38ミリまで対応している。650Bホイールにも対応できる設計を採用しており、その場合タイヤ幅は47ミリまで対応している。 バッテリーは完全内蔵式で、バッテリーを外しての充電はできない。反ドライブトレイン側にバッテリーが充電できる充電口が用意されている。 ドライブユニットはSpecialized SL1.1。最大出力240W、最大トルク35Nmと一般的なE-Bike用ドライブユニットより低出力にすることで、コンパクトで軽量(重量1.95キロ)なドライブユニットを実現した。 サドル下にはテールライトを装備した。こちらもフロントライトと同じくLezyne製のEbike Rear Fender...

スペシャライズド銀座がE-Bike専門ストアにリニューアルオープン

スポーツ自転車ブランド「スペシャライズド」の直営店「スペシャライズド銀座」は、7月からスペシャライズドのE-Bikeのみを取り扱うE-Bike専門ストアにリニューアルした。 東京にあるスペシャライズド直営店は新宿にある「スペシャライズド新宿」と、銀座にある「スペシャライズド銀座」の2店舗があり、従来のペダルバイク(人力自転車)の販売に関しては、スペシャライズド新宿で行う。スペシャライズド銀座がスペシャライズド製E-Bike「Turboシリーズ」に集約し、E-Bike専門店に舵を切ったのは、既存店は趣味性が高く、これから自転車を初める人が入りづらいが問題があり、新規ユーザーにも入りやすくするために集約を行ったとのこと。 スペシャライズド・ジャパン代表「小松亮氏」は、E-Bikeの市場規模予測は、2023年に世界販売台数4000万台と大きくなる予測がある一方、日本はE-Bikeの市場規模がまだまだ小さいが、大きくなることが期待できると語るだけでなく、また、E-Bikeを知らない人や、サイクリストではない人にE-Bikeの良さを発信するのが役目だと今後の目標を述べていた。 店内には、現在日本で発売されているスペシャライズド製E-Bike「Turbo Creo SL」「Turbo Levo SL」「Turbo Vado SL」が展示されている。 その他にも、日本国外でラインナップされていたE-MTB「Levo」や、E-クロスバイク「Vado」も展示されている(2車種に関しては日本国外未発売)。 店舗情報 場所:東京都中央区京橋3-7-5近鉄京橋スクエア 1F 営業時間 月火木金:12:00〜19:00 土日祝:11:00〜19:00 定休日:水 関連リンク スペシャライズド銀座  

10万円の自転車選びシリーズまとめ ロードバイクから電動アシスト自転車まで手頃なモデルを紹介

自転車はクルマやオートバイと同じように、非常に高価な物から低価格な物まで様々な自転車が存在する。自転車を選ぶ際、予算はできるだけあったほうが良いのは言うまでもないが、手軽に選べるのは10万円以下のスポーツ自転車だろう。10万円以下のスポーツ自転車と言っても、街乗り自転車から、サイクリング趣味を初めるのにピッタリなクロスバイク、電動アシスト自転車まで様々な自転車が用意されている。今回は、今までの10万円の自転車記事シリーズを紹介しよう。 ロードバイク・グラベルロード 今でも根強い人気があるロードバイク。一般的に、ロードバイクを購入する場合、15万円が一つの目安になっているが、10万円を切るモデルも少ないながら用意されている。トラッドなロードバイクだけでなく、数は少ないながらディスクブレーキのロードバイクや、グラベルロードバイクも用意されている。 https://www.cyclorider.com/archives/16130 通勤・通学クロスバイク サイクリング用のスポーツタイプのクロスバイクちは違うのが「通勤・通学向けクロスバイク」。スポーツ自転車風のデザインに、鍵や泥除け、前カゴ、ライトを装着することで買い物等の日常利用にぴったりな仕様となっている。街乗りや軽いポタリング向けと割り切る人にとってはピッタリの自転車だろう。 https://www.cyclorider.com/archives/34387 クロスバイク 10万円以下のクロスバイクは様々な会社から用意されている定番と言えるモデル。10万円あればよりどりみどりで選ぶのに迷うほど。一方で5万円以下になるとラインナップは極端に絞られるが、自転車専門店で購入できるモデルも用意されている。 https://www.cyclorider.com/archives/35763 電動アシスト自転車 もはや50CC原付きの代わりとなった電動アシスト自転車。高価な電子部品やバッテリーを採用しているため、価格は安くないが、10万円以下の手頃な価格で購入できる車種もある。10万円以下でも、大手有名ブランドの電動アシスト自転車を選ぶことが可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/25127 (参考)10万円台で購入できるE-Bike(電動アシストスポーツ自転車) 2018年から、日本でも流行しつつあるE-Bike。10万円以下で購入できるのは殆どないが、10万円台なら様々なE-Bikeが用意されており、本格的なE-Bikeも選ぶことが可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/31472

