スペシャライズド・ジャパンは4月1日、シティライドを重視した「Turbo Como SLシリーズ」を発表した。
Como Super Light(SL)は、街中を楽しく走るのを売りにした軽量E-Bike。ゆったりとした乗車姿勢で楽に乗れるTurbo Como(日本未発売)の特徴を継承しつつ、SpecializedのロードバイクタイプのE-Bike「Turbo Creo SL」や、軽量フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」、軽量クロスバイクタイプのE-Bike「Turbo Vado SL」に搭載されているドライブユニット「Specialized SL1.1」を搭載し、軽量性を重視しているのが特徴だ。
Como Super Lightは、最大出力240W、最大トルク35Nmを発揮する「Specialized SL1.1」モーターを採用。Turbo SLシリーズの特徴である漕いだ力に対して自然にアシストするのを謳っている。
また、Turbo Como SLをスマートフォンとつなげる「MISSION CONTROL」アプリも用意。出かける前にその日の走行予定距離や時間をSmart Controlに入力すると、出力を自動的に管理したり、サービスの必要性の診断や、ライド内容の記録とシェア、さらには自分のTurbo Como SLに名前をつけることが可能だ。
バッテリーは容量320Whでフレームに内蔵。航続距離はEcoモードで最長100kmとなる。別売のレンジエクステンダーを使うと、走行可能距離を最長50km延ばすことが可能。
Como SLシリーズは手軽に乗れるのを重視するために、細かい調整が不要で耐久性が高い内装ギアハブ(IGH)を搭載。ギアをリアハブに密閉、内蔵するため、混雑した駐輪場でぶつけて破損することが無いのを売りにしている。また、上級モデルのComo SL 5.0には、注油不要のGatesベルトドライブを搭載。超高輝度のSUPERNOVA製一体型前後ライトは、モーターを駆動させるバッテリーから電力供給し、常時点灯仕様となっている。
ブレーキはTRP製ディスクブレーキを搭載。タイヤは650B×2.3インチとワイドなNimbusタイヤを搭載し、安定性を重視している。スマートで泥や水はねを抑えるDRYTECHフェンダーに、ギアハブ、バッテリー、ケーブルといった重要なコンポーネンツはすべて内蔵し、水に濡れたり汚れたりしない よう保護されている。
また、たくさんの荷物を運べるように、パニアを2個(最大積載量20kg)取り付けられるリアラック、着脱式バスケットを装着したフロントラック(最大積載量15kg)を装備。フロントラックはフレームに取り付けられているので、駐輪時 にバスケットが傾かないようになっている。スタンドはセンタースタンドを標準装備している。
ラインナップはチェーンドライブと内装5段変速を組み合わせた「Turbo Como SL 4.0」と、ベルトドライブと内装8段変速を組み合わせた「Turbo Como SL 5.0」の2モデル。
価格はTurbo Como SL 4.0が39万6000円(税込、以下同)で、Turbo Como...