マンスリーアーカイブ 10月, 2019

マウンテンバイクに近づきつつあるグラベルロードバイクの世界

今や多くの会社から登場しているグラベルバイク。自転車界のSUVとも言え、実際の走破性も自動車やオートバイと同じく林道の砂利道程度の走破性しかない。 しかし、自動車やオートバイのSUVとグラベルロードが違うのは、走行性能に関する流れが別だということだ。 自動車やオートバイのSUVは、オフロード走行などの走破性は最低限の性能しか持っていない物が多い。物によっては舗装路用モデルと同等の物しかないタイプもある。 一方、自転車に関しては、走破性を重視したモデルが増えつつある。グラベルロード初期に登場したモデルの中には、最大タイヤ幅35ミリとママチャリ程度のタイヤしか履けないグラベルロードもあったが、ほぼ絶滅しロードバイクのジャンルに鞍替えした。 一方、グラベルロードと呼ばれる自転車は、対応タイヤ幅がどんどん太くなっている。かつては700×42Cとママチャリよりも太いタイヤが装着できるのがトレンドだったが、それよりも太いタイヤが履けるグラベルロードが増えている。   この投稿をInstagramで見る   Spy 👀 shots of something wickedly Evil 😈 . We can’t wait to see this in production! @jasonmoeschler @crowsfeetbend #grinduro #gravelbike #monstercross #evilgravel Crow's Feet Commonsさん(@crowsfeetbend)がシェアした投稿 - 2019年 9月月30日午前7時12分PDT また、タイヤ幅が太くなるだけでなくグラベルを快適に高速走行できるようにフロントサスペンションを搭載したモデルも出てきた。フロントサスペンションだけでなく、リアサスペンションを搭載したフルサスペンション・グラベルロードまであるほどだ。 写真のNiner MCR 9 rdoは最大タイヤ幅700x50c、650Bx2.0インチに対応しているフルサスペンショングラベルロード。ここまで来るとグラベルロードとマウンテンバイクは一体何が違うのか疑問に感じるほどだ。マウンテンバイクと違うのは、グラベルロードはジャンプ等の派手な動きを想定していないため、車体を軽くできる。しかし、現在の状況を見る限り、ドロップハンドルが装着されたMTBの扱いになるかもしれない。 写真出典:https://ninerbikes.com/pages/the-mcr-9-rdo

安田大サーカス 団長とグラベルロードの旅動画「GAVELで大人のキャンプツーリング」が公開

NESTOは、芸能界きっての自転車芸人「安田大サーカス 団長安田」さんが、NESTOのグラベルロードバイクに乗る自転車動画を公開した。 今回の動画は、NESTOのグラベルロードバイクに乗り1泊2日のキャンプツーリングをしながら富士山を目指すアドベンチャームービー。登場する自転車はNESTO GAVELとGAVEL FLATの2モデル。GAVELはフレアタイプのグラベル用ドロップバーとシマノ・SORAコンポーネントを搭載したグラベルロードバイク。一方、GAVEL FLATは、ライザータイプのフラットハンドルを搭載し、油圧ディスクブレーキを搭載したフラットバーグラベルロードバイクだ。 https://www.youtube.com/watch?v=SvdXVDkooX0 https://www.youtube.com/watch?v=ukjDrWtdUOo NESTO GAVEL フレーム:6061アルミニウム スムースウェルディング FLEXOR 12x142mmスルーアクスル フロントフォーク:カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム 12x100mmスルーアクスル ギア:前アルミクランク 48x28T 170(470, 500), 172.5mm(530) /後SHIMANO CS-HG200 9S 11-36T(Shimano Sora仕様) ブレーキ: TEKTRO MD-C510 機械式ディスクブレーキ タイヤ:CST C1894”PIKA" 700x38C   NESTO GAVEL FLAT フレーム:6061アルミニウム スムースウェルディング FLEXOR 12x142mmスルーアクスル フロントフォーク:カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム 12x100mmスルーアクスル ギア:前アルミクランク 48x28T 170(470, 500), 172.5mm(530) /後SHIMANO CS-HG200 9S 11-36T(Shimano Acera...

星野リゾートのサイクリスト向けホテル 「星野リゾート BEB5 土浦」が2020年3月19日開業

星野リゾートは、2020年3月19日、茨城県土浦市に「星野リゾート BEB5 土浦(ベブファイブ ツチウラ)」を開業すると発表した。「星野リゾート BEB5 軽井沢」に続き、BEBブランドとして2軒目の施設となるこのホテルは「ハマる輪泊」を合言葉としたコンセプトのサイクリスト向けホテルだ。 株式会社アトレによるJR土浦駅の「PLAYatre TSUCHIURA」にて、星野リゾートが運営を担当、茨城県の補助金認定を加えた三者協力体制で展開する、星野リゾート初の自転車を楽しむホテル。 「輪泊」は「民泊」を参考にした星野リゾートで生まれた造語で、自転車と宿泊を掛け合わせた滞在を指している。「ハマる」は、自転車に興味がないお客様もその魅力に「ハマる」。生粋の自転車好きから、ちょっと興味がある人、ダイエット、ファッション、キッズの自転車デビューまで、あらゆる自転車ニーズに「ハマる」の意味を持たせている。 BEB5 土浦がある駅ビル「プレイアトレ土浦」は、2018年3月に日本最大級のサイクリングリゾートとして開業した。茨城県は、自転車を核とした地域活性の取り組みを推進しており、霞ヶ浦を中心とした「つくば霞ヶ浦りんりんロード」や、自転車フレンドリーな駅ビル・街づくりを実施。これに合わせて星野リゾートは「ハマる輪泊」を合言葉に、新しいスタイルの旅の提案を行う。 BEB5 土浦は、自転車に乗ったままでのチェックイン・チェックアウト「サイクルイン・サイクルアウト」が可能。ゆとりある設計の館内にすることで、自転車と一緒に練り歩いてもストレスなく移動できる。また、24時間オープンのパブリックスペース「TAMARIBA」を用意。カラフルな自転車やギアがディスプレイされ、DJブースや大迫力のスクリーン、ライブラリー、カフェと、様々な楽しみ方が可能。飲食物の持ち込みも可能だ。客室には、愛車と片時も離れたくない人のための「サイクルルーム」も用意。壁面のラックに自転車を飾る事も可能だ。   BEB5 土浦は、開業に向けて準備を進めている。プレイアトレ土浦内のショップとの連携や「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の活用に加え、愛車メンテナンスサービス、ダイエットライドなど、あらゆる角度から自転車関連の宿泊プランも検討中とのことだ。 <施設概要> 施設名  :星野リゾート BEB5 土浦 所在地  :〒300-0035 茨城県土浦市有明町 1-30 施設構成 :客室、パブリックスペース「TAMARIBA」 (カフェ、ライブラリーを含む)、ショップ 客室数  :90室 料金   :1泊6,000円~(2名1室利用時1名あたり、税別、食事別) アクセス :JR土浦駅直結 開業日  :2020年3月19日 予約開始日:2019年9月30日 URL    :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/beb5tsuchiura