電動アシスト自転車・E-Bikeブランド大辞典 主要ブランド一挙紹介

世界で注目されているEバイクは、日本国内でも様々なEバイクブランドが存在する。人気のスポーツ自転車ブランドから新興のE-Bike専業ブランドまで沢山あり、様々なブランドが独自のE-Bikeを用意している。ちょっと見るだけでも「こんなのがあったのか!」と思えるのがあるだろう。 ここでは、日本国内で販売されているE-Bike(E-ロードバイク、E-グラベルロード、E-クロスバイク、E-MTB、E-ミニベロ、E-フォールディングバイクを扱うブランドを一挙紹介。 BESV(ベスビー) 台湾発のE-Bike専業ブランドとして有名なのがBESV(ベスビー)。ブランド名はBeautiful、Ecology、Smart、Visionの頭文字を取っている事で知られている。従来の人力自転車では見られないデザインは、台湾、中国、ドイツ、日本のデザイン賞を受賞している。一部モデルには、従来のスマートフォンと連携し、ルートプランの設定や走行履歴、旅先での記録などを行うことが可能な「BESV SMART APP」や、ライダーのペダリングパワーを感知し、快適と感じる踏力で走行できる「スマートモード」と、BESV独自の機構を採用している事でも知られている。 BESV PSA1(E-ミニベロ) https://www.cyclorider.com/archives/33451 公式サイト:besv.jp Benelli(ベネリ) https://www.youtube.com/watch?v=7t1oU5MNAfo イタリアのBenelliは、1921年にオートバイの生産を開始。1970年代には世界初の750CCの6気筒エンジンを搭載したオートバイ「Sei」を製造した事でも有名だ。2005年に中国に本拠地を持つQ.J.グループに吸収され、現在でもオートバイを製造している。日本ではオートバイよりもひと足早くE-Bikeの販売を開始。10万円台から20万円台前半で手頃な価格で乗れるE-Bikeを用意している。 https://www.cyclorider.com/archives/34380 公式サイト: benellibike.jp Bianchi(ビアンキ) 独特のチェレステカラーがシンボルとなっているイタリアの自転車ブランドがBianchi(ビアンキ)。日本ではロードバイクを中心にラインナップしている事で知られているが、海外ではクロスバイクやマウンテンバイクなど幅広い自転車を用意している。E-Bikeに関しては海外市場では独特のデザインを採用したE-MTB「e-SUV」シリーズが有名だ。日本ではBosch Active Line Plusを搭載したミニベロタイプのE-Bike「Lecco-e」を展開している。 公式サイト:japan.bianchi.com BRUNO(ブルーノ) 旅を重視した小径自転車(ミニベロ)を取り扱っている自転車ブランド「BRUNO」のE-Bike「e-tool」は、自転車でのキャンプやBBQ、家族での自転車旅など、様々なニーズやシーン、ライフスタイルに寄り添ってくれると謳うカーゴバイクタイプのE-Bike。アルミ製の車体には、最大積載重量50キログラム以上の頑丈なリアキャリアを装備。また、子供と出かけることができるように。子供乗せを装着可能な車体設計にするだけでなく、スチール製正立スタンドを標準装備しているのが特徴だ。 https://www.cyclorider.com/archives/48996 BRONX(ブロンクス) BRONXは2012年に発足したオリジナルのファットバイク・ブランド。低価格の街乗り向けクルーザーとして、インパクトあるルックスで有名となった。BRONX Buggy20は、BRONXブランド初の電動アシスト自転車。クレードル構造のアルミフレームは、かつてアメリカでブームとなったレジャーバイクタイプのミニバイクを連想させる。 https://www.cyclorider.com/archives/43566 公式サイト:https://www.bronx-cycles.com/   Cannondale(キャノンデール) 1971年にアメリカで誕生したCannondale(キャノンデール)は大径アルミチューブを採用したアルミフレームロードバイクで一躍有名になった。今でも「CAAD13」などのレーシングロードバイクで有名だ。日本では2020年からE-クロスバイクの「Quick Neo」とE-ロードバイクの「Synapse Neo」、E-グラベルロードの「Topstone Neo」を発売した。 https://www.cyclorider.com/archives/36471 公式サイト:cannondale.com Corratec(コラテック) 弓なりデザインのフレームを採用したマウンテンバイク「SUPER BOW」で注目を浴びた事で知られているCorratec (コラテック)。日本でのCorattec製E-Bikeは、全モデルともBosch製ユニット「Active Line Plus」「Performance Line CX」ユニットを搭載したE-Bikeをラインナップしている。 https://www.cyclorider.com/archives/35254 公式サイト:corratec Cycle Spot(サイクルスポット) 東京23区を中心に展開する自転車販売店「CycleSpot」は、プライベートブランドのオリジナル自転車があり、オリジナル自転車の中にはE-Bikeもある。サイクルスポットのオリジナルE-Bike「eVITA」は、27.5インチホイールを採用したE-クロスバイク。MTBタイプのフロントサスペンションに、太めのスリックタイヤを装着し、多少荒れた道でも安心してサイクリングが可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/35551 公式サイト:eVITA DAVOS(ダボス) 深谷産業のオリジナルブランド「DAVOS」のEバイクはツーリングに特化しているのが特徴。フレームはE-Bikeでは珍しいクロモリ製を採用しただけでなく、ドロップハンドルを装着したE-グラベルロードと他ではあまり見られないE-Bikeを用意している。ドライブユニット等のE-Bike用部品はシマノ製を搭載している。 https://www.cyclorider.com/archives/35567 公式サイト:DAVOS DAYTONA Pottaring Bike https://youtu.be/NolU3X7HEnY オートバイ用品などで有名な「デイトナ」が作るE-BikeがDAYTONA Pottaring Bike。コンパクトなバッテリーをリアキャリアに搭載し、シンプルな後輪インホイールモーターを採用することで、スッキリとしたデザインを実現。種類は折りたたみ自転車タイプ「E-フォールディングバイク」に、700CホイールのE-フラットバーロードや、20インチホイールのE-ミニベロが特徴。他の大手ユニットを搭載したE-Bikeと比較して、機能とバッテリー容量を抑えて手頃な価格を実現した。 公式サイト:Daytona Pottaring Bike Electra(エレクトラ) https://www.youtube.com/watch?v=e5eYuHLG0KE アルミフレームで軽量なビーチクルーザーを製造するElectra。ビーチクルーザータイプのE-Bikeも用意しており、日本市場では「Townie Go!」というE-ビーチクルーザーが購入可能。アメリカンバイクを連想させるフレームデザインは、足つきが良く、上半身が起き上がった状態でゆったりとしたサイクリングが楽しめる。 https://www.cyclorider.com/archives/25149 公式サイト:Electra Evol(エヴォル) シティサイクル等を製造するアサヒサイクルのE-Bikeブランド「EVOL」。10万円台から20万円台のE-クロスバイク、E-MTB、E-ロードバイクを用意し、お手頃価格でE-Bikeが楽しめるのが特徴だ。ドライブユニットは全車「BAFANG」製ユニットを搭載している。 https://www.cyclorider.com/archives/29970 公式サイト:Evol FUJI(フジ) https://www.youtube.com/watch?v=VvKnJxXFSRE ロードバイクやマウンテンバイクで有名なFUJIは、日本市場でBOOST UシリーズというE-Bikeを展開。車種は、リアを長めに取ったロングテールでSUVライクなE-Bikeや、フラットバーロードタイプのE-Bikeを展開している。 https://www.cyclorider.com/archives/32191 公式サイト:FUJI BIKES GIANT(ジャイアント) https://www.youtube.com/watch?v=OW_v3dErg4g 世界的に有名な自転車ブランド「GIANT」のE-Bikeは、ヤマハ発動機と共同開発したオリジナルユニットを搭載。日本市場ではEscape RXのE-bike版である「Escape RX-E+」やE-MTBを用意しており、パワフルなアシストを売りにしている。 公式サイト:GIANT Jeep(ジープ) 独特の三角フレームの折りたたみ自転車「STRIDA」や、カーブランド自転車を輸入しているGS JAPANは、JeepブランドのE-Bikeもラインナップ。シマノ製ドライブユニット「STEPS」を搭載したE-MTBを展開。 https://www.cyclorider.com/archives/35640 公式サイト:Jeep(GS JAPAN) KONA(コナ) マウンテンバイクやグラベルロードで有名なカナダブランド「KONA」。日本市場のE-Bikeは、ハードテールE-MTB「REMOTE」で、セミファットタイヤでリアキャリアを装着したアドベンチャースタイルが特徴だ。 https://www.cyclorider.com/archives/35957 公式サイト:KONA Panasonic(パナソニック) https://youtu.be/bqU8rekToVE 日本の3大電動アシスト自転車ブランドの1つ「Panasonic」は、一般的なシティサイクルタイプの電動アシスト自転車だけでなく、Xシリーズという名前でE-Bikeも用意している。ラインナップのメインはE-MTBで、自社製のドライブユニットとバッテリーを搭載しているのが特徴だ。 公式サイト:パナソニック(自転車) SCOTT(スコット) スイスに本部を置くスポーツ用品企業のSCOTTはスキー用品や自転車、自転車用品で有名な企業。日本市場ではBosch製ドライブユニットを搭載したE-MTBを展開。どちらも日本限定仕様のスペックやカラーリングを採用している。 https://www.cyclorider.com/archives/36463 https://www.cyclorider.com/archives/37599 公式サイト:SCOTT JAPAN Scheidegg(シャイデック) 「シャイデック」は、アウトドア用品企業「モンベル」の自転車ブランド。フレーム設計からパーツの選定まで、日本人の体格や起伏に富んだ日本の地形にベストフィットする自転車を特徴としている。2020年にシャイデックシリーズ初のE-Bike「MT-E」が登場した。 https://www.cyclorider.com/archives/34994 Specialized(スペシャライズド) https://youtu.be/RwHGltdyhZk ロードバイクからマウンテンバイクまで、幅広いスポーツ自転車をラインナップしている事で有名なSpecialized。E-BikeはTurboシリーズという名前で展開している。日本市場に投入しているのはSpecialized SL1.1モーターという軽量ドライブユニットを搭載したE-Bike。従来のE-Bikeよりも少ないトルクと人力自転車に近い軽さが売りのE-Bikeだ。 https://www.cyclorider.com/archives/38417 公式サイト:Specialized Tern(ターン) 折りたたみ自転車やライフスタイルに特化した自転車で有名なTern。E-Bikeも一般的なクロスバイクタイプやE-MTBではなく、折りたたみ自転車や小径ロングテールバイクと、実用性も重視しているのが特徴。ドライブユニットはBosch製を採用している。 https://www.cyclorider.com/archives/33407 公式サイト:ternbicycles.jp ThirdBikes(サードバイクス) THIRDBIKESは、ホダカの自転車ブランド。「ファン」「イージー」「セーフティー」を大切に考え、「あらゆる人が気軽に楽しめるスポーツバイク」をコンセプトにしており、低価格の街乗り用スポーツ自転車をラインナップしている。その中でも、FES MOTORはTHIRDBIKES初のE-Bikeで、クロスバイクのジャンルになる。 https://www.cyclorider.com/archives/50041 TRANS MOBILLY(トランスモバイリー) ルノー・ライトシリーズといった軽量折りたたみ自転車で有名なGic。電動アシスト自転車は「TRANS MOBILLY」というオリジナルブランドで展開している。主に低価格系の電動アシスト自転車やE-Bikeで知られており、超小径折りたたみ自転車タイプ等、ニッチなモデルも用意している。 公式サイト:TRANS MOBILLY TREK(トレック) 競技用自転車だけでなくE-Bikeでも有名なアメリカの大手自転車ブランド「TREK」。日本市場ではBosch製ユニットを搭載したE-Bikeをラインナップしており、ミドルエンドからハイエンドまで様々なE-Bikeを用意している。特に注目を浴びたのがカーボンフレームを採用したフルサスE-MTBの「Rail9.7」で79万円と高額ながら、瞬時に売り切れになった事で知られている。 https://www.cyclorider.com/archives/34539   公式サイト:trekbikes.com T-TRIKE(旧名豊田トライク) 交互に上下稼働する並列に装着された車輪をチェーンで連結し、一方の車輪が上がるともう片方の車輪が強制的に下がるシンクロシステムを搭載した自転車で有名な豊田トライク。佐川急便に、4輪電動アシストカーゴ自転車を展開したことでも知られている。 https://www.cyclorider.com/archives/24167 LOUIS GARNEAU(ルイガノ) カナダの自転車ブランド「ルイガノ(Louis...

カヌースラローム日本代表銅メダリスト「羽根田卓也」がスペシャライズドとサプライヤー契約を締結

スペシャライズドは6月30日、カヌースラローム競技銅メダリストで世界的に活躍するアスリート、羽根田卓也選手とサプライヤー契約を締結したと発表した。 羽根田選手は、9歳からカヌースラロームを始め、高校卒業後にカヌー強豪国スロバキアに渡り挑戦を続けてきた。2016年のリオデジャネイロではカヌースラローム競技でアジア人初となる銅メダルを獲得、2018年のジャカルタで開催されたアジア大会では2連覇を達成するなど名実ともに日本のカヌー会を代表する存在であり、その実績やスタイル、バラエティに富んだトレーニング方法からメディアにも注目される存在。 羽根田選手には日々の移動はもちろん、日本初の人工カヌースラローム競技コースが設置された葛西のカヌー・スラロームセンターへの移動にE-Bikeを使用する。車種はスペシャライズドのE-クロスバイク「Vado SL」で、身体に過度な負荷をかけることなく移動自体がフィットネスとなり体幹や心肺をはじめとしたトレーニングができるとのこと。 Turbo VADO SLはSpecializedのE-クロスバイク(E-Bike)。SpecializedのE-ロードバイク「Turbo Creo SL」、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)を搭載することで、車体重量は14.9キロを軽量なのが特徴。その軽量性からアシストが切れた場合でもスポーツバイクのライドフィールを損なわず、ライドを楽しむことができるのを売りにしている。バッテリーの容量は320Whで最大航続距離は130キロを実現。また、レンジエクステンダーを追加すれば、航続距離を65キロ伸ばすことも可能だ。 羽根田選手コメント 「来年は自分の集大成を見せることができるように全力で臨みたいと思います。Vado slは日常やトレーニングの様々なシーンでサポートしてくれる欠かせないパートナーです。」 ●羽根田卓也選手プロフィール 生年月日:1987年7月17日 出身地:愛知県 身長・体重:175cm/70kg 競技:カヌースラローム 所属:ミキハウス ●主な戦績 2008年  北京五輪 14位 アジア選手権優勝 2012年  ロンドン五輪 7位 2014年  世界選手権 5位、アジア大会金メダル 2015年  リオ五輪出場権獲得 リオ五輪テストイベント銀メダル 2016年  リオ五輪銅メダル ワールドカップ銅メダル 2018年  アジア大会金メダル 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/44176 https://www.cyclorider.com/archives/37921 関連リンク スペシャライズド 羽根田卓也公式サイト https://www.cyclorider.com/archives/38417

パナソニックの電動アシスト自転車「ベロスター」に限定カラーが登場

パナソニック サイクルテックは6月29日、電動アシスト自転車「ベロスター」の限定カラーを発売すると発表した。 ベロスターはクロスバイクで使われている700Cホイールと、細かく変速できる外装7段変速を採用した電動アシスト自転車。スポーツ自転車風のダイアモンドフレームを採用した車体に、前かごが装着できる荷台に泥除け、リング錠を装備し、通勤、通学から日常利用まで対応している。 アルミフレームに外装7段変速を採用した車体は、8Ahバッテリーを採用することで、航続距離は31キロから50キロを実現。充電時間は4.5時間。タイヤサイズは700×38Cで、乗車可能身長は149センチメートルから。重量は22.4キログラム。BAAと3年間盗難補償付きで、価格は9万8800円。 限定カラーは、マットセラドングリーン、マットオリーブ、マットネイビーの3色。スペックは通常モデルのベロスターと同じ。生産予定台数は1800台で、発売日時は7月上旬となる。 関連リンク パナソニックサイクルテック

10万円以下の安い電動アシスト自転車まとめ 大手ブランドで購入できる電動アシスト自転車を紹介

電気とモーターの力でアシストする電動アシスト自転車は生活必需品。電動アシスト自転車の売れ筋は10万円以上の物が多いが、10万円以下の手頃な価格の電動アシスト自転車も存在する。安価な電動アシスト自転車でも、ブリヂストンやパナソニック、ヤマハといった大手自転車ブランドでも用意されている。ここでは10万円以下で購入できる大手ブランドの電動アシスト自転車を紹介しよう。 2021年度版はこちらの記事で紹介しています https://www.cyclorider.com/archives/50923 10万円以下の電動アシスト自転車を購入するのなら、大手ブランドから検討すべき理由 10万円以下で購入できる電動アシスト自転車には、聞いたことが無い無名ブランドから、ブリヂストン、パナソニック、ヤマハといった大手ブランドまで多種多様な電動アシスト自転車が用意されている。無名ブランドのほうが若干安い価格で売られているが、購入するのなら、よっぽどの理由がない限り、大手ブランドの電動アシスト自転車を購入するのがベストだ。 電動アシスト自転車は、交換用バッテリーや故障時の修理などで、自動車やオートバイと同じくメーカーのサポートを受ける領域が多い。長年の実績がある大手電動アシスト自転車ブランドは、様々な自転車店で修理を受けることができるだろう。一方で、無名ブランドの電動アシスト自転車の場合、実店舗での販売が少なく、万が一故障した場合のサポートを受けることが難しい場合もある。 また、ラオックスサイクルの電動アシスト自転車「Taskal」のように、10年も経たずにメンテナンス業務を含み完全撤退を行い、修理ができなくなった電動アシスト自転車ブランドもある。 https://www.cyclorider.com/archives/24754 仮に、貧弱でいつ撤退するかわからないサポート面で不安に怯えるのを承知で、無名ブランド品の電動アシスト自転車を比較対象にいれようとしても問題になるのが、大手ブランドのほうがお買い得なこと。無名ブランド品と有名ブランド品では、2万円から3万円ほどの価格差がある。しかし、有名ブランド品では、3年間盗難補償が最初からついているのが殆どで、ディスプレイには航続距離が数字で出るので効率的に走行できるなど、価格の差を超える機能が付いている。安価な電動アシスト自転車を買うのなら、有名ブランド品の電動アシスト自転車が良いだろう。 大手3ブランドから見る10万円以下の電動アシスト自転車 ブリヂストンサイクル ブリヂストンサイクルの電動アシスト自転車で低価格帯のモデルは、アシスタファイン、アシスタプリマ、アシスタファインミニの3モデル。価格はどれもオープン価格だが、実店舗でも比較的低価格で購入できる。メーターは3ファンクションメーターという、残りアシスト走行可能距離や、バッテリー残量、スピードを表示するタイプを全車に搭載。10万円以下のモデルで、このような機能を搭載している電動アシスト自転車は少ない。全車3年間盗難補償とBAAが付いている。 関連リンク ブリヂストンサイクル アシスタファイン アシスタファインはアシスタシリーズの中でもベーシックな電動アシスト自転車。前カゴやフレームとカラーをあわせた後ろ荷台に、後輪錠を施錠するとハンドルも同時にロックする「一発二錠」も搭載し、買い物などで必要十分の機能を搭載している。 アルミフレームに内装3段変速を採用した車体は、6.2Ahバッテリーを採用することで、航続距離は22キロから38キロを実現。充電時間は2時間。タイヤサイズは26×1-3/8と24×1-3/8 の2種類で、乗車可能身長は135センチメートル(24×1-3/8)から。重量は25.2キログラム。BAAと3年間盗難補償付きでオープン価格。 アシスタプリマ アシスタプリマはループ型フレームを採用し、おしゃれなデザインを採用した電動アシスト自転車。機能面に関してはアシスタファインと変わらず、前カゴにフレームとカラーをあわせた後ろ荷台、後輪錠を施錠するとハンドルも同時にロックする「一発二錠」を搭載している。 アルミフレームに内装3段変速を採用した車体は、6.2Ahバッテリーを採用することで、航続距離は22キロから38キロを実現。充電時間は2時間。タイヤサイズは26×1-3/8で乗車可能身長は139センチメートルから。重量は26.1キログラム。BAAと3年間盗難補償付きでオープン価格。 アシスタファインミニ アシスタファインミニは前後異径ホイールを採用した電動アシスト自転車。後輪を前輪よりも小さい18インチにすることで、荷台の高さを低くし重い荷物を積んでも安定しやすいのが特徴だ。前カゴにフレームとカラーをあわせた後ろ荷台、後輪錠を採用している。 アルミフレームに内装3段変速を採用した車体は、6.2Ahバッテリーを採用することで、航続距離は21キロから37キロを実現。充電時間は2時間。タイヤサイズは前輪が20×1.95インチ、後輪が18×2.125インチで乗車可能身長は139センチメートルから。重量は26.5キログラム。BAAと3年間盗難補償付きでオープン価格。 パナソニック 日本の大手電動アシスト自転車ブランドの1つである「パナソニック」。10万円以下の電動アシスト自転車に関しては豊富なラインナップでSW、ビビSX、ベロスター、ベロスターミニと4種類の電動アシスト自転車が用意されている。また、他社の10万円以下の電動アシスト自転車よりも大きいバッテリーが搭載されているため、最大航続距離が長いのも特徴だ。全車3年間盗難補償とBAAが付いている。 関連リンク パナソニック SW SWは、パナソニックで一番安い電動アシスト自転車。電源オン・オフだけのシンプルな電源スイッチに、電池残量は3段階のLEDと、他の大手ブランドの電動アシスト自転車よりもシンプルだ。その一方で、厚めのテールアップサドルや簡単にサドルが抜き取られないサドルガードマンを採用している。また、オプションも豊富で子供載せ用品やリング錠、前カゴ等をラインナップしており、好みに合わせた仕様にすることも可能だ。 アルミフレームにシングルギアを採用した車体は、8Ahバッテリーを採用することで、航続距離は36キロを実現。充電時間は2時間。タイヤサイズは前20×1.75インチ、後20×2.125インチで乗車可能身長は147センチメートルから。重量は21.6キログラム。BAAと3年間盗難補償付きで価格は7万5000円。 ビビSX ビビSXは、パナソニックのファミリーサイクルタイプの電動アシスト自転車「ビビ」シリーズのエントリーモデル。照射範囲が広いLEDライトや、リアキャリア、厚めのテールアップサドルや簡単にサドルが抜き取られないサドルガードマン、ハンドル部を固定し、駐輪時の転倒を防止する「くるピタ」等、必要な装備は一通り搭載している。 スチールフレームに内装3段変速を採用した車体は、8Ahバッテリーを採用することで、航続距離は31キロから50キロを実現。充電時間は4.5時間。タイヤサイズは26×1-3/8と24×1-3/8 の2種類で、乗車可能身長は138センチメートル(24×1-3/8)から。重量は25.5キログラム(24インチ)。BAAと3年間盗難補償付きで価格は85,800円。 ベロスター ベロスターシリーズは、スポーツ風スタイルを採用した電動アシスト自転車。高回転でペダルを回す等スポーツライドの爽快感今のE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)とは違い、ビビ等に使われているトルク重視の一般車用ユニットを採用している。ベロスターはクロスバイクで使われている700Cホイールと、細かく変速できる外装7段変速を採用し、通勤通学だけでなく、ちょっとしたサイクリングも楽しめるモデルだ。また、10万円以下の電動アシスト自転車では珍しく、走行速度やバッテリー残量、残り走行時間などが数字で表示されるエコナビ液晶スイッチ4S+も装備。通勤・通学でも使えるように、前かごが装着できる荷台に泥除け、リング錠を装備している。 アルミフレームに外装7段変速を採用した車体は、8Ahバッテリーを採用することで、航続距離は31キロから50キロを実現。充電時間は4.5時間。タイヤサイズは700×38Cで、乗車可能身長は149センチメートルから。重量は22.4キログラム。BAAと3年間盗難補償付きで、価格は9万8800円。 ベロスターミニ ベロスターミニは、ベロスターの車輪を20インチにしたスポーツ風スタイルを採用した電動アシスト自転車。小回りと置き場所に困らない20インチホイールに細かく変速できる外装7段変速を採用し、通勤通学だけでなく、ちょっとしたサイクリングも楽しめる。ベロスターと同じく、10万円以下の電動アシスト自転車では珍しく、走行速度やバッテリー残量、残り走行時間などが数字で表示されるエコナビ液晶スイッチ4S+も装備。通勤・通学でも使えるように、前かごが装着できる荷台に泥除け、リング錠を装備している。 アルミフレームに外装7段変速を採用した車体は、8Ahバッテリーを採用することで、航続距離は31キロから60キロを実現。充電時間は4.5時間。タイヤサイズは20×1.5インチで、乗車可能身長は149センチメートルから。重量は22.4キログラム。BAAと3年間盗難補償付きで9万8800円。 ヤマハ発動機 量産世界初の電動アシスト自転車として有名なヤマハ発動機。多種多様な電動アシスト自転車を製造している。10万円を切る電動アシスト自転車はPAS ナチュラMとPAS Cheerの2車種を用意。ブリヂストンサイクルのアシスタファインと同じ車体だが、細かいところが変更されている。 関連リンク ヤマハ発動機 PAS ナチュラM PAS ナチュラMはヤマハ発動機の電動アシスト自転車ブランド「PAS」の中でもベーシックな電動アシスト自転車。大型のプラスチック前カゴや後ろ荷台に、駐輪時にハンドルのふらつきを抑えるパーキングストッパーを装備し、必要な機能を搭載している電動アシスト自転車。ディスプレイには時計機能も搭載した、画面が大きい液晶5ファンクションメーターを採用している。 アルミフレームに内装3段変速を採用した車体は、6.2Ahバッテリーを採用することで、航続距離は21キロから36キロを実現。充電時間は2時間。タイヤサイズは26×1-3/8と24×1-3/8 の2種類で、乗車可能身長は141センチメートル(24×1-3/8)から。重量は23.6キログラム。3年間盗難補償付きで価格は9万3000円。 PAS Cheer PAS CheerはナチュラMの後継機と言える電動アシスト自転車。ナチュラMと同じく、大型前カゴや後ろ荷台に、駐輪時にハンドルのふらつきを抑えるパーキングストッパーや、時計機能も搭載した画面が大きい液晶5ファンクションメーターを採用している。バッテリーが9.3Ahと大型化し、最大航続距離が54キロと長距離でアシストを行ってくれる。 アルミフレームに内装3段変速を採用した車体は、9.3Ahバッテリーを採用することで、航続距離は32キロから54キロを実現。充電時間は2.5時間。タイヤサイズは26×1-3/8と24×1-3/8 の2種類で、乗車可能身長は141センチメートル(24×1-3/8)から。重量は24キログラム。3年間盗難補償付きでオープン価格。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/50923

自転車シェアサービス「CycleTrip」が手数料無料になる「学生応援キャンペーン」を開始

スポーツバイクの個人間シェアサービス「CycleTrip」を運営するZuttoRide Sharingは2020年6月25日、学生を対象にサービス利用時の手数料が無料となる「学生応援キャンペーン」を開始すると発表した。 「CycleTrip」は、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、E-Bikeといったスポーツバイクを、誰でも気軽に貸し借りできるシェアサービス。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの学生にとって、アルバイト収入の減少を余儀なくされ、アルバイト以外の収入を確保したいと考える学生のために、手数料が無料になる「学生応援キャンペーン」を開始する。 期間中に新たに登録する学生を対象に、手数料(通常、成約金額の20%)が無料になる。キャンペーン期間は2020年6月25日(木)から2020年8月31日(月)まで。 関連リンク CycleTrip

スーパーGTドライバー「笹原右京」がSPECIALIZED TURBOアンバサダーに任命

スペシャライズド・ジャパンは2020年6月24日、国内最高峰自動車レース「スーパーGT」に参戦している国内トップドライバーの笹原右京選手とアンバサダー契約を締結した事を発表した。 笹原選手は現在24歳のレーシングドライバー。幼少時からカートレーサーとして日本で活躍した後、ヨーロッパに渡りレーシングカート界の登竜門であるロータックス・マックス・ジュニアで日本人初のワールドチャンピオンとなった。その後、F1を目標に海外で活動を続けるが、2020年突如国内最高峰のレース「スーパーGT」への参戦を発表し、注目を浴びる期待の若手ドライバー。笹原選手には、スペシャライズドのE-Bike「TURBO VADO(ヴァド) SL」を中心に乗車するとのこと。また、レースウィーク中にはコースチェック等にも使う予定だ。 Turbo VADO SLはSpecializedのE-クロスバイク(E-Bike)。SpecializedのE-ロードバイク「Turbo Creo SL」、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)を搭載することで、車体重量は14.9キロを実現。その軽量性からアシストが切れた場合でもスポーツバイクのライドフィールを損なわず、ライドを楽しむことができるのを売りにしている。バッテリーの容量は320Whで最大航続距離は130キロを実現。また、レンジエクステンダーを追加すれば、航続距離を65キロ伸ばすことも可能だ。 笹原選手のコメント この度スペシャライズドのアンバサダーを拝命しました笹原右京です。スーパーGT開幕が直前に迫りジムトレーニングで厳しく追い込む日々ですが、行きはVADO SLでアップしながら向かい、帰りはVADO SLでクールダウンと、過度な負荷がかからないVADOが僕にとって最適なアイテムになっています。また周遊道路の勾配が多いサーキットでもレースに温存すべき体力を奪われることなく細やかな移動が可能になるのも嬉しいですし、アプリで自分の好きな設定ができることにより個々の味を出せるのも、ドライバーとしては面白く楽しい部分です。また時にはロードバイクのAllezでのロングライドをトレーニングに加えています。 スーパーGTはファンや関わる方々にリスペクトされているカテゴリーと感じているところですが、サイクル用品においてこれほど革新的であるスペシャライズドもまたリスペクトすべきブランドです。レースもサイクルも自分のベストを存分に発揮し且つ真剣に楽しんでいきたい、そんな僕のスタイルがスーパーGTやスペシャライズドブランドへの貢献に少しでも繋がれば幸いです。どうぞよろしくお願いします! ●笹原右京選手プロフィール 出身地:群馬県 身長・体重:176cm/66kg 競技:スーパーGT GT500クラス 所属:TEAM Red Bull MUGEN ●主な戦績 2006年 マスターズ4ストロークジュニア(シリーズチャンピオン) 2007年 マスターズ4ストロークジュニア(シリーズチャンピオン2連覇) 2008年 JAFジュニアカート選手権・FP-Jrクラス(ランキング6位) 2009年 JAFジュニアカート選手権・FP-Jrクラス(シリーズチャンピオン) 2009年 ROTAX MAX FESTIVAL 優勝(ジャパンシリーズチャンピオン) 2009年 ROTAX MAX GRANDFINALS エジプト優勝(ワールドチャンピオン) 2010年 ROTAX WINTER CUP 優勝 2010年 ROTAX EURO CHALLENGE(ランキング6位) 2011年 ROTAX MAX GRANDFINALS UAE優勝(ワールドチャンピオン2度目) 2011年...

雨対策や防犯対策に!自転車カバーの選び方を解説

自転車生活の問題の一つと言えば、保管場所だろう。理想的なのは、雨に濡れず防犯面でも強い室内保管や屋根付きガレージが理想だが、場所的な事情で屋外に保管する人も多い。そんな、屋外保管は雨対策や防犯対策だろう。自転車は雨に濡れてしまうと、劣化が激しくなり、屋外に高価な自転車を置いておくと盗難される可能性も高くなる。 そんな、屋外保管を行う人にとって、必需品なのが自転車カバーだ。雨が車体にかからないので自転車の持ちが良くなるのに加え、車体がカバーに隠れるので盗難抑止効果も期待できる。今回は自転車カバーの選び方や種類を紹介しよう。 自転車カバーの選び方 自転車カバーを選ぶ場合、最初に重要なのがサイズだ。一口に自転車カバーと言っても様々なサイズかある。小さすぎる自転車カバーを買ってしまった場合、ホイールがはみ出てしまい、ホイールやチェーンが濡れて錆びてしまうこともある。 特に気をつけたいのが子供乗せを装着した自転車。子供乗せは非常に大きいため通常サイズの自転車カバーを装着すると、車体がはみ出てしまう。そのため、カバーを選ぶ際は、小さすぎるのよりは、ある程度大きめが良い。稀にハーフカバータイプもあるが、このタイプは下半分が出てしまうので、車体が劣化しやすいのでフルカバータイプが良いだろう。 しかし、大きすぎるカバーを購入するのも良くない。大きすぎるカバーは地面に接触してしまうので、足に引っかかりやすく邪魔になってしまう。また、カバーを収納する場合、大きすぎると収納し難いこともある。オートバイ用カバーを自転車用に代用するのは、勧められない。 生地も頑丈な物が望ましい。自転車カバーは、常時屋外で使うため、紫外線等日光で劣化してしまう。そのため、頑丈な生地を選んだほうが良い。また、自転車カバーが飛ばないための対策が採用されているのも望ましい。バックルやドローコード等、外れにくい採用していているのが望ましい。しかし、そのような機構を採用していても台風などでは自転車カバーが飛んで消えてしまう場合もある。こんな時は、大きめの洗濯バサミや布団干しを活用して外れにくくするなど、工夫して対策しよう。 値段に関しては、最低レベルは1000円以上。しかし、1000円クラスの自転車カバーは風で飛ばされないための機構がチープなため、それなりの自転車カバーが欲しければ2000円以上は用意したい。 コスト重視から高機能タイプまで、様々な自転車カバーをピックアップ コストと豊富なサイズが特徴の自転車カバー「キャプテンスタッグ ファブリック サイクルカバー」 最低限の機能を持ち、コスト重視の人なのがキャプテンスタッグ ファブリック サイクルカバー。カバーを掛けたままワイヤーロックやU字ロックが装着可能で、風で飛ばされないための下部テープや、ドローコードを引っ張りフィットさせるといった一通りの機能が搭載されている。サイズは5種類用意されており、シティサイクル等の一般車から、子供乗せ装着タイプ、子供用自転車、小径スポーツ自転車「ミニベロ」、各種スポーツ自転車(ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク)等、幅広い自転車に対応しているのも特徴だ。 燃えにくい防炎仕様「アラデン 防炎自転車カバー」 自転車やオートバイ、自動車のカバーを製造している「アラデン」の自転車カバー。生地は撥水に加え、防炎後加工(難燃性)コーティングを行っているのが特徴。日本製で(公財)日本防炎協会認定品。サイズは、シティサイクル等の一般車から、子供乗せ装着タイプ、子供用自転車、各種スポーツ自転車(ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク)等に加え、2台分の自転車をカバーできるタイプも用意している。 豊富な機能を搭載「ブリヂストンサイクル ロイヤルサイクルカバー」 1000円クラスのサイクルカバーでは不安な人向けなのが「ブリヂストンサイクル ロイヤルサイクルカバー」。生地は耐水圧1000mmのアクリルコーティング高撥水加工を使い、 スソ絞りやマジックテープを搭載し風に飛びにくいだけでなく、ベンチレーション機能を搭載することでバタツキも防止している。ワイヤーロックも前後にかけることができ、盗難抑止効果も高いだろう。サイズは子供乗せ自転車、小径自転車、スポーツサイクルから一般車、子供乗せ自転車まで幅広く対応している。 ファスナー付きで簡単に使える「川住製作所 ファスナー付きサイクルカバー」 川住製作所 ファスナー付きサイクルカバーの特徴は、自転車用カバーでは珍しいファスナー付き。ファスナーを開くとカバーが大きく広がるため、カバーが簡単に掛けられる。また、カバー側面のファスナーはダブルファスナー式で上下両方から開き、カバーをしたままバッテリーの脱着が簡単なのも売りにしている。生地ははっ水加工されており、ボタン付きのベルトで物干しポールに簡単に干せる乾燥ベルトや、フロントにロック対応の補強穴、中央の裾に挿し込み式の風飛び防止バックルに背面裾のドローコードと豊富な機能が付いている。ラインナップは電動アシスト用自転車で、後ろ子供乗せ仕様も用意されている。 スポーツサイクル専用で旅先の防犯にも「Topeak バイクカバー」 「Topeak バイクカバー」は、スポーツサイクル専用の自転車カバー。生地は両面防水コーティングを採用し、折畳んで裏返すことでコンパクトに収納できる。重量も330グラムと軽く、通常の自転車カバーとしての使い方だけでなく、ロングライドや泊りがけのサイクリングで持っていき、防犯用として使うのも1つだ。ラインナップはロードバイク用、マウンテンバイク用、29インチマウンテンバイク用と3つに別れている。サイズが小さいため一般車には使用できない。 自転車カバーを使い、自転車を守ろう どうしても、屋外に自転車を保管する時があるのなら、絶対に欲しい自転車カバー。予算に余裕があれば、防炎仕様や、旅先での防犯対策に使用できる物まで、様々な自転車カバーを選ぶことができる。あなたの使い方に合った自転車カバーを選んで、愛車を守りましょう。

ヤマハ発動機のE-Bikeブランド「YPJ」に新型E-MTBのティザー動画が公開【E-Bikeニュース】

ヤマハ発動機は6月15日、E-Bikeブランド「YPJ」公式サイトで、新型E-MTB(電動アシストマウンテンバイク)のティザー動画を公開した。 「YPJ」は、スポーツサイクル用ドライブユニットを搭載した電動アシストスポーツサイクル「E-Bike」ブランド。2016年にE-ロードバイク「YPJ-R」が登場し、現在は、E-グラベルロードバイクのYPJ-ER、E-フラットバーロードのYPJ-C、E-クロスバイクのYPJ-EC、E-トレッキングバイクのYPJ-TC、ハードテールE-MTBのYPJ-XCをラインナップしている。 https://youtu.be/MKpQ1IcuivI 新型YPJのティザー動画は、Youtubeのヤマハ発動機公式チャンネルで公開されている。動画内では具体的な車体の形状はわからないがE-MTBだと見て取れる。因みに、ヤマハモーターコーポレーション U.S.A.のE-Bikeサイト「yamahabicycles.com」の「FUTURE E-BIKES」ページでも、新型ティーザー動画が公開されている。 https://www.cyclorider.com/archives/37007 関連リンク YPJ公式サイト